映画評論ブログ変更 

2006年02月24日(金) 23時50分
スパムを多く食らうとか、TBとコメントの一括削除が出来ないなどの不便から映画評論のブログを変更しました。その為にここの更新は終了しています。こちらが新たな映画評論先です。ここのブログも閲覧だけは可能です。新しい評論ブログでも宜しくお願いします。

トゥルー・ブルース ['90 米] 

2006年02月11日(土) 11時08分
【原題】Too Young to Die ?
【監督】ロバート・マーコウィッツ
【出演】ブラッド・ピット
     ジュリエット・ルイス
     マイケル・タッカー

 ”少年犯罪”を鋭く追究している。ルイスが演じた少女の待遇も確かに悲惨で、継父に性的悪戯をされるとか、母に捨てられるとか、せっかく愛せる男性が出来たと思ったら捨てられる、とかある意味色々裏切られている。同情する部分もあるけど裏切られる行為をしてない事もないので結構微妙。ピットの不良青年振りもなかなか嵌っていて、ほとんどこの青年の所為でルイスはまともな境遇になってない気もする。冒頭でルイス演じるアマンダが捕まって、刑務所の中のアマンダの話がそのまま過去の映像として出て来る。事件の概要が”刺し殺した”事になっているが、アマンダがナイフで”脅す”シーンはあるが刺し殺すシーンはない。なのに「首をかっ切った」というのは一体誰を殺したのか・・・。アマンダ自身は無実を言ってるけど、指紋も多数見つかっていて信じては貰えない。証拠を覆すのはかなり難しい・・・。
 1番納得できないのはラストにアマンダに下される”死刑”判決。人を殺したという本人の証言がないにも関わらずアマンダ”だけ”に死刑が言い渡されるのは間違っている気がする。アマンダをここまでの境遇にした周りの人たちには罪はないのか!?少年犯罪を鋭く追究しながらも、陪審員や裁判、世間に疑問を持つ作品でもあった。

リリィ ['03 仏] 

2006年02月10日(金) 16時43分
【原題】La Petite Lili
【監督】クロード・ミレール
【出演】リュディヴィーヌ・サニエ
     ニコール・ガルシア
     ベルナール・ジロドー

 冒頭いきなり濡れ場から始まる。ヒロインと恋人がそんなに愛し合ってるのかと言うとかなり微妙で、恋人が映画監督をしていて、自作映画にヒロインが主演する。恋人の母でもある女優から酷評されるんだけど、確かに訳は分からなかった。個性は出てたと思うけど。リリィも彼の撮影の仕方には納得が出来てないようで、喧嘩ばかりしてそのまま破局。恋人のライバルでもある別の映画監督に恋というか”略奪愛”をするけどもこれも破局。どの恋も余り巧くはいっていない。つまりは何もかも中途半端。
 数年後、リリィは何だか凄く大人に成長。各雑誌に引っ張りだこのモデルになり、元恋人は長編作が作れるまでの監督に。波瀾万丈な過去があるとそれをネタに映画にするのは監督の性か!?。昔実際に一家で揉めた事を映画化する事になるけどこれはミレール監督の体験談でも入ってる?。映画撮影というよりも今までの出演者全員集合みたいな感じになってるだけだったけど、どうせなら完成した映画も観たかったな・・・。
 で結局はリリィって子は誰が好きだったんだろう・・・。

ジルリップス ['00 米] 

2006年02月08日(水) 15時51分
【原題】Jill Rips
【監督】アンソニー・ヒコックス
【出演】ドルフ・ラングレン
     ダニエル・ブレット
     リチャード・フィッツパトリック

 SM殺人事件が題材なので次々出て来るSMの数々。兄が殺された事で主人公である弟が真相究明に乗り出す訳だが、何故だか変に命を狙われている。まだ誰かが巻き込まれて死ぬよりかはマシなんだけど、ラストの真相を知っても弟が命を狙われる理由が分からないまま。兄殺し以外にも同等の殺人事件は起こるのだが、真犯人にもちょっとは意外性があるが大体中盤ぐらいで予想できてしまうのは惜しい。個人的には何故アクション主体のラングレンがこんな作品に出たのか疑問で仕方がない。SMとか体験したかったのだろうか・・・。でもラングレンはタフガイなのでそう言う面では安心して見れたかな(やられる心配がない)・・・。
 本編の半分はSMで占めてるので何だかチープ感も漂っていた。アクションが極力抑えられていたのも残念。勘違いで犯人と”思われた”女性を射殺したりロクに捜査をしようとしない警察は問題だけど・・・。

カオスファクター ['99 米] 

2006年02月07日(火) 10時25分
【原題】The Chaos Factor
【監督】テリー・カニンガム
【出演】アントニオ・サバトJr.
     フレッド・ウォード
     R・リー・アーメイ

 冒頭でちょっと目を覆いたくなるようなシーンがあるが、それからは普通のアクションに戻る。この冒頭の事件の真相究明の為に主人公が命を狙われながら奔走する。アジア人を嫌ってる悪役は初めてで多分その所為もあってアジア各地で未公開になったんだろう。でもカーチェイスやアクションに関しては意外と緊張感と迫力があった。主人公以上に存在感のあったのは、主人公と協力するアジア人の女性。二挺拳銃にカンフーと香港風のアクションを尽く見せてくれる。唯その女性がスパイだったことは分かるが何処で主人公を知ったかなどは分からずじまい。序盤で登場するカンボジアの”ポル・ポト派”は聞くのが何だか久しぶりだった。
 証拠を全て焼き払ったと言いながら白骨と共に見つかった日記に事件の詳細が事細かく書かれているんだから堪ったモノではない。偶然主人公はこれを見つけるんだけど偶然って怖いです・・・。ラストでは事件の謎を解く為だけではなく、首謀者へのある復讐だったことも判明する。最後は納得できない部分もあるけどスッキリする終わり方ではあったと思う。

MONA 彼女が殺された理由 ['00 米] 

2006年02月06日(月) 10時49分
【原題】Drowning Mona
【監督】ニック・ゴメス
【出演】ダニー・デヴィート
     ネーヴ・キャンベル
     ベット・ミドラー

 冒頭でモナと言う女性が事故死する。相当嫌われていたようで通夜にも誰も来ない始末。デヴィート扮する警官が事故調査をする事になるんだけど事故が事件性があると知って捜査。周りから憎まれる存在なので敵も多く容疑者も多い。モナの夫、息子、息子の友人、夫の愛人、警察の同僚・・・嘘か本当か分からない回想シーンを入れながら話は進んでいくが、何しろデヴィートが余り事件の謎を解く勘の鋭い人にまず見えない。その為か本人が謎を解くと言うよりも誰かが証言してる感じ。そして犯人にも全く意外性がない。真犯人を知った時にはじゃ今まで秘密裏で殺害を告白していた青年は何だったんだ!?と言う気になる。この青年もモナが事故死するように仕向けていたような仕草は見せている。しかしあの行動は何だったのかという真相は究明されないまま終わっている。つまりは全ての謎が解かれないまま終わってる感が伺える。その青年の友人が何故銃自殺を試みようとしていたのかの謎も不明。
 せめて犯人には意外性が欲しかった。まぁコメディタッチなので気は楽に出来るけど。
  

アルバトロス ['96 韓] 

2006年02月05日(日) 10時23分
【英題】Albatross
【監督】イ・ヒヨスク
【出演】イ・ジョンジェ
     チャ・インピョ

 アメリカの戦争映画の場合、米軍は最後必ず反撃に出る。が、韓国映画の南北戦争を描くと毎回北朝鮮側を悪に仕立て非道い仕打ちを受けながらも反撃には一切出ず何故か最後は平和万歳になる事が多い。これは南北統一を目指すからかも知れないが、映画の作りを見ると統一を望んでると言うよりも、北朝鮮のやり方は気に食わないが抵抗すると何されるか分からないという”恐れ”にも見て取れる。この作品も同じ。過去の友人同士だが、1人は韓国の捕虜として、もう1人は北朝鮮軍(共和国軍)の指揮官として再会する事から始まる。冒頭から凄惨なシーンが多く終始収容所での話なので和むシーンや癒しのシーンは一切ないと言っても過言ではない。観ていても気が重くなって来るので未公開になって良かった。
 特に多いのは公開処刑シーン。戦争映画も色々観てきたが、ここまで公開処刑シーンの多い映画は初めてで衝撃を受ける。しかもかなりリアルにカットもほとんどなく一部始終を一気に見せる感じ。北朝鮮では今も公開処刑を行っているが昔は捕虜に対して一切遠慮がなかった事が良く分かる。主人公の関係者が皆死んでいくのも切ない。殺される者が大半だったが自殺する者も居たり・・・。
 この作品を観る時は観た後もしばらくは気が重くなる事を覚悟して頂きたい。目を覆いたくなるようなシーンが半分以上占めてるので・・・。

メガロ/人質奪還指令 ['96 米] 

2006年02月04日(土) 11時04分
【原題】Riot
【監督】ジョセフ・メルヒ
【出演】ゲイリー・ダニエルズ

 何時頃の話で舞台となっている国は何処なのか・・・そんな事も分からず話は進んでいく。そんな中無法地帯で誘拐される英国大使の娘。ダニエルズ扮する主人公1人で救出に向かう訳だが、セガール映画と同じく主人公は全くやられる事がない。まぁそこが安心して見れる訳だが。唯、戦ったらかなり強いのに結構逃げ回るばかりなので、強いんだか根性なしなのだか分からない。敵方は良く主人公を挑発するが結構圧倒的に返り討ちに遭ってる様は何だか情けない。ラストの元特殊部隊との対決では、相手は一体何処から何時集まったのだと言うぐらいの雑魚の量。でもやはり主人公はやられていない。
 ダニエルズの華麗なアクションは見所。ラストは駐車場内でのカーチェイス。ここから車が落ちるシーンも圧巻。でもちょっとラストは呆気なく終わった感じ。

スキャナーズ3 ['91 米] 

2006年02月03日(金) 10時15分
【原題】Scanners 3 : The Takeover
【監督】クリスチャン・デュゲイ
【出演】スティーヴン・パリッシュ
     リリアナ・コモロウスカ
     ヴァレリー・バロア

 1作目では唯の偏頭痛を抑える薬として登場した”エフ”が3作目にもなると副作用付きの悪魔的な薬と化す。今回登場の”エフ3”は貼るタイプで、首筋に貼る事で周りの声がうるさく聞こえるとか、偏頭痛などのスキャナー独自の症状を貼ってる間ずっと防いでくれるスキャナーズにとっては嘘のような薬。ただ、”良心を抑える”と言う変な副作用もあり着けた人は良心がなくなり殺人でも平気で行うようになる。
 出演者こそ変わったものの、今回も前作同様姉弟のスキャナーズが主人公。しかし今回は一気に最悪な感じになっていて、弟はスキャナーの力で過って友人を殺してしまってタイに修行、姉はエフ3に勝手に手を出して誰にも手に負えない狂気な女性へ変貌。物語は姉と弟の兄弟対決に発展する。
 シリーズお馴染み”頭部破壊”は勿論今回も登場。しかも今回は3度も出て来る。姉のスキャナーはTVを通しても可能で、TV画面に映ってる出演者に自由に物を言わすとか、逆にTVを観てる人でさえ操る事が出来る。逆に言えば自分がTVキャスターにでもなれば、その番組を観てる人も操れるし中継先の人も操れてしまう。
 弟は更にスキャナーに対して成長。今回は心臓を一時的に止める技も習得。難と言えばその出演者たちの演技力。まだ前作の方が上手だった気がする。しかし良く3作も作ったな・・・(新シリーズ含めると総計5作)。

GERRY/ジェリー ['02 米] 

2006年02月02日(木) 14時21分
【原題】Gerry
【監督】ガス・ヴァン・サント
【出演】マット・デイモン

 出演者はデイモンとケイシー・アフレックの2人のみ。冒頭は旅番組のように車を追う形でずっと道路を映し続け、最初の台詞が発するまでに約20分は要する。2人でずっと居るのに台詞が少ないと言うのは本当にこの2人は友人か!?。途中車を降りて歩き始めるんだけど目的地が全く不明。しかも帰りは明らかに来た道とは反対方向というのが見ても分かる。案の定帰り道が分からなくなる。草しかないような場所を地図もコンパスも持たずに歩く方が無謀なのだが、どんどん変な方向に歩いていってますます迷子に・・・。何と言ってもカメラがほとんど動いていない。2人のキャストを遠くに映して周りの景色を重点的に映す遠近法のような撮影もしているが、余り景色は綺麗には感じない。周りが岩と砂ばかりだからか?。風景が変わると又数分そのままでほとんど変わり映えのない撮り方。歩くシーンも2人はほとんど無言。彷徨ってる割には髪とかは綺麗だったけど・・・。
 実験的作品として作られたらしいが何の実験だったのだろう。この映画を映画館で観た人の何人が眠るかの実験か!?この作品は眠気を誘うには良いかも知れない。
 アフレックは1シーンだけひげの生えているシーンがある。他のシーンはないのに・・・。編集ミスかな・・・!?。で最後の結末も良く分からない。