守れない約束 

2009年03月01日(日) 23時20分
約束を破って、あの部屋へ逃げ込んだ

ふたりともあの約束にいみがないことを、約束をした瞬間に知ってた


高層ビルのひとつひとつに見守られてるみたいな気持ち
背中から体温がつたわってる

何度約束をしても破ってしまうんだろう
当たり前のような顔でわらってしまうんだろう


あなたは会いたかったって言ったけど
そう思うならなぜわたしたちは
ずっと平行線のままなのかな

スカーレット 

2008年12月15日(月) 2時45分
ベッドから抜け出して『スピッツ』を持って戻ってきたとき、
布団に残った自分の体温にびっくりした。
自分が生き物だなんて実感すること滅多にないけれど。


月の光で、窓の外は少しだけあかるい。


会えなくても大丈夫だよ、とか、またすきな人ができる、とか、
言い聞かせるたびに本心と理性のあいだに隙間がうまれて
時々わたしは足を滑らせてその谷底に落ちる。

こわいというよりは、やっぱり落ちるんだなという気持ちのほうが強くて
ようやく、自分が、落ちたいと思っていることに気づく。


ほんとうのことが言えないかなしさは散々味わってきたはずなのに。
自分でもわかる、今は誰に対しても心を閉ざしてる。


自分のことをわかって欲しいと思う前に、Fさんはわたしをわかっていたから
望む前に与えられた、喜びに心をさらわれたんだと思う。

夜霧 

2008年12月08日(月) 3時37分
仕事中に鳴った電話の音、ボタンを押した瞬間しまったとおもったけれど

たった3週間やそこらなのに、まるで溶けてしまいそうなほど
しばらく震えが止まらなくて、こぼれおちそうな涙をぐっと堪えた。

いつも通り笑えてただろうか。
なにをおもっただろうか。


こわれゆくセカイを塞き止めるようにわたしは
思い出さないよう考えないよう、過ごしてきたけれど
こんなに一瞬で簡単にこころが飛んでゆくなら
わたしのこの努力さえ、無意味だと感じた。


すこし体温のたかい掌を思い出してる。
ふわふわのおなかに口づけされて笑った。


言葉も気持ちも素直になれない。
見せないけどわかってるよね。


真夜中、
猫の声がする。

しるし 

2008年12月02日(火) 1時41分
真夜中に夢から抜け出して、しんとした空気を吸い込む。
目を閉じて、あの日泣いたことを思い出すよ。


日が落ちるまでは笑っていられる。そのあとは知らない。


初めて教えてもらったお酒は鮮やかなオレンジ色。
甘くてこうこうと光る太陽のような液体。

“名前おぼえてたら、また飲めるやろ?”

だから何度も頭のなかで繰り返した。
でもあの日以来、わたしはあのオレンジ色の液体を飲んでいない。

一緒でなければ飲む意味も、ないような気がした。

忘れたように錯覚していたけど、そうではない。
思い出さないように目を閉じてただけ。
きこえないふりをしてただけ。



最後の日は白い息を吐きながら、いつも通りの朝の改札。
でもその時だけは、“またね”とは言えなかった。

“また”なんて無い、そう思った。

夜のこども 

2008年11月13日(木) 23時41分
ここは空のなか。

何を見ても涙が出そうで、微笑んで黙りこむ。
部屋から、夜の灯かりを見つめる。この景色がとても好きだ。
眠る隣で、遠くて近い光をじっと見つめたことがある。


最後だから、泣かないはずだったのに、ベッドのなかで涙がぽろぽろこぼれてきて
なんで泣くの?
って訊かれてもわからなくて。
ただ胸がいっぱいになってしまって、
涙が止まらない、また困った顔をさせた。でも強く抱きしめた肌があたたかかった。


冷たい言葉で傷つけられて、幸せでも不幸せでもないこの海の中で、
いつまでわたしは泳ぎ続けるのかな。

思い続けてれば、届くかなあと少しだけ信じていた。


悲しい言葉ばかり思い出すから、壊れそうになる。
人を好きになるのって途方に暮れるほどつらい。しんどいことのほうが多い。
こんな状態になっても、わたしはまだFさんを一番すきだ、
もっと何か力になれたら良かったのにと本気でおもう。

けれどいらないって言われたから、いま消えても、別にかまわない。

音楽があれば平気って思ってたけど、そんなことはなかった。

どうしようもなくて 

2008年11月10日(月) 1時40分
こわした。


もう、いい。少しだけ正直になった。
拒絶されたとしても仕方ない。
かなしいかなしいかなしい。

わたしはワガママで傲慢で自分勝手だ。わかってる。
かなしい。


あの体温を探して、このことの意味を追いかけてみたけれども、
わたしは途中でやめてしまった。ズルした。


心が折れるくらい、もっとかなしい出来事が待ち受けているかも。


ダムが決壊したみたいに、絶望感でいっぱいになっている。


さよならの歌よりも幸せな歌を聴いたほうがつらく感じる。
思い出して胸がいっぱいになる。
一度でも幸せを経験しなければ、それを望んだりしなかっただろうか。

きえる 

2008年11月08日(土) 2時02分
電話をかけようとしてやめる。
あとひとつボタンを押すだけで、簡単に繋がってしまえるのに。

伝えたいことがいっぱいあって、でも、それ以上に、
ただ声きくだけでいいから、この暗い場所から、すくいあげてほしくて。

いつからこんなに我慢ができなくなったんだろう。
自分で離れるって決めたのに。
なぜうまく眠れなくなったんだろう。


あの日の出来事を、ずっと覚えている。
わたしがいなくなったら、それもぜんぶきえてしまうけれども
あの幸福だけを頼りに。


できるかぎり一緒にいて、ほんとうはもっといろんなものを見て、
ささやかでいいから、そんな日々を、望んだことさえ、
永遠に、わたしの中にだけ。

水族館の夜 

2008年11月07日(金) 2時30分
思い出したんだけど、Fさんとはずっと笑いあえるような関係でいたいから
わたしはFさんを好きになるのをやめるって、去年決めたんだ。
恋をしたらいつかさよならしなきゃいけなくなる、それは嫌だからって。

わたしがFさんとさよならして、なぜこんなに絶望的な気持ちになっているのか。原因はこれだ。
何にかえてもなくしたくなかった人を、手離した。


窓の外が水の底みたいになってる。


もう強がってる自信がない。
いますぐ行ってぐちゃぐちゃに泣いてしまいたい。
ぜんぶ胸に残ってて、きえなくて、追い求めている。

おいで、って言ってほしい。
正解なんてわかんない。

 

2008年10月31日(金) 22時59分
うす曇りの7時

頼るものがなくて、心許なくて、『少女プラシーボ』を聴いた。
わすれていたものを取り戻すみたいに、泣きながら帰る。
この1週間は、ずっとそう。ふと気付くと泣いてる。

以前は、こんなふうに素直に悲しんだりしてたかな。
こんなふうに泣いてただろうか。

こっそりなまえをつぶやいてみる。
一度も口に出さなかったけど、こころの中では何度も何度も呼んでたよ。
空に向かって透明な声で。

空も飛べるはず 

2008年10月30日(木) 2時45分
鼓動を聞きながら、だきしめたとき、まるでシンクロするみたいに
伝わる体温から気持ちが流れこんできたように思えた。

いとしい、とか、さびしい、とか、離れたくない、とか、このままでいたい、とか
たぶん他にもいろいろ。

ごめんもありがとうもたくさん言い合ったから、
なんか笑っちゃって、でもやっぱり泣いて。


“これからしばらくつらい思いさせることは、ほんとにごめん”


わたしは意志が弱い。
すぐ会いたくなって、すぐ声がききたくて、“また、会えますか?”って
泣きながらたずねた自分の声は、最高に情けなく、脆弱だった。

何事もなかったみたいに寄り添って眠ったけれど、
わたしはFさんを少しでも安心させられたんだろうか。



…時間が経てば

いつかはまた電話もかかってくるのかな。
なまえを呼んでくれるのかな。
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