「居場所」を求めて・・・。(和哉) 

November 01 [Tue], 2005, 0:48
和哉は前の恋愛で
人を信じれなくなっていた
信じるのが怖かった

「次恋愛するなら今度はこっちが利用してやろう」とも思っていた

でも、そんな和哉も

「自分の居場所」が欲しかった

和哉はそこのサイトで「言霊」を書いていた

誰かに訴えかけるように

そして

自分に言い聞かせる様に・・・。


美憂と逢う日は11月18日に決まった

内心、少し複雑な気持ちだった



「居場所」を求めて・・・。 

November 01 [Tue], 2005, 0:48
長年住み慣れた「東京」から逃げ帰る様に大阪の実家に戻ってきて
早4ヶ月
何も無く健康体で戻ってきたのなら別に問題は無いが

私の背負ってる
「鬱・PTSD・パニック障害」と言う「心の病」にその時は完全に打ちのめされていた。
毎日OD・リスカの毎日
それなりに連れ添っていた旦那からも「離婚」を要求され
自暴自棄にもなっていた。




「自分の居場所が欲しい!!」

ただそれだけを考えながら
フラっと
とある「出会い系サイト」に登録した

そのサイトは日記が書けるって言うのが売りらしく

私も何かしら日常の日記を書いたりもした

「出会い系サイト」だけあって

それ目的のメールも何通もきた

「男ってやっぱりバカばっかりだ」

そう思ってた矢先に

一人の男性と出逢った

「和哉」と言う3つ年下の人

どこか寂しげで種類は違っても同じ傷を持ってる様に思えて

この人にどんどん魅かれて行った

そして何度かメール交換やチャットで話すうちに

この人と話す事が楽しみになっていた

何度かチャットで話すうちに

携帯の番号とアド交換もして

今度逢う事になった

私は緊張もあったけど

早く逢いたくてウズウズしてた。

こんな気持ちは久々だった

初対面 

November 18 [Fri], 2005, 13:47
待ち合わせ場所は某私鉄沿線の改札口

お互いこう言うのは初めてだから

挨拶も漫ろに
近くのファーストフード店に移動

和哉は美憂の手首のリストバンドにすぐさま気付いていたけど
何も触れなかった・・・。

一方美憂も和哉の寂しげな眼差しが気になっていた

そして

その後、二人は身体を合わせた
まるで心に空いた穴を身体で生めるように
お互いがお互いを求め合った

そして美憂の左腕を持って
「約束する。俺はどんな事があってもお前の味方でいる」

美憂は涙が止まらなかった

そして

ふたりは

「付き合う約束」をして別れた

帰りの電車の中(和哉) 

November 18 [Fri], 2005, 23:15
帰りの電車の中で

和哉は考えていた

半分ノリで付き合う事になってしまった美憂の事を

「これじゃ今までと何も変わらない」

そう思ったら同じ事を繰り返そうとしている

自分自身にも苛立ちを覚えていた。

「俺のどこが好き?」

「一目惚れかな・・・」

美憂の言葉が頭から離れない

「一目惚れ・・・・だったら俺じゃなくても良いんじゃないのか?」

色々な感情が和哉の心を押さえつけていた

そんな中和哉のウォークマンからは大塚愛の「プラネタリウム」が流れていた

歌詞を一言一言噛み締めながら

和哉は一つの決心をした

「やっぱり美憂とは別れよう」

「女を騙してやる」と思っていた和哉だったが

本当は心の拠り所を探していた。

ちゃんと「美憂」の事を知りたくなった

知ってからちゃんと付き合いたいと思っていた。



勝手な事だとは分かっていたが

家についたら電話しよう・・・。

帰りの電車の中 

November 18 [Fri], 2005, 23:53
帰りの電車の中で美憂は

考えていた

「これでいいのかな?」

何か大きく間違えてる気がする

「一目惚れ」何て軽い事を言ってしまった自分にも

何だか嫌気が差していた

本当は和哉の「どこか寂しげな目」に魅かれていた

本当は和哉の心の中にある「闇の部分」が知りたかった

でも、初対面の彼に本音を言えなかった

何かモヤモヤした感情を抱いたまま

美憂はぼんやりと窓の外を見ていた・・・。

別れ・選択・友達以上恋人未満 

November 19 [Sat], 2005, 0:02
家に帰ると

和哉から電話が掛かってきた

正直、美憂自身何か嫌な気配を感じていた

「はい。もしもし」

「今日はありがと」

「ううん、私の方こそありがと」

そんな何気ない挨拶程度の会話を交わした後に

和哉は口を開いた

「あのさ、やっぱり俺ら別れた方が良いと思う」

「え?」

美憂は内心分かっていたけど聞き直した

和哉は続けた

「今日逢ったばっかりだしお互いの事何も知らないし」
「ちゃんとお互いを見れる様になった方が良いと思う」

「そんなの勝手すぎる!!」

何故か裏切られた様な気持ちになって
美憂は涙が止まらなかった

和哉から続けられた言葉は

「このまま別れて連絡ももう取らないか、「友達」として今後お互いを見ていくか」

和哉のあの「寂しげな目」が気になっていた美憂は

迷わず後者を選んだ


そこから始まった


「友達以上恋人未満」の関係


この先どうなるのか不安でいっぱいだった
P R
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