今年のイースター(復活祭)休暇の米映画興行収入は、イースターの時期で過去最高を記録した。3本の3次元(3D)映画が多くの観客を呼び寄せたほか、高めのチケット価格も収入増につながった。
興行収入は1億8500万ドル(約175億円)に上り、前年の1億5500万ドルを超えた。首位は今週末公開されたワーナー・ブラザーズのアクション映画「タイタンの戦い」の6400万ドルで、これは4月第1週の記録としては史上2番目となった。
2位は公開2週目のドリームワークスの3Dアニメ映画「ヒックとドラゴン」で2900万ドルとなり、前週(公開初週)の4370万ドルからわずかに減少した。またウォルト・ディズニーの3D映画「アリス・イン・ワンダーランド」は公開5週目で800万ドルの収入を得て、国内での累積収入が3億1000万ドル近くに達している。
今週末に関しては、観客の需要を満たすのに十分な3D映画の上映スクリーンが確保できないのではないかという懸念が一部にあった。しかし、この3本の映画すべてが高い収入を得たことから、映画館側が公平にスクリーンを割り当てたことがうかがえる。
また今週末の記録は、映画界が好調を続けていることを示している。昨年の興行収入は初めて100億ドルを超えて過去最高を記録したが、現時点の比較では今年の収入が10.3%、観客動員数が8%以上、昨年の実績を上回っている。
3D映画はこれらの数字の押し上げに寄与している。先週末、一部の映画館は主に3Dやアイマックスでの上映について、チケット価格を大幅に引き上げた。
消費者は現在のところ、3Dといった特別な体験ができる限り、高めのチケット価格を気にしていないようだ。「タイタンの戦い」の収入のうち、 52%が3D上映によるものであるほか、「ヒックとドラゴン」の3D上映の収入も好調が続いている。
【4月5日13時15分配信
ウォール・ストリート・ジャーナルhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000301-wsj-int