性犯罪前歴者の公表(1) 

2005年01月07日(金) 13時17分
性犯罪に関して、今回の奈良県の少女誘拐事件から出てきた話で
あろうが「前歴者の公表」の意味する物は、様々あり
様々な観点から検討が必要である。

<市民>
恐怖との隣り合わせの生活から少しでも安心がもらえる可能性があり
制度が整備される事は、市民の安全面からも取っても良い事で在る。

<警察>
犯罪捜査段階において、潤滑に進むことだろう。
そして犯罪防止面においても必要な事である。

<前科者・加害者>
前科者は、個々の処遇を経て「更生」しているものの
過去の過ちを公表されたくないのではないだろうか。
公表することにおいて加害者の「心の傷」を開くとともに
挑発されていると感じる事が可能になるのではないだろうか。
そして、犯罪行為者にも「人権」はあり「プライバシ−」を認めるべきである。
犯罪者にプライバシ−というものは必要がないと思われるだろう。
しかし犯罪者も国民である以上「憲法」適用されるべきである。

<被害者>
お礼回りなど被害届けを出した事でされる心配などがあるが
その点、所在が明確であるので安全である。
(被害者に対しては、法務省から出所通告などがあるのでこの
制度の有無に関わらず安全性は、保たれる可能性はある)
→ここで心配できる事は、被害者の家族・友人・恋人が
敵討ち行為を行う場合に加害者や前歴者の居場所が明確に
成っている事で事がスムーズに行えるようになってしまっている事が
一つも問題ではないだろうか。

<制度>
前歴者・前科者の人権をしっかり守られて制度構築を期待したい。

ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性(4) 

2005年01月06日(木) 13時07分
(4)では、ゲーム環境における犯罪の対策を検討する。
※ここでの検討は、基本的に筆者の主観的要素が強い物である。

<犯罪防止策>
極論を挙げると「ゲームをなくす」
しかしゲームをなくすことが出来ない。
ならば何をするか。それは、ゲームをする前にゲームと現実社会(世界)に
ついて教育を家庭・学校・行政機関(教育委員会)にて
行うべきである。しかし、家庭では、親の考え方も様々であり、
客観的に指導が出来るかと言うと非常に厳しい物があるので
ここでは、第三者的、客観的に指導の出来る物が行うべきだろう。
となると、国家・行政になるのではないだろうか。

<業界の対策>
→レーティング
意味:ゲームソフトの内容によって、
対象年齢などを設定する制度。
民間から公募で集まった審査員が、
暴力表現や性表現などについて審査し、
年齢については、「全年齢」「12歳以上」
「15歳以上」「18歳以上」の4種類に分類する。
結果は「年齢区分マーク」でゲームソフトの
パッケージに表示されるが、消費者が購入する際の
目安であり、強制力はない。

この対策に関して、筆者は賛成であるがここへ
強制力を発せられる物にしないと何の効力も
無いのではないだろうか。

今回、一部地域で「有害図書」の書店・コンビニでの
販売において、テープなどで立ち読みの出来ないような策を
行ったが勿論、並べている段階でも行ってるが販売時にも指導が
あるだろう。

ゲームソフトが「有害ソフト」と位置づけする事は、
まだまだ難しいことなのかもしれないがしっかり制度構築が
必要であるだろう。

ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性(3) 

2005年01月05日(水) 12時53分
(1)〜(2)にて読売新聞の引用を掲載させていただきました。

 このゲーム環境においての誘発される犯罪行為は、
可能性論である。

 しかし、刑事政策の分野で「環境と犯罪」のようなカテゴリーが
ある。個々の環境が「ゲーム」を中心と回っていれば
例えば、小学校へ行ってもゲームの話やゲームの技を
わざとではなく、遊びで友達にかけてしまうこともある。
あくまでも可能性にしか過ぎない。よってゲームをしてるから犯罪に
繋がるとは、言えない部分もあるのだろう。

 近年、新たなゲーム機の発売でたくさんのソフトが販売されている。
ソフトの中には、カードゲーム・テーブルゲームやペット育成ゲームなど
もあるが格闘技系やスピードを出してドライビングするものなど様々あるが
「ゲームの世界」「現実の世界」が一緒になるようなものが
構成されていると考えれる。

 「ゲームの世界」「現実世界」との差の検討も行わなければ成らないだろう。
ゲームというものがどこに位置づけられるのかを考えて見ると「現実世界」の
玩具としてゲームがあるのではないだろうか。
「ゲーム」と「ネット」を比較するとまた違う物がある。
※ここでいうゲームとは、ネットゲームなどパソコンを使う物ではなく、
 ゲーム機を使用してる物。ゲームセンターのゲームを指す。

(4)にて対策を簡単に論じたい。


 

ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性(2) 

2005年01月04日(火) 12時52分
 研究チームの1人で、分析を行った慶応大学メディア・コミュニケーション研究所の渋谷明子研究員は「この調査で、保護者が気付いていない問題があることが分かった。やみくもにゲームを敵視するのではなく、安全に遊ぶにはどうすればよいのかを考える助けにしてほしい」と話している。

 ◆レーティング=ゲームソフトの内容によって、対象年齢などを設定する制度。民間から公募で集まった審査員が、暴力表現や性表現などについて審査し、年齢については、「全年齢」「12歳以上」「15歳以上」「18歳以上」の4種類に分類する。結果は「年齢区分マーク」でゲームソフトのパッケージに表示されるが、消費者が購入する際の目安であり、強制力はない。
(読売新聞) - 1月7日3時6分更新

ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性(1) 

2005年01月03日(月) 12時49分
 悪者が暴れまわるテレビゲームより、かっこいいヒーローが敵を倒すゲームの方が、むしろ子どもの攻撃性を高める可能性があることが、お茶の水女子大の坂元章教授らのグループ研究で明らかになった。

          ◇

 坂元教授らは2001年11月から12月にかけて、神奈川県や新潟県などの小学5年生を対象に、よく遊ぶテレビゲームと攻撃性に関するアンケートを実施、1年後に同じ児童に追跡調査を行い、周囲の人への敵対心を表す「敵意」など、攻撃性に関する5つの指標について、その変化を調べた。

 6校の児童592人についての調査結果を分析すると、知的だったり、見た目がかっこよかったり、魅力的な特徴を持つ主人公が登場し、攻撃するゲームでよく遊んでいた児童は、1年後に「敵意」が上昇していた。

 「ひどいことをした悪者に報復する」という、暴力を正当化するゲームでよく遊んでいた児童も同様に「敵意」が高くなっていた。

 これに対して、攻撃回数が多い、たくさんの人を攻撃するなど、暴力描写の程度が高いゲームで遊んでいる児童の場合は、研究チームの予想とは反対に、むしろ攻撃性が低下していた。

 この結果を坂元教授は「かっこいい正義の味方だと、プレーヤーが自己同一視しやすいため」と分析している。

 一方、同時に行った保護者に対する意識調査で、ゲームの内容ごとに、子どもに「遊ばせてもいい」から「絶対に遊ばせたくない」まで5段階で評価してもらったところ、保護者は、登場人物の特徴などにはあまり注意を払っていないことが分かった。

 522人の回答を分析すると、多くの保護者が懸念を示したのは「戦いのシーンで血が流れる」(1位)や「攻撃にかかわった人数が多い」(2位)などの条件。ヒーローによる暴力や暴力の正当化はいずれも20位以下だった。

 ゲームソフトのメーカーなど、約170団体が加盟する業界団体「コンピュータエンターテインメント協会」(辻本憲三会長)では、「テレビゲームと子どもの攻撃性については、まだ研究データが少なく、因果関係がはっきりしていない」(渡辺和也専務理事)という。

 このため、現在は、NPO法人(特定非営利活動法人)「コンピュータエンターテインメントレーティング機構」(武藤春光理事長)によるレーティングを柱とした自主規制に頼っているのが現状だ。

奈良女児誘拐殺人(3) 

2004年11月19日(金) 2時39分
(2)より続き

これらから思い出されるのが
1989年ごろ埼玉県所沢市周辺で起きた
「宮崎勤幼女誘拐事件」
及び、
「神戸少年A事件」である。

少年A事件で犯行声明文が出版社に送られて
世間がそれをとり事件が増長していた。

犯人の目的は、身代金ではなく
社会的混乱・自己欲求解消ではないか。
現在までの事件概要を見ている以上、
その様に感じられる。
多少、マスコミの過剰報道が原因で、
真実が伝わっているのか分からない部分もあると同時に
本当の目的が分かっていないのかもしれない。

やはりこのような犯罪コントロールには、
前述でもあるが
「地域間でのコミュニケーション・ネットワーク」
「相互監視」
が必要ではないだろうか?

(参考)
警察庁によると、全国の街頭での連れ去り事件は、
今年上半期で99件。昨年同期から70.7%も増えた。
街頭以外での連れ去りを含めると、
12歳以下の女児53人が被害に遭った。
イタリアの児童保護団体の調べでは、
昨年、日本発と分かった
児童ポルノサイトは165で、
世界で8番目に多い。

→2004年上半期で99件。それに53人の被害と
 言うのは、決して少なくはない。
 人口統計から割り出した数値を当てはめてみると
 1万人程度に1人かもしれない。しかし、
 安全な子どもたちの通学路の確立は、
 出来ていないのではないだろうか。

→児童ポルノに関して、日本では、
 規制法が出来たがまだまだ機能していない部分も
 あり世界的に見てもまだまだの部分がただあるが
 今後を期待したい。

奈良女児誘拐殺人(2) 

2004年11月18日(木) 2時22分
(1)の内容の他に様々な「歯を抜かれた」などという
奇妙な行為があげられており、このような点から
犯人像が割り出されている。

@殺害後の娘の写真を母親に送りつける。
A遺体の顔にキズをつける
B住宅地の溝など目立つ場所へ車から
 投げ捨てるのではなく座った状態
Cランドセル・ソックス・携帯電話を取る

以上、@〜Cそれ以上様々な点から言える事は、
「特異で残酷な手口の背景に、
幼い子どもを狙う事件の急増・助長するネット社会」
の陰が潜んでいるように考えられる。

このような事件に関して、ネット某掲示板にも書かれて
居たようであるがネットでの書き込みを模倣して行為に
至るものもいるのは、確かであるのではないだろうか。

現実社会がゲーム化しているのだろうか?
とあるマンガで読んだが中学生人生に
「ログイン」「ログアウト」このような表現こそ、
ネット世界から生まれている物ではないだろうか。

(学者の考察)
「遺族の感情を害し、苦痛を増すことにも快感を感じ、
大騒ぎになることで満足している。携帯という
新しいツールを使っており、犯人は比較的若いのではないか」
作田明・聖学院大講師(犯罪心理学)
→人の不幸を快感とし、騒ぎの増長で満足。
 このことからもある2つの事件が思い出される。

「ネットの普及に加え、核家族化が進み、
地域社会のつながりが薄れたことで、
人間関係をうまく築けない人が増え、体力的に弱い少女に
目をつける傾向がある。今回の事件もゆがんだ
犯人像が思い浮かぶ」
間庭充幸・大谷大文学部教授(犯罪社会学)
→地域社会とのネットワークの欠如。相互監視の欠如。
 人と人とのコミュニケーション不足。抵抗をしない弱者への
 攻撃性。などが考えられる。

間庭先生・作田先生お2人が
述べている事は、凄く分かる。
(→私の意見)

(3)へ続く



奈良女児誘拐殺人(1) 

2004年11月17日(水) 2時15分
※はじめに書込日時に関しては、
特に気にせず書いていますので
事件の発生日時とは、異なっている事を
ご了承ください。

事件まとめ
(足取り)
女児が持っていた携帯電話のGPS(全地球測位システム)
機能などから、17日夜の犯人の足取りが一部判明した。
奈良市内の連れ去り現場から数キロ南の同県王寺、
平群両町周辺を北上。この地域を縦断する国道168号か
その周辺の抜け道を通ったとみられている。
その前には、女児の自宅近くにいたこともGPSで
分かっている。また、午後8時4分に女児の携帯電話から女児の
写真付きメールが母親(28)に送られ、この23分後の8時27分にも、
同じ地域で微弱電波から携帯電話の位置を割り出したことも判明。
このほかに2回、捜査本部が携帯電話の位置をつかんでいること
が分かっており、位置の特定は少なくとも5回に上る。
捜査本部は、室内とみられる殺害現場の割り出しを急いでいる。
手がかり 女児の衣類などには人の頭髪や体毛が数本
付着していた。捜査本部は犯人に結びつく重要な手がかりとして、
DNA鑑定や血液型の分析を進めている。
 また、メールの写真にはグレーのソファと、
白っぽいシーツのような背景が写っていた。
死因は水死で、肺に残っていたのは水道水
だった可能性が高い。いずれも犯行現場に
直結する手がかりとみて、一帯での聞き込みなどを
続けている。

(現場)
女児が連れ去られたのは、自宅の北約200メートルの路上。
一方、遺体が見つかったのは、平群町の幹線から離れた
住宅地のはずれの造成地だった。
遺体は両足を側溝に入れられ、座ったような状態で、
上半身が外へ出ていた。車から投げ捨てたとは考えにくく、
抱きかかえて置いた可能性が高い。
近くには田んぼや雑木林など人目につかない場所があり、
犯人が遺体発見を想定してこの現場を選んだ可能性もある。
一方、携帯電話、ランドセルやソックス、靴がなくなっており、
犯人が別の場所に捨てた可能性もあるとみて、
捜査本部は遺体発見現場を中心に検索を続けている。


(毎日新聞11/24参照)

スーパーフリー集団暴行事件(2) 

2004年11月11日(木) 1時54分
(1)に続き、(2)では、「刑罰の目的」を考える。
「刑罰の目的」は、
@犯罪防止・抑止コントロール
A適当な更生期間
B必要最低限の更生期間
C行為禁止規定
考え深く考えると哲学的な話になるだろう。
よってそこまで深くは、考えない。

ABは、似ている物であるが@〜Cまで
あげてみる。
まず@死刑論議でもあるが「犯罪抑止効果」に
関して、本当にあるのだろうか。
様々な意見に別れる問題だと考えられる。

犯罪防止効果として再犯防止としていくつかの
HPであげられていた事は、
「行為に使用した部分の切り落とし」
であるが江戸時代の日本では、打ち首などもされていたが
現在の日本法の最高法規で在る憲法では、
残虐な刑罰の禁止規定(憲法36条)があり、
このような行為は、きわめて残虐な事であると
解する事が出来る。
しかし、36条では「公務員」が行う事を禁止している。
ならば公務員でないものが行えばいいと
考える事も可能であるが刑罰としてしなければ
行為者は、違法行為(傷害罪)で逮捕対象となる。

A適当な更生期間
B必要最低限の更生期間

今回の懲役14年は、ABに当てはめて考えて
見ると被害者は、殺したいほど憎んでいるのかも
知れない。しかし、人間は、「変わる」(私見)
動物である。
仮釈放問題を別に考え、満期で14年とすると
決して重い罰でもなく、被告へ個別的処遇に
おいて更生プログラムを実施する上で必要な
時間であるのではないだろうか。

Cに関しては、刑法の目的と照らして考える。

※今後、東京地裁控訴結果を見て続きを
 書く予定である。


スーパーフリー集団暴行事件(1) 

2004年11月10日(水) 1時38分
「スーパーフリー」集団暴行事件
和田被告に懲役14年(求刑懲役15年)の判決を渡した。
東京地裁判決を不服とし、控訴。
和田被告は、行為を認めている。

この問題でインターネットで様々な掲示板を見て
和田被告が懲役14年に対して重いから控訴した
ことに対しての国民感情は、憤慨している。
中には、「ハンムラビ法典」にしたがい、
残虐な刑を求めている箇所も見受けられるが
それに関しては(2)「刑罰の目的」にて

ところで、厳罰(重罰)したからと言って被告が更生するのかと
いう話ではないだろう。14年の懲役を重罰と見るのか軽罰の見るのか
控訴した和田被告には、重いのであろうが彼の起こした行為は、
「心の殺人」である。刑法199条を「肉体の殺人」と見なすと、
強姦・レイプ(暴行行為)は、「肉体」は、維持している物の
「心」は、死んでしまったと考えていいのではないだろうか?

ならば刑法199条の条文は、「3年以上の懲役・無期・死刑」と
示されている。
刑法177条、強姦は、「2年以上の有期懲役」これを
比較検討をすると重いのであろうか?
軽いのであろうか検討がつくのではないだろうか?
(別の機会でゆっくり考察する)

(私見)
→求刑15年 判決14年に関して
適当であるので地裁は、棄却するだろう。

〜ぷろふぃーる〜

ココでは、刑事法学(刑事法・刑事学・関係諸科学)について「勝手気ままに自己満足な理論部屋」です。特に学説・通説・判例に従っているわけでもありません。中には、したがっているものもありますが・・・。
ココでのハンドルネームは、「筆者」です。職業は、「研究者の卵の卵の端くれ」なのでしょうか?まぁよくわからないです!
※掲示板などは一切設置しておりません。
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