さまざまな乳酸菌を選択できる今

December 14 [Sun], 2014, 23:12
1.病気を予防してくれるプロバイオティクスの力
 現在は病気の発生源となってしまっている大腸ですが、リセットをして健康の発信源とするにはどのようにすればよいのでしょうか。それは、乳酸菌を増やすことが大事になります。優れた機能を持つ乳酸菌をとることで、病気にかかりにくい腸内環境をつくることができるのです。
 これまでの乳酸菌は、「お腹を整える」「健康によさそう」という程度でしたが、最新の研究で、乳酸菌のさまざまな効能が明らかになり、新しい機能を強調した「機能性ヨーグルト」が注目されています。
 全国各地で出回っているヨーグルトや乳酸菌飲料は、約7500種類もあります。「腸内活性の健康ヨーグルト」「血圧高めの方にラクトトリペプチド効果」「LGG菌」「LG21」などと書かれた商品を一度は目にしたことがあると思います。ヨーグルトブームの背景には、新たに発見された乳酸菌の機能を生かした「プロバイオティクス」の効果があります。
 「プロバイオティクス」とは、人の体に有益な働きをする生きた微生物とそれを含む食品のことです。それぞれの微生物の持つ機能が人間の健康を維持します。そして、病気を予防し、症状を軽減してくれます。体に有益な生きた微生物のヒーロー的存在が乳酸菌です。乳酸菌は医薬品を超える21世紀のスーパー・メディカルといえるでしょう。

2.乳酸菌は「菌株レベル」で体に働きかける
 乳酸菌は乳酸を作る細菌の総称です。昔からヨーグルトやチーズばかりでなく、みそ、しょう油、漬物などにも使われてきました。乳酸菌は、私たちの健康維持に働くため、「有用菌」「善玉菌」と一般的にはいわれています。大腸菌も乳酸を作りますので、乳酸菌と定義するには一定の実験で検証します。
 乳酸菌は地球上の生き物と同じで、分類されてそれぞれ名前がついています。乳酸菌に含まれる菌種数は350種類以上です。さらに各種乳酸菌として名前がついている菌株のうち、50菌株は、その機能が特定されつつあります。
 1990年代後半、分子生物学手法を使うことで腸内細菌の全容が明らかにされたことにより、直接的に病気の発症を予防したり、免疫調整力をアップさせるなどのさまざまな機能を持つ乳酸菌の菌株が発見されました。特定の乳酸菌の菌株は、大腸がんの予防に絶大な効果、乳がんや膵臓がん、肝臓がんの予防、胃がんの原因になるといわれているピロリ菌の活性を抑える効果、花粉症やアトピー症状を軽減する効果などがあります。
 特にアトピー性皮膚炎に対する乳酸菌(LGG)の効果は素晴らしいものです。アトピー症状のある妊婦に乳酸菌を与えたところ、生まれた子どものアトピーの発症率が低いという結果がでました。この結果には、世界の研究者も大変驚きました。
 この他にも、特定の乳酸菌の菌株には、がん細胞の増殖を抑えたり、免疫活性を活発にして風邪をひきにくくする効果、コレステロールを下げる効果、血圧を下げる効果などもあります。また、整腸作用で便秘改善、善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果、認知症防止、美肌効果などもあり、乳酸菌はすごいパワーなのです。
 がんリスクの効果をみると、乳酸菌の一つであるLGGが、大腸がんを促進するβグルクロニダーゼやアゾレダクターゼという酵素の活性を抑える働きがあります。
 免疫活性の効果は、免疫細胞である胸腺由来のT細胞、骨盤由来のB細胞、マクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞などの機能を増進させるのです。これには、免疫の専門家もその効果に注目しているほどなのです。乳酸菌を含む発酵乳の消費量が増えれば、乳がん、膵臓がん、大腸がんの発症率が下がる研究結果が出ています。アレルギー低減効果についても証明される研究データがあります。
 このように、プロバイオティクスの効果はたくさん報告されていて、そしてまだまだあるといわれています。
 
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