ぼくの十字架 

2006年09月05日(火) 23時22分
みてはいけないものを、みてしまった。

「罪状を述べよ。」
「みずからのて で よごしました。」

馬鹿 みたいね。
けおとされても はずかしめられても おとしめられても
すがりつくつもりでいた ものに

「みずから どろ を かけました。」

きっとあの子は知らなくて どうせこれからも知らなくて
そんなのは関係無くて 要は ぼくが ぼくの神様を
ぼくのての中だけで ひっそり 一度

殺してしまった ということなのです。

かみさまはかみさまだもの
なんべんだってキレエになるよ?
そうだよ、うまれかわるんだ。

うらぎりたくない
もう二度と あんなふうに あの子をよごしたくない
うつくしい うつくしい ぼくのかみさま
なんべんでも 呼ぶから
うつくしい うつくしい あの子もういちど
この罪深きぼくに もういちど



信実を、ください。



「そこだけで、あのうたが鳴るよ。」

プロパガンダ・プリンセス 

2006年09月05日(火) 23時21分
君のかなしみ バーチャルで
僕がチャンネル まわせばもう
消え失せるんなら いいのになぁ

表情持たない3D 思考回路はRPG
溺れて忘れろ 浮世の悲劇

深く考えすぎだって あんた
遠くの戦場 こぼれた赤も
朽ちてく森を 追われた獣も
かさぶたライン あの子の手首も

ぜんぶテレビの中だけだから
この部屋まで 追っかけちゃこないって
スイッチひとつで 魔法のように
さよならできるさ 現代科学?ね。

気に病むことなど何も無いんだよ
君は悪い子なんかじゃ無いんだよ
この画面が とらえているのは
センスの悪い つくりものの寓話

君のかなしみ バーチャルだから
もうぜんぶぜんぶ 忘れていいから
こわい夢なら リモートコントローラーに
閉じ込めておくから 眠っていいから



疲れた目を伏せてよ。

オレンジに沈む 

2006年09月05日(火) 23時21分
この部屋の窓に 映る西日は
オレンジジュースみたい きらめくのにね
その中にくるまれて どうしてなのか
ひとりきり引きこもり 僕が描くのは 
光をなくした街への モノクロームの子守唄
乱反射する あったかい「さよなら」たちに
かき消されるよ 影 影 影
影法師たちのブルース 声が途切れた。

感情はポラロイド 引きちぎられた瞬間
つかまえて心のシャッター 残したくもないのに
引き伸ばしちゃうのは どうしてなのか
ひとりきりゆらゆらり 涙も乾いてさ
くらげのふりしてるの 歩道橋よじのぼって
傾く太陽が からだ焼き尽くすの待つ
最後に残るのは 影 影 影
影法師たちのブルース ゼリーは溶けきった。

あのひとの横顔と 似すぎているまぶしさで
黙ってる赤い惑星 午後五時の静寂
たえきれなくなるのは どうしてなのか
ひとりきり歌いきり やっぱいたたまれない
さみしげな光をまとう のらねこの立ち姿
思い描いて鳥肌 思い浮かべて歌うよ
今にも消えそうな 影 影 影
影法師たちのブルース 夕焼け沈みきった。

さようなら さようなら
猫背の影法師。

ムラサキ。 

2006年09月05日(火) 23時20分
赤い純情がふくれあがるのが
痛々しいほど わかってしまうから
君の声を聴きたくない。

とりつくろった永遠は
ゆるやかな光 まといながら消えて
君の名前はただ 乱反射の中だけの
遠のく記憶は なんて最悪。

青い欲望なんてヤワなもんじゃなく
とめどないのは わかってるはずだ。
君の声感じるたびに。

君のぜんぶに ふれたいと
君のぜんぶが いとしいと
君のぜんぶを こわしたいと
いっそ祈りのような気持ちで
あたしはいつも思っているのに。

近い誓いより
遠い願いで
君を誰よりも愛しているのに。
なんで 美しくない? 手の平の中。
なんで 満ち足りない? 左胸の奥。

赤すぎる 青すぎる言葉に濡れて
あたしは君に届かない まんまだ。

あやふやごっこ。 

2006年09月05日(火) 23時19分
きみのことばが 確かになるにつれ

ぼくの輪郭は 不確かになるよ

きみのことばが「あのひと」を描けば

ぼくは世界一 「あやふや」になれる

ぼやけて

ぼやけて

ぼやけて

もういっそのこと かき消してくれりゃあいい

生ぬるい期待 とめどないイメージ

吐き気がするから 終わりにしてよ

きみがひとこと 「違うよ」と

笑ってくれれば ぼくはもう

最後のラインも 涙でにじませ

すっかり消えうせられるのに

ぼやけて

ぼやけて

ぼやけて

あやふや。

あいまいGIRL三時半。 

2006年09月05日(火) 23時18分
あいまいなふりをする。

儚くはなれないから せめて 息を殺して 意識を消して
あいまいなふりをする。

オーロラ。
虹。
流れ星。
シャボン玉。
あなた。
ぜんぶよく似ているね 一瞬で いなくなるね
儚いね。 儚いね。 

あいまいなだけの僕 一瞬だけそばにいて
儚いこきゅうに 「よっぱらってもいいですか?」

儚くはなれないけど つたなく離れないで。
よいどれつづけているよ
このあいまいな瞬間に。

オアシス 

2006年09月05日(火) 22時43分
どうしてかな はじめてだな
あなたとあたし おんなじ世界で
おんなじ空の下にいることが
こんなにくるしく 思えるなんて

こんなにくるおしく 思っているのに。

どうしてかな ひとりぼっち
かなしい名無し あたしさみしい?
おんなじ病気 繰り返すかな
こんなにくるしい だけど生きてる

こんなにくるおしく くるおしく、

狂ってしまったよ。

だだっぴろい トーキョー 砂漠 ど真ん中
立ち止まって こぼれた涙

「ああ あなたのオアシスに なれるなら。」

こんなにくるおしく
こんなにくるおしく
こんなにくるおしく
こんなにいとおしく。

どうしてかな はじめてだな
くるしいな だいすきだな

ねえ まだ 涙止まんないよ。

しゃぼんの残像。 

2006年09月03日(日) 20時19分
眠りたい でも 眠れない。
あの子のまとう光だけ まぶたの裏に居座って
あか あお みどり まぶしいな
ひるがえるシャボン玉 僕をかき鳴らすよ。

甘い絶望 落っこちる。
白昼夢には あきあきしてる。
羊追いかけるのにも疲れたから
もういいんだ。
眠りたい でも 眠らない。 

あの子の光にヤラレてたい。

空っぽのアタマに すいみんやくと
だいすきなワーグナーのメロディをぶちこんで
それでも眠くない。 こんな夜だけは。

あの子は月。 あの子は星。
あの子は僕のシャボン玉。
あの子が僕を、

照らすよ。

こんな夜に
壊れそうな あの子の
なないろの光 思いながら
眠らない。 眠らない。

照らしておくれ
守りたい。

枯れたやくそく。 

2006年08月31日(木) 20時20分
つないだゆびさきの温度は うだる暑さに溶けたよ

あなたのなみださえも 雨のむこうにかすんで

もうなにも見えないし もうなにも聴こえない。
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