パラソル  

2017年02月21日(火) 22時55分
寅さん27作、松坂慶子。瀬戸内の小島でちょっとした出会い。港まで他愛ない話をし、寅さんは船に乗り、別れの手を振る。
松坂慶子は港を横に移動しながら、畳んだ白いパラソルをユックリと振る。髪を後ろに束ね表情も穏やか。幸福に満ちたこのシーンは、松坂慶子の生涯のベストシーンではないか。
本作より、さくらの息子が吉岡なんとかになる。小さくておかしい。セリフも少しある。これ以前の満男は子犬のように画面の隅っこで適当に動いていたりした。
松坂29歳、艶のある芸者さん。



夜の気配 

2017年02月21日(火) 9時01分
マホを4年ぶりに替えた。キャリアも戻した。設定に数日間は手間取り、携帯なんか捨てたくなる。ついでに自宅の回線も同じ会社にそろえた。何ヶ所も電話し、繋がらなくて、振り回されて、投げ出したかった。なんて住みにくい世の中になってしまったのでしょう。
西武線の沼袋、新井薬師駅辺りを夜に訪ねた。駅前には古本屋やラーメン屋さんがあり、踏切は中々開かず人がどんどん溜まり、春の夜のような気候で、昭和の学生時代を思い出した。人の気配が懐かしい。
公園の池に、大きな灰色のサギがいて、薄暗がりの中、何かにぴくっと反応していた。







浅草橋から 

2017年02月11日(土) 18時12分
久し振りに仕事で浅草橋。ガード下から昭和の雰囲気が一掃されかかっている。
帰りは秋葉原から電車で信濃町。私用を済ませ、国立競技場から地下鉄で表参道。表参道裏通りギャラリーで、知人様モノクロ写真。そのあと日本橋に向かい、お仕事。
終わって地下鉄で新宿。青梅市美術館カフェの女性に勧められた陶芸家の百貨店ギャラリー展示へ。会場に着くと最終日で早仕舞のあと。帰途、中央線人身で1時間立往生、祈冥福。お疲れ様な1日。







健忘症 

2017年02月07日(火) 21時41分
仕事も長くしてると、20年以上のお付き合いの方も多い。双方、高齢化し今日も年齢の話で盛り上がる。
「物忘れ外来」を予約したら、予約した事自体を忘れ、病院から電話がきた話。
ご主人の診察に付き添った際に、記憶テストで「奥さんはいくつ分かりますか?」と急にふられ、ドッキリうろたえた話。
先日の写真グループの集まりでも、一番若いのは私か!という事に、何ゆえかガックリ。高齢化過疎化避けがたし。帰りがけ駅で、オレンジカード!をタッチして通れると思った人、1名改札に引っかかる。



多摩自慢山廃純米原酒
ぐい呑は鍋島系

寅さんと沈黙 

2017年02月02日(木) 20時11分
正月位より寅さんを第1作から見直している。20作目は中学生のような大竹しのぶと、中村雅俊。とらやの二階がガス爆発で吹っ飛んだ。
オープニングの夢は、とらやの皆んなとタコ社長がブルジョアになって、おばちゃんも毛皮を着ている。それにつけても、さくらはいつも素晴らしい。
ロケ地は懐かしい風景の平戸。橋が出来た頃だが、映画ではまだ船。
平戸と言えば、新しい「沈黙」を観てみた。窪塚のユダがいいかな。通詞役の浅野忠信は、昔の戸浦六宏クセモノにはかなわず。イッセー尾形は、面白いけど・・・



歌舞伎座でシベリア!


恬無欲 

2017年01月30日(月) 0時02分
土曜日は隣り組の法事で朝からお寺と墓地、お寺は不動明王が主尊の古い真言宗。終わってお昼は地元の有名な料理屋さんで、和食のコースをいただく。
あとで、墓地のそばの山の斜面へ一人で戻り、教わった柚子の木の下の石塔を探す。珍しいな、地蔵の文字塔。お正月に餅を供えたら猿の大狼藉で、あっという間に餅は無くなり、石塔は倒れていたとか。
夕方から写真のグループの新年会。織物工場を改装したイタリアンの店で、壁際に古い本がズラリとならんでいる。
見ると、ほとんど私の本棚と合致している。(実は家に帰って確認した。誰か私の蔵書を売り払ってるのじゃないかと思った)
ドッペルゲンガー?あるいはスノッブぶりが、時代に合っていたか。
モニターでは小津の映画を流している。

取り敢えず和食もイタリアンもノンアルコール麦酒と烏龍茶ですごした。
煙草を断ち、酒を断ち、異性を断ち、パスタを断ち、あっさりと無欲に生きている。



翠の青磁 

2017年01月27日(金) 21時44分
九州在住同級生ご主人の、青磁展の案内を頂いた。青磁という柄ではないが、仕事の日程を合わせて、横浜の百貨店のギャラリーに出かけた。
8歳も先輩なのに、共通の知り合いもあり、焼き物や町並のことなど長く話し込んでしまった。百貨店の上客らしき人がソファで高価そうな大物を前にして先生、先生と何か色々言ってたけど、売上の邪魔をしてしまったかな。
亡くなった知人の事、知らなかった事も伺う事が出来て、このひと時の出会で、最近の閉塞感が少し晴れた。

当地の日本酒「鍋島」が手に入ったらこのぐい呑で、独酌としましょう。



木造モルタル二階建 

2017年01月20日(金) 8時58分
昨年11月に本が出て、写真展やトークイベントが開催されたのですが、行けなかった。職場近くの図書館の新刊案内に発見。「みすず書房旧社屋」、よくぞ、選書してもらった。みすずの装丁そっくりですが、版元は辺見じゅんの幻戯書房。知る人ぞ知る?
みすずの社屋が木造一軒家だったとは。神保町にあった青林堂みたい。
京都の人文書院もこんな感じらしい。
しまおまほちゃんのお母さんの写真で、伸三さんの文章もあり。
図書館の棚のすぐそばに、「最も美しい書店」という美しい本も。



一期一会じゃないか 

2017年01月15日(日) 16時54分
桜田門外の変前夜、幸四郎井伊直弼と、側室静の方玉三郎が、真赤な雛壇の前で酒を酌み交わす。旧知の老僧も命運を察知し、「一期一会」と笠に書き置き、去って行く。雪がしんしんと降って、一期一会。

今年は年賀状の数が減った。昨日もバラバラと喪中ハガキが来た。その中に、友人本人の死を知らせるものがあった。
この10年位は年賀状のやりとりだけになっていた。仲間の誰かが死ぬなんて思っていなかった。会った時もふざけた様な話しかしてなかった。
思い返してもあなたの事、何も知らないじゃないか。墓は、なんて遠い、対馬...。








傾城 

2017年01月14日(土) 13時36分
先日の玉三郎の「傾城」!花道から、何人もの新造や禿(かむろ)を従えての、華麗、豪華な花魁道中。
舞台正面まで進む。光がだんだん夕暮れてきて、、、暗転。
幻想的で、あまりの美しさに目も気持ちも釘付け。ほとんど、そのシーンしか記憶が無い。
写真は「阿古屋」の映画化パンフ。御朱印は東京駅だけど、インクが薄くてがっかり。二重橋の絵。


さて、土曜日の午後、「井伊大老」に並んでいる。桜田門のずうっと外、東銀座に雪が舞って来た。


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