犬猫のワクチンについて!!
March 31 [Sat], 2007, 23:33
先日、 MikanLamuneさんのブログの中で、
猫用ワクチンについて投稿がありました。
皆さん、自身の飼い猫に接種していたワクチンで
副作用が報告されていたら!どう思いますか?
詳しくはMikanLamuneさんのブログで↓
http://mikanlamu.exblog.jp/i5
農水の副作用報告ページにもリンクされています。
僕は鶏の獣医師ですが、これだけ犬猫多頭飼育していますし、犬猫獣医ではない第3者獣医として、また、イチ飼い主として客観的に考えることが出来ます。鶏と比較したりして変な角度からいつも見ています。結論から言うと「ワクチンの毎年接種」には疑問を持っています。今思っていることをダラダラと書いてみます。
ワクチンには大きく分けて、生ワクチンと不活化ワクチンがあります、いわば生=ウイルス(または細菌)が生きている、不活化=死んでいる(殺してある)ということです(ウイルスは生死と言いません)。犬猫用として使われているものは現在不活化が主流のようです。文中ではいわゆる3種とか5種、猫白血病ワクチンなどの「不活化ワクチン」を題材にします、生ワクチンや狂犬病ワクチンについてはまた今度。
不活化ワクチンの副作用で重要なファクターは「アジュバント」というものです。これは不活化した抗原(ウイルスや細菌)に添加されています。なぜ添加されるのか?@免疫増強作用:抗原を保護する状態で血中に入り、長い時間、たくさんの免疫細胞と逢わせる。これによってたくさんの「抗体」を動物の体に作る。Aスローリリース:同じようなことですが、接種した部位から徐々に血中に放出してやる。 為のものです。
使われるアジュバントの主流は「オイル」(鉱物油)または「水酸化アルミニウムゲル」です、犬猫用の場合水酸化アルミは無いと思います、ワクチン接種を見たことのある方は、注射器の中白くなかったですか?あれがオイルアジュバントの色です。僕の本業の鶏では両方ともかなり種類があり、水酸化アルミ=昔からあるアジュバントで、接種ストレスが少ないが、高い抗体価を得るには犬猫と同じように2回接種が必要。オイル=接種位置によってかなりの接種反応が出るが、鶏の場合1回接種、水酸化アルミに比べて格段に抗体価は上がるという位置づけです。
なぜアジュバントで副作用が起こるのか?
皆さんはインフルエンザの予防接種(生ワクチンですが)などで注射した部位が赤くなったり、腫れたり、体の調子が悪くなったことはありませんか?ワクチンは生でも不活化でも完全に安全というものはありません。ワクチンに限らず、物理的に皮膚を貫通させて異物を打ち込むのですから大なり小なり炎症が起こります。アジュバントはこの局所の炎症を強く起こします、要は高い抗体を得る為の代償です。
鶏に関わっていると、常に「どうしたら、どのワクチンをどの経路から投与すれば一番ストレスが少ないか」を考えます、採卵の為の鶏は弱く、また感染症の数も半端じゃないのでそれも理由のひとつですが、犬猫の臨床でも年1回という短絡的なワクチンプログラムから脱却するべきではないかと思います。
犬猫に毎年のワクチン接種が必要か?
僕は自分の犬猫達、特にリスクのある場所での飼育の場合以外では、最初の1回のみで終わりです。逆にワクチンの頻回接種による副作用を気にします。
(詳しくはhttp://mikanlamu.exblog.jp/i5 で。猫の線維肉腫はアジュバントによる副作用を多くの獣医師に気付かせたきっかけと言われています。)


猫用ワクチンについて投稿がありました。
皆さん、自身の飼い猫に接種していたワクチンで
副作用が報告されていたら!どう思いますか?
詳しくはMikanLamuneさんのブログで↓
http://mikanlamu.exblog.jp/i5
農水の副作用報告ページにもリンクされています。
僕は鶏の獣医師ですが、これだけ犬猫多頭飼育していますし、犬猫獣医ではない第3者獣医として、また、イチ飼い主として客観的に考えることが出来ます。鶏と比較したりして変な角度からいつも見ています。結論から言うと「ワクチンの毎年接種」には疑問を持っています。今思っていることをダラダラと書いてみます。
ワクチンには大きく分けて、生ワクチンと不活化ワクチンがあります、いわば生=ウイルス(または細菌)が生きている、不活化=死んでいる(殺してある)ということです(ウイルスは生死と言いません)。犬猫用として使われているものは現在不活化が主流のようです。文中ではいわゆる3種とか5種、猫白血病ワクチンなどの「不活化ワクチン」を題材にします、生ワクチンや狂犬病ワクチンについてはまた今度。
不活化ワクチンの副作用で重要なファクターは「アジュバント」というものです。これは不活化した抗原(ウイルスや細菌)に添加されています。なぜ添加されるのか?@免疫増強作用:抗原を保護する状態で血中に入り、長い時間、たくさんの免疫細胞と逢わせる。これによってたくさんの「抗体」を動物の体に作る。Aスローリリース:同じようなことですが、接種した部位から徐々に血中に放出してやる。 為のものです。
使われるアジュバントの主流は「オイル」(鉱物油)または「水酸化アルミニウムゲル」です、犬猫用の場合水酸化アルミは無いと思います、ワクチン接種を見たことのある方は、注射器の中白くなかったですか?あれがオイルアジュバントの色です。僕の本業の鶏では両方ともかなり種類があり、水酸化アルミ=昔からあるアジュバントで、接種ストレスが少ないが、高い抗体価を得るには犬猫と同じように2回接種が必要。オイル=接種位置によってかなりの接種反応が出るが、鶏の場合1回接種、水酸化アルミに比べて格段に抗体価は上がるという位置づけです。
なぜアジュバントで副作用が起こるのか?
皆さんはインフルエンザの予防接種(生ワクチンですが)などで注射した部位が赤くなったり、腫れたり、体の調子が悪くなったことはありませんか?ワクチンは生でも不活化でも完全に安全というものはありません。ワクチンに限らず、物理的に皮膚を貫通させて異物を打ち込むのですから大なり小なり炎症が起こります。アジュバントはこの局所の炎症を強く起こします、要は高い抗体を得る為の代償です。
鶏に関わっていると、常に「どうしたら、どのワクチンをどの経路から投与すれば一番ストレスが少ないか」を考えます、採卵の為の鶏は弱く、また感染症の数も半端じゃないのでそれも理由のひとつですが、犬猫の臨床でも年1回という短絡的なワクチンプログラムから脱却するべきではないかと思います。
犬猫に毎年のワクチン接種が必要か?
僕は自分の犬猫達、特にリスクのある場所での飼育の場合以外では、最初の1回のみで終わりです。逆にワクチンの頻回接種による副作用を気にします。
(詳しくはhttp://mikanlamu.exblog.jp/i5 で。猫の線維肉腫はアジュバントによる副作用を多くの獣医師に気付かせたきっかけと言われています。)


子犬、子猫の時期だけはあらゆる感染症に感受性が高いので、ワクチンの必要性はあると思います、逆にその時期を乗り越えれば、あとは無接種か3種などの最小限のワクチンを2〜3年毎で充分では?鶏では毎月数種類の感染症に対して抗体価を検査して、それに応じてワクチンプログラムを決めていきます。犬猫ではそこまでしませんが、例えば、状態が不明な犬猫と生活場所、行動範囲、散歩範囲を同じくする場合でも1年では再接種する必要は無いと考えます。データ的にも裏づけがあるようです。
なぜなら、大人になった動物にとってすべての感染症が致命的といえるでしょうか?一部の感染症を除いてNoです、飼い主が適切な治療、ストレスの緩和をしてあげることでそれを乗り越えて新たな自然抵抗力を手に入れます、そのための飼い主の愛情、日々の食事や運動の管理、サプリメントなどの免疫補助なのではないでしょうか?さらに、ワクチンを接種したからといってその感染症のリスクはゼロでしょうか?これもNoです、生ワクチンでは特に「病原性復帰」と言い、ワクチンに含まれる抗原自体が病気を引き起こす可能性もあります、人間の話ですが、去年もインフルエンザ予防接種を受けてそれが元でインフルエンザになって寝込んだ知り合いがいます。猫でも以前「猫白血病ワクチン」で多くの猫が猫白血病ウイルスの犠牲になりました。ワクチンによっては、接種によって一時的に白血球数が下がり免疫抑制状態になる物があったことが知られています。
長くなりすぎました、こんなところまで根気よく読んでくれた方いますか?
細かいことを書き出すと、まだ3倍くらい書けそうで怖いのでやめときます(^∀^)
無責任ですが、僕は犬猫獣医ではありませんので・・・あと地域的にリスクの高い(ある病気がよく起こっている)所もあるようです。地元の獣医さんと雑談がてらその先生がどんな考えか聞いてみて接種期間やワクチンの種類を考えてみてください。
日本はまだ、犬猫のワクチン接種率低いです。
3年毎くらいにして、接種頭数が増えればちょうど良いんじゃナイかなあ(^∀^)
なぜなら、大人になった動物にとってすべての感染症が致命的といえるでしょうか?一部の感染症を除いてNoです、飼い主が適切な治療、ストレスの緩和をしてあげることでそれを乗り越えて新たな自然抵抗力を手に入れます、そのための飼い主の愛情、日々の食事や運動の管理、サプリメントなどの免疫補助なのではないでしょうか?さらに、ワクチンを接種したからといってその感染症のリスクはゼロでしょうか?これもNoです、生ワクチンでは特に「病原性復帰」と言い、ワクチンに含まれる抗原自体が病気を引き起こす可能性もあります、人間の話ですが、去年もインフルエンザ予防接種を受けてそれが元でインフルエンザになって寝込んだ知り合いがいます。猫でも以前「猫白血病ワクチン」で多くの猫が猫白血病ウイルスの犠牲になりました。ワクチンによっては、接種によって一時的に白血球数が下がり免疫抑制状態になる物があったことが知られています。
長くなりすぎました、こんなところまで根気よく読んでくれた方いますか?
細かいことを書き出すと、まだ3倍くらい書けそうで怖いのでやめときます(^∀^)
無責任ですが、僕は犬猫獣医ではありませんので・・・あと地域的にリスクの高い(ある病気がよく起こっている)所もあるようです。地元の獣医さんと雑談がてらその先生がどんな考えか聞いてみて接種期間やワクチンの種類を考えてみてください。
日本はまだ、犬猫のワクチン接種率低いです。
3年毎くらいにして、接種頭数が増えればちょうど良いんじゃナイかなあ(^∀^)
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怖すぎる〜。



















