狂愛
2007.03.31 [Sat] 21:51

好きだよ 好きだよ 好きだよ
ああ囁かないで
甘い言葉は私を狂わせる

愛してる 愛してる 愛してる
ああ囁かないで
愛を唱えるその口が憎らしい

甘い言葉なら聞き飽きたわ
愛を奏でる口を切り裂いてやりたいの

睦言ならいらないわ
だってそれは貴方の嘘でしょう?

好きだよ 愛してる 誰よりも 君を
ああやめてよ
そうやって皆に言うのでしょう?

知っているわ 知っているわ
貴方の恋はただのゲーム
私はあなたの攻略キャラ

ああほらまただわ
貴方は何時も他の手を握っている
それを見て私は狂喜に踊り狂うの

私は貴方を愛しているわ
だから

今宵安らかに眠る愛しい愛しい貴方を
この手で切り裂いて
ずっとずっと私と一緒よ

愛しているわ
私だけの醜い貴方




嘘偽りならいらない。
そんなものあるくらいなら、
いっそ殺してでも本当に変えてやる。
 

浮遊定理
2007.03.20 [Tue] 19:49

泣いてる者を嘲笑いたい自分が居た

嘲笑った自分を貶してやりたい自分が居た

忘れられていくのは常で

何かを得ていくのも常で

忘れていくのを攻める筋合いはなく

それを受け入れられる自分が浅ましいと嘆くことも出来ず

結局すべて諦めてしまう自分が

どれだけ愚かなのかを思い知っただけ




有難う。
ありがとう。
何もなかったけど、
何も残さなかったけど、
全部感謝するに値することだったと、
僕は信じてる。
たとえ僕が君たちの記憶から消えるとしても。
追憶
 

idea2
2007.03.08 [Thu] 21:57


 乾いた瞳には痛いくらいの風を浴びて、涙を零すことも忘れた自虐の心は、現実を白く濁ったフィルター越しに脳に伝えた。
 窓越しに差し込む光は薄く、部屋を照らす蛍光灯が白い光を浴びせかける。
 小さなその空間は、他の教室にくらべ薄暗く、仕切りで幾つもの空間を編み出していた。
 一つしかない入り口側の狭いなりにも広く作られた空間には、大きなテーブルが二つ。
 その内の一つには三人の女子生徒が座り、時折興奮交じりに談笑を繰り返していた。
 何が楽しかったのか、思い出したらなにも浮かんではこない空白のような漠然とした時間。
 ただ、覚えているのは友人の発した一言だけ。
「寂しくないの?」
 卒業式には出ないと言った後だったか、そう問われたことだけをはっきりと覚えている。
 とても不思議そうにこちらを見てきたような気がするが、定かではない。
 それに「寂しくないよ」と笑って答えたのは、間違いなく己自身だ。
 今更過ぎるという気持ちしか残っていない。
 普通では、一般ではないと自覚していたからだろう。
 クラスに居たのは一年半程度だし、一定の顔以外とはほとんど交流も無い。
 別室にばかりいる自分は、今更そんなことに参加したいという気持ちなど芽生えなかった。
 交流もないのだから、一緒に式に出られないから寂しいという感情すら生まれてはこないのだ。
 ああ、自分勝手だ。と思うものの、ただそれだけ。
 今までも散々やってきたし、これで最後なんだからいいじゃないか、と。
 どこかで歪んでしまったのか、それとももとからこうだったのか、今ではもう分からない。
 分かろうという気持ちも無い。

 ただ、感情がずれてしまっただけだ。
追憶
 

軌跡
2007.03.08 [Thu] 21:52


過ごしてきた時間だとか

そんなことどうでもよくて

ただ、目を閉じて耳を塞いでいたい過去が

僕にとって何になり得るのかを考えた時

其処には記憶と経験しか残らなかった

寂しくないの?なんて

言われるけれど

寂しいと思える感情なんて残ってなかった




中学校が終わる。
深い思い出はないけれど、
普通とは言えない生活を送ったことを、
悔やんではいない。
だって、僕が生きた証。
 

OD-01-
2007.02.19 [Mon] 16:51

愛してるなんて言葉いらないから

その手が、その声が届く範囲で

私の名を呼んでください




愛してたよ

その笑顔が

僕を此処まで歪めたんだ




残虐に繋いだ心に

暖かな光などいらない

今更それは同情だろう?




何を思った?
何を願った?
それが僕と君の確固たる差。
 

言葉の文
2007.02.19 [Mon] 16:47

大好き 大好き

君が笑ってくれるなら

僕は何処までも歩いてゆける

大好きだったよ

最後に涙なんか見るくらいなら

綺麗な思い出のまま

僕は瞳を閉じよう



それだけが僕の世界。
生きていく希望と、
死んでゆく羨望。
 

涙の心
2007.02.15 [Thu] 17:20

涙は涸れるものだなんて言うけれど

生きている限り そんなことは有り得なくて

きっと何処かに溜め込んで

泣き方を忘れてしまっただけ

だから 泣くことを我慢しないでとは言わないけれど

我慢することも大切だけれど

泣き方を忘れてしまわないように

時々 声を上げて泣いて

溜め込んでいた思いを流してしまうのは

とても大切なことだと思うから


忘れてしまわないように 泣いて


もしも忘れてしまったなら

新しくそれを覚えていけばいい



泣くことは悪いことじゃない。
壊れてしまう前に、
狂った涙腺のダムを壊してしまえ。
 

トップ2
2007.02.14 [Wed] 17:37

朽ち果てた教会に

暗然と佇む聖母は
         トコシエ
宵闇の深さに 永久の明星に

嘆き連ぬる生命を抱き

我が手が捨て去りし

罪深き子を求め 黒き涙を流す




許してください 許してください。
世界を汚してしまう色を愛した私を、
どうか許してください。
追憶
 

甘く蕩けるほどに祈る
2007.02.14 [Wed] 16:58


此処が君の居場所なら

僕は君の半歩後ろから

何時までも君を支えられるように

もう少しだけ

歩んでみようか




ハッピーバレンタイン。
なんて言える程のことも無いのだけれど、
君が笑っていられるのならそれでいい。
 

祈りの街
2007.02.08 [Thu] 21:33


それは光の縁と闇の縁

陰謀渦巻く世界の中で

埋め 殺し 隠し 見せしめ

何ものも束縛されない無法の血

忌み名をもって祖をもたらしめる

手に手を合わせ

無慈悲な神の袂に祈りを捧げる哀れな民は

救いなどとうの昔に捨てていた



神様は見てるだけ。
気まぐれにしか、救ってなどくれないのだと、
ずっと昔に気づいていた。