生命力の活気やてごたえ 「心に残る面白さ」の構造 (3)。

July 08 [Fri], 2011, 3:19
3では、面白かったと言えて、なおか心に残るためには、このほかに何が必要なのかそれを考えるに際して、次の小田切秀雄の言葉は有益だと思う。もともと面白いということは、人間存在そのものにかかわる関心であって、人は、なにかに生き生きと心を動かされ、そのことによって生命力の活気やてごたえが出てくることを欲しないではいられない。自己を満たすために、人は、より一層面白いものを求める。小さな面白さよりも、もっと大きな面白さを。単純な面白さよりも、より複雑な面白さを文学概論確かに、我々はそのことによって生命力の活気やてごたえが与えられたとき面白いと感じる。自分がこうであったらいいな、こんなことが出来ればいいな、と思っているようなことが見事に描かれていたような場合、また、自分が扱いかねていた問題が取り上げられていて、それに一定の回答が与えられていたような場合、我々は生命力の活気やてごたえを与えられ、面白いと思う。しかし、それが余りに非現実的な描かれ方であった時、私達はシラケてしまい、まらなく感じる。面白さは前記5の要素のいくかが満たされ、しかもそこに生命力の活気やてごたえが感じられるものであれば、我々の心に残るものとなるのである。私はここで、この心に残るという観点を重視したい。その上でて、ごく一般的に面白かったといわれる作品の構造を分析して見たいと思う。そのために、考察の焦点を主人公に絞りたい。ごく一般的に面白かったといわれる作品は、まりはその作品の主人公に面白さの要素があるからである。では生命力の活気やてごたえが感じられる面白い作品、まり心に残る面白さのある作品であるためには、主人公がどのような人物でなければならないか私は、次のような条件が必要だと思う。頭を使って、ある困難な状況を解決していく、したたかな強さを持っていること続く
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