【鑑賞】丸の内TOEI【日本公開日】2007年11月23日
【製作年/製作国】2007/アメリカ
【監督】ジョエル・シューマカー
【出演】ジム・キャリー/ヴァージニア・マドセン/ローガン・ラーマン/ダニー・ヒューストン/リン・コリンズ/ローナ・ミトラ
【原題】“THE NUMBER 23”
【STORY】
主人公ウォルター・スパロウが手にした一冊の本。その物語は、背筋のぞっとするような殺人ミステリーだった。自らの生い立ちに酷似した内容と、まるで何かを暗示するように度々挿入される“23”という数字。読み進むうちに、小説の中の出来事が現実の世界とリンクしはじめ、周囲では次々と事件が起こりはじめる。そしてそれは、決して単なる偶然ではないことを知る―。“23”という数字にとり憑かれたウォルターは、妻や息子、そして友人をも巻き込んで、小説に隠されたメッセージを解読しようと危険に身を投じてゆくのだった―。

この映画は予告編を見て「観たい」と思った。実際観てみたら内容が想像と全く違っていた。期待していたジャンルの映画ではなかったので、期待はずれだと感じて残念だった(自分の想像と違っただけで期待はずれなんて言われても身勝手かもしれないけど)。サスペンスだと知っていて、サスペンスとして観ていたら、それほどつまらなく感じなかったかもしれない。しかし、あの予告編でサスペンスだと思った人はいるだろうか・・・。
主人公は偶然出会った一冊の小説を読むうちに“23”という数字にとり憑かれてしまう。小説を読む主人公の現実の世界と、小説の中の話が交互に進んでいく。ちなみに小説の中の主人公を、現実世界での主人公ウォルター役のジム・キャリーが演じているため、変な感じがした。さらに、小説の中の主人公の恋人を、これまた現実世界でのウォルターの妻役のヴァージニア・マドセンが演じているが、髪型や印象が全く違うので映画を観ている間に気づく人は少ないかも。私はパンフレットを読むまで気づかなかった。
上に書いた「期待していたもの」というのが予告編で強調されていた“23”という数字。この数字がもっとストーリーに複雑に関わってくるのかと思っていたが、単に主人公が執着するというだけだったのでなんだか物足りなかった。
物語が進むにつれて単なる小説ではないと思い始めた主人公。ではこの小説は一体何なのか?一体誰が書いたのか?ある殺人事件との関わりは?と推理の要素もあるが、それはあまり深く考えずにサスペンスとして観たほうがおもしろいかもしれない。それにしても、小説の中の話が現実にあったらとても恐ろしい内容だったのもあるし、現実と小説の人物にギャップがありすぎて、真相が判明しても現実と小説がすぐには結びつかなかった。ただ、それもすぐには気づかせないための演出と考えれば、まんまとのせられたことになるのか。それでもラストにあったエピローグのようなな、妙に現実的なシーンには違和感を感じずにはいられなかった。
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