名古屋におります^^

September 12 [Mon], 2016, 16:07
名古屋におります。
あいちトリエンナーレ「魔笛」の公演まであと一週間。




約1ヶ月の滞在ですが、明日からゲネプロです。
ダンサーさんたちがたくさん入って、踊りとオペラのコラボ的な作品。
どんな本番になるのか楽しみであります。




この前は稽古の合間にBキャストたちとマエストロとプチ飲み会。





イタリア語とドイツ語がごちゃまぜに飛び交います(笑)
指揮者のデスピノーザはイタリア人ですが、ドイツ語、英語、フランス語がぺらぺーら、瞬時に使い分けます。すごーい!、そしてイタリア人にしては大変に珍しーい(笑)


*****


そうそう、この前はオフに伊勢神宮に行ってきました。片道1時間半くらい。





当初そこまで興味は無かったんですけども、パパゲーナ役の園佳さんが、「伊勢神宮というのは縁がないと行けないんだって。行きたくても縁がない人は一生行けないし、行ける縁がある人は自分の意思とは別にひょんなことで行けたりするんだって。」とかいうので、それはもうまるで人生のようではないか、と思い行ってきました。人生縁ですからねぇ。




空気も清らかで、行けて良かったと思っています。





これで日本三大神宮(伊勢神宮、熱田神宮、明治神宮)は制覇です(笑)


基本的に毎日稽古ですが、役的に自由な時間が多いので、名古屋を動き回ったり、部屋に篭って台本書いたりしています。

来月にやる台本がやっと書き終わり(遅いよね、関係者の皆さんすみません)、今は来年にやるカルメンの進行台本書いてます。

どっちかいうと歌以上に活字書いてる方が性に合ってるか?とか思う事もあるこの頃です(笑)

来月の台本はスクール公演なんですが、森の中で妻を失った男が悲しみのあまりに森にとどまり怪人になってしまうというお話です。
妻は森の中の湖で動物を助けようとして命を失ってしまいます。妻は歌が好きでした。妻が湖に消えてから、その森は不思議な共鳴をするようになりました。
夫だった男はその共鳴が妻の天からの声なのだと思います。
なので怪人に身をやつし、若い女をさらっては歌を歌わせ、その森を共鳴させていました。その時間は妻と繋がっていられる気がしたのです。
なーんて言う感じのお話^^
って、これを1ヶ月でできるんだろうか(笑)
頑張ります。


近々新しい企画が立ち上がる予定で、それも軌道に乗ったら台本を書いてみたいです。
子供達も参加するので、夢のあるお話が良いですねぇ。

僕は肩甲骨の形的に太古の昔には人間にも羽があったんじゃないかなー、とか、尾てい骨は尻尾の名残だよなー、とか、けっこう本気で思ってるので、そういうのを取り戻す旅の物語とか書けると面白いんじゃないかと思ってます。You can fly。


40代はいろいろと創り出す年代にしたいです。あ、歌も頑張るけど(笑)


そんな訳で、手羽先と名古屋コーチンとモーニングの小豆トーストは食べたので、あとは念願の矢場トンも食べたので、、
あとは味噌煮込みうどんかなー













あ、櫃まぶしは何度でも食べたい(〃▽〃)





最後に地元が一緒のパミーナ役森谷真理ちゃんとのショットを(笑)




んでは〜〜ちゃお〜〜!

ミュージカルコレクション劇場版!

August 18 [Thu], 2016, 18:47


明日はいよいよ、


ミュージカルコレクション劇場版ですよー!!






いやー、同級生3人でこんなコンサートを迎える事が出来るなんて、本当に感激です!






曲数もたっぷり!


どんなコンサートになるのか、楽しみにしていて下さいね〜!(^^)


当日券も若干枚出ると思います。
あと学生さんは「高田のブログ見た」で当日に限りお安くなります(笑)
(2階の後列ですが見辛くはないです!)


ではではこちらで気分を高めていただいて↓(笑)





出演は


沼尾みゆき
中西勝之
高田正人





ヴァイオリン 岡崎晶子
ダブルベース 石川智崇
ピアノ 赤星裕子


です!
ではでは、19時より、渋谷のマウントレーニアホール(道玄坂のユニクロのビルの上の階です)でお待ちしてまーす( ´ ▽ ` )ノ







近況ー。

August 08 [Mon], 2016, 1:26


暑い。あつーい!

まぁ夏ですからね。暑いのは当たり前でございますよ。

そんな中、僕はやる事暗譜いぱーい、返信しなきゃいけないメールもいぱーい(笑)
フィガロに来ていただいた方々へのお礼のメールも未だ出せずToT
不義理なヤツですみません

そんな中、あいちトリエンナーレの魔笛の稽古が始まっております。
勅使河原さんのワークショップは、「歩くこと」にはじまりました。


3日間で5時間以上歩いたんではないでしょうか…

歩く、

歩く、、

ただただ、、、



歩くーー

勅使河原さんの指導のもと自分と向き合いながらひたすらに歩くワークショップでした。

あ、もちろんただ歩くだけじゃなくて、体のいろんな筋肉や部位を意識しながら、速度を変えたり、方向を変えたり、振りをつけたり。
「歩く」ということをとことんに追求した3日間でした。

勅使河原さんの舞踊はすんごいですから!



ねー、すごいですね〜!

あ、もちろんこう言う事を僕らがするではありませんのでご安心を!(笑)


*****


さて、 今日は昼の稽古がトリになったので急遽イタリア芝居のフィルメーナ・マルトゥラーノという演劇を観てきました。
場所は青年座でしたが出ている役者さんたちはいろんなとこ混合な感じ!





文学座の山崎美貴さん出演、高橋正徳さん演出です。
お二人とはなんだかんだで5年くらいのお付き合い。でも高橋さんの舞台は初めて見た気がします!





高橋正徳さんは文化庁でローマに留学されてて、今日の舞台も文化庁絡みで、オペラ部門でも文化庁派遣から帰国するとやるじゃないですか「明日を担う音楽家による特別演奏会」てやつ(僕も5年前に出たやつです)、それの演劇界版だったのかなと思います。

ナポリ人作家によるナポリを舞台にしたお芝居だったんですが、これが結論から言ってめちゃめちゃ面白かったです。
美貴さん演じるフィルメーナも素敵で、笑って泣けて。

この台本をイタリアの香りを残しながらある程度は日本人向けにろ過しながら過不足なく舞台化するのも大変だったろうと思いますが、高橋さんが見事に可視化していました。面白かったー!今年見た中では焼肉ドラゴンから続けての大ヒット〜!

こういうのオペラ界の人には是非観ていただきたかったなぁ。
だってオペラってイタリアものがたくさんあるけど、台本になってる元ネタはイタリア人が書いてないもの多いじゃないですか。
モーツァルトの三部作はボーマルシェ、オテロやらファルスタッフはシェイクスピア、椿姫はデュマ・フィスと、意外とイタリア人の原作ものは少ないのです。
まして、イタリア人が台本を書いたイタリア芝居なんて見た事あるでしょうか?

常々日本の音大は芝居にかける時間が少ないと思ってるのですが、オペラになったら芝居の要素が半分な訳で、そう考えたら音大生のうちに今日観たようなイタリア演劇を年に一回は必修で見た方が良いんじゃないかなーと思います。


もちろん音大生に限らず、我々もこういう近くて遠い舞台芸術をお互いに見るべきなんだと思います。
芝居に限らず、能や歌舞伎やミュージカル、行った方が良いと思います。
そうするとオペラに必要な事とか足りない事も見えてくるし、単純にとっても勉強なる。
とはいえ仕事が始まっちゃうとほんと忙しくてインプットの時間はどんどん減っていくので、学生時代とか若い頃にたくさん観ておけたら良いだろうなぁと思います。

そういう文化交流の時間が持てたら良いですよねぇ。
今日のだってせっかくの文化庁事業なんだから、他の芸術分野にも幅広くお知らせしたらいいのになぁと思います。
個人的にはいろいろ思った部分あるので、近々に自分が動いてこういう方達と面白いことやれたらいいなと思ってます。


*****

一昨日はNHKラジオ深夜便でお世話になっている皆様との暑気払いの会で、楽しいお話いろいろ聞けました。
言語と顔の関係とか、オペラと万葉集のコラボとかー(笑)
東西の恋の韻文、いいじゃないですか。
楽しいこといろいろやりたい(^^)





日本酒飲んで鮎を食べながら夢は広がります。
オリンピックもやってるしさ。
みんな創造者たちは未来を見ながら明るくいろんなものを創ってるのですね。

うじうじと後ろを見続けたり、いろんな悪い事探してつついてる時間は本当にもったいないです。
個人も社会もね。



我が町阿佐ヶ谷は七夕祭り真っ最中です。
今日はサンバとかガムランもやってて多文化(笑)




多文化が日本の文化を大事にしてない事にはならないさ、良いね阿佐ヶ谷!





願い事もなかなかです(僕のじゃないですけど笑、他人事ではないな、、)




8月19日のコンサートもチケット少なくなってます!






応援よろしくお願い致しまーす!






チケットは


dachon55@yahoo.co.jp


までー


んではーーー


ちゃおっっ!!





今夜はNHK深夜便!

July 22 [Fri], 2016, 1:15

フィガロの結婚、無事に終わりました!
お運びくださった皆々様、心より感謝申し上げますーー!!





そして、、

今夜は、 NHKラジオ深夜便〜、さっき原稿書き終わったー、フィガロの疲れ抜けてなーい(T_T)笑

今回は「愛と裏切り」と題し、王道のオベラばかり取り上げます、カルメン、道化師、蝶々さん、おテロ、などなど!見所は0時過ぎの道化師、昭和36年の東京文化のマリオ・デル・モナコとN響のコラボ!貴重な録音です!
放送http://www.nikikai21.net/blog/2016/07/722nhk.html



FMで23時過ぎからですー、よろしゅうお願いいたしますm(_ _)m

あと23日は秋川でコンサート、合わせてよろしくお願いいたしまするるm(_ _)m






んではーーー


ちゃおーー!っ!( ´ ▽ ` )ノ

今日は二期会・亜門フィガロの千秋楽です!

July 18 [Mon], 2016, 0:36

フィガロ公演もいよいよ最後です!

昨日の公演は満員御礼。
きっと熱い舞台が繰り広げられたことでしょう。

僕らの組は今日が千秋楽!
良い舞台になるように頑張ります!


の前にちょっとだけ(笑)





「フィガロの結婚」というのはボーマルシェが書いた戯曲3部作の第2作目にあたります。


1作目は「セヴィリアの理髪師」で、ロッシーニのオペラにもなっています。
2作目が「フィガロの結婚」
3作目が「罪なる母」

です。

いずれも主役はフィガロ!
そしてアルマヴィーヴァ伯爵、伯爵夫人(ロジーナ)も全ての物語に登場します。

原作者のボーマルシェは本名をピエール・オーギュスター・カロンというのですが、
「FIGARO」というのはフランス語でFils(息子)+Caronを足してFigaro、つまり「カロンの息子」という造語で、ボーマルシェの分身ではないかとも言われてるようです。
浅田次郎さんが主人公に小次郎っていう名前つけるみたいな感じでしょうか。(違うか)
ともあれ自分の人生をフィガロという登場人物に込めたのではないかと。

「フィガロの結婚」という話は前後の物語を知らなくても十分に楽しめるお話ですが、この3部作、特にフィガロの前の物語を知っているとこのオペラの感動度はまた少し違ったものになるとも思います。


***


では1作目の「セヴィリアの理髪師」、知らない方もいるかもなので簡単にお話しすると、

まずロジーナという10代後半の美しい娘がいます。後の伯爵夫人です。
彼女は両親を早くに亡くし、後見人の医師バルトロの家に身を寄せて暮らしていました。このバルトロは「フィガロの結婚」にも登場します。
このバルトロとロジーナは親子ほど年が離れていますが、バルトロはロジーナを自分の奥さんにしたいと思っています。
彼女の美貌ももちろんですが、ロジーナが親から受け継いだ莫大な遺産も目当てなのです!
だからロジーナに変な虫がつかないように家に軟禁状態にしています。

そのロジーナを大貴族であるアルマヴィーヴァ伯爵がみそめ、彼女を口説こうとするのですが、バルトロの監視が厳しくて彼女に話しかけることもままなりません。
そこで活躍するのがセヴィリアで理髪師をしているフィガロです。
アルマヴィーヴァ伯爵は機転のきく彼に頼んでロジーナとの仲を取り持ってもらうのでした。
伯爵の手紙をこっそりロジーナに渡したり、偽の音楽教師に化けてバルトロの家に忍び込んだりと、フィガロが大活躍して、最後にアルマヴィーヴァ伯爵とロジーナは見事に結婚!

バルトロは怒りますが伯爵からロジーナの遺産を貰う事で溜飲を下げ、フィガロは伯爵の家に召抱えられてめでたしめでたし、というのが第1作「セヴィリアの理髪師」のお話です。


つまり「フィガロの結婚」で出てくる、伯爵と伯爵夫人の青春恋物語が第1作。
第2作の「フィガロの結婚」はそれから3年後のお話であります。


***


今度はフィガロの結婚式の話となります。
フィガロは伯爵家に入り、そこでスザンナという可愛く聡明な女性に恋をします。
そしてめでたくスザンナと結婚の運びとなり、その朝を迎えます。


さて、フィガロの雇い主である伯爵、、第1作であれだけ熱烈にロジーナに恋をして結婚したはずなのですが、、、
たった3年しか経ってないのに二人の関係は冷え切っております。え〜〜(笑)
正確には伯爵夫人の方は伯爵を愛しているのですが、アルマヴィーヴァ君が奥さんに飽きちゃっているのです。
あんなに頑張って手に入れた奥様なのにねぇ。。
ちなみにアルマヴィーヴァってのは直訳すると活き活きとした(VIVA)魂(ALMA)という意味で、、、
名前の通り、常に刺激を求めちゃうんでしょうかねぇーー^^;いろんな女性に手を出しまくっている感じです。

そして、、

領内の女にも飽きた伯爵は、なんとフィガロの可愛い嫁スザンナに目をつけます。

でもさすがに結婚間近の女性を公には口説けません、、
そこで、、

伯爵は悪名高い制度、初夜権を復活させようともくろみます。

初夜権ってなんですかーーというと、、

中世ヨーロッパにおいて権力者が統治する領地内の新郎新婦の初夜に、新郎よりも先に領主(または聖職者)が新婦と性交するという、なんとも羨ましい不謹慎極まりない権利の事です!はーびっくり!
まぁこの権利の由来や有無には諸説あるようで、実際にどのくらい行われていた風習なのかは分かっていません。
またその理由もいくつかあって、単純に領主が美味しい思いをしたい、ということもあれば、当時は血が不浄な物でしたからそれを結婚前に綺麗にしておくという意味や、新郎との初夜で精液と血が混じると変な子供が生まれると信じられていたのでそれを避けるため、とか、実は結婚前に誰かとエッチしちゃってたんだけどそれがバレるのを防ぐために領主や神父が初夜権を持つことで新郎にその事実を隠せた、など、いろいろ説はあるようです。
日本にだっていろんな風習がありましたからねぇ。世界に変てこな風習があってもおかしくは有りません!

まぁその初夜権をですねぇ、この「フィガロの結婚」では、伯爵がスザンナとエッチしたいためだけに復活させようとするわけです(笑)
せこいぞ伯爵!


スザンナとの結婚式をただただ喜んでいたフィガロは伯爵のこの企みに気付かず浮かれていたのですが、
結婚式当日の朝にスザンナにその計画を聞かされ愕然とします!
「おんどりゃー伯爵め〜、3年前の恩を忘れやがって〜〜!」と怒るフィガロ。
しばらく平和ボケしていたフィガロですが、この計画を聴いて目が覚めます!
とにかく伯爵が初夜権を復活させる前に結婚式を挙げて夜を迎えてしまえばフィガロの勝ちですから、
その為にフィガロはあれこれと計画を立て、伯爵を出し抜こうとします。


それからもう一つの物語は、伯爵と伯爵夫人の冷めた愛です。
伯爵夫人は愛する夫の愛が自分に帰って来てくれる事を毎日祈っていますが、その日は遠そうです。
3年前はあんなに自分を好きになってくれた伯爵。
「わたしはあの人を愛しすぎたんだわ。わたしの愛情と優しさであの人をうんざりさせてしまった。それが私のあの人に対するただ一つの過ちだわ」(ボーマルシェの原作より)
と言って自分を責めています。
自分を責める必要なんてないよーー!!と思いますが(笑)

そうそう、ケルビーノという伯爵夫人の事が大好きな少年が、伯爵夫人に愛の歌を歌うシーンがあります。
「恋とはどんなものかしら」というフィガロの中でもっとも有名なアリアです。
伯爵夫人への憧れと恋の不思議を歌うケルビーノ。初めは緊張していますがその歌唱は徐々に熱を帯びていきます。
その姿に少しずつ絆されていく夫人。
亜門演出では、伯爵の事を愛していているはずの夫人がこの歌の中でだんだんケルビーノの熱に絡め取られてしまうように見えます。そして放心していく。ほんの一瞬の出来事とはいえ僕はそのシーンが不思議だったんですねぇ。
あんなに伯爵の事を思っている夫人がそんな風にグラつくものかなぁと。。

そしたら 亜門さんが、「僕はこのシーンは大切に作りたい。懸命にひたむきに歌うケルビーノの姿を見て、伯爵夫人は思い出すんですね。伯爵との出会いを。恋を。その眩しさを。忘れてしまった恋の眩しさ。
それを歌うケルビーノが眩しく見えてくる。めまいがしてくる。ケルビーノもそれを感じとります。あぁ、今僕と伯爵夫人は確かに通じ合っている、と。伯爵夫人はケルビーノに落ちたのではなく、もう戻らない恋の眩しさに落ちるのですよね。」

それを聞いてなるほどなぁと思いました。
忘れていた恋の眩しさ。
人生において眩しさは大事です。
恋の眩しさ、夢の眩しさ、僕たちだったら舞台の眩しさとか。
人はみな眩しさの中に入っていきたい。その光の中に留まっていたい。
でも生活に摩耗していく。少しずつ、景色も自分も色褪せていく。
そんなある日、忘れていたあの眩しさに再会した時、私は、あなたは、どうするでしょう。
たった3分のアリアの中にも、そんな物語があるのです。
ここには詳しくは書きませんが、第3作「罪なる母」で起こるケルビーノと伯爵夫人の事件の萌芽が、ここにあったのかもしれないな、と思いました。
亜門さんの演出、深いです。


さて、スザンナは伯爵夫人の気持ちが同じ女として痛いほど分かります。
愛を失った女性の死んだような日々。
だから伯爵の気持ちをロジーナに取り戻してあげたい。
光を夫人に取り戻してあげたい。
フィガロとスザンナは、まずは初夜権の復活を阻止し、そしてできれば伯爵を懲らしめて夫人のもとに帰るようにさせたい。


その為に次々に矢を放っていきます!
しかしそれは一筋縄ではいかず、いろいろと邪魔も入り、複雑に絡み合っていきます。
これはオペラを見てのお楽しみということにしましょう^^


***



フィガロの結婚は最後にはめでたしめでたしとなりますが、
このフィガロという召使が、権力の権化である伯爵を出し抜く痛快さが当時の機運を鏡のように映しております。

それは1789年に起こるフランス革命です。
市民の力で貴族の社会をぶち壊した自由の革命です。
フィガロの結婚が初演されたのはこの3年前(お芝居はもっと前)、この流行がフランス革命に繋がったのだという人もたくさんいます。


亜門さんも初演の時にこんなふうに仰ってたそうです。

「この物語はお遊びで簡単な気持ちで伯爵に一泡吹かせようという訳ではないと思うんです。
絶対権力である貴族に下のものがいたずらをするなんて、一歩間違えば全員死刑です。
だからフィガロたちは命がけで、本気でこの作戦をやる。
フィガロの結婚は喜劇です、楽しい物語です。
でもやってる方は命がけでやっている。
本気でひっくり返さなきゃいけないと思っている。
僕の舞台ではたくさん動いてもらいます。
それは本気で死ぬ気で大真面目に権力に向かっているからです。
だから人々は感動するし、笑いながらもエネルギーをもらうんです。
きっと当時もそうだったんじゃないですか?そのエネルギーが革命につながったんじゃないかと思う。
だからみんなも本気で喜劇をやりましょう。」


この言葉にリンクすることを指揮者のサッシャ・ゲッツェルさんが仰っていました。

「人生にはいろいろな事がある。楽しい時もあれば辛い時もある。
このフィガロにはそのいろいろが詰まっています。
喜び悲しみ、上手くいかないことへの落胆、成功の喜び。
だからこの作品は色あせないのだし、たくさんの時を経ても見ている人の共感を呼ぶのです。
だからみなさんはそれぞれの役を生きて表現してください。それぞれの音楽を大切にして下さい。
そのディテイルの一つ一つがモザイクとなって、フィガロの結婚という大きな絵を描きます。」


お二人とも良い事仰るな〜〜!!
(ゲッツェルは英語なので心許ない僕の意訳になりますが笑)
こういう事聞けるだけでもこのプロダクションにかかわれてよかったと思います。
その上にあの音楽を歌えるなんて〜〜^^


今日はフィガロの結婚千秋楽。

最後にどんなフィナーレを迎えるのか。
このフィナーレの重唱はモーツァルトの曲の中でも最も美しい重唱の一つです。
どんな音楽が作れるか。
楽しみに劇場にいらしてください。
当日券あります(笑)



もっと書きたいけどもう寝なきゃ〜〜!!


んでは〜〜〜



ちゃおっっ!!



プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:dachon
  • アイコン画像 性別:男性
読者になる
高田正人

プロフィール

東京芸術大学声楽科卒業。
同大学院修了。
二期会オペラ研修所第48期マスタークラス修了(修了時に優秀賞及び奨励賞受賞)。
イタリア政府給費生、および国際ロータリー財団奨学生としてイタリア、G・ニコリーニ国立音楽院に留学。
2009年より文化庁新進芸術家在外研修員としてニューヨークへ留学。
P・ヴァレー、M・グロッピ女史、F・ダルテーニャの各氏に師事。
小澤征爾音楽塾「カルメン」(特別演奏会)、二期会公演「仮面舞踏会」、宮本亜門演出「椿姫」、文化庁新進音楽家育成公演「ポッペアの戴冠」等、数多くのオペラに出演。サイトウキネン「サロメ」、東京オペラの森「エフゲニー・オネーギン」(小澤征爾指揮・ウィーン国立歌劇場共催)などではカヴァーを務め特別公演に出演。
NYのカーネギーホール・ヴァイルリサイタルホールを始めミラノ、ヴェローナ、ピアチェンツァ、台湾、ニューヨークなどでコンサートに出演。
二期会会員。
さらに詳しいプロフィールは
→こちら

お問い合わせ: 
dachon55@yahoo.co.jp



*****



《今後の出演予定》



*****





3月1日(土)

オペラ宅配便シリーズ12 ぎゅぎゅっとオペラ
ヴェルディ「椿姫」ハイライト (原語上演・字幕付/ハイライト版)



出演
ヴィオレッタ 小川里美
アルフレード 高田正人
ジェルモン 与那城 敬
アンニーナ 廣橋英枝
エレクトーン 清水のりこ
企画・演出・ナビゲーター
彌勒忠史

会場/横須賀芸術劇場 小ホール
開演/15:00 開場/14:30
(チケットは完売しております)



***




3月23日(日)

ガラコンサート

出演
ソプラノ 藤田美奈子
テノール 高田正人
ピアノ 豊田裕子
ヴァイオリン 松崎千鶴
東松山成恵フェニックス管弦楽団
指揮 土田豊貴
 
会場/フレサ吉見・大ホール
開演/14:00 開場/13:30
チケット 全席自由 2.000円









***



3月29日(日)(京都)

「クランゲルコンサート」
出演
ソプラノ 楠永陽子
テノール 高田正人
バリトン 福嶋勲

会場/精華町交流ホール
開演/16:00
入場無料
主催 精華町役場




***


4月26日
「ラジオ深夜便」(ラジオ放送)
<ソプラノアリアの名曲たち>
放送日時:2014年4月26日(土)<25日(金)の深夜>午前2:05ごろから
放送局:NHKラジオ第1
 高田正人(二期会)
 遠藤ふき子(アンカー)



***


5月11日(大阪)

帝国ホテルオペラシアター
開催10周年記念 〜オペラとディナーの響宴〜
プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(原語上演・字幕付)
-構成 栗山昌良 帝国ホテルオリジナルバージョン-

出演
並河 寿美(蝶々夫人)
高田 正人(ピンカートン)
田中 由也(シャープレス)
児玉 祐子(スズキ) 他
[日程] 2014年5月11日(日)
[時間] オペラ16:30〜、ディナー18:30〜(予定)
[会場] 帝国ホテル(大阪)孔雀の間(3階)
[料金]31,000円(ディナー込み)
詳細→
http://shop.imperialhotel.co.jp/products/detail.php?product_id=462



***


6月4日
第9回「知育コンサート」
”BRAVO!オペラへ行こう!”

出演:野田ヒロ子(ソプラノ)、清水多恵子(ソプラノ)、林 眞暎(メゾソプラノ)、高田正人(テノール)、町 英和(バリトン)、古藤田みゆき(ピアノ)
司会:エリック・ジェイコブセン

プログラム
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』から 小二重唱「5・・・10・・・20・・・30」
ヴェルディ:オペラ『ラ・トラヴィアータ』から「燃える心を」
プッチーニ:オペラ『トスカ』から「歌に生き、愛に生き」
ビゼー:オペラ『カルメン』から「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(闘牛士の歌)
ドヴォルザーク:オペラ『ルサルカ』から「月に寄せる歌」他

•協力:サントリーホール オペラ・アカデミー
•主催:株式会社知育ラボ
会場/六本木ヒルズ森タワー51階(〒106-6151 東京都港区六本木6-10-1)
開演/11時、13時30分、15時30分
チケット/親子で6500円(ティーセット付)
詳細↓
http://chiikulab.com/?page_id=48







***




6月23日(月)
二期会WEEK第1夜
「ザ・ジェイド ★アコースティック」
出演:
The JADE[樋口達哉(T)、高野二郎(T)、
高田正人(T)、黒田 博(Br)、
成田博之(Br)、北川辰彦(B)]、金井 信(Pf)
会場/サントリーホール ブルーローズ
開演/19:00
料金/4,500円


***




6月29日(日)
二期会WEEK第7夜
「二期会マイスタージンガー 歌の花束コンサート」
出演:二期会マイスタージンガー
会場/サントリーホール ブルーローズ
開演/未定
料金/4,500円


***


7月20日21日

日生劇場
ファミリーフェスティバル
アリスのクラシックコンサート「5つの魔法の声」

オペラ歌手が魔法で動物に変身、歌うと鳴き声になっちゃう!
魔法を解くために必要な「5つの歌声」を探し出せ!


鵜木絵里(アリス/ソプラノ)
彌勒忠史(トリ/カウンターテナー)
高田正人(ネコ/テノール)
与那城敬(ウサギ/バリトン)
斉木健詞(ゾウ/バス)
金子あい(ハートの女王/警備隊長)

岩村力(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

S席:大人4,000円 子ども2,000円
A席:大人3,000円 子ども1,500円
(子ども料金は、中学3年生以下が対象となります)

お問い合わせ・詳細について
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2014/01/program-912.html
日生劇場 03−3503−3111



*****



7月26日

菊池美奈ソプラノリサイタル

ゲスト 高田正人

場所/紀尾井ホール
開演/14時開演 
詳細未定




*****


8月6日

ジョイントコンサート

高田正人(テノール)
末松茂敏(ピアノ) 他

場所/アートフォーラムあざみ野
チケット 2000円
開演/14時開演



*****


8月10日(仙台)

日生劇場
ファミリーフェスティバル(仙台公演)
アリスのクラシックコンサート「5つの魔法の声」

鵜木絵里(アリス/ソプラノ)
彌勒忠史(トリ/カウンターテナー)
高田正人(ネコ/テノール)
与那城敬(ウサギ/バリトン)
斉木健詞(ゾウ/バス)
金子あい(ハートの女王/警備隊長)

オーケストラ 仙台フィルハーモニー管弦楽団



*****


9月9日・11日

ヴェルディ「椿姫」ハイライト (原語上演・字幕付/ハイライト版)

出演
ヴィオレッタ 小川里美
アルフレード 高田正人
ジェルモン 与那城 敬
エレクトーン 清水のりこ
企画・演出・ナビゲーター
彌勒忠史

会場/ヤマハホール(銀座)
開演時間・料金 未定 (夜の公演になります)
主催/ヤマハ 後援/二期会21



*****


9月28日

那須野が原ハーモニーホール開館20周年記念コンサート
ベートーヴェン作曲「第九」

指揮:大井剛史
ソリスト:大貫裕子、三宮美穂、高田正人、初鹿野剛
合唱団:那須野が原ハーモニーホール合唱団
那須フィルハーモニー管弦楽団
開演/14時



*****


10月4日・5日(熊本)


オペラ「魔笛」
熊本にて。
僕はタミーノを歌います。

詳細未定




*****


2014年11月

≪東京二期会オペラ劇場公演≫
 エメーリヒ・カールマン作曲
『チャールダーシュの女王』
オペレッタ全3幕(日本語訳詞上演)

指揮:三ツ橋敬子
演出:田尾下 哲

管弦楽:東京交響楽団

11月22日(土)/24日(月・振)Aキャスト

11月23日(日・祝)//26日(水)Bキャスト 

日生劇場

シルヴァ・ヴァレスク
(チャールダーシュの女王)
腰越満美(A)  醍醐園佳(B)

シュターズィ
(スタージ伯爵令嬢)
湯浅桃子(A)  青木エマ(B)

エドヴィン・ローナルト
(ヴァイラースハイム公爵の息子)
小貫岩夫(A)  古橋郷平(B)

ボニー
(ボニー・カンチアヌ伯爵)
村上公太(A)  高田正人(B)

フェリバーチ
(フェリ・フォン・ケルケス)
小森輝彦(A)  宮本益光(B)

アンヒルテ
(ヴァイラースハイム公爵夫人)
加納悦子(A)  与田朝子(B)

レオポルト・ヴァイラースハイム公爵
志村文彦(A)  峰 茂樹(B)


装置:幹子 S.マックアダムス
衣裳:小栗菜代子
照明:沢田祐二
振付:キミホ・ハルバート
公演監督:加賀清孝

合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京交響楽団

主催:公益財団法人東京二期会
共催:日生劇場
[公益財団法人ニッセイ文化振興財団]


詳細はこちらまで→http://www.nikikai.net/lineup/csardasfurstin2014/index.html


*****

11月30日(松江)

二期会マイスタージンガー公演
「歌の花束」
詳細未定


*****


12月1日から8日(ウィーン)


高田正人と行くクリスマスのウィーンツァー(仮題 笑)

シェーンブルン宮殿で僕と一緒に歌いませんか?
そしてウィーン国立歌劇場、フォルクスオーパーでのオペラ鑑賞などもあります。

詳細未定
料金:約46万円






*****


※この他にもちょこちょこ歌っております。
見かけたら声かけてくださーい^^








全てのチケットのお問い合わせは
dachon55@yahoo.co.jp
まで

2016年09月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ