MS-Windows95の頃を振り返る
February 17 [Sun], 2008, 12:07
パソコンのオペレーションシステム（以下ＯＳ）が MS-DOSから MS-Windows95になった頃の事を振り返ってみます。
かなりうろ覚えになっていて、細かいバージョンはだいたいです。（まだら呆けですから‥‥）
UNIXのＯＳばかりを手がけていた私が独立したのは、1991年(平成3年) MS-DOS3 頃の時期です。
MS-DOSは、アップル社が一世風靡していたマッキントッシュ時代に、汎用機ばかりの商売をしていたＩＢＭ社が、若かりし頃のビル・ゲイツさんの会社 MicroSoft社に委託開発して提供していたＯＳです。
その後、ＩＢＭ社を裏切ったゲイツさんは、自社販売をしていました。
私は独立する上で50万円くらいのNEC PC9801マシンを購入して開発業を始めました。
しかしあの頃は高価だった（泣）
1995年頃まではMS-DOS3.3あたりまでバージョンアップして、使っていました。
現在のMS-Windowsように一般の人が使うには、操作性が悪く、判りづらいものでした。
私個人ではマッキントッシュのクラッシックあたりで遊んでいました。
それで、その頃パソコンで主流だった開発言語、MS-C、Quick-BASIC、MS-BASIC、dBASE(クローンのDBXL)を次々と覚えました。
1995年の12月、もうすぐ1996年になってしまう直前、日本でMS-Windows95が発売され、利用者が爆発的に増えました。へたすると、「Windows95年度」に改名していたのかも（笑）
さすが営業の天才、ビルゲイツさんです。これまでだと製品名が MS-Windows4.0となるところを、Windows95と命名しました。
これによって、以下の効果があったと思われます。
・95年中に発売しなければならないという、開発者達への圧迫。（無理強い）
・消費者に、なにか別の次元のＯＳが出そうだという期待感。
・翌年から、この商品は古いものだと思わせて、新商品に買い換えを施す。
これまで知識のない沢山の人達が使い始めたので、さあ大変！
・マシンを立ち上げてと言われて、パソコンを持って立った人がいた。
・ウィンドウを開いてと言われて、窓を開けた。
いろんな笑い話が実際にあって、我々は退屈しませんでした。
しかし、利用者がWindowsを使い始めたことによって、開発技術者も開発方法が変わって大変な目にあいました。
Visual-BASICの登場です。それ以外にも、いろいろなウィンドウ操作用の言語がありました。
キーボードだけでコマンドラインを打ち込んで作ったり、操作していたのが、ウィンドウに対してマウス操作が加わったのです。
オブジェクト指向という考え方が主流になりました。
さらに、データベースが進化して、開発の考え方は一変しました。
ビルゲイツさんが世界一の大富豪になったのもうなずけます。
世界中の仕事の仕方や、一般の人の楽しみ方法を変えてしまったわけですから。
影響力大です。
学生時代にコンピュータに夢中になったゲイツ少年は、ビジネスを覚えて、やがて会社を興し、世界に影響を及ぼすコンピュータ界のカリスマとなったのです。
そのころのビルゲイツはよれよれのワイシャツで、決してネクタイをしないで、どこの公式会場でも素のままで出歩いたようです。
独身貴族だけども、コンピュータ以外は目もくれないとの噂でした。
今は、ネクタイもするし、結婚してお子さんもいます。
社長も人に任せています。
結局１から作ったものがなく、素材を安価で買い取るなりして、それを進化させて提供している方法を採っているので、天下の詐欺師とも云われますが、結局は偉大な人物です。
WS-Windows95発売以降、インターネットが一般に利用されるようになり、それも取り込んで、今年 MS-Windows Vistaが発売されています。
こんなに長くこの世界で、Ｎｏ．１の位置を占めているのは ＩＢＭ社とMicroSoft社くらいでしょう。
iPodで息を吹き返したアップル社は、Macintoshのシェアが落ちたままですし、強力なライバルである無料のＯＳである Linux も急激に伸びる要素は少ないと思われます。
他のパソコンＯＳもいろいろ誕生しましたが、ほとんどは撃沈しています。
しかしながら、諸行無常の原則通り、いずれは落ち込む時が来るでしょうけど、ビルゲイツさんの目が黒いうちは大丈夫なような気がします。
あっ、ビルゲイツさんの目は黒じゃないな～ ← 無理矢理オチを作りました。ｗ
これを読んでいる皆様が、初めてパソコンを手に入れた頃は、いかがだったでしょうか？
かなりうろ覚えになっていて、細かいバージョンはだいたいです。（まだら呆けですから‥‥）
UNIXのＯＳばかりを手がけていた私が独立したのは、1991年(平成3年) MS-DOS3 頃の時期です。
MS-DOSは、アップル社が一世風靡していたマッキントッシュ時代に、汎用機ばかりの商売をしていたＩＢＭ社が、若かりし頃のビル・ゲイツさんの会社 MicroSoft社に委託開発して提供していたＯＳです。
その後、ＩＢＭ社を裏切ったゲイツさんは、自社販売をしていました。
私は独立する上で50万円くらいのNEC PC9801マシンを購入して開発業を始めました。
しかしあの頃は高価だった（泣）
1995年頃まではMS-DOS3.3あたりまでバージョンアップして、使っていました。
現在のMS-Windowsように一般の人が使うには、操作性が悪く、判りづらいものでした。
私個人ではマッキントッシュのクラッシックあたりで遊んでいました。
それで、その頃パソコンで主流だった開発言語、MS-C、Quick-BASIC、MS-BASIC、dBASE(クローンのDBXL)を次々と覚えました。
1995年の12月、もうすぐ1996年になってしまう直前、日本でMS-Windows95が発売され、利用者が爆発的に増えました。へたすると、「Windows95年度」に改名していたのかも（笑）
さすが営業の天才、ビルゲイツさんです。これまでだと製品名が MS-Windows4.0となるところを、Windows95と命名しました。
これによって、以下の効果があったと思われます。
・95年中に発売しなければならないという、開発者達への圧迫。（無理強い）
・消費者に、なにか別の次元のＯＳが出そうだという期待感。
・翌年から、この商品は古いものだと思わせて、新商品に買い換えを施す。
これまで知識のない沢山の人達が使い始めたので、さあ大変！
・マシンを立ち上げてと言われて、パソコンを持って立った人がいた。
・ウィンドウを開いてと言われて、窓を開けた。
いろんな笑い話が実際にあって、我々は退屈しませんでした。
しかし、利用者がWindowsを使い始めたことによって、開発技術者も開発方法が変わって大変な目にあいました。
Visual-BASICの登場です。それ以外にも、いろいろなウィンドウ操作用の言語がありました。
キーボードだけでコマンドラインを打ち込んで作ったり、操作していたのが、ウィンドウに対してマウス操作が加わったのです。
オブジェクト指向という考え方が主流になりました。
さらに、データベースが進化して、開発の考え方は一変しました。
ビルゲイツさんが世界一の大富豪になったのもうなずけます。
世界中の仕事の仕方や、一般の人の楽しみ方法を変えてしまったわけですから。
影響力大です。
学生時代にコンピュータに夢中になったゲイツ少年は、ビジネスを覚えて、やがて会社を興し、世界に影響を及ぼすコンピュータ界のカリスマとなったのです。
そのころのビルゲイツはよれよれのワイシャツで、決してネクタイをしないで、どこの公式会場でも素のままで出歩いたようです。
独身貴族だけども、コンピュータ以外は目もくれないとの噂でした。
今は、ネクタイもするし、結婚してお子さんもいます。
社長も人に任せています。
結局１から作ったものがなく、素材を安価で買い取るなりして、それを進化させて提供している方法を採っているので、天下の詐欺師とも云われますが、結局は偉大な人物です。
WS-Windows95発売以降、インターネットが一般に利用されるようになり、それも取り込んで、今年 MS-Windows Vistaが発売されています。
こんなに長くこの世界で、Ｎｏ．１の位置を占めているのは ＩＢＭ社とMicroSoft社くらいでしょう。
iPodで息を吹き返したアップル社は、Macintoshのシェアが落ちたままですし、強力なライバルである無料のＯＳである Linux も急激に伸びる要素は少ないと思われます。
他のパソコンＯＳもいろいろ誕生しましたが、ほとんどは撃沈しています。
しかしながら、諸行無常の原則通り、いずれは落ち込む時が来るでしょうけど、ビルゲイツさんの目が黒いうちは大丈夫なような気がします。
あっ、ビルゲイツさんの目は黒じゃないな～ ← 無理矢理オチを作りました。ｗ
これを読んでいる皆様が、初めてパソコンを手に入れた頃は、いかがだったでしょうか？
ニックネーム：dasegr1027
