リカ 五十嵐貴久 

February 16 [Thu], 2012, 3:13
リカ
  五十嵐貴久



第2回 ホラーサスペンス大賞受賞作品です。
最近、こんなのばっかり読んでいます


出会い系サイトにはまってしまった主人公(中年男子)が、
出会ったリカから執拗に迫られストーキング行為をされるのだけど、
どうしてリカがこうなってしまったのか、
人物の背景になるエピソードがあまりにも少なくて、分からずじまい。

テンポは良いんですよ。
サクッと一気に読めましたし。
最初の出会い系でのやり取りとか、かなり細分に書かれてましたし。


出会い系や、インターネットの怖さを訴える分には興味深いのですが、
人物背景に乏しかったかな。
途中からただのホラー(怪物のような?)女になってしまったから。
長編なんだから、もう少し文章を増やして背景にも注目してほしかったな〜。
と、ちょっと残念でした。


あなたは目的があってここにいます。
この広い世界にあなたと同じ人間はいません。
過去にもいなかったし、未来にもいないのです。
あなたは何かの必要を満たすためにここに連れてこられたのです。
このことについて、ゆっくりと考えてみて下さい。
byルー・オースティン

夜市 恒川 光太郎 

February 14 [Tue], 2012, 3:02
夜市
  恒川光太郎



選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作です。
この小説は、ホラーというよりは、
不可思議な感じで、ファンタジーの部類ですね。
ノスタルジックな感情になります。

「世にも奇妙な物語」で取り上げられそうな話でもあるかなぁ。
それでいて、「千と千尋の神隠し」のような。


何でも売っている不思議な市場「夜市」。
この夜市に迷い込んだ人間と、夜市の住民(ほぼ妖怪)
との織りなされるストーリー。

この夜市には、駐車場から繋がっていたり、古道だったり、
日常、目にする場所から繋がっています。
ついつい、入口を探してみたくなりますね。


人はだれしも、
自分自身の生涯を一人で生き、
自分自身の死を一人で死ぬものです。
byヤコブセン

カフェ 坂の下 

February 09 [Thu], 2012, 22:45
カフェ 坂の下



鎌倉にある古民家カフェ、第3弾デス

御霊神社から江ノ電わたってすぐのところにありますが、
まあ、R134から入って行った方が分かりやすいんじゃないかな。



一花屋もご近所さんです。
鎌倉の古民家は、
地震や津波がきたら一発で・・・というくらい、
風情のある建物なんですが、
湘南・鎌倉って素敵な場所ですよね。
日帰りロケも出来ちゃうし、ロケ地にぴったり

ドラマ「最後から二番目の恋」で使ってますね、はい。

というわけで、暫くは混雑のためNGになりそうな予感の、
カフェ坂の下でした〜


●情報
神奈川県鎌倉市坂ノ下21-15
tel:0467-25-7705
10:00−18:00
定休日:月曜日


自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。
こんな軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世の中で最も幸福な人である。
byワナメーカー

手ぬぐいカフェ 一花屋 

February 08 [Wed], 2012, 2:56
手ぬぐいカフェ 一花屋



鎌倉の長谷駅から少し離れた住宅地の中にある、
ユニークな古民家のカフェです。

入口も可愛いの



中はこんな感じ



鎌倉の古民家カフェや古民家ゲストハウスが、
ここ数年の間に更に増えてるような気がします。
あたしが知らなかっただけなのかな。
また今度、紹介していきまーす。


●情報
神奈川県鎌倉市坂の下18-5
open 10:30頃 close 17:00(ラストオーダー)
江ノ電線路沿いの道を御霊神社をめざしていきます。
隣が消防団のある角の黒い日本家屋です。


人殺しを許す慈悲は人殺しを育てるに等しい。
byシェイクスピア

茶寮 風花 

February 06 [Mon], 2012, 0:49
鎌倉名店 茶寮 風花





今回は、神奈川県鎌倉市にあるお茶屋さん。

あじさい寺で有名な明月院の前にある、うさぎ饅頭が有名な甘味処です。



此処は、以前よーく通わせていただきました。
昔のあたしのデートコースでもあります



この場所、結構和むんですよね。

人気のあるお店なので、まあ混んでいますけど、
そんなに回転も悪くないので、意外とすぐに入れることが多いデス


恋の喜びが結局悲しみをもたらすということは、
もういろいろな女の例ではっきりしているんですもの。
私は恋も悩みも両方捨てますから、悪いことも起こらないでしょう。
byニーベルンゲンの歌

終わらない夜 セーラ・L.トムソン 

February 04 [Sat], 2012, 3:43
終わらない夜
  セーラ・L.トムソン



えー、絵本です
絵本を馬鹿にしては、いけません。
あたしは大人になってから、絵本を読む機会が増えました。

それはバブーに読んであげるためとかではなく、
純粋に、自分自身で読みたい絵本が増えたから

昔、読んだ絵本をもう一度読んでみる、というよりは、
大人向けの絵本が増えた、という感じです。

この、「終わらない夜」も、大人が読める。

とにかく、絵が素敵なんですよ
だまし絵の手法を、この絵本の中で効果的に取り扱っています。

誰もいない廊下の奥から不思議な電車がやってきて、
あなたを冒険の旅へつれだしてしまう、
そんな夜を…。
想像してください。

カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスが絵を担当しています。
眠りとめざめのあいだの時間。想像力にみちたイラストレーションが、
見るものを奇妙な世界へ誘っていく、とても不可思議な作品です。


恋は愚か者の知恵であり、賢い者の愚行である。
byS・ジョンソン

happy new year 2012 

January 04 [Wed], 2012, 16:06
happy new year 2012



いえぇぇぇぇぇぇぇーーい!!
年も明けちゃいまして、すでにもう2012年デスね
時間がたつのは早いなぁ。

日々、一生懸命遊んで、たまに仕事して、適度に学んでいく所存です

此れからも宜しく




幸福はコークスのようなものだ。
何か別の物を作っている過程で偶然得られる副産物なのだ。
byオールダス・ハクスリー

1週間バリ改定版 山下マヌー 

December 30 [Fri], 2011, 1:31
1週間バリ
  山下マヌー



『1週間バリ』の5年ぶりの改訂版です。
『1週間バリ』が出たのが2006年4月、こちらの改訂版は2011年2月。

急成長するインドネシアだけに、この5年間で環境も変わったといいます。

わざわざ休みを取って、高いお金を払って行くバリ島。
グアムやサイパンより、旅費は はるかに上がります。

そんなバリ島を、
適度に観光客目線で書かれていて、適度にマニアック。

バリ島を自由自在に動ける内容に仕上がっているのと、
「こんな日本人は騙されている」的なデート商法など、
注意すべき行ないが、書かれています。

生活編では、
「「蚊取りマット」はその国で販売してるものが一番効く気がする」
とか、著者の目線で色々と書いてあって、多々共感。


今年はバリ島に行ったのですが、
出発前に読みたいなと思っていて、帰国後に読んだ本(笑)。


だからか、
「あ〜わかるわかる!!」 
の、続出でした。


ん〜、またバリに行きたいな。


女はたとえ100人の男にだまされても、
101人目の男を愛するだろう。
byキンケル

四つの嘘 大石静 

December 27 [Tue], 2011, 1:58
四つの嘘
  大石静





かつて、私立女子校で同級生だった、4人の女の物語。
全員、今は41歳。
といっても、うち1人の事故死亡から物語が始まります。

死亡した女は、かつて好きだった男(とはいえ継続で好き)と、
一緒のところで事故に遭い、その男も死亡。
その男は、同級生の女の元旦那。

その男と結婚した女(離婚しちゃったけど)は、
死亡した女性からかつて奪い取った魔性の(?)女。

死亡した女にも、旦那と子供がいます。

ここに、当然、他の2人の女も絡んできます。
何が絡んでくるかというと、勿論、


淫乱さ、狡猾さ、醜さを持つ女たちの、
生々しい現実をどこかあっけらかんと描いた物語です。


あ〜、わかるわかる。
女ってこういうのあるんだよね。。。



と女性心理を刺激する物語です。
この著者は、こういう物語、得意分野だと思います(笑)


死亡のときに、ニュースから男の名前が消えるシーンがあるんですが、
地位のある男だったから、不名誉にあたるから報道では女の名前のみなのか?
という進め方で話が行くんですが、
結局なんで消えたのか、明記しないまま物語が終わってしまったような。
そして、誰が「名前の読み上げを消して」とテレビ局に伝えたのか、
分からないままです。。。


私は知らなかったのですが、
2008年に作者自らの脚本でテレビドラマ化されたんですね。

その第1話のタイトルは、
「隣の女には負けられない!!」

私は41歳まで、まだまだですが(あっという間だろうけど)、
アラフォーになっても、お母さんになっても、オンナはオンナ

怖いですね。


いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、
いかに多くの人が汝より遅れているかを考えよ。
byセネカ

ジョーカーゲーム 柳広司 

December 23 [Fri], 2011, 23:53
ジョーカーゲーム
  柳広司



この本は、船旅をしているときに、
船内の図書館に置いてあって、お借りして読みました。

カバーイラストとタイトルに魅了されて、
発売当時、買おうと思っていて買わずじまいだった本。

2009年度の「このミステリーがすごい」の2位で、
著書の作品は初めて読みましたが、
スタイリッシュなスパイ・ミステリーに仕上がっています。


短編集なのでとても読み進めやすく、あっという間に読了。
頭の切れる、ちょいsadisticな雰囲気の漂う男性キャラ結城中佐が、
かなり素敵(笑)


願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ
by西行
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