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カフェバッハと珈琲

珈琲御三家の一つとも言われるカフェバッハ。南千住の駅から結構歩かないと着かない、行きにくい場所にあるカフェバッハ。1968年創業の老舗珈琲店ですけど、雰囲気は重苦しさもなく気軽。おっさん天国、このあたりで働く、または住んでいる常連さんたちに支えられている喫茶店なんでしょう。知らずに入ったら、珈琲の名店だとは誰も思わないんじゃないかな?こだわりの珈琲はもちろん自家焙煎。店内奥に焙煎機がドーンと備え付けてあります。店主は田口護さん。珈琲の焙煎や抽出に対するノウハウがオープンで、企業秘密がないのがカフェバッハのすごいところ。でも田口さん曰く、言葉や数字で表されているものの裏に大切な部分が隠されているとのこと。努力や経験を重ねないと、知識だけでは辿り着けない領域があるってことなんでしょう。一方でとても理論的に珈琲を考えている方でもあります。カフェバッハで修行して、喫茶店やカフェをオープンさせている人は多数。有名なところでは、カフェベルニーニとかクラナッハ、デルフィーノ(ここは孫弟子か)などなど。カフェバッハはとてもハンドピックに力を入れていて、焙煎後の珈琲豆はとてもきれい。ベルニーニやくらナッハもやっぱりきれい。でも個人的には雑味はないんだけど、なんか合わない。確かに良い珈琲豆なんだろうけど、バッハは抽出も薄めで物足りないし(自分で家で抽出した方が好みだったくらい)、これが名店の味なの?って思っちゃったくらい。抽出はペーパードリップ。ちょっと変わったところで、一滴ずつ点滴抽出するカフェシュヴァルツァーは美味しかった。エスプレッソとはまた違った濃さが魅力的。かなり濃厚な旨味、甘味を感じます。一緒にでてくる炭酸水もいい。珈琲を飲んだ後に炭酸水を飲むと、すっきりするし炭酸水自体美味しく感じます。カフェバッハの珈琲は小泉元首相もお気に入りで、2000年の沖縄サミットで各国首相にも振るわれました。評判も良かったみたいなので、きっと美味しい珈琲なんだろうね。フレンチの巨匠アランデュカスさんもカフェバッハの珈琲を気に入っていて、銀座のベージュ東京の珈琲はカフェバッハのものらしいです。こういう話を聞くとすごい珈琲って思うんですが、う〜ん。

名曲喫茶ライオンとクラシック音楽

渋谷にある名曲喫茶ライオン。ライオンって言ったらビアホールを思いだしますが、こちらのライオンも歴史あるお店で、昭和元年創業なんだとか。店内には巨大なスピーカーがあって圧巻。音楽には詳しくないけど、なんかすごい。クラシック好きでもないですけど、こういうところで聞く音楽は良い(ような気がする)。独特の雰囲気をかもし出しているお店で、昼間でも暗い。なんか変な感じ。本当に独特。青暗いって感じ(変な言葉)。シャンデリアなんかも存在感がありますね。結構広くて二階席もあるのかな?席にはストーブがあったりと昭和な感じがいっぱい(冬はちょっと寒い)。ちょっと個人的には違和感のある空間なんですけど、好きな人は本当に好きなお店だと思います。貴重なお店ではある。一度は行った方が良いお店だとも思います。珈琲はやっぱり美味しくない。500円と値段は普通。なんでもロンドンにあるライオンベーカリー直伝の味だそうですけど、クオリティは決して高くない。昔っぽい珈琲だね。店長自らが毎朝淹れております、なんてHPに書いてますけど、毎朝全部淹れちゃうの?それは美味しくないよね。でもここライオンもまた珈琲の味なんか抜きで魅力的なお店であるのは間違いない。喫茶店好き、昭和好き、クラシック好きの方にお勧め。

名曲喫茶でんえんと珈琲

名曲喫茶でんえんは国分寺にある昭和32年から営業している喫茶店。歴史がありますねぇ。ちょっとお店に入るのにも、勇気がいる感じのさびれ具合。お店やってるの?みたいな…。名曲喫茶でんえんは、レトロ喫茶の代名詞的なお店。店内は長い年月を感じさせる雰囲気。昔は有名漫画家のサロン的な感じにもなっていたと聞きますが、まぁ色んな人たちが利用してきたことでしょう。こういうお店ってもう存在自体が貴重ですし、喫茶店好きはもちろん、特に喫茶店好きではなくても一度は、でんえんを訪れておいても損はないでしょう。なくならないうちに…。店内には結構本が置いてあって、色々な本があるのですが、マンガとかもあって面白い。なぜかのだめカンタービレみたいな。このギャップもなんともいえない。そしてついでに珈琲ですが、珈琲の味はまぁ…おいし…くはない。そんなに美味しくない珈琲だとしてもお店は魅力的なんだからしょうがない。珈琲はそんなに高くないしね。僕は珈琲が好きなので、基本的には珈琲が美味しくないお店はダメなのですが、数少ない珈琲は美味しくないけど好きな店。そんなお店がまだ東京には数店ある。

カフェドランブルと珈琲A

カフェドランブルは、お店の雰囲気なんかは多少敷居が高く、珈琲好きじゃなければ、あんまりよく思わない気がしますが、珈琲に少しでも興味があるなら一度は訪問した方がいいです。味云々ではなくて、やっぱりすごい(味も悪くないですよ。美味しいです。個性的な味の珈琲も多いですけどね)。ネルドリップで丁寧に淹れる珈琲は、じっくり味合わないといけない気にさえさせてくれます。ドリップしている姿を見ているのも何気に楽しい。(同じネルドリップでもお店によって淹れ方が違うのがわかる)最近は珈琲豆の品質がもっとも重視されていて、農園の名前が書かれているスペシャルティコーヒーが主流になりつつありますが、関口さんはスペシャルティコーヒーに対しては特に興味を示してないようで、昔の珈琲豆のクオリティの方が高かったと言う話をしたりもしています。そして焙煎と抽出の大切さを感じさせるお店でもあります(最近は珈琲豆の品質ありきで、焙煎や抽出は低く見られがち。僕も珈琲豆の品質が一番大切な要素ではあると思うけど、色々と飲んでいると、やっぱり焙煎や抽出も大切だなって実感してくる)なんにしても日本の珈琲文化を作り上げた一つのお店であることは間違いないですね。

カフェドランブルと珈琲

カフェドランブル、珈琲を語る上では欠かすことのできない喫茶店。店主の関口一郎さんは今なお現役で珈琲豆の焙煎を行っています。(カフェドランブルに行くと実際に焙煎している姿が見れます)カフェドランブルの売りはなんといってもオールドビーンズ。寝かせて熟成させた珈琲豆はニュークロップにはない独特の香味があります。かなりたくさんの種類のオールドビーンズが用意されていることにも驚きますし、中には30年熟成の珈琲豆なんかもあるから、本当にカフェドランブルはすごいと思う。オールドビーンズははデミタスで普通飲む珈琲より少量ですが(たしか)、値段も1000円程度ですし、かなりお得感があります。何十年も寝かせて1000円くらいって商売にはならないですね。ワインだったら30年も熟成させたら超高級ですよね。たしかにオールドビーンズがニュークロップより美味しいってわけではないので、仕方がない気もしますが(味は別物、どっちが好きかは好み。最近の傾向だとオールドビーンズは歓迎されない)、それにしても安いかな?関口さんはかなり研究熱心のようで、焙煎も色々と工夫を重ねているようですし、珈琲のカップなんかもオリジナルのものを作っていたと思います。目に見えないこだわりがつまったお店。

ダフニと珈琲

珈琲界の大御所、今はなき吉祥寺もかの標交紀さん。もう、もかの味は飲めないのかと悲しい思いになったものですが、標さんの師匠である襟立博保(大阪難波なんち)さんの弟子、桜井美佐子さんのお店、ダフニは今も健在。東京田町にあるダフニ。駅からはちょっと歩きますし、知らなければお店の前を素通りだなぁというパッとしない外観。店内奥に小さな喫茶スペースがあるのですが、外からパッと見は珈琲豆の販売だけなのかな?って思うお店で、なかなか入りづらい感じがします。(敷居が高いんじゃなくて、あんまり良さそうなお店じゃない)そんなダフニですが、もかの系統の珈琲を飲めるお店はないのでかなり貴重です。喫茶店っていうか、雰囲気も何もないところで飲むのはなんだかなぁって気もしますが、まぁそこを差し引いても貴重な存在。珈琲の味はもかより女性らしさが出ているとのことですが、個人的には、もかとは違うかなぁって感じがします。(もかとまったく同じ味だって言う人もいたなぁ)焙煎は浅煎りのもありますが、深煎りがメイン。珈琲は深入りの方が美味しいですよって言われたこともあります。珈琲の甘さをしっかりだした深煎りの珈琲はたしかに魅力的。抽出はネルドリップ。もかほどの魅力は感じないけど、ダフニにはずっと長く営業していてほしいもんです。もう少し雰囲気があったら、味わいもより美味しくなりそうなんですけどね。

珈琲を喫茶店で楽しむ

喫茶店は昭和の香り。珈琲は生活に欠かせない。単純に珈琲の味が好きというよりは喫茶店の雰囲気を含めて珈琲が好き。どんどん数が減っている喫茶店。今も残っている喫茶店には、流行のカフェには出せない独特の雰囲気、空気感があります。時間の経過でしか作り出せない空気。それを楽しむのが喫茶店。ゆったりとくつろぎながら珈琲を飲む。珈琲は美味しいにこしたことはありませんが、なかには全然珈琲が美味しくないんだけど、なんかいいんだよねっていう喫茶店もあったりします。そして名物マスター。珈琲には各店ごとのこだわりがある。それもまた珈琲の楽しいところ。今主流のスペシャルティコーヒーではなくて、昔ながらのクラシックな珈琲を楽しもう。読書でもしながら…。本と喫茶店、これも最高の組み合わせだ。喫茶店文化がいつまでも日本に残るように…。
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