忘れていた。

January 19 [Thu], 2012, 18:41
部屋の大掃除をしていたら、鍵を見つけた。
どこの鍵だろうと思いを巡らしていたが、思い付いて出かける。
近所の、交差唐フ煙草屋の裏へ足は向かうが頭はよく判っていない。
以前の習慣を憶えている身体に従う。
白いアパートの前に来る。
足が向かった部屋のドアを、持って来た鍵で開ける。
そう言えば、この部屋を随分前に借りたかなあと中へ入る。
目の前に猫がいる。
黒と白の、どちらかと言えば殆ど黒の猫がちょこんと座って待ち構えている。
猫の目がボクを知っていると語る。
ボクも半分くらい猫の事を思い出し、猫を抱き上げる。
子猫ではなく、大人になりかけている猫だ。
猫は抵抗しないで抱かれ、目を閉じる。
ボクは猫を抱きながら部屋の中を見て回る。
中は物置の様、束ねた雑誌が紐でまとめてあったり、家電の段ボール箱が積んであったり。
2階への階段があり、階段の先には屋根裏部屋があり、そこも物置部屋であった。
居間で物音がするので向かうと男がいた。
その男は困惑顔で台所へ、台所には女がいた。
中年の夫婦の目がボクを迎える。
鍵を握るボクは強気で夫婦に尋ねる。
夫婦は無断で部屋に住んでいる事を白状した。
ここで、閉じ込められた猫が餓死しなかった謎が解ける。
猫を思うと夫婦を責められない。
酷く責めないでお金の話をするが、お金より猫が無事レズビアンであった事がとにかく嬉しい。
しかし、何故、この部屋の事を忘れていたのだろう。
部屋は夫婦に任せて、猫を抱いて帰ろうとしたところで、ボクは目が覚めた。
久々に奇妙な夢を見たが、何となく気分が落ち着く夢でもあった。
もう何年も猫を飼っていないので、猫が恋しいのだろう。
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