私はかもめ。
かもめはジョナサン。
それは置いておいて…。
ロシア文学の「かもめ」を観てきました。
藤原竜也、鹿賀丈史さん、麻美れいさん達が出ている劇なのですが、
さすがロシア。
みんな名前が長い、ミドルネームも長い。
つまり二つぐらい呼び方が存在してパンフレットの助けが無いと
誰が誰の名称なのかさっぱり解りません。
前編はヒロインのニーナ役の美波さんが
舞台狭しと駆け回り天真爛漫な希望を抱く少女を演じ、
マーシャ役の小島聖さんが永遠に憂鬱な女を演じる。
華麗な衣装に身をまとった麻美さんが有名女優アルカージナを演じ
その息子で田舎で燻っている息子トレープレフを藤原竜也が苦悩し
鹿賀さんが作家トリゴーリンとしての本音と真実を語り出す。
田舎屋敷の湖付近にて繰り広げられる劇なんだけど、
多くの脇を固めるさまざま人々と、
思っている事の噛み合わなさが何ともいえない中
舞台は全体的に明るく、だけどニーナはトレープレフから
トリゴーリンに気持ちが移り女優になるために田舎から上京を決意し
といった所で前編の巻くが降りました。
そして後半。
二年後に舞台は移っていて若干の違いがそこには有って、
でも何もかもが噛み合っていないまま進んでいるかのように。
再び、この田舎屋敷に母であり女優であるアルカージナと
結局、優柔不断さでニーナを捨ててアルカージナと縁りを戻した
トリゴーリンが訪れる所から話が始まります。
前半とうって変わって服装も舞台背景も黒に近い色に。
結局は若干壊れてしまったニーナの心は変わらず、
ずっとニーナの事を変わらずに思っていたトレープレフは
再び絶望してしまう、というそんな話でした。
バッサリそこで劇の終わりが来るのですが、
なんというか文学的な劇で有った様な気がします。
というか難解。
ロシア文学は難解過ぎ。
寒い所に居過ぎたのが原因か?
と心配するぐらい永遠の憂鬱がテーマなんじゃなかろうか
な劇でありました。