喫茶ザ・オカモト [京大周辺] 

September 17 [Wed], 2008, 17:17


斜め45度の看板が印象的な喫茶「ザ・オカモト」。

なんでしょう、なんだか琴線に触れる店構えです。

金曜日の妻たちがお茶していそうな優雅さ。

ドングリが転がってきそうなメルヘンさ。

いやいや、喫茶オカモトに限らず喫茶店の秀逸なアウテリアはいったい誰がデザインしたんでしょうか。

こうゆう小さな店こそがその街に匂いを与え、風景をつくり出しているんでしょう。

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喫茶ザ・オカモト
京都市左京区吉田下阿達町(地図


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ダイヤモンド [岡崎] 

September 12 [Fri], 2008, 14:56


ある夏の暑い日。
ぼくは、あわただしくペダルをこいでおりました。

世間は祇園祭に浮き足立っていました。

そして、ぼくも同じく祇園祭に浮き足立っていました。

何を隠そうぼくは祇園祭でバイトしてるのです。
提灯行列の提灯を持たなければなりません。
今日の夕飯代を稼がねばなりません。

というわけで、八坂神社目指して東大路をえっさほっさ下っていたのです。

その時、目の前に現れたのが「ダイヤモンド」。

ダイヤモンドは永遠の輝き、とは言いますが、なるほど、喫茶ダイヤモンドも、悠久の時を越えてもなお輝くような素通りできぬ異彩を放っています。

黒砂糖のようなこげ茶の外観と巨大な「ダイヤモンド」の看板。
東大路通りにさん然と輝いています。

あまり時間がないのにもかかわらず、ぼくは吸い込まれるように入ってしまいました。

中に入ると、ほどよい暗さのダウンライト。

またいい店を見つけてしまったと直感で感じながら左の奥まったテーブル席へ。

マスターにコーヒーを注文。

磨りへって黒光りするテーブルを撫でながらあたりを見渡す。

と気になるポスター。

ブラジル珈琲

なにやらコーヒー農園らしき場所にギター弾きがいた裸のねーちゃんがいたり地球が転がっていたり、奇妙な絵。
でも、淡い色彩とやわらかい線で心和む一枚になっています。

「いいポスターですね」

と思わずマスターに話しかけると、予想外の答えが。

藤田嗣治が描いたみたいですよ。

ほら、とマスターはポスターの右隅を指差す。

ほんとだ、藤田のサインがある。

こんなのも描いていたんだ。

ふと入った喫茶店で新しい発見をするのは楽しい。


このポスターがきっかけでお店に置いてあるいろいろなものにも興味が飛び火する。

アフリカのお面やら窓際のメダカなどなど、すべてが愛おしくなってくるから不思議。

ガシャガシャ写真を撮らせてもらい、世間話も弾んできて、いい感じ。
もう一杯コーヒーを、と言いかけて、ああそうだ。

仕事に行かねば。提灯持たねば。

また来ます、と約束してまた夏の白々しい太陽の中へ飛び出していったのです。

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ダイヤモンド
京都市京都府京都市左京区岡崎西天王町
丸太町東大路下る西側(地図

五番街 [同志社大学周辺] 

July 09 [Wed], 2008, 20:06


同志社大学に夜の帳が下りる頃、校門から解き放れたはらぺこ学生達が吸い込まれていくのは、天下一品!

今日の疲れを癒し、明日の活力を蓄えるため、天下一品のこってり大盛、学割で!と注文するわけです。

が、その天下一品の奥に実は一軒のスナック喫茶店があるのはご存知でしょうか?


怪しく今出川通りに浮かび上がる「五番街」の文字。

腹ペコで吸い込まれるのとは別の意味で吸い込まれそうな雰囲気が渦巻いています。


夕闇時、扉を開けると、いつしか火曜サスペンス劇場で見た、あの日の郷愁のスナック。

真っ赤な絨毯、カラオケスペース、カウンター、と3人のママ。

常連のスーツの方がおもむろにカウンターに腰掛けると、「今日はビールから始める?」とママ。

2階は雀荘。

この方も同志社大学で青春を過ごしたOBさんなのでしょうか。


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五番街
京都市上京区烏丸今出川西入る南側(天下一品の奥)
地図