『特集・私たちは地デジに騙されていないか?』ちきんはーと・エンタメ日誌・第971号

January 30 [Mon], 2012, 21:13
錦織のオーストラリアオープンの試合を見ながら、地デジの画面の美しさに驚嘆するとともに、なんかヘンだなと思わずにはいられなかった。
もちろんテレビカメラの性能、その解像度が飛躍的に進歩しているのだろうが、それにしてもセンターコートのブルーが美しすぎないか私は数年前に家族でオーストラリアへ旅行したことがあるので現地の自然の美しさを少しは知っている。
にしても地デジ画面のメルボルンの空は青すぎないか試合も、選手の表情も、もちろん肉眼以上に細密に映し出される。
アップになった錦織の顔、汗粒の一粒一粒まで、それはリアルすぎるほどのリアル感で、逆にどこか不自然のような気がする。
世界がこれほどまでに美しいのかいや、これは自然の美しさではなく、デジタル技術によって細工された、粉飾された、捏造された美しさではないのかそんな疑問をいだく視聴者は全国で私だけかもしれないが。
この不自然感については、正月休み明けの週刊誌でも、ちらほら書いてあった。
大晦日の紅白歌合戦の演歌歌手のMの顔がアップになったとき、いまにも張り裂けそうで怖かった、とあった。
それはおそらくコラーゲン注射とかやっているのだろうなあ、と私はそのとき思った。
これはMだけではなくて、他の男性演歌歌手もファンデンーションを厚く塗り、メーク塗りたくり、という様子だった。
また今週号の週刊文春に出ていて、私もそのとき思ったのだが、あのユーミンのパフォーマンスの低調ぶり。
歌が下手なのは若いときからそうだったのだが、顔の皮膚の衰えとそれを隠すためのメークがもろわかりなのはさすがにかわいそうなほどで、そのアピアランスの悪さで歌もいっそう下手に聞こえたのではないかと思う。
これはアナログからデジタルになってみると、画面が美しいというよりも、まずそういうことに驚く。
若手女優が着ている着物が、あれ、これ化繊だな、絹ではないな、とすぐわかるし、女性アナウンサー特に12チャンネル系が着ているセーターの毛玉まで映ってしまうのだ、このセーター安ものなんだな、とすぐわかってしまう。
アナログ画面では、敬愛する黒柳徹子さんの目のまわりがなにも気にならなかったのに、デジタルでは残酷にも多くの皺がはっきりと映ってリーディングホースしまう。
キムタクの皮膚の衰えも、デジタルではごまかせない。
必要以上に、人を、自然を、世界を美化する一方で、加齢という現実を残酷なまでにリアルに映し出してしまう。
私たちが遅れているのかそれとも私たちを置き去りにして技術だけが突出しているのかそれはどっちなんだ、両方なんだろうか
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