ぴかしゃとかしゅがのブログに声優アワードのことが書かれてますね。
てかぴかしゅがかわええええええええええええええええええええ(絶叫
しゅがが髪切ったって言ってたけどあんな感じかふうううううんめんこい!
ふふ、ネイルが黄色と水色だったから律みおおおおおおって興奮してた
私が大正解だったってわけね。さすが私。あそうそう私・・・

パソ子買っちゃいましたてへぺろりんこ。
前のが大分ガタきてたんでね、買おう買おうと思っててでも金なくてでも
でもおおおってやってるうちに何故か最新型買ってしまってた罠。
店員さんの説明が凄まじくってついついね。
この通りBDも見れるっていうオチです。うん、素晴らしいね!
使い心地も良好です。でもメール機能が作動しませんホワイ!
ま、ゆっくり仲良くなっていきたいです。
あと今日は初めて『となりの801ちゃん』を読みました。
これめっちゃ面白いっすね!思わず立ち読みで爆笑しちまったぜ。
そしてふともし私がオタ彼と付き合うことになったらどうなるか、真剣に
考えてみました。私は腐女子ではないのでオタ×オタになるわけです。
ある意味最強ですよね。同じジャンルに萌えられるんですから。
毎日一緒にこのせつ萌へえええええ!とか叫べるわけです。
最強だね!
まさにオタ×オタは理想郷。
さらに妄想は展開され、801ちゃんでもあった電車の中でのお話を妄想して
みました。
「やっべーあの女子高生手ぇつないでるハァハァしかも小指て萌へーー!」
「うんそうだね。どっちが攻めかな。俺的には右」
「うーん、見た目では右だけどね・・・うーーーーーん悩む」
「ねえ」
「ん?」
「俺らもつないでみる?」
「あーごめん。私の手は女の子のあのやわらかふっくらした手の
ために存在してるから無理(・ω<)てへぺろ」
・・・とりあえず彼氏涙目な展開だよねコレ。
てか妄想なのに私の場合ガチでありそうで怖いんですけど。
なんか悲しくなってきたのでやめよう。あ、オタ男子の皆さん安心してください。
私以外は大丈夫です。
以下、このせつ未来SSとコメへんです!
※子ネタ含みますのでお気を付けください。
※未来SSを初めてお読みになる方はまずこちらをご覧下さい。
はじめまして。
〜ある二人の光景〜
ドア越しにせっちゃんの柔らかい声が聞こえた。そっと耳をそばだてると絵本を読み聞かせするせっちゃんの声にまだ舌足らずな声がひとつ重なっていた。これはこうちゃんやな。姉妹は双子ちゃんのせいかよく似た声をしているがせっちゃんとウチにはちゃんと違いが分かる。それにゆうちゃんはもうとっくに寝ているはずだ。あの子は物語の序盤で寝てしまうから。と思ったらどうやら違ったらしい。あとからもうひとつのあどけない声が追うようにしてついてきていた。
『このおんなのこがうたっとるんはなんておうた?』
『さあ、どんな歌だろうな。木羽がいつも歌ってる歌かもしれないぞ』
『ゆうちゃんもこうちゃんといっしょにうたっとるよ。ちづるせんせいにおしえてもらったん』
『ああ、そうだったな。夕羽と木羽の歌を聞いてるととっても幸せな気持ちになるってお母さんが言ってたぞ』
『せっちゃんも?』『せっちゃんも?』
『もちろん』
照れくさそうにはにかむゆうちゃんとこうちゃんの顔が目の前にありありと浮かんできて思わず頬が緩む。ウチもその輪に混ざりたかったがなんとなくウチはその場に留まることを選んだ。今はせっちゃんと子どもたちの大切な時間だから。そうせっちゃんに言ったら何をおっしゃるんですかと怒られそうだけど、でもそれは何となく自分の中では譲れないもの、ポリシーとはまた違うがそういうものとして心の中に生まれたのだ。
『さ、もうそろそろ寝よう。明日はおじいちゃんのところへ行くんだから、行った先で眠そうにしてたらおじいちゃん悲しむぞ』
『こはねゆうちゃんみたいにねえへんもん』
『ゆうちゃんおじいちゃんとこでねたりせえへんよ』
『せやけどゆうちゃんいつもねとるやんかぁ』
『あしたはねえへんもん!』
『ほんまぁ?』
『ほんま!』
ふふ。つい笑みがこぼれて慌てて口元を手で覆う。最近二人ともなかなか口が達者になってきたせいか会話に割り込む隙がなくなってきていた。もとより口下手なせっちゃんはますます入り込む余地もない。
おやすみ、おやすみ。そう言ってせっちゃんの腕の中から名残惜しそうにゆっくりと抜け出てベッドに横になる二人の姿が目に浮かんだ。
『せなかぽんぽんして』
『ゆうちゃんにもぽんぽんして』
『はいはい』
それがおやすみの本当の合図。これは四人になった頃から何も変わらない、初めからある習慣なのだ。しばらくしてふたつの小さな寝息が聞こえ始めた。そろそろええやろか。ドアノブに手を添えると「お嬢様、いいですよ」とせっちゃんの笑みの混じった声が耳に届いた。
「なんや、ウチがおったん気付いてたん」
「ええ。もちろん最初から気付いてましたよ」
「んもう。せっちゃんには敵わへんなぁ」
「ふふ」
小さな天使の寝顔に囲まれたせっちゃんはとても幸せそうだった。そういえばよく言ってたっけ。私にはもったいないくらいの幸福です。そう苦笑しながらせっちゃんは今のように子どもたちの頭をそうっと撫でるのだった。
ウチは二人を挟んでせっちゃんの隣に腰掛けた。目の前にあったゆうちゃんの頬に手を伸ばす。気付けば彼女のせっちゃんに似た薄い夜色の髪は枕元に垂れるくらいに伸びていた。小さな頃のせっちゃんと全く同じ髪型ができるようになった。枕に乗った頭も前はもっともっと、手のひらに乗るくらいに小さかったのに。
「いつの間にこんなに大きくなったんやろ。もっとゆっくり成長してくれてもええのになぁ」
「お嬢様、最近そればかり言ってますね。子どもの成長は早いものだとよく言うではありませんか」
「頭では分かってたつもりなんよ。せやけど実際はそれよりずっと早く感じてまう。このままどんどんどんどん成長してってあっちゅう間にこの家出てくんかなーって思ったら寂しくてな」
「お嬢様にしては気が早いですね」
「むう……せっちゃんにしては随分余裕やな。この子たちが生まれたときは今のウチよりも気が急いでたくせに」
「そ、それはもうとうに過ぎたことじゃないですか。今更その話をもってくるだなんて」
カッと赤面したせっちゃんはウチから視線を外しこうちゃんの寝顔へとやった。ちょっとからかえばすぐこれだ。昔と何ら変わらない彼女の大好きなところのひとつ。
ゆうちゃんとこうちゃん、二人の生まれた日、せっちゃんのその顔はやはり真っ赤だったがその原因は違っていた。せっちゃんはその日大雨だった。
♪
「龍宮」
「どうした」
「死にそうだ」
「いっそ死ね」
「おじょおさまあああああああウゴッ」
「馬鹿か。ここは病院だぞ、黙って大人しく座ってろ。それに今必死なのはそのお嬢様だろうが。お前がしっかりしなくてどうする馬鹿」
待合室の中、馬鹿と二回言われた私はうなだれる他なかった。
病院からの連絡で私が聞き取れたのはシュジュツという単語のみだった。その単語がどういう意味なのか最初はまるで分からなかった。どうしてだろう、たった今まで知り得ていたことが突然意味を為さなくなった瞬間だった。気が付いたとき私はすでにタクシーの中でしかも隣には龍宮がいた。連絡をもらったときたまたまそばに龍宮がいたからよかったものの、もし彼女がいなければ私はそのまま今もその場に立ち尽くしていたに違いない。とにかくそのときほど彼女の存在に感謝したことはない。
病院に着くとすぐ手術室の前に案内された。今のお嬢様の状況を説明されたがまるで耳に入らなかった。焦点が定まらない私の代わりに龍宮が聞いてくれていたのだろう。私に分かるよう、私がいくらか落ち着いた後に説明してくれた。まあそのすぐ後に手術室の扉が開き説明どころではなかったのだが。
出て来たのはお嬢様ではなくカート? 一見すればそう思えるものだったがよく見ると保育器というやつだった。初めて見たそれに私は目が釘付けだった。だって中には――
「面白いくらいお前そっくりじゃないか」
私には分からなかった。保育器の中の小さな命が私に似てるなど。ただただ、目の前に確かに存在している命に夢中だった。本当に小さかった。触れれば潰れるのではないかと思えるほど小さくて小さくて、どうすればいいのか分からなかった。分かったのはこの小さな命をこれから守っていくのは自分なのだという事実だけ。
伸ばそうとした手を遮ったのはカラカラという車輪の音だった。何故と思った矢先だった。ヒュウと気持ちのよい口笛を発しながら次に現れた保育器を見て龍宮は続けた。
「今度はお嬢様ジュニアの登場か。神様もうまくやったもんだ」
そこからの記憶はあまりない。ただ保育器を見送って、自分の見た光景を反芻する間もなくベンチに座り込んだ。私は途方もなく疲れていた。心も体も何もかも衰弱しきっているように思えた。しかし龍宮の痛いくらいの視線を浴びながらも私の体には徐々に実感というものが湧き出てきた。それが何なのかは分からない。
「お前、行かなくていいのか」
「どこに」
「どこって近衛のとこに決まってるだろうが」
あまりに見るに見かねて言ったのだろう。お嬢様が前を通りかかったにもかかわらず私は放心したままだったという。龍宮の言葉に「あ!」と叫んで同時に私はお嬢様のいるところも分からずに駆け出した。意味もなく病院内を走り回る私は“迷惑”以外の何者でもなかっただろう。時間が経ち合流した龍宮に頭をはたかれようやく我に返った、そんな有り様だった。
お嬢様が目を覚ましたのは夕飯時だった。手術は昼間に行われたので無理もない。閉じられた瞼がゆっくりと開いていく瞬間を私は未だに忘れられないでいる。そのときの第一声も。
「せっ、ちゃ……」
まだ微睡みの中、お嬢様は言った。自分のおかれた状況を理解したのかお嬢様は瞳を左右にゆっくりと動かした。
「処置室にいます。ちょっと小さめでしたが二人共問題はないそうです。安心してください」
ほうっと息を吐きながらお嬢様は愛しそうに目を細めた。
「どやった赤ちゃん」
「あ、はい。可愛かった、です。龍宮がどっちにも似てるって言ってました。まだ小さくて赤くてお猿さんみたいなのに似てるだなんて変ですよね」
「ふふ、お猿さんやなんて。そっか、ウチらに似とるんか……ウチも早よう会いたいな」
「すぐに会えますよ。というかお嬢様」
私は握り締めていた手に力を込めた。お嬢様がそのままの表情で私を見上げる。
「双子だなんて聞いてませんよ」
「ふふ、内緒にしたかったんよ。せっちゃん後でびっくりさせたろ思て」
「びっくりも何も………」
「パニクった?」
こくんと頷くとお嬢様は小さく顎を引いて笑い始めた。先ほどよりも顔色が大分よくなってきたように見える。頬に薄いオレンジが咲いている。そうして笑みを浮かべたままお嬢様ははあ、と静かに吐息をこぼした。
僅かに開いたカーテンの隙間から眩しいくらいの夕陽が覗いていた。まるで祝福しているように私達の目の前を照らしている。不意に目の前が揺らいだ。「せっちゃん」せっちゃん。せっちゃんと、まるで大丈夫とでも言うように私の名前を何度も呼ぶ。込み上げる思いが大き過ぎて私はそれに答えられなかった。
「こわい?」
ぶんぶん首を振る私にお嬢様は困ったように笑った。
「名前決めんとなあ」
「………」
「もうええんよせっちゃん。今までずっと我慢してきたんやからもうええんよ。ここで全部吐き出したらええ。ここにはウチしかおらへんのやから、な?」
「う……っく――」
その日、私達は親になった。
おわり。
スペシャルサンクス:にの字さま
以下、コメへん!
春雪さま>
私はココアやコーヒー飲むと興奮して眠れないんですよね←
>さっちゃんさまのことも含め書きましたよ?←
自分含め人間分析するの大好きなのでw
追いコンはあのような形になっちゃいましたが後輩が無事で何より^^
アスナの瞳は最初から虹のイメージでしたからねw
>明日菜がお菓子をカートに入れて、それを刹那が棚に戻す場面。
私も結構そこ好きですw楽しみながら書けましたね^^
いえ、85パーセントはカカオでしょう←
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´д`*)
王ドラさん>
このせつは大変お久しぶりです!
私は内面が体育会系なのでむしろ飲み会はそちらにお邪魔したい
くらいですねwでも無理が一番禁物ですね。自重せねば。
声優アワードは確かに応援してる方々が多いと嬉しいですよね^^
去年は特にけいおんフィーバーだったのでウレシさ倍増でした!
では、コメントあじゅじゅしたぁ(ノ´∀`*)
海人さま>
このせつは!
ええ、お酒は怖いですよ〜夢の国に連れてってくれてたまに聖なる空に
召されることがあるのでね。私は幸いにもないのですが・・・
来年こそぴかしゃに光を!今期もたくさん出演してますしね!
来月からの2期には本当に期待ですね^^
きっとニューアルバムも出ることでしょう!そして武道館ライブも・・・
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´∀`)
てかぴかしゅがかわええええええええええええええええええええ(絶叫
しゅがが髪切ったって言ってたけどあんな感じかふうううううんめんこい!
ふふ、ネイルが黄色と水色だったから律みおおおおおおって興奮してた
私が大正解だったってわけね。さすが私。あそうそう私・・・

パソ子買っちゃいましたてへぺろりんこ。
前のが大分ガタきてたんでね、買おう買おうと思っててでも金なくてでも
でもおおおってやってるうちに何故か最新型買ってしまってた罠。
店員さんの説明が凄まじくってついついね。
この通りBDも見れるっていうオチです。うん、素晴らしいね!
使い心地も良好です。でもメール機能が作動しませんホワイ!
ま、ゆっくり仲良くなっていきたいです。
あと今日は初めて『となりの801ちゃん』を読みました。
これめっちゃ面白いっすね!思わず立ち読みで爆笑しちまったぜ。
そしてふともし私がオタ彼と付き合うことになったらどうなるか、真剣に
考えてみました。私は腐女子ではないのでオタ×オタになるわけです。
ある意味最強ですよね。同じジャンルに萌えられるんですから。
毎日一緒にこのせつ萌へえええええ!とか叫べるわけです。
最強だね!
まさにオタ×オタは理想郷。
さらに妄想は展開され、801ちゃんでもあった電車の中でのお話を妄想して
みました。
「やっべーあの女子高生手ぇつないでるハァハァしかも小指て萌へーー!」
「うんそうだね。どっちが攻めかな。俺的には右」
「うーん、見た目では右だけどね・・・うーーーーーん悩む」
「ねえ」
「ん?」
「俺らもつないでみる?」
「あーごめん。私の手は女の子のあのやわらかふっくらした手の
ために存在してるから無理(・ω<)てへぺろ」
・・・とりあえず彼氏涙目な展開だよねコレ。
てか妄想なのに私の場合ガチでありそうで怖いんですけど。
なんか悲しくなってきたのでやめよう。あ、オタ男子の皆さん安心してください。
私以外は大丈夫です。
以下、このせつ未来SSとコメへんです!
※子ネタ含みますのでお気を付けください。
※未来SSを初めてお読みになる方はまずこちらをご覧下さい。
はじめまして。
〜ある二人の光景〜
ドア越しにせっちゃんの柔らかい声が聞こえた。そっと耳をそばだてると絵本を読み聞かせするせっちゃんの声にまだ舌足らずな声がひとつ重なっていた。これはこうちゃんやな。姉妹は双子ちゃんのせいかよく似た声をしているがせっちゃんとウチにはちゃんと違いが分かる。それにゆうちゃんはもうとっくに寝ているはずだ。あの子は物語の序盤で寝てしまうから。と思ったらどうやら違ったらしい。あとからもうひとつのあどけない声が追うようにしてついてきていた。
『このおんなのこがうたっとるんはなんておうた?』
『さあ、どんな歌だろうな。木羽がいつも歌ってる歌かもしれないぞ』
『ゆうちゃんもこうちゃんといっしょにうたっとるよ。ちづるせんせいにおしえてもらったん』
『ああ、そうだったな。夕羽と木羽の歌を聞いてるととっても幸せな気持ちになるってお母さんが言ってたぞ』
『せっちゃんも?』『せっちゃんも?』
『もちろん』
照れくさそうにはにかむゆうちゃんとこうちゃんの顔が目の前にありありと浮かんできて思わず頬が緩む。ウチもその輪に混ざりたかったがなんとなくウチはその場に留まることを選んだ。今はせっちゃんと子どもたちの大切な時間だから。そうせっちゃんに言ったら何をおっしゃるんですかと怒られそうだけど、でもそれは何となく自分の中では譲れないもの、ポリシーとはまた違うがそういうものとして心の中に生まれたのだ。
『さ、もうそろそろ寝よう。明日はおじいちゃんのところへ行くんだから、行った先で眠そうにしてたらおじいちゃん悲しむぞ』
『こはねゆうちゃんみたいにねえへんもん』
『ゆうちゃんおじいちゃんとこでねたりせえへんよ』
『せやけどゆうちゃんいつもねとるやんかぁ』
『あしたはねえへんもん!』
『ほんまぁ?』
『ほんま!』
ふふ。つい笑みがこぼれて慌てて口元を手で覆う。最近二人ともなかなか口が達者になってきたせいか会話に割り込む隙がなくなってきていた。もとより口下手なせっちゃんはますます入り込む余地もない。
おやすみ、おやすみ。そう言ってせっちゃんの腕の中から名残惜しそうにゆっくりと抜け出てベッドに横になる二人の姿が目に浮かんだ。
『せなかぽんぽんして』
『ゆうちゃんにもぽんぽんして』
『はいはい』
それがおやすみの本当の合図。これは四人になった頃から何も変わらない、初めからある習慣なのだ。しばらくしてふたつの小さな寝息が聞こえ始めた。そろそろええやろか。ドアノブに手を添えると「お嬢様、いいですよ」とせっちゃんの笑みの混じった声が耳に届いた。
「なんや、ウチがおったん気付いてたん」
「ええ。もちろん最初から気付いてましたよ」
「んもう。せっちゃんには敵わへんなぁ」
「ふふ」
小さな天使の寝顔に囲まれたせっちゃんはとても幸せそうだった。そういえばよく言ってたっけ。私にはもったいないくらいの幸福です。そう苦笑しながらせっちゃんは今のように子どもたちの頭をそうっと撫でるのだった。
ウチは二人を挟んでせっちゃんの隣に腰掛けた。目の前にあったゆうちゃんの頬に手を伸ばす。気付けば彼女のせっちゃんに似た薄い夜色の髪は枕元に垂れるくらいに伸びていた。小さな頃のせっちゃんと全く同じ髪型ができるようになった。枕に乗った頭も前はもっともっと、手のひらに乗るくらいに小さかったのに。
「いつの間にこんなに大きくなったんやろ。もっとゆっくり成長してくれてもええのになぁ」
「お嬢様、最近そればかり言ってますね。子どもの成長は早いものだとよく言うではありませんか」
「頭では分かってたつもりなんよ。せやけど実際はそれよりずっと早く感じてまう。このままどんどんどんどん成長してってあっちゅう間にこの家出てくんかなーって思ったら寂しくてな」
「お嬢様にしては気が早いですね」
「むう……せっちゃんにしては随分余裕やな。この子たちが生まれたときは今のウチよりも気が急いでたくせに」
「そ、それはもうとうに過ぎたことじゃないですか。今更その話をもってくるだなんて」
カッと赤面したせっちゃんはウチから視線を外しこうちゃんの寝顔へとやった。ちょっとからかえばすぐこれだ。昔と何ら変わらない彼女の大好きなところのひとつ。
ゆうちゃんとこうちゃん、二人の生まれた日、せっちゃんのその顔はやはり真っ赤だったがその原因は違っていた。せっちゃんはその日大雨だった。
♪
「龍宮」
「どうした」
「死にそうだ」
「いっそ死ね」
「おじょおさまあああああああウゴッ」
「馬鹿か。ここは病院だぞ、黙って大人しく座ってろ。それに今必死なのはそのお嬢様だろうが。お前がしっかりしなくてどうする馬鹿」
待合室の中、馬鹿と二回言われた私はうなだれる他なかった。
病院からの連絡で私が聞き取れたのはシュジュツという単語のみだった。その単語がどういう意味なのか最初はまるで分からなかった。どうしてだろう、たった今まで知り得ていたことが突然意味を為さなくなった瞬間だった。気が付いたとき私はすでにタクシーの中でしかも隣には龍宮がいた。連絡をもらったときたまたまそばに龍宮がいたからよかったものの、もし彼女がいなければ私はそのまま今もその場に立ち尽くしていたに違いない。とにかくそのときほど彼女の存在に感謝したことはない。
病院に着くとすぐ手術室の前に案内された。今のお嬢様の状況を説明されたがまるで耳に入らなかった。焦点が定まらない私の代わりに龍宮が聞いてくれていたのだろう。私に分かるよう、私がいくらか落ち着いた後に説明してくれた。まあそのすぐ後に手術室の扉が開き説明どころではなかったのだが。
出て来たのはお嬢様ではなくカート? 一見すればそう思えるものだったがよく見ると保育器というやつだった。初めて見たそれに私は目が釘付けだった。だって中には――
「面白いくらいお前そっくりじゃないか」
私には分からなかった。保育器の中の小さな命が私に似てるなど。ただただ、目の前に確かに存在している命に夢中だった。本当に小さかった。触れれば潰れるのではないかと思えるほど小さくて小さくて、どうすればいいのか分からなかった。分かったのはこの小さな命をこれから守っていくのは自分なのだという事実だけ。
伸ばそうとした手を遮ったのはカラカラという車輪の音だった。何故と思った矢先だった。ヒュウと気持ちのよい口笛を発しながら次に現れた保育器を見て龍宮は続けた。
「今度はお嬢様ジュニアの登場か。神様もうまくやったもんだ」
そこからの記憶はあまりない。ただ保育器を見送って、自分の見た光景を反芻する間もなくベンチに座り込んだ。私は途方もなく疲れていた。心も体も何もかも衰弱しきっているように思えた。しかし龍宮の痛いくらいの視線を浴びながらも私の体には徐々に実感というものが湧き出てきた。それが何なのかは分からない。
「お前、行かなくていいのか」
「どこに」
「どこって近衛のとこに決まってるだろうが」
あまりに見るに見かねて言ったのだろう。お嬢様が前を通りかかったにもかかわらず私は放心したままだったという。龍宮の言葉に「あ!」と叫んで同時に私はお嬢様のいるところも分からずに駆け出した。意味もなく病院内を走り回る私は“迷惑”以外の何者でもなかっただろう。時間が経ち合流した龍宮に頭をはたかれようやく我に返った、そんな有り様だった。
お嬢様が目を覚ましたのは夕飯時だった。手術は昼間に行われたので無理もない。閉じられた瞼がゆっくりと開いていく瞬間を私は未だに忘れられないでいる。そのときの第一声も。
「せっ、ちゃ……」
まだ微睡みの中、お嬢様は言った。自分のおかれた状況を理解したのかお嬢様は瞳を左右にゆっくりと動かした。
「処置室にいます。ちょっと小さめでしたが二人共問題はないそうです。安心してください」
ほうっと息を吐きながらお嬢様は愛しそうに目を細めた。
「どやった赤ちゃん」
「あ、はい。可愛かった、です。龍宮がどっちにも似てるって言ってました。まだ小さくて赤くてお猿さんみたいなのに似てるだなんて変ですよね」
「ふふ、お猿さんやなんて。そっか、ウチらに似とるんか……ウチも早よう会いたいな」
「すぐに会えますよ。というかお嬢様」
私は握り締めていた手に力を込めた。お嬢様がそのままの表情で私を見上げる。
「双子だなんて聞いてませんよ」
「ふふ、内緒にしたかったんよ。せっちゃん後でびっくりさせたろ思て」
「びっくりも何も………」
「パニクった?」
こくんと頷くとお嬢様は小さく顎を引いて笑い始めた。先ほどよりも顔色が大分よくなってきたように見える。頬に薄いオレンジが咲いている。そうして笑みを浮かべたままお嬢様ははあ、と静かに吐息をこぼした。
僅かに開いたカーテンの隙間から眩しいくらいの夕陽が覗いていた。まるで祝福しているように私達の目の前を照らしている。不意に目の前が揺らいだ。「せっちゃん」せっちゃん。せっちゃんと、まるで大丈夫とでも言うように私の名前を何度も呼ぶ。込み上げる思いが大き過ぎて私はそれに答えられなかった。
「こわい?」
ぶんぶん首を振る私にお嬢様は困ったように笑った。
「名前決めんとなあ」
「………」
「もうええんよせっちゃん。今までずっと我慢してきたんやからもうええんよ。ここで全部吐き出したらええ。ここにはウチしかおらへんのやから、な?」
「う……っく――」
その日、私達は親になった。
おわり。
スペシャルサンクス:にの字さま
以下、コメへん!
春雪さま>
私はココアやコーヒー飲むと興奮して眠れないんですよね←
>さっちゃんさまのことも含め書きましたよ?←
自分含め人間分析するの大好きなのでw
追いコンはあのような形になっちゃいましたが後輩が無事で何より^^
アスナの瞳は最初から虹のイメージでしたからねw
>明日菜がお菓子をカートに入れて、それを刹那が棚に戻す場面。
私も結構そこ好きですw楽しみながら書けましたね^^
いえ、85パーセントはカカオでしょう←
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´д`*)
王ドラさん>
このせつは大変お久しぶりです!
私は内面が体育会系なのでむしろ飲み会はそちらにお邪魔したい
くらいですねwでも無理が一番禁物ですね。自重せねば。
声優アワードは確かに応援してる方々が多いと嬉しいですよね^^
去年は特にけいおんフィーバーだったのでウレシさ倍増でした!
では、コメントあじゅじゅしたぁ(ノ´∀`*)
海人さま>
このせつは!
ええ、お酒は怖いですよ〜夢の国に連れてってくれてたまに聖なる空に
召されることがあるのでね。私は幸いにもないのですが・・・
来年こそぴかしゃに光を!今期もたくさん出演してますしね!
来月からの2期には本当に期待ですね^^
きっとニューアルバムも出ることでしょう!そして武道館ライブも・・・
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´∀`)
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