修養するって来たけど出来る気がしない。

April 07 [Sun], 2013, 14:48

軟禁されてしまうんだなこれが。

February 28 [Thu], 2013, 22:22
3月末から6月末まで奈良県天理市で幽閉生活します。
いえーい。

いえーいって感じじゃないんですけどね。

三ヶ月何しに行くねんと問われると、修行しに行くねんと答えます。
修養科っていうのがあって、一応私は教会子女なので行かざるを得ないのです。
のらりくらりとこの歳まで躱してきたのですが、ついに捕まってしまって、それでも断りたかったのに職場から「また戻ってきてくれるんなら休職にしとくよ」なんて言われちゃって、ほんとお手引き上手な神様に捕まってしまったものです。
修行内容もあんまり詳しく聞いてませんが、神様のお話を聞いて心を改めて奉仕活動に勤しむというものらしい。

せっかく行くのだから始めから穿った見方で行くのは好ましくないと分かってはいますが、心からイエッサーと言えない何かが私の中にはあります。
“よりよく生きるための何か”を学びにいくのです。そうなんです。
けどもやっぱり天理教っていう教会の体質が嫌いで、そこにわざわざ組み込まれにいく側面もあるような気がして嫌なのです。
うまく言えないな。

天理教は【陽気ぐらし】っていうのが理念でして。
とりあえずみんなハッピーに暮らせればいいんだよーって事で。
その為には苦しいことも辛いことも前向きに考えて、困ってる人がいたら助けてあげて、他人も家族も仲良く暮らそうぜーって教えでして。
それに関しては良い教えだなって思うんです。
それだけを追求する宗教ならいいんです。
でも現実はそうもいかなくて。

いくら教えが素晴らしくったって教会に従事するのはただの人間で。
完璧な人間なんていないのに、偉い人は偉い風に教えを説くんですよ。
それが正義の様に振りかざすのです。
こうすれば良い、ああすれば良い、と。
で、信者は信者ですから、そうかあの先生の言うことなら間違いないから言うとおりにすればいい、となる。
で、信者の子はその考えを押しつけられる訳です。
こちらもそれが腑に落ちれば文句は出ないのですが、完璧じゃない人からの教えを単に受け売り状態で押しつけられてはいそうですかと言えない場合。
そら文句も出ます。
言われたことを噛みくだいて、納得してから飲み込みたい。
鰤を丸々飲み込めっていわれても美味しさは分からない。
捌いて身を取り出したものを食べてはじめて、美味い不味いの判断を下せるのです。

そんな感じでして。
他にも嫌な点はあるのですが、なんかもうめんどくさいや。

んで、行くからには頑張るし、いっぱい色んな話聞いて勉強したいなって思うんですけど。
この捻くれをなぁ。

27年間こうやって生きてきて、尖らせてきた部分、丸めてきた部分、いろいろあります。
んで、尖らせてきた部分も最近丸くなってきて、これはこれで良いじゃないか、平和じゃないかと思ってたんです。
思ってるんですけどね。
こないだ、久しぶりに会った友人と飲んで
「えらい普通になっちゃってるやん!なにしてるん!笑」
ってツッコまれてふっと考え込んでしまったのです。

意固地を貫くつもりで生きてきて、それがどうも無理だと気づき柔軟性を持たせようとしてみたものの、そんな言葉一つで揺らいでしまう。
尖っていたいんです。
やっぱり意固地な部分は意固地なまんまなんだよな。
ずっと尖らせてきたものを3ヶ月かけて否定されにいくんです。
苦痛でしかない。
まだ受講もしてないうちからこんな事を言う方が間違ってるんだろうし、実際行ってみたら違うのかも知れない。
でもなぁ。
すごく、嫌。

楽しみにしてる部分もあるのですが、思想教育を受けに行くという部分だけがものすごく引っかかる。
いや、目的は思想教育だからそこを引っかかってしまったらおしまいなんですけどね。
むーん。

うだうだ考えても仕方ないしどのみち3月末から行っちゃってどうしようもないからあんまり悩まないようにするけど。
そいういう気持ちがあったって事をまだ尖ってるとこが残ってるうちに書いとこうと思って書いてみた。
支離滅裂もいいとこだ。
めっきり書く機会をなくしてしまったからいざというときに書けないな。

暇が出来たらまたこうやって書いていきたいね。

この世が平等なら神はいない。

February 09 [Sat], 2013, 1:46
深く物事を考える事をやめて久しいのですが、釈然としないことがあったので考えてみた。

私は【幸せな人間】らしい。
そう思うことは確かにたくさんある。
五体満足で生まれてきたし、両親ともに健在で、家庭環境も良好。
不自由なく学校に行き、友達も相応に作り、人並みの知能を有している。
底辺なりに職に就いているし、好いた人もできた。
万々歳の人生ということだ。

ただ、良いところばっかり上げ連ねていったらそうはなるものの、私だって紆余曲折あったのだよ、と。

祖母は心の調子を乱しがちだったので、小さい頃は怖い思いや嫌な思いをたくさんした。
学校でだって、未だに覚えているいやがらせをされたし、良い思い出ばかりでもない。
逃避癖があったので、学校サボったり塾サボったりしてた。
サボタージュが息抜きになれば良かったのだけど、性格が災いして余計に心労が増えた。
そうして逃避と自己嫌悪を繰り返す内に、大学時代にうつを発症。
うつは甘え。
確かにそうかもしれない。
今、うつだった自分を外から見たら「甘えてんじゃねえよ」と一蹴したいだろう。
でもそのときは本当に真っ暗だった。
思い出すのも嫌だけど、毎日泣いて辛くて起き上がるのも辛くて無駄に生きているということが重くて仕方なかった。
毎日死にたくて。死ねたら楽なのに死ねなくて。死ぬ勇気も持てない自分の情けなさに更に嫌気が差す。
わけの分からないループに延々と陥って、ただただ不毛な日々を送っていた。
何度か本当に死のうとしたし、そのせいで病院送りにもなった。

それでもなんとかなって、今はうつも影を潜めてくれて、明るくなって体重も落ちて毎日が楽しい。

こんな風になるまでに、たくさんの人を傷つけたし、たくさん傷も負ってきた。
だからこそ知れた景色があるし、考えもある。暗いところを通ってきたからなおさら、今が明るい。
それを現時点の段階だけ切り取って「悩みがなくて幸せでいいな」と僻まれるのはちょっと残念。正直に言うと腹が立つ。
バックボーンを知らずに、知ろうともせずに、むやみに僻むその単純な心の回路こそが私にとってはうらやましいのに。

あと、私がこうやって人生を歩んできたように世の中の人間はみんなそれぞれの人生を歩んできた。
人の一生、それこそが唯一無二の物語である、とどこかで聞いたが、まさにそう。
そしてその物語を紡いできた自分にこそ一番の責任があるわけで。
自分に足りないものがあるのは、だいたい後天的な要素であって、それを得る努力をしてこなかった本人に責任がある。
それをただただやっかまれてはこちらとしてもどうしようもないのである。
自分はこのステータスでこのルートを選択してこのスキルを獲得したから、逆にこっちのスキルはないしそれを持つ人はうらやましい。でも選択をしたのは自分だし仕方ないよ、と考える。
どうしてそれが出来ないのか。
この感覚のスキル獲得イベントを起こしてなかったからとしかいいようがないんだよな。


まあこうやって色々言ったところで、それは持てるものの考えだ、と言われたらそれまでなんだよな。
でもさあ。
そうやって人を僻んでなんになるっていうんだい。
僻んだ方はそりゃスッキリするかもしれないよ、現状は変わらなくてもさ。
僻まれた方はどうしたらいいんだよ。
私だって欲しいスキルは手に入らなかったし、現状が完璧なわけでもない。でも折り合いつけて満足してるんだよ。
それをさあ、なんで不公平だと言われなきゃならないんだい?
そもそも世の中は不公平なんだよ。
当たり前のことを改めて咎められたって私にはどうしようもないのにさ。
謝ればいいのかい?
そうじゃないだろう。
じゃあもう私に構うなよ。

ああ、言いたいことはそういうことなのだな。
僻んだってなにも良いことは起こらないんだよ。
言えたらいいのにね。言わないけど。そんなにお人好しじゃないんだよ。腹黒だからね。


そんなこんなで書いたらスッキリした。
寝よう。

ドライブゴーゴー!GO!姫路!

February 05 [Tue], 2013, 16:40
ぽんっと何の予定もないのに4日、5日と2連休を頂いちゃったので、ぽんっとしたノリで姫路まで行ってきました。
前日まで適当にドライブでもするかと考えてたのですが、せっかくだし遠出しよう、遠出ならば城にいこう、しかし近隣の城・・・・・・どこにするか、そうだよ姫路城が改修工事してるじゃないか、姫路に行こう!となりました。
そして移動手段は近頃ペーパードライバーを克服すべく頑張っているので車です。
高速を使えば二時間弱で行ける模様なので、ちょっと気張ったら行けるだろう、と軽く考えて決定。

当日。
のんびり起きる。
10時に出立。
我が家はなぜか車が3台もあるのですが、私に乗車許可がおりているのは軽自動車のタントさんのみ。
車は車だし、自転車よりも速いのですから特に不満はありませんが、長く走るとそのしんどさというものを感じました。
まあでも自転車より速いし、楽だし、ありがたいことに違いはありません。
私の基準はいつだって自転車さ。
そうだよ、これまでの・・・・・・辛く、苦しかった自転車旅行を思えば車ってだけでむせび泣くレベルなんだよ。

ナビさんに姫路城まで連れてってとお願いし、iPhoneちゃんにケーブルを繋いでお気に入りの曲達を流してもらって、姫路までレッツドライブ!

残念なことに雨がさあさあと降っておりましたので、ワイパーさんに活躍してもらい、いままで以上の安全運転を心がけます。
そしてナビさんにお頼み申したのに一般道優先になっていたので有料道路へ導いてくれない。
あらあらまあまあともう一度お願いして高速に乗ります。
しかしね、ペーパー上がりの運転下手太郎がね、環状線ですよ。
こええ。
平日の午前中ということもあって交通量はさほどでもなかったのですが、トラック近いよ怖いよう。
トラック4台に囲まれた時は、私も裏返ってトラックになっちゃうんじゃないかと恐怖しました。
あ、囲まれるのならアブダクションされちゃうのか。囲碁的なかんじで。
そんな感じでこわごわと運転し、中国池田から中国道、山陽道へと走ります。
こまめな休憩をと方方から言われていたので西宮名塩SAで休憩。
自動車で単独うろうろする事は初めてなので妙な緊張感と高揚感であまりSA内はうろつけませんでした。
たい焼き食べたかったけど胃がいっぱいで断念しました。
次からはもうちょっと買い食いとか楽しみたいな。

再出発してひた走る。
雨が降ったり止んだり忙しかった。
途中などはえらく降ってきて、トラックの走った後では前方が真っ白になってしまいました。
怖いね。でもちょっと楽しい。
安全運転を心がけ、のんびり走ります。
みんな悪天候の中でもびゅんびゅん走りますね。
怖くないのかな。

今回で気付きましたが、私あんまりスピード狂じゃないみたいです。
よく、顔面と性格の印象から「運転したらスピード出しそう」とか言われるんですけど、その実すんごいチキンなんで出せないようです。
不慣れというのもあるのでしょうが、誰かの運転でもスピードが乗ってくるとドキドキします。
ザ・チキン。

権現湖PAで再度休憩し、山陽姫路東で降り姫路市街へ。
ナビさんの頑張りで近くまでたどり着けたのでお礼を言って切り、事前に調べていた駐車場へ駐めます。

無事に到着。
12:10に駐車券が発行されたので2時間強かかりました。

しかし雨は止んだものの、どんより煙った空気は取り除かれず。
雨が上がったことに関してはさすが私としか言いようがない。
だいだい前後に降られることはあっても、城を前にしたときに降っていたことはないのです。
すごいね、私の徳。普段からTP溜めまくってるからなぁ。あ、TPはもちろんT(徳)P(ポイント)です。

12時に着いたのでご飯食べたら良かったんですが、ついうっかり即座に城に向かってしまったので後に空腹を訴えます。
それでも、目の前に城があるんだから、行くしかないだろう。

姫路城は二度目です。
前回は電車で来て、あまりの城以外の見るところのなさに驚愕した覚えがあります。
昼ご飯ですらその辺の喫茶店に入ったくらいですからね。
詳しくは過去日記をご参照ください。
ぶらり不審に姫路訪問
ちょっと読み返したら暗いな、こいつ。

橋を渡り、大手門をくぐり、しょんぼり代表の姫路市立動物園を横目に三の丸跡をぼんやり眺めてぽくぽく歩き、だんだん【天空の白鷺】が大きくなってきました。
こちらさんは現在改修工事中の姫路城を大きく取り囲んでその建物の中から城が見れるという趣向を凝らした施設なのです。
そこにたどり着くまでにも色々見所がたくさんあるのが姫路城。
広いんだよ。
途中、上山里曲輪が公開されていて、中に貴重な展示物がありました。
漆喰の構造って詳しく知らなかったのですがこんな中身になっていたのだと勉強になりました。
で、そのなかで異彩を放っていたのがこれ。

甲冑が展示されてるんですが、ホラーすぎて吹き出しました。
おそらく貴重な曲輪ゆえに煌々と照明を付けられなかったのだと思いますが、だからってさあ。
怖いよ。

そしてここらへんで今回の私のライバルというか心の友の発見です。
だいたい一人で城を見に行くと、だいたい同じペースで観覧する人が一人はいるのです。
どれだけ人の少ない時に行ったとしても。
あれはなんなのか分からないのですが、お互いに意識しあって見学するので妙に緊張します。
そんな心の友は今回リーマンでした。
出張中なんだろうかとか邪推しました。しかし城好きに悪い人はいないのでこの人も悪い人じゃありません。知らんけど。

曲輪の中でお互いを認識し、私が前方を歩く時は写真を撮るのも緊張します。
こんなとこ撮ってんのかよと思われても嫌だし、撮りたいのに邪魔なんだよさっさと撮って先に行けよと思われるのも嫌なので、美しく且つ素早い見学を要求されます。
いや、直接要求はされてないんですけども。
そんなこんなでぱしゃぱしゃ撮りつつ眺めつつ。

工事中なのでこんな光景も。

なんかすんごい重そうなものをおっちゃん二人が台車で駆け上がって運んでいました。
でも結局運んでたものはこれ。

運動会とかで立てるテントの足に置く重石でした。
まぁ資材とかはこんなとこでこんな風には運ばないよな。
でも天守の中にテント立てるって非日常があっての光景だったので珍しい事だと思います。

あ、上の方の写真に写り込んでいるのが心の友です。写ってたのか。

本丸に到着。

天空の白鷺はこんな外観です。
あとで判明しますがこの城の形はプリントしたメッシュのシールを貼り付けてるそうです。
すごい。
で、入城料とは別にここでは入館料を支払います。
休日の入場者数がものすごいのだろうと推し量れる、事前予約受付と当日券受付の二段構えのカウンターで迎えられます。
ただし、平日で天気も悪いのでがっらがら。
案内人の方達はみな一様に暇そうでした。
人員の配置ぶりからして休日に来るもんじゃないんだろうな。

1階で心の友とVTRを一から最後まで見て、エレベーターに乗り込みます。
タイミングはずれたので同乗はせず。
エレベーターの壁側がガラス張りで、下から上へと間近で城が見れました。
感動。
結構な速度故に写真には収められませんでした。

そして8階で屋根の修理の見学。
VTRが丁寧に解説してくれるので面白かったです。
修理に携わる人すべての職人技に終始惚れ惚れしてしまいました。
途方もない作業を丁寧に確実に仕上げていくんですよ。
感動せずにいられるかってんだよ。

そして同時に、築城時は今の何百倍という苦労があったのだろうにこれほどの規模のものを作り上げたのかという感動も湧いてきました。
今まで以上に城が好きになった瞬間でした。

階段で7階に下り、次は壁面修理の見学。
漆喰ってめっちゃめんどくさい段階踏んで出来上がる。
さらに場所によって配合変えちゃうとかなにそれすごい。
しかも人の手で作ったとか疑うレベルの仕上がりの美しさ。
技術って大切なんですね。
感動しきりでエレベーターに乗り、1階へ。
展示がまだまだあったので見る。

こんな模型大好き。

ボタンを押すと再生するVTRがあったので押して見始めると、心の友もやってきました。
一緒にVTRを見て、見学終了。

出口に向かうといつの間にか解散してました。
いつもこうやってその場限りの心の友と出会い別れます。
しかしいつだってお互いに距離を取り、和やかな空気が間に流れることもないのです。
あの妙な空気感。嫌いじゃないけど好きでもない。

その後は西の丸長局をじっくり見学して、往年に思いを馳せて、お腹も空いたので、今回の見学は終了。

お昼ご飯を探します。
14:30に出て、駐車場の料金が3時間以降で値段が上がる為、真ん前にある観光客狙いのお土産屋さんと食事処が一緒くたになったところに入りました。
まったくもってシステムも分からない食事処なのに従業員のおばちゃんたちがみんな取り合ってくれず、途方にくれていたら土産物の店番してるおばちゃんがわざわざ接客しにきてくれました。
声かけても無視されて心が折れかけていたので、あのおばちゃんが天使に見えました。
ありがとう。

せっかくだからと割高ですが穴子丼セットを注文。
このあたりでは瀬戸内で捕れる穴子がオススメらしい。というか他に勧めるものがないらしい。
なんというかちょっと残念で、穴子自体はそこそこ美味しい昼食を頂き、退店。
土産物の方に行ってさっきのおばちゃんにお礼を言いつつ、買い物。

良い感じの時間に駐車場に戻り、3時間を超すことなく出ました。

ナビさんに自宅へのルートをお願いして、再びひた走る。
雨もすっかり上がっていたので高速に乗ってからは行きよりも早く帰れました。
二回ほど休憩を挟み、大阪に入ってからほんのり渋滞に捕まり、環状線の恐るべき車線変更の波にもまれて無事に帰宅。
17:15でした。

200キロ強走ったようです。
最後の方は肩が張って痛くて仕方なかった。
運転はまだ少し修行がいりそうです。

帰ってからすぐにカメラ屋に行き、おばちゃんと世間話しながらできあがりを待ってその場で写真を受け取って帰りました。
最近の技術はすごいねえ。

あまりの疲労感から21時前には意識を手放しておりました。


緊張したけど楽しかった!
しかし電車の方が楽だし、安いね。気付いてしまったよ。
まあそれぞれに楽しい点があるってのにも気付けたし、長く走れるという自信も付いたので実りある日帰り旅でした。

姫路城も改修がすべて終わったらまた行こう。

レッツゴー!まつ!やま!じょーう!小ネタ

December 02 [Sun], 2012, 15:52
龍野西SAの自販機。眠らせまいとしすぎだろう。





ホテルの前の通り。銀杏並木の美しさ!





味で勝負した結果がこれです。世知辛い。





まつ!やま!じょーう!を強要してくる門番たちの小道具。手弁当のおにぎりまできっちり竹の葉でくるんでくる懲りよう。

しかし得物をこんな風におきざりにしてていいんだろうか。





一発で読めなくてひたすら解読しようと頑張った。が、無理で、Rに聞いたら一発で当てやがった。

だれかが見ているあなたのポイステ
テのインパクト強すぎてわかんないよ!!




紅葉(こうよう)マジきれい。やばい。





右下のマスコットはよしあきくん。ちなみに初代城主の名前は加藤嘉明公。そういうことです。





紅葉(もみじ)マジきれい。やばい。





ピカチ○ウ細すぎじゃね?コワイよ!!





良い天気でした。たまんねぇ!

もういっちょたまんねぇ!





左に行けば萬翠荘。右に行けば坂の上の雲ミュージアム。疲れすぎててミュージアムの外観撮るの忘れてしまった。





道後温泉本館で入館待ちの時にびっくりしたとある宿のお迎えバス。
実際これが迎えに来たらなんとも言えぬ心地がするよな。





個室の中はこんな感じ。建物が古いので床が斜めになってました。結構な角度だったのでビー玉余裕で転がりそうです。





しまなみ街道での一枚。空と山のバランスを考えた渾身の一枚。

レッツゴー!まつ!やま!じょーう!

December 02 [Sun], 2012, 15:11
松山に行ってきました。
またしても城目的です。
現存12天守が一つ、松山城へ!
そんな訳で旅行記です。(一気に書き上げてから、と思ったらめちゃくちゃ長くなりました)


2012年11月23日
仕事を終えてヨーカドーに寄り、帰宅。
旅の用意はしてあったので最終の荷物確認。
風呂に入って着替えて、約束の22時。
今回の同行者が車で迎えに来てくれます。

同行はR。
まぁなんというかステディな関係の人です。

で、松山に向けて出発します。
何故冒頭でヨーカドーに寄ったかというと、車で行くなら一人300円でおやつを用意しようと提案をした為です。
バナナはおやつに入りません。
普段買わない駄菓子買ってみてテンション上がったんですが、よくよく考えたら私そんなに駄菓子食べないんですよね。
旅行の盛り上がりっておそろしい。

夜で仕事上がりで眠さマックスでしたが寝てしまうとせっかくの旅行がもったいないと頑張って起きてました。
寝てて良いよなどと言われてそう易々と寝る人間ではない。

ちょっと迷いつつも山陽道に乗り込み、予定してた三木SAをやり過ごし、次に予定してた龍野西SAで休憩。
ここに塩味大福があるとの情報をキャッチしていたので、何気なくお土産見るふりして全力で探します。
ないなぁ…としょんぼりしかけたらRが見つけてくれました。
おおぅ、久しぶりだね塩味大福ちゃん。
以前姫路城に赴いたときにお土産でゲットして、そのおいしさにたまげて忘れられない味の塩味大福ちゃん。
残り4つだった所を2つ購入し、無料のお茶とともに頂く。
あああああ、うまいいいい。うまいよ、うまい。
この塩っ気のある餡がたまらなくうまい。甘みと塩気のバランスはんぱねえ。
うまうまと食べて、お手洗いに行く。

入り口が自動ドアだ!なんか、無駄!!

乗り込んで次に目指すは吉備SA。
寝まい、寝まいと思うものの、いつの間にか寝てしまっており、気付けば到着。
眠ってても着くってありがたいな。
ここでは村すずめと鹿の子をもぐもぐ。ココアも飲む。
鹿の子は私の求める鹿の子とは違いましたがこれはこれで美味しかった。
村すずめは何故すずめと名が付くのか分からないほど、ただの美味しいお菓子でした。

食べてる間、NHKののどじまんが流れていました。
ぶっちゃけ、ものすごく、酷かった。
他にも何グループか一緒にこれ見てたんですが、みんながみんな苦笑するクオリティの自慢大会でした。
TVの中の彼らはなにを自慢しに来たのだろう。
度胸なのかな?

それから外に出てぶらぶらと暗いSA内を歩いてるとRが前方になにか見つけたようで写真を撮っている。
なんだなんだと近づくと、おそらく桃太郎一行と思われるモノに出会いました。

コワイ。本能的に恐怖を抱いてしまう。
見てよ、この牛くらいなら軽く狩っちまうぜって顔をした狗。

そしてきびだんごという金色のお菓子を大事そうに抱える卑しい目の猿。

クラブで踊ってるかのごとく扇子を振るい、キメてるとしか思えないほど瞳孔が開ききったボスこと桃太郎。

雉はちっちゃいから分からないけどきっと桃太郎の耳元でよからぬ事をささやいているのであろう。
そんな一人と三畜生。鬼退治にはうってつけですね。
聖人君子のヒーローなど存在しないのだというこの彫像の製作主の意思、確かに受け止めました。

ここで車内で仮眠。
朝に香川でうどんを食べる算段なので、朝から開いているうどん屋を検索し、おおよその到着時刻の目安をつけて寝る。
私は昔からコンパクトに寝る事にかけてはなかなかの自信を持っており、すぐにベストポジションをゲット。
Rはずっと「収まりが悪い、収まりが悪い」と言いながらもぞもぞもぞもぞとしていました。確かに収まりの良い悪いってあります。
ただ、ベスポジ探すのへたくそか!ってツッコんでしまうくらい延々と収まりが悪かったです。

3時間ほど寝ました。
私はベスポジでしたが起きたら首が痛かった。
雨が降ってきていてこれからの天気に不安を抱く。
せっかく城見にきたのに雨って…とテンションだだ下がり。

不安を抱えつつ、香川県の坂出へと向かいます。
瀬戸大橋に突入。
Rのカメラで大橋を撮って欲しいとリクエストされたのですが、操作に慣れぬカメラを手渡されあわあわと撮影。うまく撮れずへこむ。
一生懸命に撮影に挑んでいると話掛けられて「写真撮ってるねんから話掛けんといて」と言うと「じゃあ運転してんねんから話掛けんといてや」という謎の応酬。

相変わらずすっきりしない空を眺めつつ、坂出西ICで下り、話に夢中になりすぎてナビを聞き逃した為に道を間違え、Uターン。
ナビがしゃべり出したら黙ろうと誓う。
しかし誓いはこの旅行中何度も破られ、そのたびに誓いなおし、再び破るというなんとも不毛なループをすることになる。
自分が学習しないから悪いんだけども。

目的のうどん屋に到着。

こだわりめんや 田村店。
結構大きなお店で、店員のお兄ちゃんが朝から良い笑顔でした。
私は釜玉うどん。Rはぶっかけうどんを選択。
朝の7時前なのに店内は盛況でした。
地元の方が朝ご飯に食べにきてるような感じ。
部屋着の子どもがうどんすすってるのを見て、ああ香川県民はこうやってうどん英才教育を施されるのだな、と戦慄を覚えました。
うまうまと食し、お手洗いを借りた後、ようやっと愛媛県を目指します。

善通寺ICから乗って、松山へ。
松山城で朝9時に登城太鼓が聞けるようだとあやふやな情報を得ていたのでとりあえず9時に目指そうとするも、間に合わなさそう。
慌てず騒がずゆっくり行くことにしました。
ずっと雨がザーザー降ってて止むかどうかが気がかりでした。

途中、土居IC付近で町が見えて、『ここに実家があって都会から久しぶり帰ってきた人ごっこ』をしたのですがあんまりうまくいきませんでした。
そもそもその設定をどうやって活かせば面白くなるのか私には皆目見当も付かず、適当にやってみたらやっぱりあんまりうまく調理出来ませんでした。
要精進です。

『川内』を「かわうち」と読んだら、「せんだい」という読み方じゃないの?と言われ、グーグル先生に答えを仰ぐと『「せんだい」と読むのは鹿児島県のほうで、愛媛では「かわうち」が正解』だということでした。
無駄に勝ち誇ってみましたが、よくよく考えたら「せんだい」って難しい読み方知ってる方が凄いんじゃないかと思い至りました。でも悔しいのでそこは口には出しません。

そうして松山着。
登城太鼓にはやはり届きませんでした。もうちょっと早かったら聞けたかもしれないけれど、どこまで行けば聞けたのかも定かではないので諦めはすぐつきました。
そしてなんということでしょう。
あれほど降っていて心配するしかなかった天候が、まったくの秋晴れではありませんか!
なんということでしょう。
天の恵みに感謝して一旦ホテルへ向かい、駐車場に車を置き、フロントにキーを預けて特典の乗り放題チケットを受け取り、いざ行かん松山城!!

てってこてってこ住宅街を歩いてロープウェイ乗り場に到着。
松山城は山の上にあるので登らねばならないのです。
徒歩でも行けるし、リフト又はロープウェイでも行けます。
だいたいは乗って登る人が多いのですが、ここには登り石垣という珍しい石垣があってそれを見るためには徒歩で行かねばならない。
しかし滅多に乗れるモノでもないリフトを逃すのも惜しい。
迷っていたのですが、とりあえず登山道か分からないので受付のお姉さんに聞くと、登山道へはここからぐるっと回らねばならないからリフトで登って帰りにこの道を下ってくると良いですよと教えてくれました。
優しいなぁ。
それが仕事なんだろうけど優しさが嬉しかったです。

リフトの片道券を購入し、乗り場のある二階にエスカレーターで上がると首から名札をぶらさげたお兄さんに捕まる。
なんでも記念写真を撮って、帰りに出来を見て欲しかったら購入しろ、というもので、某ネズミ国のアトラクションに似た商売でした。
とりあえず撮ってもらったのですが、よくよく考えると自分たちは帰りは徒歩なのでこの写真見れないんですよね。
あのカメラは一体なんの為に私たちを写すという役目を与えられたのでしょう。
あの商売人たちの駒として無意味なワンショットに荷担するも、その出来上がった映像は誰の目に留まることもなく消え去ってしまうのです。哀れ、カメラ。

乗り場の近くにはポンジュースの噴水がありました。

正確に言うと「愛媛では蛇口をひねるとポンジュースが出てくるんだぜっていうのはこのオブジェの様にガセなんだぜ」という皮肉を込めて作られたオブジェです。邪推ですかそうですか。

リフトに乗り込み、パシャパシャ写真撮影。
楽しいのですが乗ってる時は割と暇。
右手に城が見えてきたので揚揚とカメラを構えるも、リフトなので当然下りの人もいて、彼らが右手から降りてくるものですから写真に顔が入る。
邪魔です。
ですが致し方ないので我慢して何度かチャレンジします。
でも絶対入るんだよ!なんでだよ!邪魔だよ!!
仕方がないのは分かるんですが、なんの妨害工作だよ!
悪戦苦闘しながら撮っていたら、すれ違いざまの男性に「いい顔してるね☆」って言われました。
私に言ったのか定かではないですが、タイミング的に私であろうと思います。
趣味に走って下卑た笑いを浮かべている私をいい顔だと言ってくれる奇特な人がこの世の中にいるんだなぁ、世の中広いなぁ、と世間の懐の広さに感動しました。

リフトを降り、登城!
FUUUUUUUUU!松山城FUUUUUUUUUU!!
だだ上がりのテンション。
石垣に出迎えられ、うつくしい積み方、反り、高さに感動。
大手門跡も風情ある松が横に佇み、さらに迷路の様に続く曲輪の先にちょこっと見える天守!!
ああ!すてき!
わくわくしながら門をくぐり、櫓を見て、本丸へ!
そういえば本丸に行く途中に門番?が立っていて、人々に謎の合い言葉を言わせていました。
「せーの!」「まつ・やま・じょーう!(チャーシューメンのリズム)」
って具合。いったいあれになんの意味があるのでしょう。マインドコントロールの一種か?
だってあれ言ってる人みんなすごい快楽物質出てそうだったもん。絶対なにかウラがあるんだろうな。
そんな陰謀に捕らわれる事なく、別のなにかに捕らわれたように見学再開。

紅葉も綺麗で素敵な雰囲気の櫓がたくさんあって、やってきました天守!大天守ちゃんと小天守ちゃんの連立城郭!

おおきくて立派だねえ。
手前の広場には綺麗なもみじが色付いていて大層きれいでした。
日本の四季最高。
徐々に天守に近づくと突如行列が出来ていて、記念撮影スポットでハイカラさんが写真を撮ってくれるサービスが行われていました。
せっかくだし撮ってもらおうと並びます。
しかしなんだな、撮られるとなるとカメラの向こうの見ず知らずの人にも笑顔を向けることになってなんだか奇妙な気持ちになります。
あとハイカラさんも一緒に入ってくれるのですが、カップルには遠慮するみたいです。
むしろ微妙な距離感を持って入るんなら肩組んで写りこむくらいして欲しい。
その後揉めるカップルを鑑賞するくらいの平等なサービスを盛り込むべきだと思うのです。

撮ってもらったら入城券を買って中へ!
一ノ門、二ノ門、三ノ門と攻めてゆく。
途中で櫓があって太鼓が置いてありました。
これが登城太鼓だそうで。
子どもがむやみやたらに鳴らしてました。
大人も結構ノリノリで叩いてました。
Rも参戦。ああいう旅の恥は掻き捨てられない私は喜んで遠慮したかったのですが、結局叩く羽目になりました。
一人ならいいんだよ…、人の目があるところでむやみにはしゃぐの嫌いだからやりたくないんですが、撮られた動画を後で見たらめっちゃドヤ顔で叩いてました。
ああ、もう恥ずかしくて死にそう…。

気を取り直して、門をくぐり、櫓で囲まれた搦手へ。良い天気で古い建造物に囲まれたここはとっても素敵な場所でした。
こう…たぎってくるって感じがします。
重要文化財に登ってるクソガキを発見し、それを注意しないイイ歳したジジババにこの上ない殺意を覚えながら大天守に入ります。

入り口には懐かしい記念コイン製造マシン。これ九州に行くときのフェリーにいつもあって、子どもの頃は母の実家にフェリーで帰る度にこのメダルが欲しかった事を思い出しました。
靴を脱ぎ、城では稀にみる非常に広い土足ロッカーに感動しながら階段を上る。
連休なだけあって人手がすごい。
順番に観覧。
城内もとっても広くて迷路みたいな順路。楽しい。展示物もいっぱいありました。
何度見ても日本刀やら槍やらの武器たちが目に入ると心躍ります。
楽しく観覧して、さあ最上階へ!というところで老夫婦と孫娘らしき御一行が先に階段へさしかかっておられました。
老い故に登るのが辛くなったのであろうお爺さんが「上になにかあるなら登るから、先に行ってみてきてくれ」と孫に頼み、孫がすたたたたっと階段を上り、すたたたたっと下りてきて一言。
「なんもない!!」
なんもないことはないけど、でもなんもないって事はないだろう。
そして待機していた二人も「なんにもないならこのまま下りようかね」と連れだって下りて行かれました。
そんな【なんもない】と聞かされた自分たちは【なんもない】最上階を目指して上ることにしました。
確かになんもなかったですけど、ものすごく景色が綺麗ですばらしかったです。

やっぱ紅葉の季節の城は格別にすばらしい景色が堪能できます。
写真を撮って満足満足。
RのカメラでHDR撮影を試してみたところ、下を歩く人たちが残像となって写っていました。
これが「残像だ…」ってやつなのか。

満足したら一気に下ります。見学者の多い城あるある、でお馴染みの『下りの階段で渋滞』が巻き起こっておりました。
階段急だからね。転ばないのがなによりなのでゆっくり待って下りました。
そういえば、上るときにスルーした城郭復旧のDVD映像が流れるポイントがあって、座布団に座って見れるようになってたんです。
そこにど真ん中真最前列で折り目正しく正座してピシッと背筋を伸ばし肘も張ってお行儀良く見ている青年2人が目に入りました。
なんだかその佇まいがおかしくてしかたなかったです。
そんなピシッと見るべきモノでもないはずなのに、一言一句聞き漏らさないぞという気概すら感じられる雰囲気で座っておられました。

彼らを見習わねばなるまいな、と天守を出てから何度も振り返りながら再び写真撮影に励みました。
くたくたになったので広場の端にある売店で一服。
ソフトクリームが美味しそうだったんだよ!
せっかく愛媛に来たので伊予柑ソフトを食べました。

絶対にどこかに書いてあるだろうなと思ったらやっぱりあった【いー予感】というダジャレ。
笑えないはずなのに、あるだろうという確信のもと実際に出くわすとフフって笑ってしまいます。卑怯だ。
寒空の下、ソフトクリーム。
分かってた。当然分かってたんです。寒いって。
それを承知の上で食べましたが寒いもんは寒い。でも美味しい。
完食して、お互い撮影した写真の鑑賞会を行い、次の観光スポットを目指すべく下山。
登り石垣を見るべく徒歩で。

Rが私用でトラブルが発生し、立ち止まって電話したりなんやかんやしてる最中、私はどんぐり拾いに興じます。
わりと広範囲を探してみたのですがすでに狩り尽くされたあとで、虫喰いのどんぐりしか見つかりませんでした。
くぬぎの帽子がいっぱい落ちていたのをみるとこの辺は絶好のどんぐり拾いスポットだったのでしょう。
無念。

山を後にして市街へ。
萬翠荘と坂の上の雲ミュージアムを見に行きます。
ひとまず萬翠荘へ。

洋館!おしゃれな洋館!和洋折衷入り乱れた明治ロマンあふるる装いの華族が鯉に餌やってそうな雰囲気のあるおしゃれな洋館!
にやにやしながら覗いてきました。
なにやら二階に上るには有料だったようなのですが、上がってもロミジュリごっこが出来そうなバルコニーに出れるくらいだろうと踏んで行きませんでした。
それよりなにより疲れてきてて坂の上の雲ミュージアムを観覧する気力を温存しなければならなかったんです。
なのでさくっと見終わって、ミュージアムへ!

ああ、司馬先生。
坂の上の雲はあんまりちゃんと読まなかったしドラマも全部見てなかったけど真之が好きだったんだ。
バルチック艦隊を破った真之のイケメンぶりが好きだったんだ。
チケットを購入しスロープを上がって館内へ。受付を済ませていざいざ!
しょっぱなにクイズラリーの用紙があったのでとりあえず取ってみる。
スロープを上りながら観覧していく仕様です。
展示室で司馬先生の生原稿を見て「先生!自分用の原稿用紙で、ああいうのって自分が書きやすいようにいろいろこだわって作ってると思ってたのに、字数もへったくれもないはみだしっぷりで編集さんとか困ったんじゃないの!?」
とつっこんでしまいました。
きっちり書けとは言わないがある程度枠は守ってほしいなと素人は思いました。

そのほかの資料も歴史の勉強をしながらうろうろ。
ただ。ただですよ。
この時点で13時すぎ。
朝食は7時。松山に9時に着いてから歩き通しだし、なにより仕事からそのまま旅立って夜も車で仮眠しかしてない。
つまり、疲労がMAX。
だもんだから文字が頭にちゃんと入ってこない。
立って見るのも疲れてきて、途中備え付けのソファーに座りながらパネル見てました。
Rは頑張ってふむふむと見て回ってました。

そんな訳で若干ぐだぐだしながら見学して、クイズラリーも答え探すのめんどくさくて諦めかけてたのにRが見つけてきてくれてコンプリートして。
なんとなく作品を思い出しながら壮大な物語の感慨にふけって退館。
少しばかりもったいないことをしたと反省しています。
クイズラリーの用紙を受付のお姉さんに渡すと全問正解のご褒美にプレゼントくれました。
用紙一枚につき一つしかくれません。当然か。
それならば二枚持っていけば良かったなぁ…とがっかりして、ちゃっかり私が頂きました。
缶バッジです。いろいろ種類があって選べたので当然のごとく松山城バッジを頂いてきました。

くたくたになって昼ご飯を目指します。
ひゅうが飯というご当地名物の鯛飯をかっ喰らうべく、繁華街へ。
お店のリサーチはしておらず、そしてもう調べる気力もなかったのでいきあたりばったりで目に付いた店に入ろうという作戦。
商店街の入り口にちょうど海鮮のお店があったのでそこに入る。
二人ともくったくたでお腹もぺっこぺこ。
すぐさまひゅうが飯のセットを注文し、待機。
これほどご飯を待ち望むシチュエーションもそうそうあるまい。ぼんやりと何をしゃべるでもなく待機。
結構待って、ひゅうが飯どーん。
ご飯に夢中になって写真を取り損ねました。
ひゅうが飯というのは鯛のお造りに生卵とたれを合わせたものをご飯の上にぶっかけて食べる高級どんぶり飯。
鯛が甘くて美味しかった。甘めのたれも良い仕事をしてました。
セットなので天ぷらとか和え物とかも付いてきてて。獅子唐となすびの天ぷらが食べられないので「ほら、Rご飯足らんやろ?これ食べていいで」と押しつ…食べさせてあげました。
やさしいな、わたし……。
お腹いっぱいになって出る前にお手洗いを借りる。
席を立ってこっちにあると確信して歩き出したら店員さんに「お手洗いは反対側ですよ」と言われました。
あ、そうですか……。
会計を済ませて道後温泉へ向かいます。

松山には路面電車が走っており、道後温泉へもそれに乗って向かいます。
で、定期的にぼっちゃん列車が走っており、うまく時間があえばそれに乗れるというもの。
そしてここで痛恨のミス。
私が方面を勘違いしており、せっかくやってきたぼっちゃん列車を乗り逃す。
おおおおおおお!ばかあああああ!!
いつも旅行上手と自負するこの私が!どうしたんだ!なんたる失態!!
しょんぼりです。
反省して次にやってきた普通の電車に乗り込み、道後温泉。
温泉街って感じのところです。
観光客もいっぱい。
駅のそばにはぼっちゃん列車が停車しており撮影し放題でした。人がたくさんいて、どうしても子どもが写り込んでしまう。
私が撮ったものもどこぞのご家庭の記念撮影みたいになってしまいました。
仕方ないですね。

ぽくぽく歩いて道後温泉本館。
人がすごい。
ここは入場にもランクがあって、
一番安いのは公衆浴場みたいに入るだけ。
ランクがあがると上の階でゆっくりできて、一番上のランクは湯上がりに個室でゆっくりしてぼっちゃん団子を振る舞われるという代物。
上の階でゆっくりするのはどこもすごい待ち時間で、どうしようか検討する。
座敷で他の客と一緒くたでゆっくりするコースは30〜40分待ちで1200円。
個室のぼっちゃん団子付きの最上コースは40〜50分待ちで1500円。
そしてどちらも順番が来るまでずっとその場で待機しなければならない。
最上コースはベンチに座って待てて、下のコースは立って並ばねばならない。
天秤にかけた結果、最上コースを選択。
名前を伝えてベンチで待つ。
どこぞの旅館のお迎えバスがなんとも言えぬピンク色だったり、クラシックカーのオフ会なのだろうか分からないけど6台くらいじゃじゃ馬カーに乗った人たちが駐車場に入るべくずっとブンブンブンブン待っていたり。
4つタイヤが付いてたらみんなただの車じゃないかと考える私にRがあれが○○で〜今のは××で〜とか色んな知識を仕込んできたり。
そうこうして20分ほど待っていると名前を呼ばれる。
早くないか……?とびっくりしているとどうやら前の組でキャンセルが出た模様。
待ち時間半分でゆっくり座って待ってたら300円上乗せだけの最上コースに入れる!すばらしい選択をしたものだ!!
喜んで館内へ。

ごった返す受付を通って、三階へ。個室で浴衣に着替え、風呂!
公衆浴場とは別の小さめのお風呂です。
入ってみると浴槽のへりには人がいっぱい。
狭いんだから奥にいけばいいのに……と奥に行ってみたらみんながへりにいた理由が分かりました。
深いんです。
お風呂ってこう、座って肩まで浸かるもんじゃないですか。でも奥だとそのまま座ると軽く頭まで浸かってしまうくらい深いんです。
設計ミスだろ!とツッコミたいけれどツッコむ相手も見つからず。
そして一旦奥にいってしまってへりに戻るのも格好がつかないしそもそもいっぱいで座るとこなんてありゃしない。
立って浸かるのもなんか違う。うん、それはおかしい。
仕方がないので空気椅子で乗り切ることにしました。
なんの苦行だよ。
ただ空気椅子でいることもなんだかおかしいような気がして、ここは一発やるっきゃないねとおもむろにストレッチを始めてみました。
それしか…!それしか方法がなかったんだよ……!!
足にだいぶ疲労が溜っていたので、筋肉に語りかけながらもくもくとストレッチ。
気持ちよかったです。
ここまで行けばもはや人目も気にならず、すっきりして、気付けばへりにいた人も減っていてちょっとだけ腰掛けてきっちりお湯を堪能してあがりました。
Rと落ち合い個室に戻り、ぼっちゃん団子を頂く。

美味しいお茶も一緒に出てきます。
幸せのひととき。
漱石ゆかりの部屋があるので見学。
ボタンを押すと解説がながれる機械があったので聞いていると、子どもが入ってきてはしゃぐ声にかき消されてしまいました。
機械はだらだらずっと喋っていてそんなに聞きたかったわけでもないので諦め。
小さな部屋で漱石に思いを馳せてみました。

漱石は「それから」のラストの狂ったような赤い情景がこびりついて離れない。
「こころ」も「吾輩は〜」もあまり頭に残ってないのにこれだけは覚えてる。
そんな乏しい文学観では思いを馳せようにも馳せられませんでした。

部屋に戻ってだらだらして、窓から下が見えるので下民達を見下ろしてみました。
そうしているうちに時間になったので着替えて、下民に戻る。
天皇陛下がやって来られるお湯場の見学できるとの事でおじさんの早口解説に聞き入る。
本当にびっくりするほどの早口。
澱みなさすぎて頭に入らない。

入り口で靴を履く頃には入ったときよりも人手が増えていて、良い時間に来たものだと満足。
商店街でお土産購入。
閉じてるときは忍者刀になる傘が猛烈に物欲をかきたててきて難儀しました。
ものすごく頑張って振り切って、職場のお土産やら家のお土産やらを物色。
だらだら歩いて、名物のじゃこ天を食べ損ね。
晩ご飯を食べにバスで繁華街に戻ります。

ホテルのプランで1日乗車券が付いており、このバスも当然チケット使えるだろうと自信満々で乗ってみたら下車時に使えないことが判明。あわあわする。
すいません……。
なぜか思う方思う方にいくと間違ってることが多い今回の旅行。
なにかにとりつかれているのだろうか。

晩ご飯、目星をつけてた鶏料理のお店に行くと予約でいっぱいだと断られる。
お姉さんに近場でおいしい鶏料理屋はないかと訪ねるとこの先によい店があるらしい。
行って予約がないが大丈夫か?と聞くと大丈夫だと案内される。
しかし待つ間、今から食す鶏たちの元気な様子を見せるのはどうなんだろう。食育なのか?

炭火焼き鶏丼と唐揚げと刺身を頂きました。
唐揚げが私の知ってる唐揚げじゃなくて美味しすぎて発狂しかけました。
唐揚げっていうか鶏肉をさっくり揚げましたって感じ。まさにそれが本来の唐揚げなのでしょう。お肉が美味しいから成せるワザです。
あと刺身は肝とムネとモモの三点盛り。
火を通すとパサパサしちゃうムネ肉。でも新鮮な生で食べるとこんなに甘いのか!うまい!
お酒も頂いて美味しい料理に舌鼓をうって、よいディナーとなりました。

路面電車でホテルへ帰る。
待ってると時刻表通りに来なくて心配する。
跳ね上げ式のベンチがあったので座って待っていました。そしてRがおもむろに立った後に座ろうとしたら座面が上がっていて盛大に転んでました。
爆笑。
これはしらっとしてしまうと可哀想だし、周りの人も笑って良いかわからずにもやもやする状況だから笑ったのであって、心底笑った訳じゃない。決して。
やっと来た電車に乗る。
住宅街のど真ん中を走っていて騒音とか諸々大丈夫なのかと心配になりました。
駅からフラフラ歩いて到着。
チェックインして、部屋へ。
せまっ!安かったので覚悟してましたが、せまっ!
ツインのはずですが、シングルの部屋にエキストラベッドを足したここをツインと名乗ってもいいのであろうか。

荷物をほどいてR持参のPCを立ち上げ、その他諸々の充電も行う。
お風呂の準備をして行こうとするが、何階に風呂があるのかわからない。
案内が部屋にない。
なのでHPで確認。PCなかったらどうやって確認すればいいんだよ。
それから荷物触ったりして、さあ今度こそ!と行こうとする。
で、そういえば風呂場のアメニティってどうなってるんだっけと疑問が沸く。
部屋に入ってから今までに一度それを文字で確認したはずで。だけどもそれをどこで見たのか思い出せない。
紙媒体で見たはずだといろいろひっくり返してみるが見つからない。
そのままほったらかしても良かったはずですが思い出せないのが気持ち悪くて必死で探す。
だが、ない。
うおおおおおおおおなぜだあああああああと発狂しかけた瞬間。
(……HP?)という神のお告げ。
おそるおそるPCを開いてHPに飛ぶと……。
………あっ…た…………orz
大騒ぎしたオチがこれかよ!
すっきりしたので、お風呂!
女性は夜に露天風呂があるのでそちらに行きました。

なんともすごいお風呂でしたよ。

まずエレベーターで最上階に上がって部屋の一室のようなドアを開ける。
目隠しもなにもない状態で即、脱衣所。
しかも銭湯のようなそれではなく、ご家庭の洗面所みたいな脱衣所。
更にその奥には居間。居間?…まごうことなき居間です。
テレビがあってテーブルがあって椅子があって。
完全に居間でした。
脱衣所から居間とは違う方向に浴場。洗い場もあるのですが外。寒い。
そういう意見から出来たのであろう増設された囲われた洗い場。
ドアがきっちり閉まらないのですきま風寒い。
なんとも言えぬおもしろ風呂だったので宿泊客みなで四苦八苦しながら入りました。
きっと見知らぬ人たちと会話させるためにこの浴場は作られたのでしょう(ポジティブ)

良いお湯ではあったのでしっかりぬくもって部屋に戻る。
明日の準備やらもろもろして、Rが戻ってきてPCで今日撮ったカメラの画像を見て、一緒に観光してたはずなのに城のを見てるとき彼が私の後塵を拝しすぎてて大変申し訳ない気持ちになりました。
城の時はほったらかして行くと事前に伝えていたのですが、それにしても一緒に観光してるとは思えない距離で私の後ろ姿が写っていました。
申し訳ない気持ちはあるが、反省して次回に活かす気はありません。
趣味なんだもの!
やいのやいのと写真を見て、爆睡。
予想以上に疲れてたみたいで、気付けば朝でした。

早く目が覚めたので朝風呂。
大浴場があるからこそ出来る贅沢。
貸し切り状態のひのき風呂良かった。

朝食はバイキング。
身支度して食べに行きます。
高校受験の時期なのか、中学生と親子連れの姿がありました。
私立のいいとこの学校なのでしょう、真面目そうな学生ばかりです。
心の中でエールを送り、ご飯。
味噌汁を注ごうと柄を持ったらおたまでなくひしゃくが上がってきた衝撃。
なんのかんのとよそって美味しい朝食をいただきました。
Rがデジカメの充電をミスしていたらしく、電源を求めてさまよっていました。
給仕のおばさんに了承を得て端っこのコンセントを拝借して充電に成功。
部屋へ帰り、荷物をまとめ、チェックアウト。
連休最終日で帰りは混雑が予想されるため早めに出発。

乗り込んで、しまなみ街道経由で帰路につきます。
海沿いの道を走ってゆき、なにやら大きな船が見えたので興味津々で停車し、撮影。

でっかいものが海に浮かぶとでっかいのはそのままだけどそれよりでっかい海に圧倒される雰囲気が好きです。
撮影を終えて再出発。
「運転する?」と聞かれたので運転交代してみました。
近頃ペーパードライバー卒業のために少し練習していたのでその真価が問われる瞬間でした。
走り出してみると驚いたことに、この道、停まるところがない。
信号もない。交差点という交差点がない。
ずーっと道なり。
不安になるほど停まらない。
気持ちよくてついついスピードを出してしまいます。
しばらく走って市街地に出る。
ガソリンを入れて、しまなみ街道へイン。
良い景色なんだろう、Rがわーっとか言っているのを見て、ああ運転してたら景色もへったくれもないってこういうことか…新しい発見。
途中のPAで交代予定だったのでしっかり運転に集中しました。
いつも運転してくれててありがとう、と心の中でひっそり感謝しました。

なんのかんので瀬戸口PA。

お昼には少し早かったのでお土産だけ見て、写真撮って再出発。
Rが「運転とはどのようなものか見せてやろう!」と意気込んでいました。こちらはさっくりスルーして助手席で300円のおやつを開けだします。

お昼を福山SAで摂ると決め、走る。
景色が綺麗でした。
紅葉で山が燃えるようだという表現がしっくりくる美しい紅色でした。

SAに着くと混む時間帯ということもあってすごい人でした。
まず席がない。大学の学食みたい。
なんとか確保して私は尾道ラーメンを、Rはカキフライ定食を注文。
なかなかに待たされます。
チケットに番号が振ってあり、その番号で呼び出される仕組み。
殺気だったおばちゃんの番号アナウンスが響き渡ります。
尾道ラーメンの人気がすごかった。アナウンスの9割が尾道ラーメン。
まぁそうなるわなぁ。
呼び出されてもぐもぐ食べて、さっさと席を立ってお手洗いを済ませ、大阪に!
のその前に。
広島県のSAなのでありました、もみじ饅頭!もちろん購入します。
ふへへへへと卑しい笑みを浮かべて買いました。

気を取り直して帰ります。
途中のJCTで喋ってしまい、またしてもナビを聞き漏らして高速を下りて、迷う。
すみませんでした…。
なんとか戻ってひた走る。
なにを喋っていたのかまったく覚えていないですが、時々爆笑したりして楽しかったという記憶はあります。
権現湖PAで小休止し、渋滞情報を吟味して別ルートにしたらほとんど捕まることもなく帰れました。
自宅まで送ってもらって、解散。

楽しかったです。
一人ではなかなか行けない距離の所なので同行者が居て楽しく旅行できました。
移動方法に関しては今回自分でもびっくりするほどトンチンカンで反省しきりでしたが、他のことに関してはおおむね良い感じに行けたと思います。
天候とかそういうのに関しては自分でも『持ってる』としか言いようのないくらい運がありました。
そもそも城を見に行って天気が悪かったことがない。
すごいな、わたし。
ケンカすることもなかったですし、大変良い旅となりました。

次はどこの城に行こうかな。
現存12天守を巡る旅。
残すはあと4つ。

ただ城を見るその為に、女はひとり、旅に出た 小ネタ

August 29 [Wed], 2012, 16:22
備中松山城、城主様からのお言葉集




なんとなくイラッとまではいかないものの気に障る感じの物言いです。
お上というのはそういうものなんでしょう。


山道ってこのレベルの山道です。
登山。


トンネルの入り口も出口も現実世界でした。
妄想が広がったトンネル内ですら現実世界だったのです。
異世界への扉はいずこ。


おいしかった鯖寿司。


ビジネスホテルはその他のバスグッズも貸し出しを行っているようでした。
そういうの……いるのかな。
いるんだろうね。うん。


水面まで綺麗に撮れたと自負する一枚。
良い天気だった。


太鼓櫓。一部しかお届けできないのが残念。
すごい迫力だった。


島根→出雲大社→縁結び→
となった結果だと推察される。
安易だなどと言ってはいけないはずだ。安易だけど。


この日はよく飛行機雲が出ていた。


宍道湖マンホール。松江城のは探せなかった。


宍道湖に流れていく川。


ドクターペッパー推しすぎwwwww
缶のデザインも統一しろよwwwwwww


どういうことだってばよ。
いや、たしかに歩道から自然にホームに入るような構造だったけどさ。
どういうことだってばよ。


駅弁美味しかった!とろ玉最高!


これが城郭図の中身。
壁に飾ってニヤニヤします。

ただ城を見るその為に、女はひとり、旅に出た  その四(完)

August 29 [Wed], 2012, 15:49
二日目突入!
2012年8月18日
松江〜大阪 天候:私が居たところは全部晴れ

起床。
割とすっきり起きられた。
身支度して、チェックアウト。
朝食は頼んでないので駅前のミスドで適当にモグモグ。
実は昨日出発してから地味に気になってた事案があり。
ジーパン履いていったんですが、ベルトしてなくて終始ずり落ちてくる。
デブってた時期に履けなかったやつで、その頃のイメージかかえたまんまベルトなしでもいけるやろと踏んでたらまさかのちょいぶか。
ずっとずりずりしながら歩くわけにもいかないのでベルト捜索がこの日一番始めのミッション。

しかし朝の9時前。
開いてる店がない。
そもそもありそうな店が駅構内のビルのみ。そこも10時開店。
そんな些末事でタイムロスはしたくなかったので代案を練る。
困ったときのコンビニエンスストアです。マチのホットステーションです。
一応県庁所在地のメイン駅なのでコンビニはありました。どんだけ馬鹿にするねんとか思われそうですが意外に本当になにもなかったのです。
しかしコンビニにもベルトはなく。
生活用品棚で目を皿にして物色。
なにかないかと見ると、あるもんですね。
安全ピン。
ゲットだぜ!と心の中で叫んで、お手洗いを借りてレッツチャレンジ。
おおう。予想外に留めにくいぜ…。
なんとかかんとか頑張って、留まる。
腰回りの不安も解消されてうきうき気分で城に出発です。


松江城までは観光バスに運んでいただきます。
かわいいバスでした。

道中、くにびきメッセという施設を発見。
さすが島根。
すごいネーミングセンスです。

東京橋は『ひがしきょうはし』と読むそうです。いろいろ惜しいよな気がする地名です。

さあ。
着きました!!
メインイベント!!
この為にしか今日という日は存在しないと豪語できるほどのイベント!!
松江城!!!!

バスから降りてひゃっふーと一目散に向かいそうになるのをぐっとこらえ。
城に背を向けました。
広場があってそこから遠目に城が眺められるのです。
写真撮るしかないじゃない!
松に囲まれた城でした。

ああ…うつくしい…。
そこから城攻めです。
入り口の大手門横には立派な石垣がでーんとそびえておりました。
この石垣だけで相当な迫力です。
太鼓櫓というらしい。

更に大手門跡は立派でした。
あんまり詳しくないので予想ですが、この基礎の上に門があったんじゃなかろうか。
でーんとそびえ立っていたことを想像するだけでよだれが出るほど興奮します。

そこから二ノ丸下ノ段をぶらぶら歩き、二ノ丸上ノ段へ。
ここで立派な楠があったので写真に収めようとしゃがんだ途端。
プンっと腰回りで弾ける音がする。
おおぅ。
まさかと思いますがそのまさかです。
留めた安全ピンが外れる音でした。
ギャグマンガのような展開に一人で笑いが堪えきれません。
お手洗いがあったので飛び込んで、余っている安全ピンを三本消費して今朝よりも頑丈に腰回りを留めてやりました。
あってよかった安全ピン。
不安要素を取り除いて、心清らかな状態で松江神社を参拝して、いざ本丸天守へ!!

あー美しいなぁ。
写真をたくさん撮りました。
天守の横の陰でいちゃつくカップルを尻目に横のアングルから撮りまくったり、裏までぐるっと回って表とはまた違う顔を眺めてニヤニヤしながら撮ったり、それはもう沢山シャッターを押しました。
しかしながら腕が未熟のためこれぞっていうのはなかなか難しいもんです。


平山城で気軽に来やすく、観光名所であるので人がいっぱいいました。
なので内部はあんまりじっくり見れなかった。
でもふむふむと見ていると同好の士というものは分かるものでして、城好きそうなおじさま達と無言のコミュニケーションでもって観覧してきました。
この無言のコミュニケーションの説明は難しいのですが。
お互いにどこをどう見てるのかって気になるので、その人が立ってたポイントに立ってああこれを見てたのかと発見したり。
逆のパターンに気がついて、そうそうこれなんっすよって心の中でニヤニヤしたりする。
でも絶対に話したりはしない。
みんな自分テリトリーでのみ楽しんでいる。
私が勝手に想像してるだけなんですが、なんとなくそういう空気があるのです。

見終わって満足して去る。
天守を出てから再び撮影し、今度こそ去る。

松江駅発が12:23で、一時間余っている。
出雲そばを食べねばなるまいと、大手門の所にある案内所へ立ち寄る。
受付のお姉さんにこの辺で美味しいそばを食べたいのだと申し伝えると、ここがいいですよと教えてくださった。
お礼を言って立ち去ろうとすると目に飛び込んできたのは魅力的なお土産。

これの地図に各城の様々な情報が載っている優れもの。
ロマンあふれまくっていて即購入しました。
額買ってきて入れる予定です。

ほくほくでそば食べに行く。
一心庵というおそば屋さんでした。
時間が早かったせいか客は私一人でした。
おっちゃんがお茶を出しながら「どこから来たの?」と聞いてきたので「大阪です」と答えたら「まいどおおきに〜」なんて言ってくれました。
おちゃめかwww
先にそば湯を出してくれて冷めたら飲んでねと言われる。
新鮮?なそば湯です。あっつあつなので全然冷めない。
おそばが来て、出雲そばが普通のそばと違うことに気付く。

おっちゃんが「食べ方分かりますか?」と言ってくださったのでありがたく教えてもらう。
つゆをそのままかけて薬味をのっけていただくそうで。

これが美味しくて。
三枚あったのですがあと二枚はいけそうでした。
満足したらいい塩梅に冷めたそば湯を飲んでほっこり。
幸せ気分にひたってぼんやりする。
駅までは歩いて行こうと考えていたのでiPhoneさんにここからの所要時間を算出してもらって間に合うのを確認し、出発。
ぶーらぶーら歩きます。
良い雰囲気の町でした。
気になるものを写真に収めながらぽくぽく歩く。
途中セルフサービスのおみくじがあったので二種類引いて、ゆっくり開ける時間もなかったので財布につっこんでまたぽくぽく。
静かな所です。
宍道湖もちらっと見て、駅へ。
なかなかにいい時間に着いてしまい、お土産じっくり見れませんでした。
とりあえず、鬼太郎のかまぼこがあったので買いました。
鬼太郎は米子で分かるが何故かまぼこにプリントしたんだろう。
謎です。
あとはなんやかんや配る分を見繕って、松江を後にしました。
ありがとう松江、そして松江城。

そしてここから8時間。乗りっぱなしで大阪に帰ります。
我ながら恐ろしいことをするものです。
まだギリギリ若いから出来るんですよ。
だってもう行きたくないもの。辛かったもの。

途中の乗り換えは行きと同じなので、反省を生かして松江駅で夕御飯分の駅弁を買いました。

そういえばいろんなとこでお土産買ったのにどこも袋をまとめてくれなくて妙にビニール袋をいっぱい下げる形になりました。
スーパーの帰りみたい。
えいやっとまとめて二つになりました。ビニール袋が。

米子駅で40分待ち時間があるのでお手洗いにいく。
工事中だったので簡易トイレでした。
致し方あるまいと扉を開けようとすると隣からドンドンッという音とおばあさんの「たすけて!」という涙声。
え???
びっくりして「どうしたんですか!」とドア越しに聞くと「出られないの!」とパニックに近い声。
ドアをみると【使用中】になっている。
………………。
そういうことです。
ゆっくりと
「ドアにカギかかったままですよ?ロック解除してますか?」
と声をかける。
依然混乱した様子だった彼女も、開かない、あかn…ロック?これ…?と気付いた様で、すっとカギが開いて出てこられました。
「大丈夫ですか」とだけ言って、すぐに個室に入りました。
だって本人目の前にして大声でツッコんでしまいそうだったのだもの!
なんでやねん!なんで気付かんねん!ロックかかったままで開くはずないやろ!!wwwwww
愉快なハプニングでした。

そのあとハートインで飲み物とチュッパチャップスを購入し、乗り換える。
チュッパチャップスとか久しぶりすぎる。
ペロペロして揺られてました。
で、ボックスシートでおばはんが座ってきました。
おもむろに駅弁を食べ始めるまではよかった。
ただ食べ終わってからずっとため息をつき、舌打ちじゃなくて口をチャッチャと鳴らしててうざいことこの上ない。
車内で騒音を巻き散らかす輩はなんなんでしょうね。自分のことしか考えてなさすぎやろ。
イライラしてたらおばはんは勝手に席を移動していきました。
いったいなにが不満だったのだろう。
私がチュッパチャップス食べてるのが気にくわなかったのだろうか。
あんたも駅弁食べてたやん!
他人の頭の中ってのはどうにも読めないものですね。

車窓からの景色を満喫しまくってうたた寝もしつつ二時間揺られる。
途中、山間の駅で蜂が侵入したらしく、ブブブブブブと不穏な音が後方から聞こえる。
こっちにきませんようにこっちにきませんように…とポーカーフェイスで祈り続けるものの、祈りむなしく。
ブボボボボボボと右耳をかすめて飛んできました。
さすがにギャッ!と叫んでしまいました。
隣に青年が座っていたのでクールに振る舞う予定だったのですがつい「びっくりした…こわっ」と独りごちてしまいました。
しかも蜂さんは私が携帯とネタ帳を飲み物を置いていた窓際に一時停止されてしまい、緊迫した状況に陥る。
にらみ合いです。というか私が蛇に睨まれたカエル状態でした。
満足したのか彼はまたどこかに旅立っていきました。

昨日お土産屋のおばあさんにお世話になった新見駅で乗り換え。
この旅行で一番長い、3時間半もの時を過ごす電車に乗り込みます。
正直この段階ですでに尻は爆発しそうでした。
座りっぱなしでっていうのがこんなにしんどいとは思ってもみなかった。いやちょっと知ってたけどこれほどまでとは。
辛い。
ただここから椅子がふかふかになったので少し楽になる。
まぁずっと乗ってたらそのありがたみもなくなってしまうんですがね。
それでも座った瞬間から半時間ほどは、わたしは確かに幸せでした。

だんだんと景色が町になってゆき、乗客も増えて、私は辛さで呆然としながら、姫路着。
ここから更に一時間。
大阪駅に向かいます。
この時の記憶があまりない。
隣の席の男子大学生らしき二人組のちょいイタイ会話に針の筵に座らされている心地になって辛かったです。
ただでさえ肉体的に辛いときにこのスピリチュアルアタック。
HPもMPもギリギリです。

塚本を出て、次で大阪じゃーい!!と喜んでいたら。
え、信号待ち?
しかも全然動かなくない?
ん?
そういえば大阪ってすごい雨降ったんよね?
マジ?そういうこと?
動かない感じ?
ここにきて?
あと一駅で?
わたしのライフはゼロなのよ!

そんなこんなでジリジリと30分遅延して大阪駅に到着。
本当に最後の最後で辛すぎて泣きたかった。
よもやこんなことになろうとは。
だって私が通ってきたところは晴れてたからそんな大規模な災害になってるなんて分からなかったのだもの!

工事中でちゃんとした看板がなかったけれど大阪駅。

今回の旅行は終了。
いや、自宅に帰るのにまた環状線の遅延とか巻き込まれましたけどそんなの些末事ですしね。

なにはなくとも楽しい旅行でした。
最後辛くなるのは自分の旅のお約束ですし、それを除けばものすごくとんとん拍子に運んだ日程でした。
城も満喫したし。美味しいもの食べれたし。いい人たちに巡り会えたし。
一人旅最高でした。

さあ次はどこに行こうかなー。



これにて完。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

ただ城を見るその為に、女はひとり、旅に出た その三

August 28 [Tue], 2012, 21:13
飛び飛びですみません。
頑張って最後まで書ききりたいです。

さて、電車がしばらく来ないので備中高梁の町中をうろつくことに。
タクシーのおっちゃんが見るべきスポットを帰りの道すがら教えてくれたのですが、徒歩で行って帰ってくるには少しばかり遠い。
なので本当にその辺を適当にうろつきます。
一応メインストリートらしきところをまっすぐ進む。
人っ子一人いない、は言い過ぎですが人がいない。
車は通っているのですが、人がいない。

なんだか良さげな雰囲気の看板があったのでパシャリ。

何ともいえない古き良き昭和初期の香りがします。
いや、昭和初期がどんなもんか知りませんが。
もしかしたらこれは中期の雰囲気なのかもしれませんが。
こまけぇこたぁいいんだよ。

そのまままっすぐ進みます。
大きな川が流れていました。
橋もあります。
もちろん渡ります。

高梁川という一級河川でした。
立派な橋も架かっておりました。
私の行く歩道側からは素直に橋には出られなくて、橋下のちょっとしたダンジョンを抜けて渡れるとこまで出ます。
トンネルがあってくぐるんですが、くぐりながら(これでここ抜けたら突然視界がゆがんで気がつくと極彩色の異世界に立っているハズだ!)などという妄想を半ば本気で巡らせていましたが、出た先はやっぱり普通の道路で、むしろ曇り空故に色合いはモノクロでした。
こんにちは、現実。

しょんぼりしながら橋の上。
歩行者用のは欄干が真っ黄色でした。
思わぬところに極彩色のかけらを発見しました。

川を吹き抜ける風が心地よく、眼前にはでっかい山と川と空。
これが大自然じゃーい!ってのを五感すべて使って感じ取りました。
気持ちよかった。
しばらく欄干でぼんやりして、この先はなんにもなさそうだなぁ、引き返そうかと迷っていると、遠目に良い感じの店構えを発見。

焼物、古美術のお店だそう。
でっかい壺に惹かれてフラフラと近寄って覗いてみると入り口に貼り紙。
出払っているので御用の方は電話ください、と電話番号を添えてある。
自由かwwwwwww
入れないのならと入り口のガラス戸からどんな店なのだろうとのぞき見ていたら。
おっちゃん出てきて「見ていってよ」
おるんかいwwwwwwww
お言葉に甘えて入らせてもらいました。
タヌキの焼物の量が尋常じゃなかった。
古美術ってかタヌキの店やろwwwwww
タヌキ収集が趣味なのかな…。
世間話しながら見てたらおっちゃんが「タヌキはな、タを抜くやろ?だから○※△◇×……」とか言い出した。
全然聞き取れなかったんですが「なるほどーだから色々持ってるんですね〜」などと全くわかってないのにすごいわかってるふりして聞いてました。
結局なんだったんだろう……。タを抜くってなに……。

おっちゃんの自慢話が後を絶たなかったので電車の時間があるからとお礼を言ってお暇しました。
確かにいい時間だったのです。

駅に戻りながらなにか面白いものはないかなぁとぶらぶら。

あった。

裏切らないなぁ。
期待を裏切らない実にいい看板です。
名物の城があるし、観光客を盛り上げて町おこしだ!と浮かれて看板作ってみたものの今はうらぶれてしまい。直してももらえずに“し”はどれほどの時間このポジションで過ごしたのだろう。
涙がちょちょぎれます。

物色しながら歩くもののほかに目立って面白いものはなかったです。
ここは町並みがとても綺麗でゴミも落ちてないのですが、その理由の一つが歩いてる途中で分かりました。
みんな積極的に掃除してるように見受けられました。
女子中学生が家のお手伝いなんでしょうか、店の前を気怠げながらもきちんと掃除してて、これが身についた習慣というものなのかなぁとしみじみ感じました。

駅に戻り、松江を目指します。
17:21に出発して松江着が21:48予定。
夕御飯は駅弁を買う算段なのですがこれが失敗でした。

新見駅で乗り換え。
37分の待ち時間があって、ここで食料を調達しようと試みました。
乗り換え駅ならなにがしかはあるだろう、と。
甘かった。
駅前なんもねぇ!
弁当屋さんがあったのですが、どうやらもう休業してしまったらしく、おいしそうな看板のみが残されている状態でした。
なんだいそのプレイは。看板だけとか。いっそしまっておいてくれよ…。
無論、コンビニなんて便利なものもない。
しばらくさまよい、次の乗り換えの米子には駅弁はない ―これは備中高梁の駅員さんにリサーチしてた― のでリアル食糧難の危機です。
本当になにもないのかと探しましたが、ないものはない。
諦めて駅前の個人商店のお土産屋さんに入ります。
饅頭が売ってるっぽかったので饅頭でしのごうとしたのです。
おばあさんが一人でやってるお店でした。
この饅頭くださいと頼んで、なにかご飯ものとかはないですよね?と聞いてみたら弁当はないけど鯖寿司があるよと返答。
!!!マジか!!!
じゃあそれもくださいと購入。
おばあさんが「中に切るものも入ってるけど切りにくいから時間あるんやったら切っていきなさい。裏の台所から包丁持ってきてあげるから」と言ってくださいました。
!!!マジか!!!
恐縮しながら包丁とまな板をお借りする。
食べやすい大きさに切りなさいねと言われて切ったら、大きいわねぇとやんわり言われる。
えへへ。
丁重にお礼を申し上げて、お元気でとお別れを言ってきました。
自販機でお茶を買って、電車に乗り込み出発を待ちます。

米子に向けて発車。
鯖寿司に舌鼓を打ちました。
おいしかった。
お寿司のおいしさもありますが、切り口からおばあさんの愛情を感じてよりおいしかった。
この旅行はいい人にばっかり巡り会えました。
田舎の人は心が綺麗は盲信だとか思ってましたが、めっちゃ優しかったです。
ありがとう岡山。

岡山から中国山地を越えます。
備中神代(びっちゅうこうじろ)という駅があり、ホームがびっくりするくらい山の中にありました。
誰が降りるねんと思ってたら女子高生が一斉に降りてさらにびっくり。
発車してから奥の方に集落があるのが見えて、みんなそこの住民だったのかと納得。

山を越えたら平地を走るのですが、真っ暗。
住宅あるのに真っ暗。
外灯?なにそれ?って勢いで真っ暗。
まだ20:00ですよ。
夜が早いにもほどがあるぜ!!
まぁこれには原因があり、どうやら近くで夏祭りがあったようでした。付近の駅からお祭り帰りの浮かれたテンションの家族が乗ってきてましたから。
でもね。
もうね。
これが。
最悪でした。

子どもがすんごい浮かれてるんですよ。
ずっと「バババババババッ!バババババババッ!」ってピストルのおもちゃで遊んでる。
大声で。
うるさいなんてもんじゃない。ただの騒音。
しかも飽きもせずずっとそれしか言わん。
ずっとうるさい。
ほんでまたこまっしゃくれた顔しとんねん。余計イラッとする。
私が疲れてきてるせいもあり、イライラはマックス。
一緒に乗ってる親もおしゃべりに夢中で注意しない。
ほんっまにうるさかった。
頭の中で、子どものあごつかんで窓に叩きつけた後、目の高さまで吊り上げてあご一点固定の状態でぶらさげたまんま睨んで「うるせぇクソガキ」とすごんでやりたかった。
小便漏らすくらいまでこらしめてやりたかった。
一生心に消えん傷残したろか!とまで罵りました。心の中で。
親も親や。
家ちゃうんねんぞ。わきまえろ。
そんなありったけの罵詈雑言をネタ帳に書き綴ってました。
発散方法がそれしかなかったんです。
ワオ陰湿☆

しかしずっと親の方をチラチラ睨んでたら気づいたらしく、後半はおとなしくなりました。
はじめからそうしとけ。

岡山で皆さんにいただいたハッピーパワーを全然お返しできない最悪の心境だったのですが、あのはしゃぎようは聖人レベルでも顔をしかめるハズです。


疲れがピークに達した頃、米子着。
特急に乗ってる感覚だったんですが、単に一駅の距離がハンパなく遠いだけでした。
米子からさらに半時間揺られて。

松江着!!

ほんまにしんどかった。
松江に着く10分前からお尻が爆発しそうでたまりませんでした。
ずっと座ってるとほんま爆発するんちゃうかと心配になります。
普段が立ち仕事なので座り慣れてないんですよね。

さて松江駅前。
なんもねぇ!!
予想してたけど、なんもねぇ!!
宿も決めておらず適当にネットカフェでも探すかとか思ってたのが甘かった。
マジでなんもねぇ!!
ビジネスホテルが乱立してたので適当に見繕おうと歩き出す。
ちょっとばかり高いので選びながら進んでいくと歓楽街に出て、それすら通り越してみたら本当になにもなくなりました。
これはやばいと結局駅の方に引き返し。
疲れ切っていたので一番始めに目に入った所に飛び込みました。
予約なしで泊まれるか聞くと、いいですよと快い返事。
宿ゲットだぜ!
ただビジネスなのに良いお値段でした。
まぁ背に腹は代えられぬと支払います。
部屋に行くと納得のお値段でございました。
加湿器じゃなくて空気清浄機があります。安いとこなら加湿器ですら全部貸し出されててないですとか言われるのに、空気清浄機完備。
風呂にもTV。しかも何故かアヒル隊長がいます。
パイオニアのコンポが置いてあって、iPod繋いで音楽再生できるというハイテクっぷり。
なんなのここ!おそろしいわ!
しかも洗濯機と乾燥機も無料でお使いいただけるとな!
なんなの!こわっ!

設備に感動してから入浴。
金曜ロードショーでコナンやってたので見ながら入りました。
アヒル隊長と一緒に。
劇場版コナンの見所を少し前にM女史との会話で得ており、要するに爆発するのだと聞いていたのでその辺にばかり注目して見る。
確かに、内容は爆発がテーマであった。
そしてなんか蘭ねえちゃんがえらいことになったエンディングにぽかーんとして視聴終了。
なんだったんだあの映画……。
ストレッチして就寝。

次の日は松江城!
ウキウキドキドキしながら泥のように眠りました。

ただ城を見るその為に、女はひとり、旅に出た その二

August 21 [Tue], 2012, 23:55
備中松山城に来ました。
といっても山頂にあるのでまだ天守は見えず、ここから登山です。
えっちらおっちら登ります。
頂までは700M。
現役の頃ならば走って3分くらいで着く距離ですが(遅いよ)この歳で登るとなるとなかなかの距離です。
半分くらいで息切れします。
体力不足が嘆かれますが、気温が高くてそれでバテたのもあります。
そういうことにしましょう。
途中で櫓跡を確認しつつ、登る。
あっちから攻めてきたらこういう風に見えるのか…とか想像しながら見ると面白いんです。
道中に城主様から励ましの言葉をいただけます。
ただの看板ですけど。
なんかちょっとイラっとまではしないものの、なんとなく不愉快な気持ちになる看板。
私の心が汚れているからなのでしょうか。
画像アップ数制限のため、看板画像はあとの小ネタでまとめて上げます。

で、城郭へ!!
石垣がわーっとそびえてました。
かっけぇ。

土塀が重要文化財になってます。
こんな山奥まで攻めてくるんかいな、と疑問に思いますが、殿様の御殿が山の麓にあった事を考えると攻めてこられた時にここに篭城したのだろうなと勝手に解釈しました。
わくわくしながら奥のほうへ登っていき。
二の丸跡!!
看板が立ってて、どれどれと読みに近づいた瞬間、流麗な音楽があたりに鳴り響く。
??

どうやら人の気配を察知して看板の上のスピーカーから城の案内アナウンスが流れる仕様になっているようでした。
びっくりするからそういうのやめてくれるかなぁ!!
二の丸からパシャパシャ写真を撮りだし。
天守へと撮りながら近づいていく。
入城口でおっちゃんに料金払って、いざいざ!!

どーん!!
どっしりと簡素な造りの城でした。
お金かけてないのに守りの堅い雰囲気がありました。
たまらん…。
ふと横を見るとここまで登ってきた褒美なんでしょうか。城主様がお茶を用意してくださってました。

備中宇治茶。備中なのに宇治茶とはこれいかに。
褒美だしありがたくごくごく頂いて、再び天守の撮影に戻る。
中に入り、ふむふむと上を目指す。
ここは囲炉裏がある珍しい所だそう。
山の上だから暖を取ったり篭城の際はここで煮炊きを行ってたと言われてるんだとか。
なるほどねぇ。
当時はどんな風にこの囲炉裏を囲んでいたのかなぁ。
時代に想いを馳せると感慨深いです。
他にも階段には踊り場があって敵が攻めてきても一気に上には駆け上がれないような工夫がされてるなど、守ってやるぜ!ってな雰囲気をひしひし感じる城でした。

備中松山城は改修工事が行われたのですが、ここは山の上。普通に各地方にそびえ立つような山の頂にあります。
こんな所で改修工事って機材運ぶにしろなんにしろどないすんねん。
その疑問は城内に設置されてたDVDが解決してくれました。
ケーブルを射出して引いて、それで木材やらは運んでたそうです。
すごいね。
じゃあケーブルも重機もない築城当時はどうやってこんな所に建てたんだろう…。
昔の人は丈夫だったとはいえ、ものすごい苦労があったはずです。
その苦労があって今ここで感動できる私、ひいては現代訪れたたくさんの人々がいるのでその頃の汗と涙は無駄にはなってないよ!と勝手に昇華させてます。

ぐるぐる見てる間中、空模様が大変あやしく。
雷がゴロゴロゴロゴロ鳴ってました。
やべぇこれやべぇ。夕立降る気満々やでこれぇ…。
夕立やり過ごして下山するか、最悪途中降ってでもまだ降らないうちに少しでも下山するか、の二択になりまして。
タクシーの時間もあったので後者を選択。
残りをざざっと見てスタスタ下山。
名残惜しさからもう一度天守を振り返り、撮影。
はよ下りろよ。

城主様に見送られ、てってこてってこ下ります。
すごい雷鳴ってて、テンションはだだ上がり。
降られるのは困るけど荒天って大好きです。
あと100Mというところでポツポツ降りだしてきました。
ダッシュまでは行きませんが早歩きでタクシーを待つ駐車場に向かいます。
駐車場には屋根付きの休憩所があって飛び込みました。
あんまり降られんで良かったと胸をなで下ろした瞬間。
ザ―――――ッ!!
夕立キタ――――!!
ふだんの行いが良いせいか安全圏に入った途端雨がひどくなることが多いんです。
しかしこの時ほど自分の日頃グッジョブと褒めてあげたかったことはありませんでした。
良かった。
タクシーを待つ間、旅の振り返りのメモを書く。
ネタ帳ってやつです。
そしてふと視線をあげると。

スリッパですね。
まごうことなくスリッパです。
この色合い、材質。
天守閣観覧の際に履き替えるスリッパです。
きっと履き替え忘れたんでしょうね。
うん。
でもね。
ここに来るまで700M下りてきてる訳ですよね。
それずっとスリッパで下りてきたんですか?
気付くよね?
それはさすがに気付くよね?
どうしてかな?
様々なツッコミが胸を駆け巡りました。

雨の音を聞きながらタクシーを待ちました。
20分くらい。
自販機でコーヒー買って880円のお釣りが100円8枚と10円8枚で返ってきて重いよ!とツッコンで座って待ちました。
木の葉が雨に打たれて踊る様をひたすらぼんやり眺めてました。
あー日常でこんなにボーッとできることないよなぁ。
森林浴ってやつか?これ。
なんにせよ一人旅ってこういう時間持てるのがいいよなぁ。
そんな風にひたすらぼんやり。
雨は酷くなる一方ですが向こうの空は晴れていたので完全に山の夕立でした。

そうこうしてるうちにタクシーが来てくれて。
下山。
行きとは別のおっちゃんのガイドを聞きながら町中眺めて走ります。
備中高梁という町は映画『おとこはつらいよ』のロケ地に二度選ばれたそうで、二度選ばれたのは日本でここしかないと運転手さんは誇らしげでした。
確かに町並み綺麗だし、ゴミが落ちてない。地元の人たちが綺麗に保っているんでしょう。
地元愛だな。
駅まで送り届けてもらい、次の電車を確認すると50分空き時間が発生。
ぼーっとするのももったいないので行ける範囲で散策に出ます。
幸い雨も降ってるかどうかくらいまで落ち着いた事ですし。


次回更新お楽しみに…。眠い。
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