二月大歌舞伎@昼 

2006年02月27日(月) 17時20分

歌舞伎座行ってきました。昼の部は今月は良いかな、と行かないつもりでした。でも團蔵さん最近みてないなーと思い、恋しくなって行くことにしました。
「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」途中からでした。遅刻したもので。玉織姫(芝雀さん)が、斬られて死にそうになっているところで、「もう目が見えぬー!」と叫んでいました。こういう場面は他のお話でもよくあるみたいですが、ちょっと気になってしまいます。もう見えないくらいなのに喋ったりできるんだろうか。最初に目に来るんですかね。
「お染久松 浮塒(うきねの)ともどり」
お染(菊之助さん)久松(橋之助さん)美しかったです。女猿曳(芝翫さん)の背後に乗っかってるお猿さんが可愛かったです。明らかにぬいぐるみでした。芝翫さんが去る時のお染久松に向けて「死んじゃだめよ、頑張るのよ」みたいな表情がとても良かったです。そういう意味で良かったのかわかりませんが。後見の芝のぶさんも素敵でした。
河竹黙阿弥 作「極付 幡随長兵衛(きわめつき ばんずいちょうべえ)」すごーく楽しかったです。
確か、役者さんがもってこいのキャスティングの場合、極付がつくと何かの本に書いてあったと思います。もともとそういう題名なのかもしれませんが。團蔵さん素敵でした。「笠かぶるとこからやるからねっ」とかかわいかったです。二幕目の子分達も楽しかったです。アキバではメイドカフェが流行の様ですが、子分喫茶もあったらいいな、と個人的に思います。

二月大歌舞伎@夜の部 

2006年02月07日(火) 16時25分
歌舞伎座行ってきました。お席は一階の後ろの方でした。
「梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)」人は沢山出てきますが全体的に少し退屈なお芝居でした。六郎太夫(歌六さん)良かったです。良いお父さんでした。
「京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)」玉三郎さんと菊之助さんのとっても美しい白拍子花子でした。聞いたか坊主のまいまいづくしは松也さんでした。手ぬぐい投げもあり楽しかったです。「欲しい!欲しい!」と心の中で叫んでいましたが、私の方には飛んできませんでした。でももし飛んできて隣の人と取り合いになったらコワイです。
「人情噺小判一両(にんじょうばなしこばんいちりょう)」凧売りの吉六(権十郎さん)がとっても江戸っ子風味でした。悲しいお話で一体どうしたらいいの?と考えさせられてしまいます。イヤホンガイドの人も、この考え方は押しつけになりますか!?と訴えかけていました。

寿新春大歌舞伎@昼 

2006年02月07日(火) 15時53分
歌舞伎座行って来ました1月の16日だったかと思います。
国立劇場の12時開演を目指していったら休演日でした。タクシーの運転手さんも急いでくれたんですけど。。。(急いでと頼んだのではありません)今度から気をつけようと反省して、せっかくなので坂田藤十郎襲名披露に行きました。3階の5列目にしました。すでに3幕目「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」が始まっていました。中村芝のぶさんが、たぶん腰元役で、緑の着物にオレンジの帯で竹ぼうきを持って凄く可愛かったです。袖萩(福助さん)は目の不自由な母親役で、素敵でした。足先や指先の感覚を頼りにしながらというのが上手だなあと思いました。安部貞任(吉右衛門さん)が細長い布を客席のほうにブワッと投げてビシッっと引いていました。間違ってお客さんのおでこにビシッと当たったりしないのでしょうか。もし一階席で、自分のスレスレに飛んできたらウワー!とか思わず取り乱してしまいそうです。

新春浅草歌舞伎@第一部 

2006年01月30日(月) 13時43分
去年の浅草歌舞伎で歌舞伎のとりこになり、一周年です。今年のポスターの勘太郎さんのジャケットが欲しいです、どこで売ってるんでしょう。今年は第一部を2回観ました。第二部は観られませんでした。お年玉(年始ご挨拶)すごく好きです。他の劇場でもやってほしい。この後にお芝居が始まるワクワク感がたまりません。勘太郎さんの時の、忠臣蔵のあらすじで、勘平の「お前(おかる)といちゃついてたせいで、、、」が良かったです。後は亀鶴さんの時だったのですが、舞台から客席に、何とか飛び(何とか落ち?)でくるりんと降りて格好良かったです。髪型がライオン丸みたいでした。つり上がった眉が歌舞伎っぽいなと思います。
「歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)」鳴神上人(獅童さん)に雲の絶間姫(亀治郎さん)が色仕掛けするお話で、絶間姫がお腹が痛いふりをするとき、アイタタタ・・・と言いながらチラッと、鳴神を見る目が悪女にみえました。二人が喋ってるときはすごい退屈なのですが、ラストの鳴神が怒って暴れるところは、すごい楽しかったです。
「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)五段目六段目」
なんだか、お正月に大阪で仁左衛門さんのを観てしまったのであれでした。つい比べてしまって、勘平に限らず、斧定九郎、おかやでも、ああしたらもっと良いのになあと。
斧定九郎(亀鶴さん)かっこいいですね。昔、中村仲蔵という役者さんが、定九郎を演じたときのエピソードが落語にあるそうで、探して聞いてみようと思います。亀鶴さんの「五十両」が「お十両」に聞こえてしまいました。すみません。お財布を盗るときも、あっという間に盗っちゃって勿体ない。もっとゾクゾクしたかったです。おかるの母おかやが「婿どの、敵を討ってくだされ」と勘平にすがるセリフが無かったのは、元々は無いセリフを、松竹座では付け足したのかわかりませんが、あったら良かったのになあと思ってしまいました。千崎弥五郎(亀治郎さん)が「ばかなやつだ」と勘平に言うところは、二度目に聞き取る事ができました。ささやき声で叫んでるので、聞き取れたとき、ああ、ばかなやつだって言ってたのねと、しみじみしてしまいました。ええ、私はばかなやつです。
イノシシは、いつみても可愛らしかったです。

寿新春大歌舞伎@昼の部 

2006年01月17日(火) 11時36分
「源平布引滝 義賢最期 げんぺいぬのびきのたき よしかたさいご」
木曽先生義賢(愛之助さん)格好良かったです。病気の時などに紫の鉢巻きを頭に巻くそうで、良いなあと思います。サラリーマンが酔っぱらった際、ネクタイを鉢巻きにして、結び目を頭の横にしているのは、その名残でしょうか。。。立ち回りは体を張っていて、毎日観ても飽きないだろうなあと思います。勿論お金が続かないので無理ですが。軍兵と1:1になったとき、義賢にキッと見られると、どの軍兵も、こわくて目が見られないみたいに顔を背けていました。義賢さんは男の中の男です。

「花街模様薊色縫 さともようあざみのいろぬい
通し狂言 十六夜清心 いざよいせいしん」作者:河竹黙阿弥
玉三郎さんと仁左衛門さんの美しい十六夜清心の写真を眺めてうっとりしながら、心中もので悲しいお話なんだろうな、泣いちゃうかもしれないなと思っていました。予想に反して、沢山笑ってしまいました。楽しかったです。大詰のワルになったおさよ(玉三郎さん)と清吉(仁左衛門さん)素敵でした。
おさよは、いがぐり頭なのにちゃんと櫛をさしてるところが、かわいらしいですね。
 

寿新春大歌舞伎@昼の客席 

2006年01月17日(火) 11時08分
夜の部を観た次の日に、昼の部を三階席の左列(花道側)の一番後ろでした。役者さんが花道や下手寄りにいると、かなり乗り出さないと見えない席でした。乗り出すのが面倒な時は声だけ聞いて想像します。観劇後、明日もなんとか時間があるので、チケット売り場に行ってみました。2階席の真ん中の通路の補助席がとれました。前日に買えるんですね。一体いつから販売してるんでしょうか?すごく良くみえる良い席でした。隣の人は前の人の頭で観にくそうでした。補助席に座るのが初めてで、疲れちゃうかなと少し心配でしたが、普通のパイプ椅子ではなく座り心地良いので嬉しくなっちゃいました。背もたれも良い感じでしたよ。
大阪道頓堀にあるので、かに道楽のお弁当を食べているお客さんが多いんですね。3階席のときに近くに外人さん達がいました。ふと見ると、白人の男性がリンゴを丸かじりしていました。びっくりしました。

寿新春大歌舞伎@夜の部 

2006年01月09日(月) 21時44分
大阪松竹座行って来ました。初です。大阪にいくのは、かれこれ8年ぶりくらいです。
お席は3階の4列目でしたが、前の人の頭で見えないということは無くて結構良くみえました。歌舞伎座よりも、きれいだし良いですね。
「神霊矢口渡 (しんせいやぐちのわたし)」始めのほうは道に迷って遅刻した為観れませんでした。解説を読んだところ、作者は平賀源内さんなのですね。エレキテルという静電気?を起こす機械を作った人ですね。病気を治す機械です。病は気からと言いますから、治った人がいたかもしれませんね。舞台での春猿さん(お役は傾城うてな)初めて観ました。細かったです。お人形さんのように綺麗でした。
「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」落人の場面、勘平(仁左衛門さん)は強くて男前でした。戦い終わって花道のところで、おかる(玉三郎さん)とお互いの着物を綺麗に整えてあげるところが微笑ましかったです。五段目では、イノシシ可愛かったです。お財布を盗ろうと、斧定九郎(愛之助さん)の手だけ出てきた時、ヒエーお化け?とビビってしまいました。。私の近くにいた大阪のオバさんが「あんなこと言ってたら盗られるに決まってるわ」と言ってました(笑)。悪でかっこよかったです。撃たれて口から血をたらすとき、上手いこと自分の太股の上にポタポタ落としていました。六段目では、後ろめたさで言い出せないつらさが伝わってきて切なかったです。仁左衛門さん素敵でした。それに笑三郎さんと段治郎さん、初めてみましたが、すごい良い声だなーと思いました。
「春調娘七草(はるしらべむすめななくさ)」曽我五郎(猿弥さん)曽我十郎(段治郎さん)静御前(春猿さん)の踊りでした。華やかで綺麗でした。忠臣蔵の切腹を観た後の悲しい気持ちを落ち着かせてくれました。

十二月大歌舞伎@夜の部 

2005年12月31日(土) 16時07分
歌舞伎座行ってきました。下旬頃でした。お席は一階一列目、いわゆるかぶりつきと言うか、がぶりつきというか。舞台全体は観にくいですね、みんなが下手の俳優さんに注目しているときに、上手の馬が観たい場合困ります。馬とか大好きなもので。。。逆に俳優さんの汗と涙がすごくみえます。たまには良いかも。
「恋女房染分手綱 重の井(こいにょうぼうそめわけたづな しげのい)」
調姫が「いーやーじゃ、いーーやーーじゃ」と言っているときの、周りの大人達が無表情なところが良いし、すごろくの場面が楽しかったです。腰元の人達が、みんな自分の懐紙をコマに出していましたが、懐紙に自分の目印あるんですかね。若菜(七之助さん)の明るいグリーンのお着物にオレンジ色の帯がかわいらしかったです。
「船弁慶」静御前(玉三郎さん)が喋るとき、語尾だけ歌ってるところが微笑ましかったです。船頭(勘三郎さん)が一番下手の太鼓(?)の人と向き合って正座しているとき、勘三郎さんは後ろ姿で表情はわかりませんでしたが、太鼓(?)の人は勘三郎さんの顔を凝視していました。片方の眉がビクビク動いてました。髪もカックンカックン動いていて不思議でした。
平知盛の霊(玉三郎さん)は、なんだか怖かったです。こわくてずっと観ていられない、けど観たい。やっぱりこわい、けど、、、と少し挙動不審になってしまいました。
「秀山十種の内 松浦の太鼓」紙吹雪が綺麗でした。私の膝の上に5枚ほど降ってきたので、こっそりお持ち帰りしました。薄い紙で真四角でした。
鎮信(勘三郎さん)がみんなと句を詠んでいるとき、火鉢と煙草セットがそばにあり、勘三郎さんだけサウナ状態でした。お芝居ならではって、このことを言うんでしょうか。
ラストの玄関先の場では感動的で、客席で大泣きしている人も居られましたが、忠臣蔵をきちんと観たことがない私はおいてけぼりっぽかったです。木に積もった雪がどさっと落ちるように仕掛けている糸を発見してしまい、誰かかぶるんだな、いつかないつかな?とソワソワしていました。

十二月大歌舞伎@昼の部 

2005年12月27日(火) 18時23分
歌舞伎座行ってきました。確か6日頃でした。三階席でした。

「弁慶上使(べんけいじょうし)」
源義経の正室、卿の君(中村芝のぶさん)がご懐妊で、乳人の侍従太郎(板東弥十郎さん)の家にお世話になっています。侍従太郎の妻、花の井は板東竹三郎さんでした。私事のお話ですが、竹三郎さんのお顔が以前勤めていた会社の社長の奥様に良く似ていて、フラッシュバックしてしまいます。とてもコワイ奥さんでしたので。。。おわさ(福助さん)の娘しのぶ(新悟さん)を無理矢理連れてっちゃうところなんて、ぴったり当てはまっていました。
卿の君はとても綺麗で、背景もゴールドできらきらしていました。
舞台写真を初めて買ってみました。
「猩々(しょうじょう)三社祭」
猩々(勘太郎さん七之助さん)は妖精のような無邪気で可愛い霊獣だそうです。まさに!という感じで、朱色で、衣装もビカビカでかわいらしかったです。前髪(横髪?)をちょっと掴んでキメ!のポーズも可愛すぎでした。三社祭は、あれですね。浅草寺の二人の漁師のあれですよ。善玉悪玉といえば、お腹の中のビフィズス菌やら、ゼンダマンやら思い浮かびますが、歌舞伎でも出てくるんですね。善と悪のお面で、お顔がみえなくなっちゃって物足りないと思う私は、まだまだなのでしょう。
「盲目物語」玉三郎さんやら、七之助さんやら私好みでしたが、照明がずーっと薄暗くて、眠かったです。睡魔との戦いでした。琴や三味線の音色がこれまた眠りの世界へ誘います。舞台転換で、一時幕が閉まって、客席がちょっと明るくなったとき、あちこちに爆睡しているひとを発見しました。
お市の方(玉三郎さん)が自害したあと、遅かったー!と木下藤吉郎(勘三郎さん)が抱き起こすのですが、玉三郎さんの死に顔は綺麗でした。私も死ぬときは、あんな風に綺麗に死にたいものです。鏡の前で練習あるのみです。

四世 中村雀右衛門の世界 

2005年12月23日(金) 15時50分
雑誌の演劇界の別冊を買いました。
写真集で、お値段は1900円です。今年の夏くらいには本屋さんで見かけていたのですが、その時はちょっと立ち読みして、満足していました。
9月の豊後道成寺の清姫、10月の河庄の紀ノ国屋小春、11月の熊谷陣屋の相模と、雀右衛門さんの舞台を観ていくうちに、その写真集が欲しくなってしまいました。
おしとやかな色気というか、もうたまりません。
顎と頬のラインや、鼻すじがシューッとしていて素敵。
昔、ほっぺがポチャッとしてた時期もあったようですね。
ちょっとだけ朝丘雪路さんに似てるなあって思うんですが、私だけでしょうか。