クリスマス週間って最高ですね。
現在進行形で友達とクリスマスを楽しんでおります。
あ、そだ。皆さんのおうちにはサンタさん来ましたか?
私んとこには青い花DVD3巻が来ました。サンタさんありがとう。
やっぱり今年一年いい子にしてたもんなー私。
サンタさんはちゃんと見てたんですよね、私の日頃の行いを。

昨日は学部のお友達とクリスマスパーティーをしました。
彼氏はバイト、彼氏は関東、彼氏は音信不通、彼氏なんて言葉は
この世から消え去ればいい、彼氏よりも友達、など等色々な理由が
あって集まった皆さんなので非常に面白かったです。
料理は一人一品以上ということで私はポテトサラダとコーヒー牛乳
をもっていきました。
さ「私ポテトサラダ作ってきたんだあ」
友「すげー!」
さ「と見せかけて買ってきたのをタッパーに詰め込んできました!」
友「お前それ言うなよ」
思っていたよりもウケなかったというか、冷たい目で見られました。
そんな目をするみんなが私は大好きです。
それにしてもみんなの持ってきた料理が豪華過ぎてね。
言葉を失いましたよ。しまいにゃ「お前食いすぎなんだよ」と責めら
れる羽目に。責め立てるみんなが私は大好きです。
だってのり巻きとかチキンとかチキンとかチキンとかあるんですよ。
あ、ポテトサラダは残りました。みんなチキンに夢中だったみたいで。
結局自分で貪り食ってました。すっげー虚しかったな。
一応一発芸的に、台所で鍋作ってるときに披露したんですが・・・
さ「すみませんがパンツ見せていただけますか」
友「・・・んもう、しょうがないわね」
まさか承諾に大興奮しました。羨ましいだろ。
結局パンツは見せていただけませんでした。代わりにゲンコツを
いただきました。何でだろう。とても嬉しい。

ケーキは人生初アイスケーキです。
私は冷たいものが噛めないので小さいのをもらいました。
美味しかったなーあのアイスなら結構食べられそうです。
んで花より男子を見始め、みんなで大フィーバー。
途中、某シーンで私が「ああん」なんてめちゃくちゃエロい声を
出したんでみんな大爆笑。私も自分で自分の声にびっくりしました。
たぶんHANAJIで言い慣れたのでしょう。なんて恐ろしい・・・
なんか、女の子に対して自分は本当にMなんだなって思った夜でした。
以下、このせつ未来SSとコメへんです!
※子ネタ含むので苦手な方は注意してください。
※未来SSを初めてお読みになる方はまずこちらをご覧下さい。
ふたりっきりやね。
〜あるクリスマスの光景〜
子どもたちにとってはクリスマスイブよりもクリスマスの朝の方が
重要らしい。浮き足立つ二人をお風呂に入れたり着替えさせたり
するのはちょっぴり苦労した。
でもこの時期にだけ使える魔法の言葉――いい子にせんとサンタ
さん来おへんよ――を言うだけで二人は素直に言うことを聞いてくれる。
年中使えたらいいのに、とせっちゃんがひとりごちていたっけ。
二人はどちらかというとせっちゃんの言うことをあまり聞かない。
だからだろう。せっちゃんはたまに不安げな顔をする。
それは二人には決して見せないウチだけが知るせっちゃんの素顔だった。
そんな、子どものこととなるとすぐ弱気になってしまうせっちゃんがたまら
なく愛おしくて、つい顔が綻んでしまう。
せっちゃんはますます肩を竦めてしまうけど、ウチはウチだけが年中
使える魔法の言葉があるから大丈夫。
そう。大丈夫やえ、せっちゃん。
「なあ、まだできへんのん」
「んー、どやろ。もうちょっとやない」
「みにいったらあかん?」
「あかんやろな。またせっちゃんに怒られてまうで」
「あんもう」
「あんもう」
駄々をこねる二人を宥めるのもそろそろ限界に近かった。
魔法の言葉も今では威力を発揮せず、二人はうんざりした表情を
浮かべるようになってしまった。
仕方なくリビングで一緒にぬりえをして時間を潰すものの間がもたない。
それも当然だろう。二人はぬりえなどよりもせっちゃんを待ちわびて
いるのだから。正確にはせっちゃんの声だろうか。
とにかく先ほどから二人はせっちゃんのいる方向、つまり子ども部屋の
ある扉の向こうをチラチラ見ては立ち上がったり座ったりを繰り返すの
だった。
「べっとみたい!」
「みたいー」
「べっとやのうてベッドな」
それはおじいちゃんから二人への大きなクリスマスプレゼントだった。
同じ学園内に住むおじいちゃんは何かと子どもたちの世話をしたがり、
こうした贈り物も絶えないのだ。
あんまり物を与えすぎはあかんと言ってもニコニコとするだけで話を
聞いてはくれない。でも今回のプレゼントは嬉しかった。
ウチらにとっても子どもたちにとっても。
来年小学校に上がるからとおじいちゃんと父様たちで決めたらしい。
父様たちからはランドセルと机、おじいちゃんからは今二人が待ちわび
ている二段ベッドだ。
その二段ベッドだが実はもう家の中にある。
でもまだ子どもたちとは対面していなかった。
まだ組み立てていないからだ。
そしてその組み立て作業を行っているのがせっちゃんというわけだ。
学園長ばかりに世話をかけさせるわけにはいかない。
そう意気込んだせっちゃんはせめてベッドを組み立てるだけでもと
組み立て作業を自分の力だけで行うことを決意した。
ベッドが家に到着して何時間が経過してることやら。
おかげで子どもたちは二人共落ち着かないし、それを宥めるウチの
身ももたなくなってきた。
はあとため息が出て、そしてそのときは訪れた。
「できたぞ!」
「ほんま!?」
「ほんま!?」
一目散にベッドに向かう子どもたちの背中を見送りながらせっちゃんの
背中をぽんと叩く。
「おつかれさん」
言いたいことはいっぱいあった。
でもその汗でピカピカした額やボサボサになった髪、せっちゃんは
すぐに隠した擦り傷だらけの腕を見たら何も言えなくなってしまった。
それともうひとつ。その屈託のない笑顔を見たから。
もういい。そう思えたのだ。
子どもたちは二人共完成したベッドを前にぴょんぴょん飛び跳ねて
喜んだ。それからどっちが上に寝るかでひと悶着し、じゃんけんで
負けたゆうちゃんが大泣きしてしまい、でもせっちゃんが「お母さんも
下だったんだぞ」と囁くと呆気なく下の段に潜り込み、呆気なく寝て
しまった。
程なくしてこうちゃんも眠りについたのでウチらは二人の寝顔をしばらく
堪能してから寝室へと退散した。
「せっちゃん寂しいんやろ」
「そそ、そんなことありませんよ」
寝室のベッドに腰を下ろしたせっちゃんが妙に落ち着き払っていたから
聞いてみると案の定そうだった。
お嬢様こそ、と反論してこないのが何よりの証拠である。
せっちゃんの隣に座り、ウチはその擦り傷だらけの腕を取って後ろ手に
あった救急キットを取り出す。
せっちゃんが軽い傷をするとウチはいつもこうして傷薬を塗ったり絆創膏を
貼ったりする。魔法は使わない。
なぜならそれがせっちゃんの願いだからだ。
いつしかせっちゃんは言った。魔法は一瞬で終わってしまうからと。
痛みを感じても、苦痛が長く続いてもいいんです。
せっちゃんらしい、すごく遠回しな言い方だと思った。
でもウチには十分に伝わった。
たとえそれが痛みであったとしても少しでも長くぬくもりを感じていたいから。
真っ赤な顔がそう言っていた。
ウチはいつも通りせっちゃんの腕に傷薬を塗っていく。
「ウチが寮で生活するようになってからおじいちゃんも父様もこんなん
やったんかな」
「え」
「今まで隣で寝とった子が急にいなくなってまうんやもん、寂しなるんは
当然やろな」
「お嬢様も、寂しいのですか」
「当たり前やん。せっちゃんと同じ、むっちゃ寂しいえ。せやけど……」
またせっちゃんと二人きりになれるんよ。
傷口から視線をせっちゃんの紅の瞳に送る。
せっちゃんは始めのうちはキョトンとしていたが、だんだんと頬が朱に
染まり照れ隠しのように鼻の頭をかいた。
えーっと、その、えっと、と繰り返すせっちゃんはまるであの頃、二人っ
きりのときのせっちゃんのようでふふっと笑みが自然とこぼれた。
「久しぶりやね。せっちゃんと二人きりで寝るんは」
「そ、そうですね」
「あはは、何照れとるんよ。あの子たちおらんかったときはいっつもウチに
引っ付いてきたくせに」
「んな! そそ、それはお嬢様の方でしょう。デタラメ言わないでください」
「あー、そないなこと言うんやったら一緒に寝ない。ゆうちゃんとこうちゃん
とこ行こ」
「え」
「ぷ。やっぱりせっちゃんウチに引っ付いて寝たいんや」
「ちがっ……そうじゃなくて」
「はいおわり」
「いだッ」
治療完了。
小さく呟いてからウチはせっちゃんの髪に手を伸ばし、上からそっと
撫でた。ボサボサがさっきから気になっていたのだ。
よし、これでいいだろう。
手を元の位置に戻し、ウチはせっちゃんに思い切りダイブした。
うわあ。せっちゃんが後ろに倒れる。
ぼふんと柔らかい布団の音がして、しばらくはせっちゃんの横に顔を
埋めていた。ああ。なんや懐かしいな、こういうこと。
くすっと笑うとせっちゃんも同じことを思っていたらしい。
「何だか懐かしいですね。こういうの」優しい声色がウチの耳をくすぐった。
やがてせっちゃんの手のひらがそっと頭を撫で始めた。
気持ちええな。こうされるとどうにも目が閉じてしまう。
こんな風にせっちゃんの上で眠り込むことが過去に何度あっただろう。
でも最近はめっきりなくなった。また今日から復活だろうか。
そう思ったときだった。
「おかあさん」
ビクッと反射的に体を起こし扉を振り返るとゆうちゃんとこうちゃんがいた。
眠そうに目をこするゆうちゃんの腕をこうちゃんが不安げに掴んでいる。
こうちゃんの目は泣きはらしたかのように赤くなっていた。
何故だろう。何か見覚えのある光景だった。
「こうちゃん、さみしいんやて。こわいゆめ、みたって」
「ままがおらへんの。どこにもおらんの」
せっちゃんがすぐさまこうちゃんの元に駆け寄って抱き上げた。
ここにいるよ、そう囁いただけでこうちゃんの表情が和らいだのが
見てとれた。それ以上は何も言わず、せっちゃんはこうちゃんを
ただぎゅうっと抱き締めた。
ウチは目を細め、今にも眠り込みそうなゆうちゃんの手を引いて、
三人をベッドまで導いた。
「お母さんたちと一緒に寝よ。寂しなくなるまで。な?」
「せやけど、さんたさん……」
閉じそうな目を必死に開けてゆうちゃんが心配そうに呟いた。
こうちゃんも気が付いたらしい。
潤んだ瞳をこちらに向けた。
「大丈夫。サンタさんは二人がこっちに来とること知っとるえ」
「ほんま?」
「ん。心配やったらせっちゃんがサンタさんに電話するさかい、
大丈夫や。せっちゃん英語話すん得意やもんな」
「えっ。あー……あ、アイムファインセンキュー」
たどたどしい英語だったが子どもたちは安心したらしい。
昨日まで寝ていた位置に寝かせるとすぐに寝息を立て始めた。
ふとせっちゃんを見やり、目が合った。
お互いに目を細め、ウチらも昨日まで寝ていた位置に横になる。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
朝起きたら弾けんばかりの笑顔がありますように。
そう願って目を閉じた。
おわり。
一応馨さまとこのせつラヴさまのリクエストを取り入れてみました。
ちょっと変更はあったものの、満足していただけたら幸いです。
以下、コメへん!
春雪さま>
このせつはどうも!
>コメントするのに理由が・・・
そうでしたか。それでは何もいえませんねw
女性席があったらどうにかなってしまいそうです←
こたつにこのちゃんが寝てた件についてですが・・・
んーそれはこのちゃんに聞いてください←
靴下を抱きしめるこのちゃんが個人的にキてましてw
では、コメントあじゅじゅしたぁ(´∀`*)
kaiさま>
クリスマスですのでね、甘くしないとw
律澪は本当いいですね!幼馴染MMQです(真顔
もう破産覚悟で死ぬ気で遊んでますw
最後はさわちゃん風に壊れてますが、幸せそうで何よりです←
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´∀`*)
現在進行形で友達とクリスマスを楽しんでおります。
あ、そだ。皆さんのおうちにはサンタさん来ましたか?
私んとこには青い花DVD3巻が来ました。サンタさんありがとう。
やっぱり今年一年いい子にしてたもんなー私。
サンタさんはちゃんと見てたんですよね、私の日頃の行いを。

昨日は学部のお友達とクリスマスパーティーをしました。
彼氏はバイト、彼氏は関東、彼氏は音信不通、彼氏なんて言葉は
この世から消え去ればいい、彼氏よりも友達、など等色々な理由が
あって集まった皆さんなので非常に面白かったです。
料理は一人一品以上ということで私はポテトサラダとコーヒー牛乳
をもっていきました。
さ「私ポテトサラダ作ってきたんだあ」
友「すげー!」
さ「と見せかけて買ってきたのをタッパーに詰め込んできました!」
友「お前それ言うなよ」
思っていたよりもウケなかったというか、冷たい目で見られました。
そんな目をするみんなが私は大好きです。
それにしてもみんなの持ってきた料理が豪華過ぎてね。
言葉を失いましたよ。しまいにゃ「お前食いすぎなんだよ」と責めら
れる羽目に。責め立てるみんなが私は大好きです。
だってのり巻きとかチキンとかチキンとかチキンとかあるんですよ。
あ、ポテトサラダは残りました。みんなチキンに夢中だったみたいで。
結局自分で貪り食ってました。すっげー虚しかったな。
一応一発芸的に、台所で鍋作ってるときに披露したんですが・・・
さ「すみませんがパンツ見せていただけますか」
友「・・・んもう、しょうがないわね」
まさか承諾に大興奮しました。羨ましいだろ。
結局パンツは見せていただけませんでした。代わりにゲンコツを
いただきました。何でだろう。とても嬉しい。

ケーキは人生初アイスケーキです。
私は冷たいものが噛めないので小さいのをもらいました。
美味しかったなーあのアイスなら結構食べられそうです。
んで花より男子を見始め、みんなで大フィーバー。
途中、某シーンで私が「ああん」なんてめちゃくちゃエロい声を
出したんでみんな大爆笑。私も自分で自分の声にびっくりしました。
たぶんHANAJIで言い慣れたのでしょう。なんて恐ろしい・・・
なんか、女の子に対して自分は本当にMなんだなって思った夜でした。
以下、このせつ未来SSとコメへんです!
※子ネタ含むので苦手な方は注意してください。
※未来SSを初めてお読みになる方はまずこちらをご覧下さい。
ふたりっきりやね。
〜あるクリスマスの光景〜
子どもたちにとってはクリスマスイブよりもクリスマスの朝の方が
重要らしい。浮き足立つ二人をお風呂に入れたり着替えさせたり
するのはちょっぴり苦労した。
でもこの時期にだけ使える魔法の言葉――いい子にせんとサンタ
さん来おへんよ――を言うだけで二人は素直に言うことを聞いてくれる。
年中使えたらいいのに、とせっちゃんがひとりごちていたっけ。
二人はどちらかというとせっちゃんの言うことをあまり聞かない。
だからだろう。せっちゃんはたまに不安げな顔をする。
それは二人には決して見せないウチだけが知るせっちゃんの素顔だった。
そんな、子どものこととなるとすぐ弱気になってしまうせっちゃんがたまら
なく愛おしくて、つい顔が綻んでしまう。
せっちゃんはますます肩を竦めてしまうけど、ウチはウチだけが年中
使える魔法の言葉があるから大丈夫。
そう。大丈夫やえ、せっちゃん。
「なあ、まだできへんのん」
「んー、どやろ。もうちょっとやない」
「みにいったらあかん?」
「あかんやろな。またせっちゃんに怒られてまうで」
「あんもう」
「あんもう」
駄々をこねる二人を宥めるのもそろそろ限界に近かった。
魔法の言葉も今では威力を発揮せず、二人はうんざりした表情を
浮かべるようになってしまった。
仕方なくリビングで一緒にぬりえをして時間を潰すものの間がもたない。
それも当然だろう。二人はぬりえなどよりもせっちゃんを待ちわびて
いるのだから。正確にはせっちゃんの声だろうか。
とにかく先ほどから二人はせっちゃんのいる方向、つまり子ども部屋の
ある扉の向こうをチラチラ見ては立ち上がったり座ったりを繰り返すの
だった。
「べっとみたい!」
「みたいー」
「べっとやのうてベッドな」
それはおじいちゃんから二人への大きなクリスマスプレゼントだった。
同じ学園内に住むおじいちゃんは何かと子どもたちの世話をしたがり、
こうした贈り物も絶えないのだ。
あんまり物を与えすぎはあかんと言ってもニコニコとするだけで話を
聞いてはくれない。でも今回のプレゼントは嬉しかった。
ウチらにとっても子どもたちにとっても。
来年小学校に上がるからとおじいちゃんと父様たちで決めたらしい。
父様たちからはランドセルと机、おじいちゃんからは今二人が待ちわび
ている二段ベッドだ。
その二段ベッドだが実はもう家の中にある。
でもまだ子どもたちとは対面していなかった。
まだ組み立てていないからだ。
そしてその組み立て作業を行っているのがせっちゃんというわけだ。
学園長ばかりに世話をかけさせるわけにはいかない。
そう意気込んだせっちゃんはせめてベッドを組み立てるだけでもと
組み立て作業を自分の力だけで行うことを決意した。
ベッドが家に到着して何時間が経過してることやら。
おかげで子どもたちは二人共落ち着かないし、それを宥めるウチの
身ももたなくなってきた。
はあとため息が出て、そしてそのときは訪れた。
「できたぞ!」
「ほんま!?」
「ほんま!?」
一目散にベッドに向かう子どもたちの背中を見送りながらせっちゃんの
背中をぽんと叩く。
「おつかれさん」
言いたいことはいっぱいあった。
でもその汗でピカピカした額やボサボサになった髪、せっちゃんは
すぐに隠した擦り傷だらけの腕を見たら何も言えなくなってしまった。
それともうひとつ。その屈託のない笑顔を見たから。
もういい。そう思えたのだ。
子どもたちは二人共完成したベッドを前にぴょんぴょん飛び跳ねて
喜んだ。それからどっちが上に寝るかでひと悶着し、じゃんけんで
負けたゆうちゃんが大泣きしてしまい、でもせっちゃんが「お母さんも
下だったんだぞ」と囁くと呆気なく下の段に潜り込み、呆気なく寝て
しまった。
程なくしてこうちゃんも眠りについたのでウチらは二人の寝顔をしばらく
堪能してから寝室へと退散した。
「せっちゃん寂しいんやろ」
「そそ、そんなことありませんよ」
寝室のベッドに腰を下ろしたせっちゃんが妙に落ち着き払っていたから
聞いてみると案の定そうだった。
お嬢様こそ、と反論してこないのが何よりの証拠である。
せっちゃんの隣に座り、ウチはその擦り傷だらけの腕を取って後ろ手に
あった救急キットを取り出す。
せっちゃんが軽い傷をするとウチはいつもこうして傷薬を塗ったり絆創膏を
貼ったりする。魔法は使わない。
なぜならそれがせっちゃんの願いだからだ。
いつしかせっちゃんは言った。魔法は一瞬で終わってしまうからと。
痛みを感じても、苦痛が長く続いてもいいんです。
せっちゃんらしい、すごく遠回しな言い方だと思った。
でもウチには十分に伝わった。
たとえそれが痛みであったとしても少しでも長くぬくもりを感じていたいから。
真っ赤な顔がそう言っていた。
ウチはいつも通りせっちゃんの腕に傷薬を塗っていく。
「ウチが寮で生活するようになってからおじいちゃんも父様もこんなん
やったんかな」
「え」
「今まで隣で寝とった子が急にいなくなってまうんやもん、寂しなるんは
当然やろな」
「お嬢様も、寂しいのですか」
「当たり前やん。せっちゃんと同じ、むっちゃ寂しいえ。せやけど……」
またせっちゃんと二人きりになれるんよ。
傷口から視線をせっちゃんの紅の瞳に送る。
せっちゃんは始めのうちはキョトンとしていたが、だんだんと頬が朱に
染まり照れ隠しのように鼻の頭をかいた。
えーっと、その、えっと、と繰り返すせっちゃんはまるであの頃、二人っ
きりのときのせっちゃんのようでふふっと笑みが自然とこぼれた。
「久しぶりやね。せっちゃんと二人きりで寝るんは」
「そ、そうですね」
「あはは、何照れとるんよ。あの子たちおらんかったときはいっつもウチに
引っ付いてきたくせに」
「んな! そそ、それはお嬢様の方でしょう。デタラメ言わないでください」
「あー、そないなこと言うんやったら一緒に寝ない。ゆうちゃんとこうちゃん
とこ行こ」
「え」
「ぷ。やっぱりせっちゃんウチに引っ付いて寝たいんや」
「ちがっ……そうじゃなくて」
「はいおわり」
「いだッ」
治療完了。
小さく呟いてからウチはせっちゃんの髪に手を伸ばし、上からそっと
撫でた。ボサボサがさっきから気になっていたのだ。
よし、これでいいだろう。
手を元の位置に戻し、ウチはせっちゃんに思い切りダイブした。
うわあ。せっちゃんが後ろに倒れる。
ぼふんと柔らかい布団の音がして、しばらくはせっちゃんの横に顔を
埋めていた。ああ。なんや懐かしいな、こういうこと。
くすっと笑うとせっちゃんも同じことを思っていたらしい。
「何だか懐かしいですね。こういうの」優しい声色がウチの耳をくすぐった。
やがてせっちゃんの手のひらがそっと頭を撫で始めた。
気持ちええな。こうされるとどうにも目が閉じてしまう。
こんな風にせっちゃんの上で眠り込むことが過去に何度あっただろう。
でも最近はめっきりなくなった。また今日から復活だろうか。
そう思ったときだった。
「おかあさん」
ビクッと反射的に体を起こし扉を振り返るとゆうちゃんとこうちゃんがいた。
眠そうに目をこするゆうちゃんの腕をこうちゃんが不安げに掴んでいる。
こうちゃんの目は泣きはらしたかのように赤くなっていた。
何故だろう。何か見覚えのある光景だった。
「こうちゃん、さみしいんやて。こわいゆめ、みたって」
「ままがおらへんの。どこにもおらんの」
せっちゃんがすぐさまこうちゃんの元に駆け寄って抱き上げた。
ここにいるよ、そう囁いただけでこうちゃんの表情が和らいだのが
見てとれた。それ以上は何も言わず、せっちゃんはこうちゃんを
ただぎゅうっと抱き締めた。
ウチは目を細め、今にも眠り込みそうなゆうちゃんの手を引いて、
三人をベッドまで導いた。
「お母さんたちと一緒に寝よ。寂しなくなるまで。な?」
「せやけど、さんたさん……」
閉じそうな目を必死に開けてゆうちゃんが心配そうに呟いた。
こうちゃんも気が付いたらしい。
潤んだ瞳をこちらに向けた。
「大丈夫。サンタさんは二人がこっちに来とること知っとるえ」
「ほんま?」
「ん。心配やったらせっちゃんがサンタさんに電話するさかい、
大丈夫や。せっちゃん英語話すん得意やもんな」
「えっ。あー……あ、アイムファインセンキュー」
たどたどしい英語だったが子どもたちは安心したらしい。
昨日まで寝ていた位置に寝かせるとすぐに寝息を立て始めた。
ふとせっちゃんを見やり、目が合った。
お互いに目を細め、ウチらも昨日まで寝ていた位置に横になる。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
朝起きたら弾けんばかりの笑顔がありますように。
そう願って目を閉じた。
おわり。
一応馨さまとこのせつラヴさまのリクエストを取り入れてみました。
ちょっと変更はあったものの、満足していただけたら幸いです。
以下、コメへん!
春雪さま>
このせつはどうも!
>コメントするのに理由が・・・
そうでしたか。それでは何もいえませんねw
女性席があったらどうにかなってしまいそうです←
こたつにこのちゃんが寝てた件についてですが・・・
んーそれはこのちゃんに聞いてください←
靴下を抱きしめるこのちゃんが個人的にキてましてw
では、コメントあじゅじゅしたぁ(´∀`*)
kaiさま>
クリスマスですのでね、甘くしないとw
律澪は本当いいですね!幼馴染MMQです(真顔
もう破産覚悟で死ぬ気で遊んでますw
最後はさわちゃん風に壊れてますが、幸せそうで何よりです←
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´∀`*)
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