2・クアッガについて語る 

December 19 [Sun], 2010, 23:41
★絶滅哺乳類・そのいち。

クアッガについて語ってみる。

学名やら属なんかはwikiに書いてあるので割愛致します。

今日はドラマ”獣医ドリトル”の最終回でした。

私はあらゆる哺乳類が好きですが、ペットよりは野生動物に心魅かれます。
本当はアフリカとかアメリカとか行って動物保護活動したかった。
可能であれば野生動物の治療とか、したかったなぁ。
血が大嫌いなので獣医にはなれなかったのですが(´・ω・`)
とか言っておきながら養豚してた時は栄養剤とかぶっさしてたけど・・!
人間案外なれるものらしいです、色々と。

話がそれた・・

ドラマ中で”クアッガ”の話が出ていたもので、今日はその話を。
動物好きーでも知らない人が多いであろうクアッガ。
絶滅してしまった、いえ、人が滅ぼしたウマの仲間の1種類です。
この動物は1700年代、アフリカはケープタウン周辺に
それはそれは大量に生息していたそうです。

前はシマウマのような縞模様、後ろは不思議と縞模様のないこのシマウマ。
なぜこのような姿に進化したかわからぬまま、滅んでしまいました。

一般的なシマウマが縞模様なのは、いっぱい集まると個体の輪郭がぼやける、
というかライオンなどの肉食動物が狙いを定めにくくする
意味合いがあるとか言うけれど・・

クアッガは本当に不思議な姿をしてますよね。
可能であればこの目で生きている姿を見たかった、と強く思う動物の1つです。

彼らの絶滅の原因は環境破壊、そして

人間です。

警戒心が乏しく、人に慣れやすかったといわれているクアッガ。
銃で撃ち殺され、なかなか美味しかったらしいその肉の用途は広く、
レストランで提供され、果ては奴隷の食糧としていたとも言われます。
革は穀物を入れる袋に、また靴用の革として使用したそうです。

肉も皮も使えるこの動物、まして警戒心は薄く、人から逃げない。
彼らを殺すことは非常に簡単だったのでしょう。

とある記録では馬車にのって銃をかまえ、ひたすらにクアッガを撃ちまくり
皮をはぎとり、肉をはぎとり、残りのいらない部分は捨て去り・・

道はクアッガの死体でいっぱいになったそうです。

その当時の人達は、動物愛護といった観念はなかったのです。
たくさん殺したら絶滅してしまう、そんな考えはなかったんです。

1861年に野生最後のクアッガが射殺されました。
一部の動物園にはまだ残っていたそうですが、その子達では少なすぎました。
もう増えることなんて出来ない、ただ絶滅を待つばかりになってしまいました。

そして

1883年に動物園に残っていた、最後のクアッガが死にました。

この不思議な動物は地球から消え去りました。
もう少し後の話であれば、今もこの動物を見かけることが出来たのでしょうか・・

今後もぼそぼそとこういった動物を紹介していこうと思います。
このようにすでに滅びてしまった動物がいるから、今絶滅にひんしている
動物を救おう、といった考えが生まれたのだと思いますが、

クアッガのような不思議で貴重な動物が消えてしまったこと、
二度と会うことが出来ないこと。

この事実は本当に悔しいし、非常に悲しいです。
人間って愚かだなぁ、といつも心が痛みます。

レッドリストに”EX”(絶滅を意味します)を増やさないよう、
私達にはいったい何が出来るのでしょうか・・

いつも頭の中で葛藤しています。

1・トラについて語る。 

December 03 [Fri], 2010, 23:40
★トラ語り・そのいち。

「トラサミット」閉幕「2022年までにトラを倍にする」目標に合意

実は今、この世界では野生に生きるトラより飼育下のトラの方が数が多い。
アメリカではトラを飼うことがセレブの象徴というか、ブームらしい。

気持ちはわからなくもない。
トラは本当にキレイな生き物だし、ずっと見ていても飽きないだろうと思う。
トラになら噛まれてもいいと思うくらい、私もトラが大好きです(

動物園へ行ったらずっとトラの前にいるし、写真もいっぱい撮りまくる。
学生時代に動物園実習へ行かせて貰った時もトラをやりたいと申し出た。
そして某動物園で2週間トラの飼育をやらせてもらいました。
スマトラトラと過ごす毎日、とてもとても幸せでした・・(*´ω`*)

ただ、あの素敵な動物が好きならば、
彼らが絶滅の淵に立たされていることは知っていてほしいと思う。

ほんの1世紀前までは、トラは9亜種が生息していました。
生息域も広く、約10万頭が生息していたといわれています。
それが今、バリトラ・ジャワトラ・カスピトラの3種が絶滅し、
6亜種で生息数は4000頭未満と言われています。

この100年間に一体なにが起きたのでしょうか。

起きたこと、それは人間による狩猟と環境破壊です。

狩猟が禁止された今でも、密猟が絶えません。
でも、一概に密猟する人が悪いだなんて言えません。
だってさ、お金になるんだもの、買う人がいるんだもの。

トラが生息する地域は発展途上の国が多く、
一攫千金を狙い、危険を冒してでもトラを密猟する事件が後を絶ちません。

トラは体の部位が漢方薬として売買され、
美しい毛皮はお金持ちの人間にもてはやされます。

科学的に何の効果もないと証明されている現代であっても、
中国等ではトラの骨を使ったお酒”虎骨酒”などの漢方薬が珍重されているとか。
日本人でも旅行の折りに知らず知らずに虎の体を使ったものを購入し、
空港でひっかかると聞いたことがあります。

※ワシントン条約に掲載されている動物は、たとえ体の一部でも、
  粉末にしてあっても所定の手続きをしないと税関で差し止めをくらいます。
  お金は勿体ないわ、動物を減らす事に拍車をかけるわ・・・
  踏んだり蹴ったりとはこのこと。全くいい事がないです。
  旅行の際は少しだけでも、覚えていて頂ければ嬉しゅうございます。

参考までに・・経済産業庁のパンフレット

日本に野生のトラはいないけど、トラの為に出来ることはないのかな?
そんなことを考えてくれた人がいたならば・・
小さい事でも、旅行先でこういったものを買わないこと、も1つの努力。
わたしは、そう思うのです。

動物を守っていくこと、共存していくことは難しいですね。
私という小さい小さい人間には出来ることも限られています。
それは重々承知の上。

それでも、私のつづった一文が、何かの役に立てばと思います。
野生動物についてはほぼ独学の知識で、間違いもあるかもしれませんが、
何かご質問等ありましたらお気軽にコメントしてやって下さい。
解る範囲でお答えさせて頂きます、また可能な範囲で調べていこうと思います。

今回はここまで。

自己紹介と、ブログへの思い。 

November 23 [Tue], 2010, 14:22
まずは自己紹介。

咬虎、こっこと申します。

物心ついたときから動物が好きで好きでたまらず
親族の誰かが農家だったわけでもなく、
農業高校へ行っていたわけでもないけれど、
東京農業大学・農学部畜産学科へ進学致しました。

卒業後は栃木県で養豚業に従事。
上司と折りが合わず1年程で退職し、
現在は地元静岡で慣れぬ営業事務職を頑張っています。

トラが好きで、猛獣が本当に大好きで
ずっと動物園職員を夢見ていました。
その夢は潰えてしまいそうです。

飼育係になりたいと思ったのは
今野生動物が置かれている状況を知って、
動物を守りたいと、そばにいたいと思ったのがきっかけだったから。
そして正直、人間が大っ嫌いだったから。

周りにいてくれる人達がいて、今の仕事について、
それでやっと人嫌いは克服できて、今はむしろ人が好きです。

さて、次は何が出来るだろう。
動物の為に、何かできないだろうか?

そう思った時、私に出来ることが少しでもあると思ったのです。
養豚なんて普通の人には想像もつかない世界でしょう。
私が集めてきた動物の情報は、知らない人もいるでしょう。

かつての自分が一冊の本に突き動かされたように、
自分の考えが人の考えを変えたことがあるように、

自分の思いを伝えることで、何かが変わるかもしれない。
ほんの少しだっていいんです。
ただ黙って見過ごすよりは、口をつぐんで過ごすよりは。

その思いから、自分の見てきたこと、学んできたことを発信していきます。

誰か一人にでも、どこかにいる動物1匹にでも、
役に何か立てますように、そう願います。