キャッシュフローとは 

April 30 [Sat], 2011, 22:04
キャッシュフローを日本語訳すると、「お金の流れ」となります。
商品を売って実際に入ってきたお金から、商品を作るのに、または、商品を売るのにかかった費用を実際に支出したお金の収支を計算して、プラスなのかマイナスなのかを判断します。
えっ、それって損益計算書で計算する純利益のことじゃないのと思いかもしれませんが、違います。
 キャッシュフロー例
損益計算書上で利益が100円出ても、100円お金が残るのかといえばそうでもないのです。一般消費者を相手に商売している小売業(スーパーやデパート)などの現金商売をしている企業以外、商品を売ってもすぐにお金が貰えません。つまり、商品を売ってからお金に代わるのに、時間差が生じてしまうわけです。
 例)売上が1,000円 かかった仕入れが900円
この場合の利益はいくらでしょう。ただし、実際には、お金の支払いもしていなければ、商品を売った代金も貰っていません。
この場合、損益計算書は、お金の動きではなく、商品の動きで考えるので、利益は100円になります。売った商品、買った商品が誰の手元にあるかで判断するからです。売り手がお金を貰っていなくても、買い手がお金を支払っていなくてもです。なので、利益は出ていても、お金は増えていないということは十分ありえることです。

 実際の収入と支出との時差
通常、企業同士で商売をしている場合は、商品を納入してもすぐに現金にはなりません。だいたいの企業が、売上にしても仕入れにしても1ヵ月単位で請求を相手に出すからです。そのため、入金、支払いは早くても翌月か、翌々月になります。約束手形での入金となれば、実際のお金になるまで3ヶ月後、もしかしたら半年掛かるかもしれません。
約束手形とは、支払う相手にこの期日までにはお金を払いますから待ってくださいという、借用書みたいなもの(銀行にもっていけば、手数料(結構します)を支払えば、期日前に現金にすることが可能)です。逆に約束手形での支払いということになれば、実際のお金が出金されるのは約束の期日になります。この期日までに資金が用意できないと、よく耳にする不渡り手形と言われる状態になります。