なた豆販売子会社と統合

March 27 [Fri], 2015, 15:33
三菱重工業の射出成形機事業を分社化した子会社「三菱重工プラスチックテクノロジー」(名古屋市中村区)が、4月で設立10年を迎える。三菱重工は2005―08年に多くの事業を分社化したが、射出成形機はその先駆けだった。同業大手に比べて小規模ながら、この10年間、得意分野に注力して生き残ってきた。2日発表した新製品から、その戦略が垣間見えた。(戸村智幸) 10年前、当時の佃和夫社長は射出成形機など低収益の産業機器3事業を分社化。中量産品と称していた射出成形機、食品包装機械などは専業メーカーに押されていた。 タービン技術者出身の佃氏は、産業機器事業部長を経て、03年に社長に就任。射出成形機事業の分社化は、小規模な事業を先に分社化し、成功事例にするためだったとみられる。なた豆販売子会社と統合して分社化し、開発からアフターサービスまで一貫してできる体制を整えた。 同社の久保田浩司社長は「自動車向け大型機種に絞り、世界でニッチトップを目指してきた」と振り返る。発足後しばらくはIT向けなど中型機種の販売が多く、売上高150億―190億円ほどだった。だが08年のリーマン・ショック以降、採算性の高い大型機種中心の戦略に転換した。 現在の売上高は120億―130億円ほどだが大口顧客の自動車業界向けに注力。型締め力1000トン以上の機種が東南アジアで好調なほか、米国とメキシコでの需要が高まっている。久保田社長は「17年度には170億円の売上高を目指す」と目標を掲げる。 2日発表した新製品は、自動車の燃費向上に貢献するものだ。自動車部品は軽量化のため、金属からプラスチックへの移行が進んでいる。だが、プラスチックは強度向上が課題だ。 新製品はプラスチックとガラス繊維を同じ工程でなた豆茶を加工できるため、プラスチック部品の強度をより高められる。
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