銀河ステーション

October 26 [Tue], 2010, 3:18

ここ数ヶ月演劇ワークショップに通っている。

プロ、セミプロの芝居を見る機会は多くても、素人の芝居ってなかなか見ないんだけど
そんな素人揃いのワークショップを経験して近頃思うのは、芝居の上手い下手ってやっぱり技術だけじゃないんだなーってこと。
必要なのは想像力、理解力。技術ってのはその軸をより強固にするための鎧みたいなものだ。
芝居経験者だとか、養成所通ってます、みたいな人も参加者の中にちらほらいるんだけども、単純に基礎的な発声だとか抑揚イントネーションだとか鼻濁音だとか無声化だとか、そんなのがきっちり出来てるのにぜんっぜんつまんないなーこの人のお芝居…って思う人もいるし、逆にそんなのひっとっつも出来てないのに楽しいなーすごいなーって思う人もいる。
演劇経験を鼻にかけてるあのおばちゃんより、難しい台詞が出てくると片言になっちゃう小学生の方が断然、ジョバンニだったりする。
何が違うのかなって考えたらやっぱり、演じている人物への理解度の違いだと思うんだなー。あ、今自分のこと棚に上げて話してますからね?



今回の演目は宮沢賢治「銀河鉄道の夜」。
うーん、昔原作を読んだ時にも感じたことなんだけど、このお話って賢治の宗教観が色濃く出てるから、「自己犠牲精神」というか、そんなものが主軸にあると私は捉えているんだけど。
宗教観と言ってもあれよ、そりゃ賢治は熱心な日蓮宗の信者だったけれども、それがどうってんじゃなくて、なんていうかこう…別に神様じゃなくてもいいんだ、信じるものを持っている人間の強さ、みたいなものが、どうしても現代日本を生きる若者の私には理解しがたい部分があって。
むーん、存在しない引き出しを開けろという難題を突き付けられているような気がします。笑
でもその辺を、最近は稽古後に劇団員さんと飲みに行っていっぱいお話できるようになったから楽しい。
  • URL:http://yaplog.jp/customized/archive/2063
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