読書2

November 09 [Fri], 2012, 22:57


『にぃにのことを忘れないで』
ー脳腫瘍と闘った8年間ー

この本は、中学3年生のとき、
脳腫瘍悪性リンパ腫に侵され、
亡くなるまでの闘病記です。

胸が締め付けられる程、切なく悲しく、
浩輔くんを助けてあげたいのに、
それが出来ない…
泣きながら一気に読みました…

浩輔くんは、とても真面目で勉強が大好きで、聡明な男の子です。
東大を目指していたのですが、現役受験の直前に再発の疑いで、受験できず、その後、半年経たず再発…またも、受験できず…
浩輔くんは、入院中も一生懸命、勉強します。
だけど、精神的にも不安定になり、死んだ方がましだ!と、言ってしまう。
お父様が命がけで、説得する場面は、号泣しました。
ご本人も辛いですが、ご両親もまた胸を押しつぶされる思いだったでしょう…
再発の治療をしながら、3年の浪人生活を経て、とうとう大学に合格した時は、わたしも泣きました。
しかし、大学に入り夏休みになると、二度目の再発になってしまいます。
「もう治療なんかしない。」
「死ぬのなんか怖くない。今まで生きてきたことの方が、ずっと苦しかったから。」
と、浩輔くんは、言います。
でも親は、それでも諦められない。
と、ご両親は言います。

まさに、その通りです。ご両親の気持ちが痛いほど、わかります。親は、なんとしても諦めきれないのです。

あぁ…切ない…
がんになってしまい、闘うというのは、
これ程まで辛いのだと、思いしらされました…
勉強家の浩輔くんは、どれほど健康な身体で、普通の生活を送りたかっただろう…

精神的に不安定になり、お母様に辛くあたってしまう場面が何度かあるのですが、とても生々しく、生きたいのにそれが出来ない辛さがこちらにも、伝わってきます。
だけど、死ぬ時は、家で死にたいという明確な考えも持っていて、自分の死後の弟のケア、棺に入れる物もお母様にお願いしている。
どんな気持ちで、覚悟でそれを言い、
また、お母様はそれを聞いたのだろう…

この本を読んだあと、激しく胸をえぐられた感じで、
ショックで眠れなくなってしまいました。

浩輔くんのご冥福を心からお祈りいたします…
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