「パノラミックな笹原の山頂から一等三角点の山頂へ−小倉山〜養老山(岐阜県)」 

September 15 [Wed], 2010, 8:36
  伊吹山を北西に、鈴鹿山系を南西にして、南北に養老山地が走っている。養老山と小倉山は養老山地の南部に座し、前者はこの山地唯一の一等三角点を抱く山で、後者はパノラミックな山頂展望が群を抜いて素晴らしい。また、「養老の滝」は日本三名瀑の一つとして有名である。
 近鉄養老駅で下車。駅前から「養老の滝」に至る道を西進。間もなく、養老公園に入る。「こどもの国」、「養老ランド」を通り過ぎると、右手に滝谷が見えてくる。滝谷の右岸道をたどる。松風橋,渡月橋、妙見橋、紅葉橋を右に見て進む。ほどなく、万代橋だ。これを渡り斜め右へ山道を上がると、養老薬師堂に出る。薬師堂前の階段を上がり、滝駐車場を通り抜け、わずか下ると、鎖止めされた林道入り口に来る。ここが登山口だ。
 登山口を入ると右手に「養老山頂登山道案内板」がある。間のなく、分岐に差し掛かる。左、三方山への道を下り、堰堤のすぐ上から滝谷に下りて右岸に渡る。山腹に取り付き、右、左に折り返し登る。次第に急登を強いられるようになる。やがて傾斜が緩くなると、休憩所がある尾根に出る。
  休憩所を後に密生するミヤコザサの間を爽快に歩を進める。左上に三方山の頭が垣間見える。やがて、ヒノキ林を左にして、階段状の急登にさしかかる。ジグザグに登り、左へ曲がり下りると、三方山・笹原峠分岐だ。左へわずかに登れば三方山山頂上だ。北、東、南の三方の眺望がよい。
三方山から分岐を経由して気持ちのよいリョウブ林の間を通り、わずか登ると見返峠に出る。峠を下り、群生するアセビの間を通り抜けると、笹原峠[主稜線]に出る。名の通り、一帯が笹の原っぱだ。
  笹原峠〜主稜線を左へ取って小倉山、養老山へ向かう。少し登ると道は平坦になり、右へ笹尾根を登れば小倉山山頂だ。広々とした笹の山頂派、テーブル、椅子、東屋べ、ベンチなどがあり、心行くまで四囲の好展望を楽しませてくれる。
 小倉山から南へいったん下り、上下しながら主稜線をたどると、西の上石津からの林道の脇に出る。ようろうやまさんちょうまでごふん、。左へ折れ、山頂を右前方に見て、林道の日d利下を南進。ほどなく、右へ東方をわずかに登ると養老山頂上だ。山頂は、ミヤコザサの上にアセビなどの灌木が繁茂しているが、北に笙ケ岳、伊吹山、東に木曽御嶽山を望め、静かなたたずまいを呈している。
 帰路は、眼下に広がる濃尾平野を見渡しながら、往路を戻ろう。

DATA
●歩行時間:4時間10分
●アクセス 往復=養老鉄道養老駅。タクシー利用の場合、養老駅から滝駐車場まで約15分、1500円、タクシー破駅前に常駐。養老駅0584-32-0503
●コースタイム 養老鉄道養老駅(40分)登山口(50分)尾根上休憩所(25分)三方山・笹原峠分岐(5分)三方山(10分)笹原峠(15分)小倉山(15分)養老山(1時間)登山口(30分)養老鉄道養老駅
●アドバイス とざんぐちちかくのたきちゅうしゃじょうでとざんとどけをきにゅう。積雪量はその年によって異なるが、2月で20〜30a。ロングsパッツ、軽アイゼン、ストック等の用意はしておいた方がよい。水は登山途中に補給できる。
●問い合わせ先 養老町産業観光課0584-32-1100
●ふるさと情報 養老神社・菊水泉〜古くは養老明神といい、菊理媛命が祭神とも伝えるが、永正元年(1504)菅原道真を合祀し、養老天神といわれていた。この養老神社境内にある菊水泉は、元正天皇行幸の折りに浴された美泉と伝えられ、昭和60年3月、環境庁から名水百選の指定を受けた。また、孝子源丞内が汲んで老父似進めたところ酒になったという昔話の水は、この清水であると言われている。