大阪アートの旅

April 16 [Sun], 2017, 20:07

昨日は、大阪でアート三昧でした。
午前中は、あべのハルカス美術館で、
「マティスとルオー展」を観てきました。
パナソニック汐留ミュージアムで観たことのある
作品も多くあり、どちらかといえば
「また観られてよかった」という感じでしたが、
今回は絵画の間にある往復書簡が見ものの展覧会でした。
マティスとルオーの友情は、
損得勘定なしの関係だったんだなと
なんだかうらやましく思いました。

午後からはアートギャラリーツアーに参加しました。
まずは、土佐堀川沿いの「ギャラリー風」で開催中の「オオノ介展」へ。



移動の途中で適塾を外から眺め、
その近くに設置されているSANDWITCHというユニットによる
小さな像を4つ観ました。

サイズ感がわからないかもしれませんが、
とても小さな像です。
適塾に関係のある人物の像のようですが、
具体的に誰という表示はありません。



これもパブリックアートで、
青木野枝さんの「光の粒子」の一つです。
青木さんの作品は、どこで見かけてもすぐわかります。
写真でわかりますか?
金属の輪っかが連なったアーチが見えますか?



その向かい側には、ながーい壁。
なんとこれ、幼稚園です。
愛珠幼稚園というそうです。
建物は重要文化財です。



そして、浪速教会。
中に入れないのですが、入ると素敵なんだそうです。
ステンドグラスもちゃんとあって。
とても入ってみたかったです。


次は、福住画廊の「香月美菜展」です。

ラメの入った青いアクリル絵の具が大量に塗られています。
作者の手紙が置いてあって、
「私はただ、絵の具をみてもらいたかった」
「どうすれば絵の具だけに集中してみてもらえるかを考えた」
というようなことが書いてありました。



瀬戸美術では、「福山一光展」

水墨画なんだけど、従来の水墨画よりとても小さく、
部分的にはとても細密に描いてあり、
伝統的な部分と現代アート的な部分が混ざっていて、
現代のアパートの和室などによく合うんじゃないかと思います。


花田商店「赤膚焼 大塩正展」
瀬戸美術と上下にあります。
赤膚焼って、マネの系統で、
いろんな焼き物を自由にマネするのが、
この焼き物の特徴、という、
ある種の開き直りを感じさせる
おもしろい焼き物でした。


休憩の後、Yoshimi Arts「興梠優護展」
フランシス・ベーコンを彷彿とさせる
人物をモチーフにした絵画です。


最後は、コウイチ・ファインアーツ
「山江真友美展」

本の表紙などにも使われているようです。
油絵らしいですが、描いては磨くという工程を
30回以上も重ねて作っているそうで、
どうみてもツルツルの平面なので、
とても不思議な感覚に陥ります。
マチエールを感じることができないようにしてあるので、
質感を色だけで出している感じです。


ギャラリーは、一人では入りにくいし
ある場所もよくわからないので、
連れて回ってもらえると安心して楽しめました。


岡山でもあるといいな。
ていうか、自分が企画側にいないとダメか…。




大阪こけし教室 3月

March 26 [Sun], 2017, 20:12

今回の特集は、阿部常松一族でした。



生でこれだけ見たのは初めて!
オークションで出ているものを見ると、
常吉さんより進矢さんのほうがかわいいな、
と思っていましたが、
こうしてだーーっと並べられると、
親子三代、だれの作ったものだが、
私にはちっとも見分けがつきませんでした。

今進矢さんが作られているものより、
なんだか女の子らしいものが多い気がします。
黒目の量の問題でしょうか。
どれもほしい!でも数十万円するそうです。
手がだせません。

今日は、まだ60周年のお祝いムードが続いていて、
おみやげこけしだけでなく、
頒布こけしもとても充実していました。









今日、我が家にやってきたこけしはこれだけ↓
先日の京都コトコトこけし博で買ってきていただいた
ものも含まれています。

どれもステキ
今晃さんのこけしは、1本だけの特別頒布。
じゃんけんに勝っちゃったのです!
なんという幸運

ちょうどこんな感じに髪を切ったからかも…。
これ、私かも。



星定良工人のミニえじこは、
全体がびりカンナ仕上げでこれもすごいです!
なんといってもかわいい〜〜



クラーナハ展@国立国際美術館

March 26 [Sun], 2017, 19:48

今日は大阪こけし教室の日だったので、
その前にダッシュで国立国際美術館へ行ってきました。
クラーナハ展、なんとか行けた!

いろんな番組で、見どころを観ていたからよかったけど、
もし前情報なしに行ってたら私に理解ができたかどうか…。
結構マニアックな展覧会だなーと思いました。

そして、どの番組でも女性のヌードのエロチシズムが
クローズアップされていましたが、
展示の半分以上は普通の肖像画や宗教画や神話の絵で、
テレビは取り上げ方がかなり偏ってるなあと思いました。

テーマごとにまとめられた展示で、
別の作家の同様のテーマの絵画を併せて展示することで、
クラーナハの特徴をよりわかりやすくしていて、
見どころのわかりにくい肖像画や宗教画を
飽きさせずに見せる工夫が感じられました。

私は個人的には、衣服の装飾やアクセサリーの表現が
すごいなーと思ってそればかり見てしまいました。
人間のバランスは、わざと崩しているのかもしれないけど、
あまりにも構図がおかしい人がところどころにいて、
ちょっと気持ち悪い、と思ってしまいました。
そして、子供の顔がどれもかわいくない。
当時描かれた人は、どんなふうに受け止めていたのかな。
人気工房だったみたいだけど。




「鴨居玲 死を見つめる男」 長谷川智恵子

March 06 [Mon], 2017, 20:57

画家鴨居玲さんの作品を扱っていた
日動画廊の長谷川智恵子副社長が
執筆した、ドキュメンタリー。
描く画家と売る画廊、というだけでなく、
公私ともに深い付き合いだったからこそ
知りえた素顔を書かれていて、
改めて鴨居玲という画家のかっこよさが
わかりました。

容姿は顔、スタイルともに抜群で、
明るさと暗さを併せ持ち、
話がうまく、人にやさしく、
臆病で子供っぽく、
寂しがり屋で、
一度話すと男女問わず誰でも惚れてしまう、
独特のオーラがあったという鴨居玲。

親しい人が異口同音に、
「呼ばれれば何をおいても付き合う」
というほど、人を惹きつけてやまない人だったそうです。

画壇とも一線を画し、
一匹狼だったというところも、
弟子を取らない方針だったところも、
一か所に定住しなかったところも、
人前ではいつもおしゃれだったところも、
全部かっこよかったそうです。

アメリカの美術評論家からは、
ホモへの誘いもあったとか。

最初に結婚した奥さんとは、
籍を抜かずに別居し、
実際に亡くなるまで一緒に暮らしたのは、
富山栄美子さんという写真家でした。
だから、残っている写真がまた、
とてもかっこいいのです。

57歳の時、残念ながら自殺。
躁うつ病を患っていたそうですが、
それまでも自殺騒動は何度も起こしており、
本当に死ぬ気はなかったのでは、
とも書かれており、
そうだとすればとても残念です。
でもその反面、
おじいさんになるまで生きるのは、
この人には似合わない、という気もします。

絵に対してはとてもストイックだったようで、
デッサンの勉強は終生続けており、
たくさんある自画像は、
魂を削って描いたように感じられ、
心をえぐられるような感じがします。

近年、若い人たちにも人気があるそうで、
没後30年を経過しても、
回顧展が開ける歴史的画家の
仲間入りを果たしているようです。

一度会ってみたかったなあ。
そのかっこよさを、間近に見てみたかった。
写真を眺めながら、そう思いました。




はんこけし展

February 24 [Fri], 2017, 20:33

明日から、pieni..ではんこけし展が開催されます!
これなんと!私が今まで少しずつ作ってきた
はんことこけしグッズの展示です。

今日、搬入しましたが、
やっぱり広いところに展示すると、
ちゃんとそれらしく見えて嬉しい

よろしければ見に来てください。

2/25〜3/8 12:00〜20:00
私は土日の午後、在廊しようと思っています。
あと、日曜日は消しゴムはんこのワークショップもやろうと思ってます。

映画「エゴン・シーレ〜死と乙女〜」

February 20 [Mon], 2017, 21:09

土曜日に観てきました。
世紀末のウィーンにあって、
世紀末らしい、不安を煽るような退廃的な
雰囲気がシーレの絵からは感じられますが、
映画では、絵に対する情熱とは裏腹に、
女性は絵を描くための要素としか見ていない、
とても非情な人物として描かれていました。

これがまた憎たらしいほどイケメンなので、
余計にひどい男に見えます。

でも本当にそうだったのか?

愛のない人間だったなら、
なぜ人の内面をさらけ出すような絵が描けたのでしょう?
ただ絵を描きたいだけなら、
風景画だってよかったはずなのに。
やっぱり、人への執着は強かったんだと思いますが、
それよりなお強かったのは、
自分の絵に対する愛だったのでは。

画家の伝記的な映画をよく観ますが、
だいたいにおいて好人物はいないような…。
そうでないと描けないのかもしれないな
と思いました。




2人の先生を偲ぶ

February 11 [Sat], 2017, 23:05
昨年末に、私にとっては大切な存在だった恩師が、
お二人続けて亡くなりました。

一人は有名な渡辺和子先生。
私が入学したときは、すでに学長は代わられていましたが、
集中講義で受けた人格論の授業で教わった考え方が、
その後、生きる上で大きな支えになったことは間違いなく、
そのためだけにでも、この大学に行ってよかったと思うほどです。

明日、先生の追悼ミサとお別れ会があるとのことで、
私も行こうと思っていましたが、
やはりやめることにしました。

理由の一つは、風邪が治ったばかりだからですが、
もう一つの理由が、シスターより先に亡くなられた
もう一人の恩師、O先生です。

O先生は、小学校2年生の時の担任の先生で、
私たちを最後に退職されました。
その後、ずっと手紙をやりとりしていただきました。
入学、就職など、様々なステージを、
ずっと見守ってくださっている、
私にとっては3人目のおばあちゃんのような存在でした。

なのに、亡くなられたことは、
1カ月経って親族の方からの寒中見舞いで知りました。

どちらも大切な恩師。
でもより身近だったのはO先生でした。

でもO先生はお一人で暮らしておられたため、
お葬式のことも知ることができませんでした。

うまく言えませんが、シスターのお別れ会に行くのは、
なんだかO先生に申し訳ないような、
複雑な気持ちになってしまいました。

比べる必要はないのかもしれませんが、
時期が同じだったので、どうしてもそう思ってしまいます。


だから明日は、お二人の先生を、自宅で一緒に追悼したい、
そんな風に思っています。
きっとわかってもらえると思うのです。
会に参加しなくとも、教えていただいたことは
ずっと心の中にあるのですから。





大阪こけし教室60周年

January 29 [Sun], 2017, 19:15

今日は大阪こけし教室でした。
60周年の記念の回ということで、
今日は会費も高め、おみやげこけしも豪華でした。

右から荒川洋一工人の善吉型、
北山盛治工人の藤吉型、
西山敏彦工人の辨之助型。
善吉と藤吉はこけし教室のT氏の、
辨之助はY氏の所有のこけしを、
今回のために復元してもらったものだそうです。

すごい!なんてすごい!
ちなみに、えじこの復元は皆勤賞で、
私もいただいたのですが、
一緒に撮り忘れてしまいました



福引こけしもたくさんありました。

…ん?過去にもらったおみやげこけしも混ざっているような…
余ってたのかしら?



今日我が家に連れて帰ったこけしです。

吉野誠二工人の平頭ちゃんは、2人一組でした。
奥瀬陽子工人は、たった4体を
じゃんけんで勝ち抜いたんです
そして右前は、これは酒田のこけしではないですか
前列真ん中の佐藤伝喜工人のも好きなこけしです。


そして今回はこのTシャツと、
会員さん手作りの風呂敷もいただきました!

満足満足





うみねこ社のこけし万博

January 24 [Tue], 2017, 20:52

21日土曜日は、広島のうみねこ社へ行ってきました。

住宅街の中の、ふつうの住宅。
いや、普通ではないか…。
緑が多く、猫がたくさん!

ここでこけし万博があったのです。

ひそかに。


1時間前でいいかしら?
と思って行ってみたら、意外に誰もいなかった…。
ちょっと早すぎました。
みんな開店5分前くらいに来られました。
唯一、私と同じように早く来られていた
愛媛の2人組とお話ししながら待ちました。



お店の前には、顔ハメパネル



ディスプレイもよく見ると笑えます


激混み!というほどでもなかったので、
意外にゆっくり見られてよかったです。

戦利品〜!



弟の家に近かったので、
寄って遊んで帰りました。




瀬本容子展

January 15 [Sun], 2017, 21:16

昨日、コンサートの前に県美の企画展に行ってきました。
「瀬本容子展 美しき金地テンペラの世界」という展示です。
瀬本容子さんは岡山出身のようです。
板に金箔を貼り、ピカピカに磨いて、
その上にエンボスなどを施して、
テンペラで絵を描いています。

板のほかにガラスや羊皮紙も使っていて、
マチエールにとてもこだわっていることがわかります。
額縁も、手描きで作られていて、
独特な美しい世界観がありました。
好みは分かれると思いますが…。

県美に行くと、常設展の金額で観られます。
しかも、ミニ画集ももらえます。





そして、常設展会場では、
涅槃図の特集をしていました。
こちらも、フルカラー8Pの解説がもらえます。

誰がどこにいるのか、というようなこともわかって、
涅槃図の見方がわかりますよ。



プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:ありんこ
  • アイコン画像 誕生日:1月25日
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:岡山県
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ヨーロッパで教会と美術館めぐりをしたい!今行きたいのは、スペイン・バルセロナ、イタリア・ラヴェンナ。
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