超演劇批評。 

August 27 [Mon], 2007, 13:32
さすらいの観劇野郎「ドン・マッコリ」による関西を中心とした観劇記録。
超映画批評に触発されて作りました。
小生の愛する演劇に少しでも多くの人が足を運ぶキッカケになってくれればという願いを込めてお送りします。時々、東京の演劇あり。お笑いもあり。
批評と銘打っていますが、小生には小難しい論評は書けないし、作品を評するのではなくこのサイトを観てくれた一般の皆様が演劇に興味を持ってくれることを目的としたいので、シンプルでわかり易い内容を心がけます。
得点は100点制。あくまで主観の得点です。100点は奇跡のような作品に出会った時にしか出さないので、90点満点ぐらいの気持ちで見ていただくのがちょうどよい塩梅かと。
我が愛する演劇の未来に乾杯。
何卒ご贔屓のほどを。

※しばらくの間、昔に観た作品と新規の作品を混在で更新していきます。

ジャルジャル単独「ジャルってんじゃねぇよ」 65点 

August 27 [Mon], 2007, 13:26
ジャルジャル 「ジャルってんじゃねぇよ」
2007年8月25日@baseよしもと
出演/後藤淳平 福徳秀介

http://www.yoshimoto.co.jp/base/profile/geinin_each/jaljal.html

飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑いコンビ「ジャルジャル」の単独ライブ。話題のコンビとあってか、客席は超満員。小生は立ち見での観劇。

ジャルジャルを知ったのは、テレビで見た「しつこいひったくり」のコント。くだらないワンアイデアを見たことのない上質な笑いに昇華させる手腕に只者ならぬ予感を感じた(ちなみに、この「しつこいひったくり」は20秒で作ったのだとか)。それ以来、心待ちにしていた単独ライブ。作品は繰り返しのネタが多く、冗長気味になるが総じてレベルは高い。客席は常連ファンが笑い過ぎるきらいがあるが、一見さんも楽しませる実力は十分に備わっている。ほかのお笑いコンビと一線を画す雰囲気はブレイク前のラーメンズを思わせる。しかし、ラーメンズほどに洗練はされておらず、ジャルジャルがラーメンズになることはまずありえないが、あの洗練のされなさに彼らなりの美学を感じるので、初志貫徹で突き進んでほしい。

12本のオムニバスコント。幕間曲は財津和夫「チューリップ」。黒Tシャツにベージュのズボンという相変わらずのジャルジャルスタイルで登場。内容はロジカルなものからシュール、一発ネタなど多様。笑いというレベルでは爆笑は少ないが、コントの裏に隠された緻密な設計図に「ほほう」と唸らされる。新しい笑いを求める人には必ず抑えておきたい斬新かつ良質な笑いである。以下、各コントの感想。

『顔にティッシュをつけあう奴』
ティッシュで鼻をかむ男[後藤]とティッシュで傷口を消毒しようとする取る男[福徳]が、互い顔にティッシュつけあおうと攻防を繰り広げる。タイトルまんまの作品。

『デッサン』
「君にしか見えない椅子」をテーマに、画家[後藤]とモデル[福徳]がデッサンを行う様子を綴る。客席はあまり乗り切れず。

『腕ずもう』
寿司屋の大将[後藤]と弟子[福徳]が、開店前の店内で腕相撲で勝負することになるのだが……。本ライブのキラーコントとも言うべきロジカルコント。ちぐはぐなやり取りが後半、パズルのように組み合わせっていく快感。客席のテンションがググッと上がる。

『だらだら説教』
いつも遅刻寸前だけど遅刻はしていない生徒[後藤]に、集団生活がなんたるかを延々と説教する担任教師[福徳]。絶妙の掛け合い。

『尻』(映像作品)
微妙に蠢く尻を観察する男たち。尻の間から陰嚢の影が一瞬見えそうで(見えた?)デンジャラス。

『熱烈kiss』
初デートで遊園地に行き、なぜか彼女に振られてしまった男[福徳]とその別れ話を聞く友人[後藤]。初キスの体験に振られた理由が……。これもまたキラーコント級の面白さ。ただし、福徳の顔芸は生理的に受けつけない人がいるだろうと予測される。特に女性。

『ボクシング撲滅運動』
ボクシングがとにかくしんどいスポーツであるということを身をもって体現する男たち。

『笑いそうな奴と怒りそうな奴』
物真似を披露する男[福徳]と、それを要求したくせに笑いそうで笑わない男[後藤]。

『口笛訪問』
とあるマンションの一室を訪問する流しの口笛吹き。周りから、「え、ホントに吹いてるの?」との声が漏れるほど見事な口笛。そして顔芸。こうして観てみると、ジャルジャルは反復のほかに顔で笑わせる手法も多い。反復と顔芸のジャルジャルである。

『尻2』(映像作品)
尻の人が変わっただけで、基本的には『尻1』と同じ。

『ど忘れ』
『魔女の宅急便』の主人公を喉まで出掛かってるのに思い出せない男[後藤]とそれを思い出させようとする男[福徳]。終始、おならネタで引っ張る。反復と顔芸とおならのジャルジャルである。

『笛が落ちずに済んだ奴』
落ちそうなたて笛を物凄い勢いで走りこんできた男がキャッチして走り去っていく。5秒くらいの超ショートコント。ここまでで一度も笑ってなかった隣の女性客がこのコントではじめて笑っていた。

『後づけコント』
新規契約を取り付けたベンチャー企業の社長[後藤]と経理担当[福徳]の約束と裏切りの出来事がバタフライ効果のように連鎖していき……。録音ネタなので、舞台上のふたりが楽そうだった。

『ピアニストとモデルのコラボ』
ピアニスト[後藤]とモデル[福徳]の不思議なショー。最後を締め括るには求心力の弱い、捨てネタ的なコント。

エンディング「夏休みの日記」
本日のコントが小学生の日記風に紹介され、すべてのコントにつながりがあることが示される。よくできている。

内容に粗はあるものの、かなりの密度で笑わせてくれる、とにかく勢いがあって旬なコンビ。粗さもこれからの伸びしろと思えば、ポテンシャルは計り知れない。お笑いファンの間ではとっくの昔に要注目コンビだが、演劇ファンにも是非お薦めしたい。次の単独が楽しみでならないのである。

ミジンコターボ「オーロラパラダイス」 

August 19 [Sun], 2007, 15:22
ミジンコターボ「オーロラパラダイス」
2007年5月27日(日)@一心寺シアター倶楽
作・演出/竜崎だいち
出演/木原勝利 片岡百萬両 重田恵 真心 土性正照 Sun!! 松本絵里 有北雅彦 平林之英 永井悠造 花田綾衣子 上原日呂 白野景子 竜崎だいち

http://www.mijinkoturbo.com/

COMING SOON.

#10「ファイティング・ブロードキャスト」 

August 19 [Sun], 2007, 15:20
in→dependent theatre PRODUCE #10
「ファイティング・ブロードキャスト」
プロデューサー・原案/相内唯史
脚本/山内直哉
演出/横山拓也
@インディペンデントシアター2nd


COMING SOON.

#10「ポーカーフェイス・アパートメント」 

August 19 [Sun], 2007, 15:12
in→dependent theatre PRODUCE #10
「ポーカーフェイス・アパートメント」
プロデューサー・原案/相内唯史
脚本/山内直哉
演出/横山拓也
@インディペンデントシアター1st


COMING SOON.

ラーメンズ第16回公演「TEXT」 82点 

March 28 [Wed], 2007, 15:36
ラーメンズ第16回公演「TEXT」
2007年2月28日(水)@新神戸オリエンタル劇場
作・演出/小林賢太郎
出演/片桐仁 小林賢太郎
http://www.rahmens.net/


COMING SOON.
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さすらいの観劇野郎。独身。
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