ビジネスは厳しい?日本の公衆無線LAN 

April 16 [Wed], 2008, 6:09
最近はEモバイルに登録しました。速い!!今まではホットスポットだったけど
僕はEモバイルが良いですね。ホットスポット、解約面倒、、、
入会はネット上だけで簡潔に出来るけど、解約は書類を通してのやり取りが必要なんです。
今時それってないですよね。その辺で企業の姿勢が伺えるなと思いました。

ゲーム機や携帯音楽プレーヤーなど対応機器が増え、便利になりつつある日本の公衆無線LAN(構内通信網)サービス。従来、法人が中心だった利用者も一般消費者にすそ野が広がっているが、ビジネスとして見ると、採算をとるのが厳しい状況が続いている。

 「サービス単体で採算を出すのは今後も難しい」(ライブドアネットワーク事業部技術部シニアマネージャーの増田順氏)、「第三世代(3G)携帯電話サービスで提供している、データ通信定額サービスのオプションサービスとして提供しており、単独のサービスとしては成立していない」(NTTドコモのプロダクト&サービス本部ユビキタス部長の青山幸二氏)。こうした声が象徴するように、日本の公衆無線LANサービスはもうかっていない。

 各社が提供する公衆無線LANサービスの会員数は多くても10万人程度。ここ2年ほどで他の事業者への乗り入れ接続(ローミング)は進んだものの、利用者が多くないこともあり、有料サービスによるアクセスポイントの設置は伸び悩んでいる。

 「背景には主に3つの要因がある」と、世界中で公衆無線LANの相互接続サービスを手がける、米アイパス(カリフォルニア州)の日本法人、アイパス・ジャパン(東京・千代田)の仁木徹也ディレクターは分析する。

 1つは日本の特殊な通信事情だ。無線LANほど高速ではないものの、日本には常時接続できるデータ通信技術としてPHSが昔から定着していた。これに最近はより高速なデータ通信サービス「HSDPA」を提供するイー・モバイル(東京・港)のような事業者も現れ始めた。

 いずれも、価格は公衆無線LANサービスより高額にも関わらず、通信速度は無線LANより遅い。しかし、アクセスポイントから半径50メートル以内でないと安定した通信は難しいとされる無線LANと比べると使い勝手はよい。

 そこに、そこそこ高速な第三世代(3G)携帯電話が普及していることも追い打ちをかける。日本ではメール閲覧は携帯電話で済ませてしまうことが多いが、これは世界的に見ると一般的ではない。

 そして、最後に「日本の高速大容量(ブロードバンド)回線が世界的に見て廉価なことも公衆無線LAN普及の抑制につながっている」(仁木氏)という。日本の公衆無線LANサービスの多くは、サービス開始当初に、ブロードバンド回線の利用料と比較して割安感がある価格設定をしたため、1日で500円、月額でも利用時間の制限なしで2500円に大抵収まる。

 この価格も、ブロードバンド回線と同様、世界的に見ると最安レベルだ。例えば、欧州で大手の無線LAN事業者である蘭トラスティブ(アムステルダム)が提供している無線LANサービスは月間33ユーロ(1ユーロ=160円換算で5300円)で、しかも利用できる時間は2000分という制限が付く。欧州ではPHSのような代替通信手段がないため、こうした価格設定が可能な代わり、利用できる場所も多い。

 ただ、このまま日本では中途半端な技術として残るわけではなさそうだ。「今後さらに携帯電話の回線が高速化した場合、無線LANが生きてくるはず」と青山氏は語る。今後更に携帯電話の通信量が増える場合、通信の全てを携帯電話の電波帯域でまかなうにはコストがかかる。無線LANが通じる場所にいる場合は「携帯電話でも無線LANを使うようにすれば、負担は減る」(青山氏)。

 現在の公衆無線LANは設定などで課題が残るが、将来は気付かないうちに無線LANを使っている、という状況になっているかもしれない。
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:danchi
読者になる
2008年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる