04 : 嬉しい、そう感じた† 

2005年03月16日(水) 12時30分
能無し男
莫迦?
阿呆
・・・・
間抜け


「そうじゃなくて
   好き?嫌い?」


そもそも任務中にする会話じゃねぇな。
目の前に迫った他国の忍を軽くあしらって思う。

・・・・・・そんな目で見んなよ

「俺はナルト好きだよ、ううんもっと的確に云えばあ
「るせぇよっ、テメェも働けッ」
ほおっておくと場所も考えずに、また莫迦なこと言い出す。
横を見れば不満そうな顔
・・・なんだよ

・・・・・・・しょうがねぇな


溜息をついて
小さく

判んねぇのかよって

敵を見ながら云って

何を勘違いしたのか
赤くなったと思った途端、相貌が崩れた男を置き去りにして
また任務に没頭する


『ねぇ 俺の事どう思ってる』

なんて
柄にも無く真剣な表情でいうから

・・・・・・・

・・・チッ

ったく

的を外しちまったのは
動揺したせいなんかじゃない

アイツの間抜け面を見たからだ

03 : 言葉って痛いね。 

2005年03月16日(水) 12時28分
「嫌いだってば」
そう云って

子供が逃げてった


任務後の職権乱用
小さな子供呼び出して
さり気無く告白

そして惨敗
つまり
・・・振られた


ちゃんと聴いてよナルト

俺はお前が好き
ね、
この言葉 信じて?


この仔が護ってくれたのは
きっと俺の体裁
どうせまた狐とか封印とか
俺にとったらどうでも良いこと考えて
でもこの仔にとったら重大な問題で

でもね
この胸の痛み

こっちの方が俺には重要なの

優しいから
優しくて見失いそうになる

君の心は判ってるつもり
その優しさも、ちゃんと知っている
だから

痛いよ


ねぇ
俺を本当に護ってくれるんだったら

一緒に幸せになろう?


小さな後姿を追いかけて
そう云った

その瞬間 顔をくしゃって歪めて
滅多に見れない君の泪を予感する

ああ
口布を着けていて良かったと
こっそり微笑いながら思う


俺だけいい場所にいたって何にもならない


だから
一緒に幸せになろうよ

その為には君も幸せでいなくちゃね


02 : 記号でしかない その文字から伝わる想い。† 

2005年03月16日(水) 12時27分
莫迦じゃねぇのかっ

それしか・・言えなかった


忍の日々は死と隣り合わせで
忍でなくともいつ逝くのかなんて、誰だって予測不可能
特にソレが何時来るのか判らない忍は
そんな事・・当たり前であって


忍の・・特に暗部には
遺書や遺言を遺す奴が後を断たない

確かにそれは死を受容するには一つの方法であり
遺された者が縋れる唯一の物だろう
忍が死ねば
その存在が在ったという形跡が殆ど無くなるまでに
生前使用していた物などもほとんど処分される

当然のごとく独り身であった奴の家も

既に 処理されているのだろう



そいつの死を知った翌日

最後の任務に同行していたという若い暗部が
何の飾り気も無い封筒と

見覚えのあるドッグタグを
・・形見だと言って持ってきた

意外と丁寧な字で

ごめんね と

ただそれだけの
明らかに遺言ではない

手紙


何故か苛立ちが抑えられず

『莫迦じゃねぇのかっ』

思わず
    そう 言って


返ってくることのない返事に

やっと

そいつがもう


居ないことを知った


01 :壊れていくよ、何かが。† 

2005年03月16日(水) 12時22分
笑う
哂う
・・嗤う


『今日は御機嫌ダネ』

場に不釣合いな問い掛け
其れに嗤って応える
「大量だからな」
『ああ、確かに』


刃を振りかざし
血の海を造る

見知らぬ奴らに
恨みなど無いが

ただ正確に任務を遂行する

音も無く
失う何か

奪われる命

どうせなら
微笑
嘲笑
どれも一緒くたにして


嘲る


そうやって己を
駆逐する

其れが弔い
其れが罪責

そして唯一の償い

50題一覧(更新履歴) 

2005年03月16日(水) 12時19分
注:titleに「†」が付いているものはスレナルです。
2005/03/16〜
01:壊れていくよ、何かが。
02:記号でしかないその文字から伝わる想い。
03:言葉って痛いね。
04:嬉しい、そう感じた。
05:月に魅せられて。
06:どうして上手く行かないのかね。
07:その美しき世界に魅了され。
08:貴方の世界に染まり込んで。
09:自分をただ呪って。
10:貴方の純白さにただ自分の醜さを映し出す。
11:人間の複雑さ。
12:想いの返る日、喩え私には遠きものだとしても。
13:歩いて廻って、全てを見失って。
14:時には偽りも必要だと思った、貴方を悩ませたくないから。
15:喩え傍から見たら異端だとしても、私には。
16:蝕ばまれた躯。
17:師に逢えて、そして昔を振り返り。
18:誤りでしたか、それでも貴方何も言わない。
19:明るいうちに家路に。
20:眠りは重く、そして安らかで。
21:不可能だからこそ馳せたもの。
22:思いがけない時に、思いがけない人に出会うもの。
23:循環して、廻り回って、そして貴方へ。
24:夢でだけ逢える。
25:その優しい心にとても惹かれ、憧れた。
26:望んだものは、そんなにも不相応なものだったでしょうか。
27:この嬉しい想いをそのまま表現できれば言いのに。
28:いつの日がそんな日もあったと云えるように。
29:落ちていくよ、堕ちていくよ。
30:不変に安堵し、変化に恋焦がれた。
31:人とは永久に成長し続けるもの。
32:戻ることのできないあの時。
33:崩れて行く、いつもの日常が。彼方がいるから。
34:体温の心地良さと心地悪さ。
35:何かに追われて焦って、戻って。
36:四角い窓をただ眺めた。
37:分かってはいるんだ、そんなコト。
38:そんな自分が凄く嫌にもなるけれど。
39:長かったよ、あまりにも。
40:夢。
41:そんなにね、長くは続かないと思っていたんだ。
42:私は避難するの、火の粉が掛からないところまで。
43:陽のあたる場所。
44:彷徨った、でも貴方を見つけられて良かった。
45:すばらしき日々。
46:足りない、貴方ともっと居たかったのに。
47:いっそ、遮られた空間であればよかったのに。
48:色々あるよ、そういう世界だから。
49:本当を見せてしまいそうで。
50:好きじゃないケド、愛してる。
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