記憶 

2008年12月19日(金) 23時42分
眠っている彼の頬にキスをする。


彼の問題について考える。
枠から逸脱している部分を考える。
(それは私の創った枠だ)
彼の問題について彼に何かを言うべきだろうかと考える。
それは、もしかしたら わたしに与えられた役割なのではないだろうか
そんな気さえしている。
神から与えられた使命。
彼の問題を解き明かすこと。
彼が幸せになること。

その考えは少し私の神経を高揚させる。


彼の頬にもう一度キスをして 私は部屋の灯りをおとす。
暗闇の中 彼の輪郭がだんだんと浮かび上がってくる。
私は 私だけになる。


彼の問題について考える。
それは私の問題でもあるのだと気が付く。
もしかしたら ただそれだけのために 私は彼と出会ったのだろうか。
ただ それだけのことに 気が付くために。

高揚した精神はとたんに冷え始め 私は思考を手放すことにする。


眠っている彼の頬にキスをする。

あなたに側にいて欲しい 

2007年07月25日(水) 0時19分
こんなとき、君ににしてあげられることをなにも思いつかないのは、自分が何もして欲しくないからなのか。
もしかしたら今頃佐藤は気の利いたメールのひとつもしているかもしれない。
そうして君はほんの少しだけでも何かを受け入れられるようになっているかもしれない。
それなのに、私はただ君からの連絡を待っているだけ。
こうしてただ祈っているだけ。

例えば、こんなにも君を思っている人がいるよと君に伝えられたなら。

御伽噺のように 

2007年06月20日(水) 22時48分
すべてを受け入れるとは如何なることか。
愛するとは如何なることか。

わたしは想像する。
思い描く。
すべてを包み込み 抱きしめる。
流動する。混じりあう。
わたしは目を閉じる。
そこはまるで胎内のようでもある。

それはまだ私からは遠いもののように思える。

車窓から 

2007年05月23日(水) 21時33分
私は佇んでいる
いつからか
歩みをとめたことすらも意識しないほど自然に

だけれども景色はどんどん遠ざかってゆく
私がこうして佇んでいる間もずっと
世界は休まず流れてゆく

わたしは佇んでいる
今この時も
そうして流れゆく世界をただ眺めている

夢幻(あるいは∞) 

2007年03月19日(月) 22時17分
ふと見せたやさしさや
ちょっとしたしぐさや

・・・確かに過ごしたはずのやさしかった時間を今でも思い出す。
そして僕はやさしい気持ちになって
その他のいろんなことはなかったことにして
そのぬるま湯に浸るんだ。

それはとても

とても気持ちのよい

・ ・ ・


ぬるま湯に浸りながら
僕はいつのまにか
指で火傷の傷を撫でている。
凹凸を確かめるように撫でている。
そうして
そうしていつのまにかあたりは憎しみで満たされて。

そうして僕は憎しみに満たされて
その他のいろんなことはなかったことにして
そのぬるま湯に浸るんだ。

それはとても。

それはとても

・ ・ ・

どうしようもない 

2007年02月15日(木) 23時05分
この冷徹な思考が
冷めきった目が
己のものであることを
認めることは酷く困難だ

こんなふうに人間は
自らの思考さえも
コントロールできないのだ

こんな私が
他人を愛せるなどと
          コントロールしようなどと
どのようにして信じていたのか


ほんとうにどうしようもない





オレンジ色が闇を覆い尽くそうとする
美しい
もっと もっと もっと
オレンジ色が闇と混じりあおうとする
美しい
それはまるで美しい音色のように私を包み込んでいたというのに

消失 

2007年02月11日(日) 19時15分
終わってしまった恋なんて美しくもなんともない。
それはまるで焼き尽くされた都市のように。

書初めなんてしてみたい 

2007年01月04日(木) 22時08分
このいたたまれなさ。
なにか情報を頭に詰め込んでいたくて本をたくさん借りてきたり。
一貫性のないこのラインナップ。
欲張りすぎて焦りすぎて結局なにも得られない。
このたまに訪れる情報化社会の悪影響みたいな症状は、進歩のない己への苛立ちというか、焦りというかそういったものなのかしらねと自己分析。
でも人間そう簡単に成長できるわけもなく。バロメーターを一個一個地道に上げていくしかないとわかってるんだけど。でも焦る。焦るだけ。
たまになぜなんだか訪れるこの焦燥感。
こんなとき決まって思い出すのが、B.ウィリスが出てた映画。

平凡な父親、ブルースくんは朝起きたときにいつも悲しい気持ちになるのです。それは、自分のなすべきことをなしてないからだ、と変人サミュエルくんに指摘されます。

そんな感じでわたしにもサミュエルくんが囁きにくるんでしょうか。いやん。

マジックミラー 

2006年12月26日(火) 22時12分
自分とそっくりな人間が存在するって一体どういう気持ちがするものなんだ?



例えば、もうすっかり忘れてしまっていたと思っていた、昔の悲しい恋の思い出が、ふとした瞬間によみがえり(まあ例えば二人の思い出の曲が流れてきたとか)、無意識になんだか微妙な顔をしていたらしいところを知人に見られ、なんともいいようのない顔でちらりと見られた時の気持ちに似てるかもね。

え、俺いまどんな顔してたんだろ・・・げ、すげーはずかしい。いたたまれん。

まあなんかそんな感じの。

大昔、雪の舞い散る中、無実の罪で投獄され串刺しの刑で命を落とした太郎衛門(仮名)の呪い 

2006年12月13日(水) 22時03分
のせいだと思うこの便秘。。。。
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