125. Downtown - Petula Clark #1 [2] (1/23/65)
イギリス人女性として初の「Hot 100」1位に輝いたのがペトゥラ・クラーク 。フランス人の音楽業界人と結婚し、主にフランス語の作品をリリースしていた彼女にとっては久々の英語ナンバーだった。サウンドはピアノ伴奏に始まり、軽快なドラムス、盛り上がる吹奏楽のパートなど、かなりモダンな仕上がりで、キャッチーなメロディといい、典型的な60年代ポップスの名作のひとつ。
最近ではTVドラマ『Lost』の中で、ジュリエットのテーマみたいな使われ方をしていた。このドラマはどうもこの辺りの60年代女性ポップスが好みのようで、デズモンドのテーマとして元ママス&パパスのキャス・エリオット「Make Your Own Kind of Music」も使用されていた。
126. You've Lost That Lovin' Feelin' - Righteous Brothers #1 [2] (2/6/65)
それまでのフィル・スペクターといえば、もっぱらガールズ・グループ専門といった感じだったけれど、そのイメージを払拭し、しかもキャリア上もっとも成功したといえるのが、このライチャス・ブラザースとの仕事。白人デュオでありながら黒い感覚を持つ彼らは、史上最高のブルーアイド・ソウル・グループと呼ばれる。楽曲はキング&ゴフィン、バリー&グリーニッチと並ぶ、この時代最高のソングライター・デュオ、バリー・マン&シンシア・ウェイル(ちなみに先述の「Make Your Own Kind of Music」も彼らの作品)。このように最高のプロデューサー、アーティスト、ソングライターが最高の仕事をしたこの曲の完成度は素晴らしく、ロック時代の分業体制を指すいわゆる「ブリル・ビルディング・サウンド」の最高傑作のひとつと呼んでもいいだろう。
127. This Diamond Ring - Gary Lewis & The Playboys #1 [2] (2/20/65)
いかにもビートルズの二番煎じを狙ったようなグループと楽曲の出来はそれほど重要ではないけれど(せいぜいゲイリー・ルイスが『キング・オブ・コメディ』のジェリー・ルイスの息子ということくらい)、この曲の周辺にいた人たちが未来のロック界の重要人物ということで意味のあるヒット。まずソングライターのひとりにこの年ボブ・ディランとの仕事で有名になるアル・クーパー、それからスタジオで実際に演奏したプレイヤーにレオン・ラッセル(キーボード)、ハル・ブレイン(ドラムス)、コニー・ケイ(ベース)が。こうしてメンツだけみるとロックの名盤って感じ。
128. My Girl - The Temptations #1 [1] (3/6/65)
イントロは史上もっとも有名なベースラインのひとつ。スモーキー・ロビンソンによる素晴らしい楽曲と、モータウン最高のコーラス・グループ、テンプテーションズとのコラボが最高の形で結実した永遠のクラシック。女の子を褒めちぎる典型的なラブソングなのだけれど、スモーキーの作詞家としてのセンスが抜群で、決して野暮な感じではない。そしてメロディも、シンプルでいて聞けば聞くほど味の出てくるスモーキーならではのもの。もちろんデヴィッド・ラフィンの素晴らしいヴォーカルも申し分ない。
129. Eight Days A Week - The Beatles #1 [2] (3/13/65)
「A Hard Day's Night」の12弦ギターのカッティングや、「I Feel Fine」のフィードバックほどのインパクトはないけれど、「フェードイン」という形でビートルズの実験精神は継続されている。イギリスではアルバム『Beatles for Sale』に収録され、シングル化はされなかった。アルバムのテーマであるアメリカのカントリー・ミュージックを意識したレイドバック・サウンド。
130. Stop! In The Name Of Love - The Supremes #1 [2] (3/27/65)
64年に3曲を1位に送り込んだスプリームスの快進撃はこの年も続く。それまでの軽快なタッチに、やや深みを持たせたマイナー調のこの曲で、彼女達は「Hot 100」史上初の4曲連続のナンバー1ヒットを記録する。しかし、こうしてヒットを連発すればするほど、グループ内でのパワーバランスが崩れ、ダイアナの地位だけが上がって行くところが、ビートルズなどとの決定的な違いで興味深い。かなり脚色も多いけれど、その辺のグループの裏話は、彼女達が元ネタとなったミュージカル映画『ドリームガールズ』に詳しい。
131. I'm Telling You Now - Freddie & The Dreamers #1 [2] (4/10/65)
イギリスはマンチェスターのロックグループで、サウンドは多分にビートルズの影響を受けている。コロコロしたコードカッティングとギターソロ、ポップなメロディ、それに足を左右にバタバタさせるコミカルなパフォーマンスが人気だったようだ。イギリスでは63年にヒットしたナンバーで2年越しでアメリカ制覇を果たしている。
132. Game Of Love - Wayne Fontana & The Mindbenders #1 [1] (4/24/65)
同じくマンチェスター出身のウェイン・フォンタナが彼のバンド、マインドベンダーズと放ったナンバー1ヒット。前の「I'm Telling You Now」と比較するかなり硬派な仕上がりになっている。例の「Be My Baby」系のビートとベースラインに2本のギターのカッティング絡むヘヴィなパートと、ボ・ディドリー・ビートによる軽快なパートとの2部構成で、その転調する感じが曲の持ち味となっている。
133. Mrs. Brown You've Got A Lovely Daughter - Herman's Hermits #1 [3] (5/1/65)
まるでミック・ジャガーを両親に紹介出来るよう消毒したかのようなピーター・ヌーンのクリーンで素朴な感じが魅力。今でこそ特に重要なグループでもないが、当時はビートルズ、ストーンズと並ぶ数のヒットを連発する売れっ子だった。コロコロした心地よいギターのカッティングと、ピーター・ヌーンのダメダメな歌詞とヴォーカルとの相乗効果がポップでいい感じ。
イギリス人女性として初の「Hot 100」1位に輝いたのがペトゥラ・クラーク 。フランス人の音楽業界人と結婚し、主にフランス語の作品をリリースしていた彼女にとっては久々の英語ナンバーだった。サウンドはピアノ伴奏に始まり、軽快なドラムス、盛り上がる吹奏楽のパートなど、かなりモダンな仕上がりで、キャッチーなメロディといい、典型的な60年代ポップスの名作のひとつ。
最近ではTVドラマ『Lost』の中で、ジュリエットのテーマみたいな使われ方をしていた。このドラマはどうもこの辺りの60年代女性ポップスが好みのようで、デズモンドのテーマとして元ママス&パパスのキャス・エリオット「Make Your Own Kind of Music」も使用されていた。
126. You've Lost That Lovin' Feelin' - Righteous Brothers #1 [2] (2/6/65)
それまでのフィル・スペクターといえば、もっぱらガールズ・グループ専門といった感じだったけれど、そのイメージを払拭し、しかもキャリア上もっとも成功したといえるのが、このライチャス・ブラザースとの仕事。白人デュオでありながら黒い感覚を持つ彼らは、史上最高のブルーアイド・ソウル・グループと呼ばれる。楽曲はキング&ゴフィン、バリー&グリーニッチと並ぶ、この時代最高のソングライター・デュオ、バリー・マン&シンシア・ウェイル(ちなみに先述の「Make Your Own Kind of Music」も彼らの作品)。このように最高のプロデューサー、アーティスト、ソングライターが最高の仕事をしたこの曲の完成度は素晴らしく、ロック時代の分業体制を指すいわゆる「ブリル・ビルディング・サウンド」の最高傑作のひとつと呼んでもいいだろう。
127. This Diamond Ring - Gary Lewis & The Playboys #1 [2] (2/20/65)
いかにもビートルズの二番煎じを狙ったようなグループと楽曲の出来はそれほど重要ではないけれど(せいぜいゲイリー・ルイスが『キング・オブ・コメディ』のジェリー・ルイスの息子ということくらい)、この曲の周辺にいた人たちが未来のロック界の重要人物ということで意味のあるヒット。まずソングライターのひとりにこの年ボブ・ディランとの仕事で有名になるアル・クーパー、それからスタジオで実際に演奏したプレイヤーにレオン・ラッセル(キーボード)、ハル・ブレイン(ドラムス)、コニー・ケイ(ベース)が。こうしてメンツだけみるとロックの名盤って感じ。
128. My Girl - The Temptations #1 [1] (3/6/65)
イントロは史上もっとも有名なベースラインのひとつ。スモーキー・ロビンソンによる素晴らしい楽曲と、モータウン最高のコーラス・グループ、テンプテーションズとのコラボが最高の形で結実した永遠のクラシック。女の子を褒めちぎる典型的なラブソングなのだけれど、スモーキーの作詞家としてのセンスが抜群で、決して野暮な感じではない。そしてメロディも、シンプルでいて聞けば聞くほど味の出てくるスモーキーならではのもの。もちろんデヴィッド・ラフィンの素晴らしいヴォーカルも申し分ない。
129. Eight Days A Week - The Beatles #1 [2] (3/13/65)
「A Hard Day's Night」の12弦ギターのカッティングや、「I Feel Fine」のフィードバックほどのインパクトはないけれど、「フェードイン」という形でビートルズの実験精神は継続されている。イギリスではアルバム『Beatles for Sale』に収録され、シングル化はされなかった。アルバムのテーマであるアメリカのカントリー・ミュージックを意識したレイドバック・サウンド。
130. Stop! In The Name Of Love - The Supremes #1 [2] (3/27/65)
64年に3曲を1位に送り込んだスプリームスの快進撃はこの年も続く。それまでの軽快なタッチに、やや深みを持たせたマイナー調のこの曲で、彼女達は「Hot 100」史上初の4曲連続のナンバー1ヒットを記録する。しかし、こうしてヒットを連発すればするほど、グループ内でのパワーバランスが崩れ、ダイアナの地位だけが上がって行くところが、ビートルズなどとの決定的な違いで興味深い。かなり脚色も多いけれど、その辺のグループの裏話は、彼女達が元ネタとなったミュージカル映画『ドリームガールズ』に詳しい。
131. I'm Telling You Now - Freddie & The Dreamers #1 [2] (4/10/65)
イギリスはマンチェスターのロックグループで、サウンドは多分にビートルズの影響を受けている。コロコロしたコードカッティングとギターソロ、ポップなメロディ、それに足を左右にバタバタさせるコミカルなパフォーマンスが人気だったようだ。イギリスでは63年にヒットしたナンバーで2年越しでアメリカ制覇を果たしている。
132. Game Of Love - Wayne Fontana & The Mindbenders #1 [1] (4/24/65)
同じくマンチェスター出身のウェイン・フォンタナが彼のバンド、マインドベンダーズと放ったナンバー1ヒット。前の「I'm Telling You Now」と比較するかなり硬派な仕上がりになっている。例の「Be My Baby」系のビートとベースラインに2本のギターのカッティング絡むヘヴィなパートと、ボ・ディドリー・ビートによる軽快なパートとの2部構成で、その転調する感じが曲の持ち味となっている。
133. Mrs. Brown You've Got A Lovely Daughter - Herman's Hermits #1 [3] (5/1/65)
まるでミック・ジャガーを両親に紹介出来るよう消毒したかのようなピーター・ヌーンのクリーンで素朴な感じが魅力。今でこそ特に重要なグループでもないが、当時はビートルズ、ストーンズと並ぶ数のヒットを連発する売れっ子だった。コロコロした心地よいギターのカッティングと、ピーター・ヌーンのダメダメな歌詞とヴォーカルとの相乗効果がポップでいい感じ。
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