まさも

August 31 [Fri], 2007, 23:52
「ちょっ…あに…き!」
「なに?」
「とけ…っよ・・ねん・・・し」
「ダメ。お前もういきそうだろ?」
「ぅ・・っっ」
「ちょっとくらい我慢しろ。」

「んじゃあ、はい、これ」

「自分でやってみて。…まあ、あんまり要らないかもな、その様子じゃ。」












「ただい……っな!!」
いつものように烏森から帰宅した良守は
玄関に靴が1足増えているのに気付いた


あいつが…帰ってきた!



こうなったら気付かれずにさっさと部屋に戻るに限ると瞬時に悟った良守は階段に足をかける

手足に傷を負ったが放っておいても大したことにもならないだろう、それよりも部屋に戻ってやつからの手を逃れなければ



こんな疲れている日に限って





ばすっ



「……。」


「おかえり、良守。」



「あ…に…おい!!何してんだくそ兄貴!」


襖をあけた瞬間
部屋の中心に布団を敷いたそのうえに本を手にした正守と目が合った


遅かったなー
俺ずいぶん待ったんだぜ、とおわりかけの開いたページを見せる


「んなのしらねーよ!!ていうか勝手に人の部屋にはいるな!出てけよ!」


「ひどいなー久しぶりなのに」

「っせー!!この前だって…」

「ああこの前ね。あの日の良守の乱れっぷり。あれは珍しかったよなー」

すっと本を畳に置き、未だに入り口に仁王立ちしている良守と向かい合う。



「だからさ」




片手を頬に添える



「あんまり日が経つとおまえ」



唇をなぞる


「溜まっちゃうだろ??」


そのまま人差し指を口にいれる

「…んっ…」



「だから来たんだよ」


飛び切り優しく耳元で囁く



予備校の駅から自宅最寄り駅までで
いくら描けるか実験

結構できたかも

にやにやまっくすで打ってたからごめんね
公害だ
一発書きもいいところ
全部かけたらちゃんと修正しなきゃなあ

監獄1

May 06 [Sun], 2007, 22:07
しん―


寒くないはずなのに、なぜか仁王は身震いをした。
あたりは、ところどころがかけ落ちた煉瓦の壁と錆がこびりついた鉄格子に囲まれている。
窓は背伸びをしたら届きそうなところについているのに、「そこ」は暗かった。
確かに窓は小さく、陽の光が十分に入ってくるとはいえなかったし、照明である蝋燭の火など微々たるもので、しかしそれよりも「そこ」が暗いのは人々が発する空気のせいだといえるだろう。

仁王が「そこ」にきたのは丁度1週間前。

「ペテン師」として名を馳せ、あらゆる詐欺―善悪問わず―を狡猾にやってきた彼だったが、つい先日運悪く足がついてしまい、刑務所行きとなってしまった。

「ま、人生こんなこともあるわな・・・」

湿気を含んだ独房で、仁王は黒子をぽりぽり掻いた。


そうはいったものの、薄汚れた牢屋に、周りには鬱蒼とした囚人ばかりに、刑務作業。
どれもこれも仁王にとってはおもしろくないものばかりで、うまく脱獄してしまおうかとも思ったがそれが出来ない理由があった。


それは彼だ。

丸井ブン太。
仁王がいるB棟の牢獄の看守である彼は、小柄な体格に遠くからでもそれとわかる赤い髪にくるんとした丸い目。 


性的欲求の発散できないこの場で仁王は、最近その看守が気になっていた。

ここでは雌雄などどうでもいいのだ。


もともと仁王自身、その手に関しては


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