夜の病院

June 02 [Sat], 2012, 19:33
夜勤中の、同僚たちの会話。
私は会話に入らず隣で仕事をしている。
あー、まじで転職しようかなあ。
どこかいいところないかなーほら、この前一緒に見学いったところ、どう職場見学まで行ったってことは、相当本気なんだな。
でも二人で一緒に見学行くって、どうなのあー、あそこねー。
設備ちょっと古かったけどねここよりましかもよでもさー、さすがに遠いよまあね、山梨だもんね、通えないね山梨どちらかと言えば就職に困らない職についていながら、なぜそんな遠方よっぽどいい病院があるの出会いSNSかはてなマーク満載で話を聞いていた私を見て、にやりと笑う同僚。
この前、富急ハイランド行ったのよすごい怖いお化け屋敷があるって聞いてさ病院の廃墟の設定で、わざわざ別料金まで払って入ったのに、たいしたことなかったでさ、つっこみどころ満載なのよ。
いちいち細かいところまで見て回ってさ、それはそれで結構おもしろかったけどね一緒に行ったナースの名を聞いて、私、幽霊役の人に深く同情。
こんな百戦錬磨を乗り越えたベテランナースを怖がらせようなんて、無理な話だわ。
でもなー。
私はお化け屋敷、苦手。
乗り物に乗って回るところなら、目をつぶって耳をふさいでいればいいけど、歩いていくところなんて絶対無理。
出るぞ出るぞとわかっていても、出ると心臓が縮みあがりそうになる。
映画も同様で、ホラー映画は絶対だめだし、ちょっとドキっとさせようとするスリラーとかサスペンス物も最近は避けている。
音楽とか気配とかで次はわっと何か出てくるんだな、と思うと目をつぶってその場面をやり過ごす。
そうは言っても、ちょっとは怖かったんじゃないですかと私が聞くと、またしてもニヤッと笑う同僚。
夜の病院のほうが断然怖いでしょまあ確かに。
巡視に行ってばあさんが血まみれで這いずっていたり、いるはずのないところに人が立っていたりすると、一瞬どきりとするが、たいていその対応に追われて恐怖は一瞬で消える。
カーテンの上から人が覗いているというナースコールを受けて、ベッドサイドで患者さんと一緒に上を見上げるときは胸がドキドキする幸いなことにいつも私には何も見えない。
同僚が仮眠中に、杖をついた足音が近づいてきて、私が廊下に出ると誰もいなかったりすると、背筋がひんやりとする。
いろいろ心臓に悪いことは経験しているけどでもやっぱりお化け屋敷のほうが怖いような気がする。
それとも食わず嫌いと一緒で、怖い怖いと思っているだけで入ってみたらたいしたことないのかしら
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