消費者目線でクッキング 「料理サロン」主宰、岩下美帆さん(産経新聞)

March 24 [Wed], 2010, 6:13
 アットホームな雰囲気で料理を学べる教室が増えている。その中で、ワインの選び方やプロ並みの料理のコツなど、幅広い食の知識やシェフらとの交流から得た消費者目線の生の料理体験を伝授するサロンを都内の自宅で開いている。

 内食グルメブームの追い風もあり、OLや主婦らに人気でキャンセル待ちがでるほど。ユニークな乳児同伴の講座も盛況だ。

 「食の広がりと楽しみ、そして食文化を深めるようなサロンを目指しています」。経営コンサルタントを務めるだけに、コンセプトは明確だ。

 もともと料理づくりや食べ歩きが趣味で、各地のワイナリーをめぐった。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を取得して5年。野菜ソムリエでもある。

 長年の家庭料理はもちろん、有名シェフの料理教室に通ったり、レストランで気に入った料理は直接、厨房(ちゅうぼう)でポイントを教えてもらったり、ソムリエの手伝いをしたり。おいしさを追求する努力を重ねた。

 ホームパーティーなどで料理の腕を披露したところ、「教えてほしい」と口コミで希望者が増え、サロンを開設することになった。

 「日本の四季を感じる旬の食材を使った和洋折衷の料理を考案し、伝統の行事を祝うことも大切にしています」

 毎回のタイトルは「春野菜を使ったおもてなしイタリアワイン」「おせちと日本酒」など。独自のレシピが並ぶ。教材づくりは、ビジネスで培ったプレゼン資料の作製経験がおおいに役に立った。

 「料理は、ちょっとしたコツを知れば格段においしくなります。つくることがそれほど難しくないと知ってもらいたい」とも。

 昨年6月に出産した後、わずか3カ月で再開したが、その経験からベビーママクラスを開いた。「ワイングラスの関係者ら食文化を担う人を招いてコラボレーションしたい」と、アイデアはつきない。情報発信の場としてのブログも書いておりアクセス数が多い。

 「人生1度きりなので、後悔しないように毎日を生きる」が信条で、多忙も苦にならない。

 経営コンサルタント会社のコンサルタントだったときに学んだことは「クライアントの業績を上げるためには、そのお客さんの満足度を高めることが大切で、もちろんそれを実行する社内のやる気も重要ということ。サロンの経営でも参加してくれるみなさんに役立ち、楽しめるようなレシピを心がけています」。

 趣味もテニス、ゴルフ、ジョギングと幅広く、フルマラソンにも出場する。「料理にさまざまな分野の情報を取り入れ、参加者の輪を広げていきたい」と語った。(坂口至徳)

【プロフィル】岩下美帆

 いわした・みほ 昭和49年、兵庫県宝塚市生まれ。35歳。聖心女子大学卒業後、会社社長室を経て経営コンサルタント会社のコンサルタントとして、さまざまな領域のプロジェクトに参画。退職後は経営アドバイザーを続けるとともに、「岩下美帆料理サロン」を都内で主宰している。

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