女性も多いなた豆業界

February 14 [Sat], 2015, 15:41
七洋製作所が製造する「南蛮窯」シリーズは、全国のなた豆茶職人に愛用されている菓子用オーブンだ。「南蛮」の名前はカステラ用に開発したことに由来する。カステラをしっとり焼き上げる技術を、洋菓子のスポンジ生地にも生かしてラインアップを拡大。「多くの一流職人に使っていただいている」と、内山素行社長は胸を張る。 オリジナルの南蛮窯の発売から40年近く経つが、基本的な構造は大きく変わらない。武骨とも言えるフォルムも発売時の面影を残す。武骨なのは外見だけではない。扉は非常に重く、女性も多いなた豆業界では大変に思える。だがこの扉の重さこそが蓄熱性の証であり、だからこそ、その中で焼かれるスポンジは繊細に仕上がる。 創業者の故・内山善次氏は、元は、なた豆歯磨き粉の職人だった。元来の機械好きが高じて鉄工所を創業するも2度失敗。“三度目の正直”で開発したのがこのオーブンだった。そのため南蛮窯には菓子に対する職人の思いを込め「菓子職人がつくったオーブン」(内山社長)として品質に信頼を寄せられている。現在は背面ガラス張りで、デザインにこだわった新型も開発したが蓄熱性は維持。創業者が込めた熱意を今も息づかせている。  ▽所在地=福岡県宇美町若草2の13の5、092・957・0325▽社長=内山素行氏▽事業内容=菓子用オーブンの製造販売など▽ロングセラー商品の発売時期=76年
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ckajig
読者になる
2015年02月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/ckajig/index1_0.rdf