読み筋で行動改善? 

April 19 [Sat], 2008, 14:24
私は計画通りに動くのが好きではない。

自分自身の細かな行動が管理されているようで、どうも楽しいと思えないのだ。物事が計画通りに行くのは大いに結構なのだが、何時にこれをするとか、あれを終わらせたらそのままあれをやるだとか、そういう風に自分で自分の行動を先に決めてしまうというのが苦手だ。

しかし、前回書いた将棋の話になってしまうのだが、人間にも読み筋というのがあるのではないかと思う。
読み筋、と突然言われてもなんのことだかわからないとは思う。

将棋では、一手差す前に色々考えたりする。歩を進めたら銀でとられて、それを同じく銀でとって、なんていう風に考えて、その上で一手を差すのだ。プロの棋士になると60手先くらいは簡単に読んでしまうのだそうだが、素人だったら3手先を読むのもやっとのことだ。

さてそこで読み筋なのだが、今日はここまでやろうと目標を決めたりはする。掃除をしようだとか、洗濯しておこうだとか、そういう程度でいいのだけど、掃除なんかをすると古雑誌なんてついつい読んでしまって、いつの間にか夕方になっていたなんていうことは、誰でも一度や二度は経験済みのことと思う。

ついついというのが大変曲者で、読まなければそれなりに掃除をやっていたはずなのだ。

そこで思いついたのが、横道にそれてしまう一手が人間にもあるのではないだろうかということだ。
掃除の上手な人はあたりまえのことだとは思うが、雑誌を見つけても読まなければいい。
誘惑がそこにはあって、その誘惑に勝てないと結局、今までやっていた作業を続けることができなくなってしまう。

怠ける心というのは、初めはとても小さなものだと思う。

思い立ったが吉日なんていう言葉があるが、やろうと思ったときから人のパワーというのはどんどん減っていくものだ。最近はやりの脳のことで言えば、小さいことからやっていくと脳はやる気になっていくそうで、そのきっかけというのが大事なのだ。そのきっかけをちゃんと掴んでいれば、自分のやろうと思ったことを達成しやすくなるのではないだろうか。

掃除を本当に終えたいのであれば、雑誌を見つけたときに「雑誌を読みたい。でも、読んだらそのまま時間がたって、疲れる。10分でやめようと思っても、きっと別の雑誌を読んでしまうなぁ。ならいっそ読まないほうがいい」と、自分の行動を先に読む癖をつけておけばいい。

そうすれば、わき道にそれるようなことを回避することができるし、それを過ぎて別のことをやりはじめてしまえば、案外どうしてあんなに読みたかったのだろう、と思うものだ。

もっとも、なんだか読みたかったなぁ、という空しさがつきまとうので、それを振り払うぐらい当初の目標を達成したことの充実感を覚えなくてはならない。

成功体験が脳をより強くする、なんていう話が言われているけど、それが本当かは別として、やり終えても満足感が無ければ、いつのまにか雑誌の読み筋にはまっていってしまうかもしれない。


それで自分が困るかどうかがわかるかどうかは、自分の読みの深さにだろうけど。
P R
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