彼らに愛はあるのか 

December 22 [Wed], 2004, 3:24
街で駅で路上で
ひとりきりなのにいるはずのない誰かと話をしている人や
架空の人に罵声を浴びせ怒鳴り散らしている人がいる。
最近特に増えたとおもうのは私だけだろうか。

目と目が合ったら、この奇人の知り合いにされてしまうだろうか。
あるいは不意にナイフで訳もなく刺されるかもしれない。

そんな一抹の不安を抱き見て見ぬふりをしてやりすごす人々
そして私・・・

彼らを見ていつもおもうのは、


借金
失業
離婚
死別

一体何がきっかけで社会性という常軌を逸脱してしまったのかということ。
そして

『彼らに愛はあるのか』

ということだ。
もはや怖いものみたさという関心以外に彼らに興味を抱く、あるいは愛情
を注ぐものはいないだろう。

食がなくては人は死ぬが
愛がなくても人は枯れる

彼らに帰る家とあたたかい食事はあるのだろうか?
その家に語り合う人々はいるのだろうか?

政治や社会に悪態をついてもキリがないが

街で駅で路上で
獣と化した孤独な人がまたひとり・・・

そして今年も冬を迎える。


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