びわ湖毎日マラソン

2005年03月08日(火) 23時31分
実は、事前の期待と違って、かなり低調なレースだったんですが、
とりあえず、藤田の復帰レースですので、レポ書きます。

佐藤、藤原といった若手の主戦格が欠場したものの、
それ以外では、松宮弟・高塚・浜野・小島兄・西田・帯刀らマラソン実績組、
瀬戸・太田・三代・上岡ら、トラック・駅伝の精鋭らが揃い、
結構、楽しみにしていたんですよ、このレースは
中崎の発熱による欠場は残念でしたけどね。
浜野なんかは駅伝でも好調を維持していたので、期待していたんですが・・・
(あと、もちろんデ・リマも楽しみでしたし。)

20キロまでは、良いペースで進みます。
実際は、10キロまでは、5キロ15分を切るハイペース、
そこからはややペースが落ち着いて、と言った所だったんですが。
中間点は63分51秒。良いペース。
しかし、
ここから、2時間7分20秒を切りたいケニア勢のリリがペースアップ
1キロを2分55秒にまで急激にペースアップ。
ここで、かなり集団がちぎられてしまいます。
(うーん、世界で戦うのなら、これくらいの揺さぶりはこなさないと・・・)
デリマも先頭から遅れます。
25キロは1:15:28。この5キロは14分59秒。
ここで、最後まで残っていたペースメーカーが、
精も魂も尽き果てたって感じでストップ(お疲れさまでした)
集団は15人。藤田はまだ、ちゃんと付いています。
26キロの給水過ぎで再び、リリとリオスが1キロ2分55秒にまでペースアップ。
この揺さぶりで、大きく集団が崩れ、
先頭がリオス、リリ、奥谷、細川、片山、カギカ
次の集団に、藤田、松宮、徳永、ペルティレが、必死に先頭に付こうとしている、
その中から松宮がなんとか前に追いつきます。
(藤田は、2度の「2分55秒へのペースアップ」には
 さすがに今の状態では対応できなかったんでしょう。)
しかし、またすぐに、リオスがペースアップ、
付けたのが、リリと細川のみ!
後ろの集団から片山がこぼれ、前3人、後ろ3人(カギカ、松宮、奥谷)が
数秒くらいの差で続くって展開に。
(続く・・・)
しかし、ここからレースの環境が急に変わってしまいます。
強い向かい風で、ペースが急激にダウン。
前に立つと風の影響でスタミナをロスするため、出るに出られない。
30キロ通過が1:30;18、この5キロが14分50秒!
しかし、ここから「前3人と後ろ3人の我慢合戦」になってしまいます。
この前3人と後ろ3人の差が、開いたり縮んだり、の状態がずっと続く。
細川はずっと、リリ・リオスに付いてスタミナのロスを抑えています。
後ろの集団は、奥谷が前との差を詰めようと必死の形相で追い続けます。
それで、差が詰まったら、前が少し上げて差が広がる、
それで少し差が開くと前のペースが落ちて、差が詰まり出します。
細川は、一度、差が20mくらいまで詰まった時に前に出てペースアップしただけで、
後はずっと、2人の陰に付いているだけ。
リリ、リオスと戦うというより、後ろの日本人と戦っていた、と言う感じだったかな。
後ろは、カギカが離れ、長身の奥谷の後ろに松宮がぴったりと付くという展開。
松宮も、奥谷にペースを任せながら風よけに使ってスタミナを温存しています。
この差が、5秒から10秒くらいを行ったり来たり、の関係。
39キロ手前で、松宮がスパートし、前との差を詰めますが、
前が気づいてペースが上がり、結局追いつけず。
逆に奥谷が粘り、松宮に追いつき、結局また奥谷が前に。
それ以降また、同じ状態で、41キロ過ぎでリリがスパート。
リオス、細川を大きく離し始めます。
競技場入り口を間違えてタイムロスがあったものの、そのままゴールし優勝。
順にリオス、細川がゴール、続いて奥谷が追い上げてきて、
細川と3秒差まで詰めてゴール、続いて松宮が5秒差でゴール。
藤田は結局、10位でした。
(結果はこちらから

結果としては、
細川は、リリの2度の揺さぶりに対応したのは好評価ですね。
でも、終盤はただ付いていただけで、「勝負する気持ち」はなかったのはマイナス。
まぁ世界選手権代表内定は取れたので、頑張って下さい(棒読み)
一方、4位に入った奥谷は、向かい風の中、ずっと引っ張って
最後も粘った力走は評価できます。
なんとか30キロ手前のスパートに対応したかったですねー。
松宮は、最後の最後で粘れなかったなぁ。
もう少し、最後のスタミナが必要かな。

藤田は、この状態で1度目の揺さぶりに対応できたのは、
だいぶ戻ってきたかなって。
ちゃんとトップフォームに戻れば、2度目の揺さぶりにも付けるでしょうから。
終盤は、向かい風の中、一人で走らないといけなかった訳で、
今の状況ではこのタイムは仕方がないかな。

優勝したリリは、さすが世界のトップクラスだけあって、
自分でレースを作り、中盤に2度も大きくペースアップで揺さぶって
厳しい向かい風でも先頭を走って、強さを感じさせましたね。
この選手に勝てないと、世界とは戦えないって、日本の選手たちは思って欲しいです。

デ・リマは、五輪後、色々と忙しくて、
しっかり調整していたつもりでも、上手くできない事とかあったんでしょうね。
まぁ、今回はしょうがないでしょう。

個人的には、今日は奥谷の力走だけは評価、ですね。
結果と内容から、世界選手権の代表にも選ばれるでしょうから、
今日の結果がフロックでないように頑張って欲しいです。
世界選手権代表のあと一人は、入船(別府優勝)でしょう。
  • URL:http://yaplog.jp/countable/archive/57
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