僕の部屋からは神社が見える。
神社の境内には大きな木が生えていて、
常緑樹なので今の時期でも緑が風にそよいでいて気持ちが良い。
家から歩いて1分くらいの所にあるので、天気が良い日は駅に行く時に少し遠まわりをして、その神社の前を通っていく。
特に信心深いわけでもないけれど、神社というのはいつも清潔にされているし、緑もあるし、立ち寄ると清々しい気持ちになるものだ。
今日神社の前を通ったら、結婚式を挙げていた。
巫女さんのさす赤い傘の後ろを楚々と進む花嫁さんはとてもきれいだった。
明治神宮などの大きな神社や、表参道の教会でやる大きな結婚式もいいけれど、
小さな地元の街の神社であげる結婚式というのも、ささやかで、温かで、よい。
きっと新郎か新婦のどちらかがこの街に育ったのだろう。
もしかすると両方ともこの町で生まれ育ったのかもしれない。
ひょっとして幼馴染とか。だったら素敵だ。
ご両親やおばあちゃんの姿も見えたから、何代もこの街に暮らしているおうちなのかもしれない。いやまぁ結婚式にご両親がみえるのは当たり前だけれども(笑)
でも地元の小さな神社で結婚式を挙げるっていうだけで、なんだかずっと幸せでいられる二人っていう気がしてしまう。
地に足をつけて、ささやかなことを大切にしながら、小さな事にも幸せを感じられるような家庭になりそうな気がする。
自分の身のまわりにある小さな幸せに気付くのはなかなか難しい事だし、僕なんかはいつも遠くばかり見て、遠くにある大きな幸せばかり追いかけてしまうので、そんな風に自分の周りのものを大切にできる人たちというのは素敵だと思う。
お二人ともお幸せに。そして今日ご結婚された皆々様も、末長くお幸せに^^
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朝から良い気分になったので、麩まんじゅうを買って(←あまり関係ない)稽古に向かった。
青島先生のお宅で14日にやるヴァレンタインコンサートの合わせ。
周知の通り、青島先生はとてもお忙しい。
日本中あちこち飛び回っているし、テレビ(世界一受けたい授業、とか)や執筆もあり、しかも本業の作曲や若い人のレッスンまでしている。
ちなみにディアゴスティーニのオペラシリーズ全70巻の解説も青島先生が書いておられるのだそうだ!
僕なんて演奏活動は本業としても、それ以外に月に一回のラジオとかオペラ講座の準備とかだけでもひぃひぃ言ってしまうのに、一体どんな体と精神力をしているのかと思ってしまう。
ちなみに平均睡眠は3時間。
「マグロと同じなんです。泳いでいないと死んじゃうの。」
とのことである(笑)
その先生が
「ジェイドの事を週刊新潮の今週号に書いておきました。ふふ。」
というので(笑)、興味半分、怖いもの見たさ半分で早速読んでみた。
(ちなみに先生は「ブルーアイランド氏のクラシック漂流記」というコラムを毎週掲載している。とても面白いのでぜひ。)
そこには「男性重唱団の行方」というタイトルで、近年活動しているいくつかの男性ユニットの事が書いてあり、
「(略)〜ついにオペラ団体二期会の名の下に結成された二団体が来る。やや著名なのはザ・ジェイドで、元来美形が少ないオペラ歌手の中からやっとのことで集めた四人+新メンバーの二人で構成される。実力派だから個人の歌唱に問題はないが、懸念されるのは稽古の不足だ。上質なアンサンブルを披露するためには時間がかかるのである。しかもソロの歌い手は旋律以外を覚えるのが苦手な筈。楽譜を見ながらの録音はまだしも、ライヴは大丈夫なのだろうか。」
とあり(笑)
「続くイル・デーヴはイギリスを拠点として活動しているイル・ディーヴォをもじった命名だが、歌い手本来の体型であるアンコ型を集めたカルテットで、デブ専の方々の御用達の感があり、さらに専属ピアニストまで百キロを超える大物である。これまたオペラ歌手としては実力者揃いだが、この両団体とも、もしも個人に仕事が来たら独唱と重唱とどちらを選ぶかは目に見えている。その意味ではこうした男性重唱団は、売れている人を集めるのではなく、単独では魅力が今一つと言う人材が自発的に集まるのが長続きするだろう。」
と続き(笑)
「先に述べた二期会の団体の写真を見て思うことだが、美形の人間を集めた場合は、観客は一番程度の下がる人物を探し、逆に醜い人間の集団では、その中で一番マシなのに目が向くことになる。企画者はこの辺りも計算に入れて営業すべきではないだろうか。」
と結んでいる(笑)
青島先生の顔が浮かんでくるような文章である(笑)
抜粋だし、文字だけ読むと非常に辛辣に映るかもしれないが、青島さんの人となりをテレビなどで知っている方ならこの清々しい毒舌の面白さが分かっていただけると思う(笑)
というかここまで歯に衣着せず公の場所に文章を書くというのはなかなか大変なことである。
僕もなるべく本音でブログを書きたいと思うけれど、様々な立場のようなものもあれば、人を不快にさせるようなことはなるべく書きたくないし、そうするとブログでさえ若干舌鋒は鈍るものだ。
それなのにこんな風に切れ味のいい文章が書けるというのは才能でもあり「書いても嫌われない」という人柄をこれまで時間の中で作り上げてきたということでもある。
政治家が同じことを言っても「笑って許される場合」と「あっという間に失言大臣にされる場合」に別れるのと同じ。
「何を言うか」、と同じくらい、「誰が言うか」、というのも大事なことなのである。
ちなみに僕とイル・デーヴの大槻、望月の3人は、G大時代ソルフェージュの授業を青島先生に教えてもらっていたので、我々から見れば恩師にあたる(笑)
先生もその頃の事をよく覚えていらっしゃって時々その話をされる。
なんだかんだと喋った後で「でもそういう人たちとこうしてお仕事できるのは嬉しいです。」
と言ってくださる。
僕たちも嬉しい。
実際にお会いしてる時もコンサートのMCでも本当に話される内容が楽しいし、頭の回転が早く次から次へと話が浮かぶし、ということは記憶力も良いわけで、頭の中がどんなふうになっているのやら、と凡才の僕はただただ驚くばかりなのである。
まぁ優しき毒舌家(←失礼w)というのは頭が良いのだ。
鋭い視点が必要だし、瞬時に点と点を繋ぐ能力も求められるし、なにより「面白い」と「嫌な気持ちになる」の境界をギリギリで渡るバランス感覚も必要である。
マネはとてもできないが、青島先生との時間は刺激的である(笑)
あ、一つだけ言っておくと、ジェイドもデーヴもソロの仕事と同じようにユニットでの活動を大切にしている。
でも例えばオペラの仕事というのは大抵の場合1年前に発注が来るのに対し、ジェイドの仕事はわりとぎりぎりに(例えば3か月前とか、ひどい時には3週間前とか)に発注が来たりして、そうするとやりたくてももうソロの仕事が入ってしまっている場合が多いのである。
業界の違いなのだが、この辺のやりくりが非常に難しいところではある。
あ、それと忙しいなりにも稽古はちゃんとやっている(笑)
さて明日は本番である。
二期会の研修所の本科の試演会というのがある。
一年間学んできた最後の試験で、オペラの重唱をみんながそれぞれ歌う。
(僕は助演でお手伝いで歌う。男性が足りないので。)
この一年の総決算であり、成績で上にあがれるかどうかが決まるので、みんな頑張ってほしいと思う。
(上に上がれるのは80人中30人くらい。そしてその先のマスタークラスではさらに過酷な競争が待っているー!w)
というか僕も頑張る。
点数はつかないけど(笑)
でもエライ先生方が3メートルくらい前にずらりと並んでいるので、それはそれで緊張するのである。
試演会で歌うのは自分の時を含めて20回目くらいであるが、一向に慣れない(笑)
というわけで、ブログ書いてないで譜面でも見直そうと思います←
ちゃおーーー
追伸
最近通販でデカフェ(カフェインの入っていない)のインスタントコーヒーを買いました!
これで夜中でもコーヒーが飲めるぅぅーーー(〃▽〃)シアワセー
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