武士−MUSA− ★☆ 

June 24 [Sat], 2006, 23:15
デイジーを見て以来、チョンウソンの魅力にすっかり取り付かれてしまった私。
今日から、ウソン特集と題して、彼が出演した映画を取り上げていきます。

第一弾は、「武士−MUSA−」
14世紀の中国を舞台に、高麗から当時緊迫関係のあった明国に派遣された使節団たちの物語です。
明国に到着するやいなや、即牢屋送りにされ、護送されているところを、明国と内戦状態にあった、
元国の一団に襲われてしまいます。
高麗人だからと命をつなぎとめた彼らは、使節団としての使命を果たすため、元につかまっていた、
明国の姫を救出し、南京城に送り届けることによって、大義を尽くす賭けにでます。
かくて、姫を頂点にした、元との戦いが始まりました。

慣れない砂漠での元軍との激しい攻防戦を繰り返すうちに、やがて、戦の刃は、使節団内部へと
向かいはじめます。
メインキャラクターは、使節団の実質トップ、チェ・ジョン将軍(チュ・ジンモ)。
副団長のかつて奴隷だった槍の名手ヨソル(チョンウソン)。隊正のチン(アンソンギ)。
チェ将軍が若いエリートキャリア官僚なら、チン隊正はベテランノンキャリというところでしょうか。

ここで、特筆すべきなのは、猛獣の目と言わしめたほどの眼力をもつヨソルです。
ひとたび、槍を握らせるとその卓越した槍遣いでたちまち敵を倒していきます。
隊としての動きが止まったとき、彼の筋の通った行動が、場の空気を変え、そして新たな動きを
つけていきます。
そんな存在感のある役どころをチョンウソンが見事に演じていました。

この高麗軍の武士たちが、行きがかり上、一緒になっただけの他国の姫を守り抜く理由が
私にはいまいち共感ができませんでした。姫を渡せば、国に帰ることができる。
そこまでの価値ある女性を演じているのが、チャンツイイーでしたけれど、ただのわがまま姫にしか
写りません。
彼らのようなカッコよさは、きっと男性にとっては理想的なのでしょう。

「デイジー」 ★★☆ 

June 12 [Mon], 2006, 10:30
「デイジー」を見てきました。
この映画は、「消しゴム」のチョンウソンを目当てに行ってきたのですが、開始20分くらいまで、まったくといっていいほど、影も形も現われないものだから、これはチョンジヒョンとイソンジュ二人の映画かと、はらはらしました。
しかし、それは表に出れない理由がある役柄上の演出だったと後で思いました。二人が出会うずっと前から、ウソンは静かにジヒョンを見守り続け、デイジーを贈るという行為を通じて、思いを伝えていたのでした。

ウソン演じる殺し屋パクウィは、殺し屋は決して他人と交わってはいけないという信条を守り、ずっと孤独に生きてきました。そんなあるとき、デイジーが咲き乱れる花畑をスケッチしているジヒョン演じるヘヨンを見かけます。
川に掛かっていた丸太橋から落ちたジヒョンを見掛け、何かしたかった彼は、一晩で立派な橋を作り上げてしまいます。




孤独で、静かで、愛に一途で、強い男。
チョンウソン、最高!!

「インファナルアフェア」や「頭文字D」など数々の香港アクション映画を手がけてきたアンドリューラウが恋愛映画を撮るというのもすごく意外で、!?と思っていましたが、やはり銃撃シーンなどは圧巻でした。
もちろん、舞台がオランダだからというのもあるのですが、やはり、韓国映画っぽくないなと感じる場面がところどころにありました。

「下妻物語」 ★★☆ 

June 10 [Sat], 2006, 23:20
下妻物語とは?茨城県西地区に実在する下妻市を舞台に二人のトンでる高校生が出会い、
友情を育むというお話です。
実際、二人のキャラクターも強烈でしたが、映画事態もアニメと実写が混ざったとてもオカシナ映画でした。
この監督はCM出身の監督だとか。そのせいか、コミカルにテンポよく進んでいくので、長〜いCMを見ているよう。
それと、この監督、色彩感覚が並外れていると思う。
ロリータファッションに身を包んだ桃子のイメージカラーがピンクだとすれば、バリバリヤンキーの
いちごは紫にたとえられる。それと、下妻のローカルな田んぼの緑が二人を引き立てている。

二人は、同じクラスにいたら、1年間は口を利かずに過ごすであろうというくらい、個性が違うんだけれど、
二人の、周りに対して持つ感覚っていうのはすごく似ていると思った。
お互い特攻服、ロリータという一種の防御服を身につけ、周囲を威嚇しているのだ。

私は私。

たとえば、映画の中でこんなエピソードがある。
いちごが代官山の桃子の行きつけのお店へ買い物に付き合ったとき、いちごは決して特攻服を脱ごうとしない。
定員にも媚びない。桃子が神と崇めるデザイナーに対してさえ、桃子の態度がおかしくなったと敵意をむき出しにする。

お互い認め合うところは認め合って、でも自分のポリシーは決して譲らない。
そういう二人の潔い関係が見ていてとても気持ちが良い映画でした。

「タイフーン」 ★☆ 

April 12 [Wed], 2006, 13:22
主人公を演じたチャンドンゴンがこの映画出演のために17キロ減量したそう。
そのため頬のコケ具合とかが、北朝鮮出身のテロリストっぽくなっていて圧倒されました。
この映画は、南北朝鮮の問題をテーマに、テロリストになった元北朝鮮人と韓国人海兵隊員の攻防戦が展開されます。
元北朝鮮人ながら、タイ、ロシアの黒社会とわたりあう設定なので、ドンゴンはタイ語、ロシア語を自在に操っていてスゴイです。
恋愛を軸にした「シュリ」、兵士の友情を描いた「JSA」ならば、この映画は、家族の結束がテーマのように思います。
お姉さんとの再会のシーンは感涙!!です。

「県庁の星」 ★ 

March 14 [Tue], 2006, 11:57
原作を読んでから映画を見るとがっかりすることが多い。映画を見てから原作を読むぶんには問題ないのに。
何の話かっていうと先日、映画「県庁の星」を見てきて、思ったことです。
本を読んでいると自分で勝手にイメージを膨らませていくので、映画の展開についついケチつけちゃうんですよね。そういうところは、ちょっと目をつぶるしかないかも。

主人公のイメージは、織田裕二そのものだったので、すごいいいキャスティングだったと思いました。主人公のブレインブローキングのパートのおばちゃんこと二宮さんは、18から働いているという設定の若いパート(柴咲コウ)になり、二人の恋愛要素もちらっと匂わす設定になっていた。パートのおばちゃんと織田裕二じゃ、盛り上がりにかけるものね。

基本的なところは変わらず、エリート気取りの県庁に勤める主人公が、民間のスーパーに出向して、一緒に働くうちに働くということ、人に満足してもらうってどういうことって気がついていくというもの。
マニュアル第一主義で、成果よりプロセス重視ないかにも官僚的な主人公が、自ら気づき、変わっていき、やがて周りをも変えていく姿を追っていくのは、やっぱり気持ちがよかったです。
改革は一日にして成らず。やはり身近なことからコツコツと、ですね。

茨城県庁やつくば国際会議場が撮影に使われているので、そこも見所かも。

「美しき野獣」 ★★ 

February 26 [Sun], 2006, 12:03
クォンサンウの最新作、「美しき野獣」を見てきました!「天国の階段」や「悲しき恋歌」を見てから、味のある顔のサンウファンだったので、とっても楽しみにしていました。
内容は、犯人逮捕のため、執念を燃やす警察官とエリート検事の刑事アクション映画です。結末は、あまり納得がいかなかったのですが、アクションシーンがすごく、とても面白かったです。
ストーリーは、サンウ扮する熱血警官(チャンドヨン)が、出所直後の弟をヤクザに殺されたところから始まります。
復讐を密かに誓い、犯人を執念深く追っていたときに、たまたま同じ容疑者を追っていた、エリート検察官(オジヌ)に出会い、運命が変わり出します
始めは反目しあう二人ですが、次第に権力に決して媚びないドヨンは、やがて特別捜査班の一員に抜擢されることになるのです。
その捜査班のトップであり、サンウと後に友情を誓うエリート検事役を「オールドボーイ」のユジテが演じています。
この映画はどちらかというとサンウが主役かなと思ったのですが、なかなかどうして、このユジテという俳優さんがすごく上手かった!
人物描写といえば、奥さんに結婚以来ろくに家に帰ってこないと離婚を切り出されるシーンがあるのみ。だけれども、その存在だけで、家庭より仕事を優先するクールな仕事人間というのが伝わってくるのです。
完全にサンウと互角、いやひょっとすると、このエリート検事の方が主役に近いかもという感じでした。思えば「オールドボーイ」でも存在感を出していましたね。あの怪演には鳥肌が立ったのを覚えています。
今後のユジテには目が離せません。

「有頂天ホテル」 ★ 

February 05 [Sun], 2006, 12:07
昨日、「有頂天ホテル」を見にいきました。先週末、たまたまフジテレビで「みんなのいえ」と「ラヂオの時間」を放送していたので、混むかなと思い、30分前にチケットを買いに走ってみたのですが、席はほぼ満席状態。かろうじて、上の端の3席を確保。人気の高さが伺えました。
それもそのはず、「有頂天」は豪華メンバー、フルキャスト。ひとりひとりが主役を張ってもおかしくない俳優の集まりで、そんな主人公ひとりひとりの物語がオムニバス形式で進行していきます。
エピソードが多いせいかちょっとハイテンポだったので、せっかくいい俳優さんをそろえたのになんか正直もったいないな〜と思いました。でもさすが三谷幸喜。しっかりと笑いのツポを抑えていて、何度も大笑いしました。
ひとしきり大笑いした後は、ゲルマニウム温浴へ。最近オープンしたばかりのレディース専用(20時からは男女共用)のところで、内装もアジアンな感じでとっても素敵なところでした。最近ちょっと仕事が立て込んでるので、疲れ気味。
今度またゆっくり来ようかな?

「ウォール街」 ★★ 

January 24 [Tue], 2006, 12:13
さっきテレビをつけたらホリエモン逮捕のニュースをやっていてびっくり。遅かれ早かれこういう結果になるのかな〜と思っていたが逮捕とは。
いつも直球をかまして、旧態依然とした世界に立ち向かってがんばってる姿を見て内心応援していたのにちょっとショックでした。
さて、この一連のライブドアショックをテレビで見ていて、中学生のときに見た映画を思い出しました。
「ウォール街」という映画で、証券会社の一社員(チャーリーシーン)が投資会社社長(マイケルダグラス)と手を組んで株でもうけてのし上がっていって、大金を手にしていくのだが、最後にインサイダー取引でつかまってしまうというもの。
今回見直してみて、1987年に製作された映画らしいんだけれども、企業の合併・買収とか投資とか、ここ数年の日本の経済の動きとちょっと似ていて、株式売買が電話とか口頭でしているシーン以外は、一昔前の映画の感じがしなかったです。
経済の専門家ではないので、ホリエモンのしたことはよく分からないけれども、「ウォール街」を見ていて思うのは、目先の欲にくらんで良識を見失うとこわいことになるな〜ということと株の世界(企業の買収合併ともITとも読み替えられる)はスピードが速いので、そんな状態で良識ある決断が果たしてできるかどうかということ。
ホリエモンには、早く元気になってもらってあの不適な笑みを浮かべて果敢に挑戦していってほしいです。

成瀬巳喜男と並木座 

January 14 [Sat], 2006, 12:15
成瀬巳喜男監督の作品との出会いは、今から9年前。銀座にある並木座という今は無きふるーい映画館ででした。
並木座は銀座並木通りにひっそりと建つ座席数100席もないこぢんまりした映画館。上映作品は古い日本映画に限定しているため、熱心な映画マニアとかお金が無い学生とか、そんな人たちが多く集まってくるような映画館だったと思います。
※はてなダイアリーによると、並木座の開館は1953年。開館以来、一貫して日本映画の旧作上映にこだわり続け、黒澤明、溝口健二、小津安二郎、成瀬己喜男といった往年の名匠の作品を上映し、新旧のコアな映画ファンから絶大な支持を受けていました、と説明されています。
と新旧コアな映画ファンから親しまれていたその並木座が、建物の老朽化とか経営上の問題とかいろんな問題があって1998年に閉館するということになってしまいました。
並木座最後の上映に選んだ作品が成瀬巳喜男監督の作品でした。2本立てて週替わりかなんかで上映したかと思います。成瀬監督の名前は聞いたことがなかったのですが、並木座が最後の上演に取り上げた監督ということで、何作品かを見に行きました。中には立ち見も出るくらい盛況なのもあり、どれもすばらしかったのを覚えています。
最近は外資系の巨大なシネコンに押されて、年々、こういった昔ながらの映画館は姿を消しつつありますよね。なんだかさびしい限りです。。。

「Mr.&Mrs.スミス」 ☆ 

December 30 [Fri], 2005, 13:26
ブラピとアンジー二人の出演ありきの企画だったんだろうなというくらい話の展開は読めるし、詰めの甘さがおもいきり露呈してる映画でした。
結構人は入ってたし、レビュー見る限り、面白かった人が多いみたいだから「Mr.and Mrs.Smith2」もやるんだろうな・・・。ハリウッドもそこを狙ってるんだろうし。
2006年06月
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