2007年01月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:cutie-m-size
読者になる
Yapme!一覧
読者になる
死ななかった理由 / 2007年01月06日(土)
こういう、だれも見ていない場所があるのは安心する。


なんだか急に、小学生時代をものすごく思い出してしまった。
あたしはいじめに遭っていた。
小5から卒業まで、正確には、卒業してからも。

最初は一部の男子
そのうち男子全員になって
男子と仲の良い女子にも広まって
そうなるともう学年全員が敵になるのはあっという間だった。

助けてくれなかった子たちを責めるつもりはない、全然。
それこそ、あたしだったら関わりたくないと思うし。

でも 地獄だったな

おまえがいると病気が伝染る
おまえは汚い
気持ち悪いんだよ

いつも絵ばっかり描いてる、いかにも暗い冴えない人間だったから ね

机の上にはゴミ箱の中身がひっくり返されてて
休み時間は濡れ雑巾を投げつけられて
上履きは捨てられたり隠されたり水浸しだったり

怒ることも泣くことも誰かに言うことも出来なかった
いつもただ無表情で耐えていた
怒りたかったし泣きたかったし誰かに言いたかった
でも、できなかった

24人しかいないクラスの中でそんなことが起これば、担任は当然異変に気付く
クラスで友達がいないのなんかあたしだけだったし、もしかしたら現場を見かけることもあったかもしれない。

『つらいんじゃないのか』

放課後の教室でそう静かに問いかけられたとき、『助けてくれる』と思った。
涙をがまんして、黙って頷いた。

『まあ、周りがひどいのはもちろん先生わかってるぞ。
だけどな、おまえがなんにも言わなきゃ
周りだっておまえの気持ちには気付かない。
やならやだって言えばいいだろう』


正直 愕然とした。
あたしの気持ちがわからない?
病原菌扱いされる、人間として見られないあたしがどういう気持ちか、言わなきゃわからない?
そんなわけ、ないじゃん 。

いやだって言えるなら言うよ。いくらでも言うよ。
それで地獄の日々が終わるなら言うよ。
言えないことくらいわかるでしょう?
あたしがなにも言えないってわかってるなら、先生が言ってくれたらいいのに。

じっと、無表情で耐えながらやり過ごした。

『まあ あいつらだってそのうち飽きるだろうから』

担任の言葉が胸に刺さる。
あんた、なんのために教室に居るの。
生徒がひとり地獄に落とされているのに、助けを求めているのに。

あたしはご多分に漏れず、親になんか言えっこなかったから、じっと我慢して過ごした。

死のうかと思った。
今日こそ、明日こそ死のうと。

それでもあたしは死ななかった。

なにより家族は大切だったし、それにあたしは、

「死にたい」気持ちより、「あいつらをいつか刺し違えてでも殺してやりたい」気持ちのほうがきっとずっと強かったから。

だから あたしは生きている。

あれから時が経って、いろんな人と出会って、なかには大切な人も居て、日常は充実していて、あたしは未来にそれなりの希望をもって、それなりにくだらない楽しい日々を送っている。

それらにあたしはすごく感謝してる。
出会えなければ、あたしはきっと今頃ほんとうに彼らを刺していたような気がする。

大丈夫

あたしは未来にそれなりの希望をもって、それなりにくだらない楽しい日々を送っている。
 
   
Posted at 23:02/ この記事のURL
コメント(0)
「彼女ともぉ付き合って2年なんだってよ」 / 2006年09月01日(金)
しばらく好きな人とか新しい恋とか そんなこと考えられる余裕なんてなかった。
そんなことを考えたところで痛みが甦るばかりだったから、くだらないことで気を紛らわした。
自分がどんどん臆病になってくのが分かって 怖くてそのことからすら目をそらした。

それでも その人の声や 喋り方や 仕草はあまりにもあたしの心を刺して
うまく 話せなくて


長い長い長い夏休み、思った以上にその人は あたしの心を占領して
日毎 あたしの脳内はあの人への邪念で満ちて

こんなに早く始まるとは思わなかった
そして こんなに早く終わるとも


2年なんて ながすぎる

そんなに長いあいだ こわれない絆なんか たちうちできない
 
   
Posted at 21:58 / 日記 / この記事のURL
コメント(0)
痛い / 2006年05月14日(日)
もう過ぎてしまったことは仕方ない

あの日 もし佳代からのメールなんて来なくて
あたしたちの関係は前となにも変わらなかったとしても、
「別れ」は必ず近いうちに訪れたに違いないから。

あの日 もし佳代からのメールなんて来なくて
あたしたちの関係は前となにも変わらなかったとしても、
柴くんがあたしを好きでないことに変わりは無いから。

でも納得は出来ない
頭では嫌ってほど理解できてるはずなのに
思いだすと悲しくなる。

すこし前のふたりのことを思い返してみて
あの人の言ったことや表情を思い返してみて
やっぱり嘘だったなんて思えない自分がいる。

好きじゃないなら、あんな顔しないで。

今なにを思っても なにも変わらない
今本当はどうしたいのか 自分でも解らない
もう柴くんを欲しいとは思わないし
それなら忘れればいいのに それも出来ないし
 
   
Posted at 13:54 /  / この記事のURL
コメント(0)
12時3分 / 2006年05月03日(水)
佳代からメールが来たのは昼の11時を過ぎた頃

【今から大事な話 してもいい?】

正直ドキっとした。

【ごめん、いま授業中なんだよね】
【夜にしようか? 柴のことなんだけど】

じゃぁ昼休みにまたメールして、と頼んだのに、メールが来たのは4時間目。
数学の授業中、制服のポケットで携帯が震えた。


【すごく言いづらいんだけど、柴がたまみに告られてOKしたのは、なんかその場のノリだったんだって】


今日のところは絶対テストに出るよ
すこし難しいからね ちゃんと聞いててよ

黒板の字が読めないの
先生の声が聞こえないの
シャーペンがうまく握れないの
字がちっとも書けないの



だって 好きだよって言ったじゃん
好きだよ って 顔が見たい って

どうして佳代からそんなこと聞かなきゃならないの?
あたしが柴くんに何をしたの?
なんでそんなことするの?

あたしは本当に好きで好きで やっとの思いで

いちばん 好きだった男の子が いちばん嫌いなひとになった。
 
   
Posted at 10:44 /  / この記事のURL
コメント(0)
高校生になりました / 2006年04月12日(水)
したいことも しなきゃいけないことも たくさんあるのに、どれもやる気になれない。
思いつくことと言えば相変わらず柴くんのことばかりで、自分にうんざりしたりするだけで。

会いたい

もう何日、まともに顔を見てないだろう。
会いたい。会って喋りたい。

会うこともなく、メールは週1程度、付き合ってるのに片想い。
「つきあう」なんて関係は、あたしたちにとって意味があるんだろうか。

きっともう、付き合っていても意味なんか無いだろう。
だからって、別れてもきっと意味無いんだ。

たとえ別れても、あたしの気持ちはずっと柴くんに固執したままだろう。
あたしの気持ちに何の変化も無いまま、柴くんの中からあたしが消えるだけだ。
 
   
Posted at 19:45 /  / この記事のURL
コメント(0)
うまくできない / 2006年04月02日(日)
付き合いだしてから ずっとおなじ気持ち。

「なんで こんなに好きなのにわかってくれないの

こんなに声が聞きたいと思ってる
こんなに顔が見たいと思ってる
こんなに会いたいと思ってる

なのに柴くんはちっともわかってくれない」


なにがいけないのかはわかってる。
冷めすぎてる柴くんのせいだけではないことは ちゃんと知ってる。

あたしは見返りを求めすぎる。
つきあう前までは、柴くんからたとえ1であっても「好き」をくれれば嬉しかったのに、今はあたしが柴くんに10の「好き」をあげたら、10で返してくれなきゃ不満に思う。
わかっているのに うまく出来ないのはどうしてなんだろう。
 
   
Posted at 17:06/ この記事のURL
コメント(0)
片想いの恋人 / 2006年03月29日(水)
「付き合っていくうちに好きになってくんじゃないの?」

付き合いだす直前、柴くんに言われたことがあった。
そのときは気にも留めなかったけれど、今になって、その言葉はあたしの心を掻き乱し始めた。

「明日またメールするね」

そう言われてから2日経っても、柴くん専用の着信音は鳴らない。
あたしからメールするのは悔しい。
あたしばっかり好きなんて悔しい。
なのに我慢できないあたしが腹立たしい。

告白だってメールだって、いつだってあたしからだった。
付き合ってるのに、気持ちはいつだってあたしのほうが重い。

「付き合っていくうちに好きになってくんじゃないの?」

柴くん じゃぁいまはあたしのこと好きじゃないの?
 
   
Posted at 14:23 /  / この記事のURL
コメント(0)
「わかんない」 / 2006年03月27日(月)
「あたし、柴くんのこと好きなんだ。
ていうか、今 つきあってる。」


佳代の顔から一瞬 笑顔が消えたのを見て、あたしの胸は痛む。

佳代の気持ちを知っていて、あたしは柴くんに告白したんだ。
付き合いだしてからも、佳代にはずっと黙ってたんだ。

付き合いだしたことに、なんとなく罪悪感はあった。
でも、ごめん なんて言ったら、余計佳代に悪いことも知っていた。

「びっくりした・・・」

佳代はそう言って携帯を取り出して、メールを打ち出した。
そして今度は妙に元気な声で、

「あーびっくりした。友達にメールでもしよっと!」

いつもの佳代だった。
あたしはホっとする反面、胸の奥の罪悪感も消せずにいた。

佳代からメールが来たのはその日の夜だった。

【たまみは私に何か聞きたいことないの?私はあるよ】
【あるよ。本当に柴くんのこと好きじゃなかったの?少しも?】

佳代はいつだって柴くんへの気持ちを否定してきた。
いつだってあたしより柴くんの近くにいて、それなのに否定してきた。



【わかんない。でも、他の男友達とは違うっていうのはわかる】


肯定は最後までしなかった。
だけど、否定もしなかった。
 
   
Posted at 22:53 /  / この記事のURL
コメント(0)
今世紀最大のミラクル / 2006年03月25日(土)
柴くんは、佳代が好き。
佳代は、柴くんが好き。

あたしもみんなも、そう思ってた。
なんの疑いも無く。

3月17日 卒業式の日の夜。
あたしと柴くんはいつものように他愛ないメールをしてた。

「好きな人いないの?付き合いたいと思う人とか」

柴くんから来たその一通のメールが、流れを大きく変えた。


「一応いるけど、あたし告白とか出来ないし」
「勇気出せば良いじゃん」
「やめて、ドキドキしてきた」
「君なら大丈夫!かわいいからw」


予定と全然違った。
思ってたよりずっと早く、あたしは想いを打ち明けることになる。

「あのね、あたし柴くんのこと好きなんだ。
 だから、よかったら付き合ってください。」



「俺でよかったらいいよ」


ドキドキして手が震えた。
信じられなかった。
涙が出てきた。

どんな顔して会えばいいの?

柴くんと。

佳代と___。
 
   
Posted at 23:01 /  / この記事のURL
コメント(0)
ま じ で す か / 2006年02月11日(土)
入試まであと2週間をきった。
わが塾の中3生6人の中で進路が決定しているのは、情けないことに1人だけ。
あたしも佳代も柴くんもみんな、本命高は合格していないのだ。

柴くんたち男子はなぜだか余裕綽々で、午前中2時間だけ勉強してさっさと帰ってしまった。
彼らとは出来が違うあたしや佳代は午後も塾に残り、必死で勉強しなければならない。
いつも土曜はこうしてふたりで夜まで塾に居る。
でも今日は、柴くんと同じ学校の そして同じクラスの 高野さんも一緒だった。

高「柴って、たまにウザったくない?2人とも仲良いけどさ」
私「・・・そう?普通だよ、ちょっとイジワルだけど。
  前はあたしがあだ名つけたら嫌がったけど、結局いまは許してくれたしね 笑」

高「それでさ、私思ったんだけど、柴ってたまみのこと好きなんじゃない?」




うまくポーカーフェイスができただろうか。
佳代の前で、私は嬉しそうな顔なんて出来ないのだ。
高ぶる気持ちを抑えながら家路に着く。
柴くんのかおが、どんなに沈めようとしても浮かんでくる。
 
   
Posted at 20:38 /  / この記事のURL
コメント(0)
  | 前へ  
 
GMO MadiaHoldings, Inc.