ではでは前回の続きで今日もミュージカルのお話です^^
えー恥ずかしながら、NYに来る前は「ブロードウェイ」ってのは地名だと思っていたのです。
そういう場所があってそこでミュージカルばっかりやっているのだと。。
しかぁーし、ブロードウェイというのは「通り」の名前だったのですねぇ〜^^;
ブロードウェイ通りはマンハッタンを北から南へ縦断している通りであります。
ウエストサイド(街の西側)を通りタイムズスクエア(中心部)を抜けてダウンタウン(下町)へ。
(ちなみに我が家のすぐ近くにもブロードウェイ通りは走っています。)
で、このブロードウェイ通りとタイムズスクエアが交差するあたりに、ミュージカルの劇場が林立しておりまして、その劇場の数、40こ以上っ!!
いや〜すごいですね〜!!
距離で言ったら千代田線の「明治神宮前」から「表参道」くらいの間に40こですよw(゜o゜)wヒョ~~!
その一帯で行われているミュージカルを通称「ブロードウェイミュージカル」と呼ぶわけであります。
このあたりはNYのブロードウェイの力をがつーんと見せつけられているような気がします。
公演同士の生存競争も激しく、ロングランになるものもあれば、華々しくデビューしても1年で閉まってしまうミュージカルもあります。
*****
先日僕が見たのは「ウィキッド」というミュージカル。
非常に人気の高い演目の一つです。

これは「オズの魔法使い」のもう一つの物語でありまして、
ドロシーにやっつけられちゃう緑色をした悪い魔女の、その魔女側から見た物語なのです。
ストーリーの詳細はこの劇団四季のHP を見ていただけると分かると思いますが、とにかく友情あり、恋あり、悪との戦いあり、、笑って泣いてまったく飽きることのない3時間であります。
このお話の主役は、可愛くてみんなの人気者だけど魔法の才能はぜーんぜんない白い魔女「グリンダ」と、肌が緑色でみんなから気持ち悪がられてるけど魔法の才能はずば抜けている緑の魔女「エルファバ」の二人。
このあまりに違う2人は最初はお互いにいがみあっています。
でも最後には大親友になる。
僕が特に好きなのはこの二人に友情が芽生える場面です。
ある時白い魔女(グリンダ)がいたずらで緑の魔女(エルファバ)にダサ〜〜い帽子をプレゼントします。
「これをかぶってパーティーに行ったらみんなの人気者よ!」
そういってエルファバに帽子を渡します。
騙されているとは知らないエルファバは「いつもいじわるなグリンダが初めて自分に優しくしてくれた!」と喜び、嬉々として帽子をかぶってパーティーに行きます。
しかしそこで待っていたのは人々の嘲笑でした。
「自分は騙されたのだ…」
そう思ってエルファバは帽子を捨てようとします。
でも…
エルファバは思い直し帽子を握りなおすとさらに深くかぶります。
「だってグリンダがせっかくくれた帽子だから。」
いたずらに気付きながらも気丈にふるまうエルファバ。
その様子を見てグリンダは自分のいたずらを後悔し、みんなに笑われているエルファバの隣に寄り添います。
「一緒に踊っていいかしら?」
そう言ってエルファバのへんてこな踊りを一緒に踊るのです。
二人の間で親密な空気が生まれます。
ここでエルファバとグリンダが踊るシーンは非常に感動的なのです(ToT)
そして二人は気がつけば無二の親友になっていきます。
そして最大の見せ場は1幕最後のエルファバのDefying Gravityというアリア(というのかな?)です。
オズの国の統治者こそが実は悪者であるということを知ったエルファバは魔法の書を手に逃亡します。
「世界中を敵にまわしてもかまわない。私は戦う!グリンダ一緒に行きましょう!」
しかしブリンダはエルファバに着いていくのではなく、エルファバの逃亡を助けながら、自分はオズの国に残ることを決めます。
グリンダは、「良い魔女」として国民をまとめる役を選んだのです。
二人はお互いの幸運を祈りながらそれぞれの道を行きます。
そのシーンがまた鳥肌が立つくらいカッコいいのです。
もう観客も叫びまくりです(笑)
劇団四季のウィキッドでもこの場面はめっちゃ盛り上がりますが、ブロードウェイの観客は尋常じゃないくらいにキャーキャー言います(笑)
これはトニー賞の授賞式の中でそのシーンを演じている動画↓
(実際のブロードウェイの舞台でのこのシーンはこの100倍くらい盛り上がります)
すべての舞台において言えることですが、その舞台の成功というのは舞台と客席がどれだけ一つになれるかということにかかっていると思います。
どんなに出演者が頑張っていても客席が冷めているとその舞台は成功しません。
逆に客席のパワーがすごいと、それに呼応するように演者のエネルギーはどんどん上がっていきますよねぇ。
この観客の盛り上がりというのが舞台を作る本当に大きな要素です。
正直メトロポリタンオペラを見ている時は舞台と客席の呼吸になんていうのかなぁー、少ーしだけ違和感を感じました。
十分盛り上がってはいるんだけど何かこう一つ表面的というか。
イタリアでオペラを見ているような血が沸き立つような反応では無いのですよねぇ。
以前にも書きましたが「え〜!そこで?」みたいなところで笑ったり(というかちょっとオペラで笑いすぎだと思うw悲劇でも5回は笑ってると思う)、「ここでしょー!」みたいなとこでイマイチな反応だったり。。
個人的には単純にキャーキャーヒューヒューという歓声がオペラとどうも混じらないという気もします、、、。
これにはどうも慣れない(笑)
イタリアでオペラを見ている時とは全然違う。
舞台と客席がぎゅっと寄り添うような密度の濃さが無いというのかなぁ。
それはねぇ、「血」というものだと思います。
アメリカ人にとってオペラというのはやはり他の国の芸術であり他の土地から来たエンターテイメントであるものなのかもしれません。
(いやすごーく盛り上がるのは盛り上がるんですけど)
もちろんメトロポリタンは間違いなく世界で3本の指に入る歌劇場です。
キャストの豪華さと演目数は世界一です。観客動員数も半端ではない。
でもそれはあくまでも他の国の文化を楽しむというスタンスに見えます。
でもミュージカルの時の彼らの反応は違います。
(というかある意味同じなんだけどそれがしっくりくるというか…)
笑うところではこれでもかというくらい笑い、感動の場面ではすすり泣きが聞こえ、アリアの終わりではキャーキャーヒューヒューとものすごいことになります。音楽が消されるくらい。
またミュージカルにはこのキャーキャーヒューヒューが良く似合う^^
まさに舞台と一体!
これが私たちの血なのだ!と言わんばかりの盛り上がりを見せます。
これは一緒に見ていても気持ちがいいです。
観客にも感動して涙が出ちゃいます。
やはり、その国行ったらその国で生まれたものを見ないとダメだなぁ、、そんな風に思いました。
本当にどっぷりと空気に浸った3時間。
大感動でした。すっごい良かった。
また見に行きたいなぁ。
そしてこちらにいる間にほかのミュージカルもたくさん見たい。
そんな気になりました。
そうそう、日本では劇団四季のウィキッドも見たのですが、セットから演出、躍りに到るまで、四季とブロードウェイはまったく同じです。
よくもまぁそこまでピタッと同じにできるものだなぁ!というくらい!
それも凄いことだと思います。
ぜひブロードウェイのキャストの皆さんにも四季のウィキッドを見てほしいと思いました。
きっとみんな喜ぶと思いますよ〜^^
まぁ印象としてはブロードウェイの方が劇場が大きいし、観客の反応も半端じゃないし、それに比例して歌手の声量とかスケールが一回り大きいかなという気はしました。
かといって四季のウィキッドが見劣りするということは全然無いと思います。
四季の劇場のサイズもアットホームでいいと思うし、何より日本語というのがいい。
字幕では伝わらないダイレクトな感動があります。
それと以前にも一度書きましたが四季のウィキッドのグリンダを僕の大学の同級生の沼尾みゆきちゃんが歌っているのですが、ブロードウェイを見て思ったのは「これはみゆきちゃんにしかできないかも」ってくらい彼女にぴったりな役だと思ったし、同時に彼女は明るくて人気者で気が強くてちょっと調子が良くて、というオリジナルのグリンダ像を見事に踏襲しつつ彼女独自の魅力も存分に引き出していると思いました^^
贔屓目でなく(笑)
僕が見たときの濱田さんのエルファバも素晴らしかったと思います^^
実際四季のウィキッドにもものすごくたくさんのファンがいるし、リピーターも多いです。
それはもうオリジナルから飛び立った別の作品と言えるかもしれません。
(劇団四季のウィキッドの記事はこちら)
日本だけでなくてドイツなどいくつかの国でもこのウィキッドはその国の言葉でその国のキャストで上演されているようですねぇ。
いくつかはYou Tubeで見ることができますので興味がある方はぜひ^^
では最後にウィキッドの動画と、今回のウィキッドのカーテンコールの写真を載せておきます^^
ちなみに僕はこの動画で歌っているStephanie Block のエルファバの歌声が一番好きです。
あーもうこれもつけちゃえ(笑)!
これだけでもホロリ^^


日本でもNYでも、まだ見られてない方は是非!!(〃▽〃)
えー恥ずかしながら、NYに来る前は「ブロードウェイ」ってのは地名だと思っていたのです。
そういう場所があってそこでミュージカルばっかりやっているのだと。。
しかぁーし、ブロードウェイというのは「通り」の名前だったのですねぇ〜^^;
ブロードウェイ通りはマンハッタンを北から南へ縦断している通りであります。
ウエストサイド(街の西側)を通りタイムズスクエア(中心部)を抜けてダウンタウン(下町)へ。
(ちなみに我が家のすぐ近くにもブロードウェイ通りは走っています。)
で、このブロードウェイ通りとタイムズスクエアが交差するあたりに、ミュージカルの劇場が林立しておりまして、その劇場の数、40こ以上っ!!
いや〜すごいですね〜!!
距離で言ったら千代田線の「明治神宮前」から「表参道」くらいの間に40こですよw(゜o゜)wヒョ~~!
その一帯で行われているミュージカルを通称「ブロードウェイミュージカル」と呼ぶわけであります。
このあたりはNYのブロードウェイの力をがつーんと見せつけられているような気がします。
公演同士の生存競争も激しく、ロングランになるものもあれば、華々しくデビューしても1年で閉まってしまうミュージカルもあります。
*****
先日僕が見たのは「ウィキッド」というミュージカル。
非常に人気の高い演目の一つです。

これは「オズの魔法使い」のもう一つの物語でありまして、
ドロシーにやっつけられちゃう緑色をした悪い魔女の、その魔女側から見た物語なのです。
ストーリーの詳細はこの劇団四季のHP を見ていただけると分かると思いますが、とにかく友情あり、恋あり、悪との戦いあり、、笑って泣いてまったく飽きることのない3時間であります。
このお話の主役は、可愛くてみんなの人気者だけど魔法の才能はぜーんぜんない白い魔女「グリンダ」と、肌が緑色でみんなから気持ち悪がられてるけど魔法の才能はずば抜けている緑の魔女「エルファバ」の二人。
このあまりに違う2人は最初はお互いにいがみあっています。
でも最後には大親友になる。
僕が特に好きなのはこの二人に友情が芽生える場面です。
ある時白い魔女(グリンダ)がいたずらで緑の魔女(エルファバ)にダサ〜〜い帽子をプレゼントします。
「これをかぶってパーティーに行ったらみんなの人気者よ!」
そういってエルファバに帽子を渡します。
騙されているとは知らないエルファバは「いつもいじわるなグリンダが初めて自分に優しくしてくれた!」と喜び、嬉々として帽子をかぶってパーティーに行きます。
しかしそこで待っていたのは人々の嘲笑でした。
「自分は騙されたのだ…」
そう思ってエルファバは帽子を捨てようとします。
でも…
エルファバは思い直し帽子を握りなおすとさらに深くかぶります。
「だってグリンダがせっかくくれた帽子だから。」
いたずらに気付きながらも気丈にふるまうエルファバ。
その様子を見てグリンダは自分のいたずらを後悔し、みんなに笑われているエルファバの隣に寄り添います。
「一緒に踊っていいかしら?」
そう言ってエルファバのへんてこな踊りを一緒に踊るのです。
二人の間で親密な空気が生まれます。
ここでエルファバとグリンダが踊るシーンは非常に感動的なのです(ToT)
そして二人は気がつけば無二の親友になっていきます。
そして最大の見せ場は1幕最後のエルファバのDefying Gravityというアリア(というのかな?)です。
オズの国の統治者こそが実は悪者であるということを知ったエルファバは魔法の書を手に逃亡します。
「世界中を敵にまわしてもかまわない。私は戦う!グリンダ一緒に行きましょう!」
しかしブリンダはエルファバに着いていくのではなく、エルファバの逃亡を助けながら、自分はオズの国に残ることを決めます。
グリンダは、「良い魔女」として国民をまとめる役を選んだのです。
二人はお互いの幸運を祈りながらそれぞれの道を行きます。
そのシーンがまた鳥肌が立つくらいカッコいいのです。
もう観客も叫びまくりです(笑)
劇団四季のウィキッドでもこの場面はめっちゃ盛り上がりますが、ブロードウェイの観客は尋常じゃないくらいにキャーキャー言います(笑)
これはトニー賞の授賞式の中でそのシーンを演じている動画↓
(実際のブロードウェイの舞台でのこのシーンはこの100倍くらい盛り上がります)
すべての舞台において言えることですが、その舞台の成功というのは舞台と客席がどれだけ一つになれるかということにかかっていると思います。
どんなに出演者が頑張っていても客席が冷めているとその舞台は成功しません。
逆に客席のパワーがすごいと、それに呼応するように演者のエネルギーはどんどん上がっていきますよねぇ。
この観客の盛り上がりというのが舞台を作る本当に大きな要素です。
正直メトロポリタンオペラを見ている時は舞台と客席の呼吸になんていうのかなぁー、少ーしだけ違和感を感じました。
十分盛り上がってはいるんだけど何かこう一つ表面的というか。
イタリアでオペラを見ているような血が沸き立つような反応では無いのですよねぇ。
以前にも書きましたが「え〜!そこで?」みたいなところで笑ったり(というかちょっとオペラで笑いすぎだと思うw悲劇でも5回は笑ってると思う)、「ここでしょー!」みたいなとこでイマイチな反応だったり。。
個人的には単純にキャーキャーヒューヒューという歓声がオペラとどうも混じらないという気もします、、、。
これにはどうも慣れない(笑)
イタリアでオペラを見ている時とは全然違う。
舞台と客席がぎゅっと寄り添うような密度の濃さが無いというのかなぁ。
それはねぇ、「血」というものだと思います。
アメリカ人にとってオペラというのはやはり他の国の芸術であり他の土地から来たエンターテイメントであるものなのかもしれません。
(いやすごーく盛り上がるのは盛り上がるんですけど)
もちろんメトロポリタンは間違いなく世界で3本の指に入る歌劇場です。
キャストの豪華さと演目数は世界一です。観客動員数も半端ではない。
でもそれはあくまでも他の国の文化を楽しむというスタンスに見えます。
でもミュージカルの時の彼らの反応は違います。
(というかある意味同じなんだけどそれがしっくりくるというか…)
笑うところではこれでもかというくらい笑い、感動の場面ではすすり泣きが聞こえ、アリアの終わりではキャーキャーヒューヒューとものすごいことになります。音楽が消されるくらい。
またミュージカルにはこのキャーキャーヒューヒューが良く似合う^^
まさに舞台と一体!
これが私たちの血なのだ!と言わんばかりの盛り上がりを見せます。
これは一緒に見ていても気持ちがいいです。
観客にも感動して涙が出ちゃいます。
やはり、その国行ったらその国で生まれたものを見ないとダメだなぁ、、そんな風に思いました。
本当にどっぷりと空気に浸った3時間。
大感動でした。すっごい良かった。
また見に行きたいなぁ。
そしてこちらにいる間にほかのミュージカルもたくさん見たい。
そんな気になりました。
そうそう、日本では劇団四季のウィキッドも見たのですが、セットから演出、躍りに到るまで、四季とブロードウェイはまったく同じです。
よくもまぁそこまでピタッと同じにできるものだなぁ!というくらい!
それも凄いことだと思います。
ぜひブロードウェイのキャストの皆さんにも四季のウィキッドを見てほしいと思いました。
きっとみんな喜ぶと思いますよ〜^^
まぁ印象としてはブロードウェイの方が劇場が大きいし、観客の反応も半端じゃないし、それに比例して歌手の声量とかスケールが一回り大きいかなという気はしました。
かといって四季のウィキッドが見劣りするということは全然無いと思います。
四季の劇場のサイズもアットホームでいいと思うし、何より日本語というのがいい。
字幕では伝わらないダイレクトな感動があります。
それと以前にも一度書きましたが四季のウィキッドのグリンダを僕の大学の同級生の沼尾みゆきちゃんが歌っているのですが、ブロードウェイを見て思ったのは「これはみゆきちゃんにしかできないかも」ってくらい彼女にぴったりな役だと思ったし、同時に彼女は明るくて人気者で気が強くてちょっと調子が良くて、というオリジナルのグリンダ像を見事に踏襲しつつ彼女独自の魅力も存分に引き出していると思いました^^
贔屓目でなく(笑)
僕が見たときの濱田さんのエルファバも素晴らしかったと思います^^
実際四季のウィキッドにもものすごくたくさんのファンがいるし、リピーターも多いです。
それはもうオリジナルから飛び立った別の作品と言えるかもしれません。
(劇団四季のウィキッドの記事はこちら)
日本だけでなくてドイツなどいくつかの国でもこのウィキッドはその国の言葉でその国のキャストで上演されているようですねぇ。
いくつかはYou Tubeで見ることができますので興味がある方はぜひ^^
では最後にウィキッドの動画と、今回のウィキッドのカーテンコールの写真を載せておきます^^
ちなみに僕はこの動画で歌っているStephanie Block のエルファバの歌声が一番好きです。
あーもうこれもつけちゃえ(笑)!
これだけでもホロリ^^


日本でもNYでも、まだ見られてない方は是非!!(〃▽〃)
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/dachin55/archive/137






