太陽に向かって

May 29 [Sun], 2011, 18:47
私はいつも通りに学校に行く。
すると「れーいな!久しぶり!元気してた?」
懐かしい声が聞こえた。振り向くとやっぱり。
「桔梗!帰ってきたんだ?」
「うん。あっち暇だし。」
「身長伸びたね。男子らしくなった。前は私の方が
 男子に間違えられてたのに。」
「うるせー。」
コイツは白川桔梗。幼なじみだ。
4年前に引っ越した。それからは音信不通で心配してたけど
こうやって話していると昔に戻ったみたいだ。
教室に行くと皆桔梗の事を話していた。
桔梗は一見優しいけど本当は超喧嘩が強い。
その強さは地元でも有名だ。ついでに族に入っていたらしい。
しかも1番強い夜龍に。夜龍と書いて、やりゅうと読む。
ちなみに私も夜龍の副長だ。桔梗が教室に入ると明るかった
雰囲気が一気に冷たくなった。先生でさえも震えていた。
でも顔が良い桔梗はモテていた。桔梗と私は一緒にいた。
するといきなり腕を誰かに引っ張られた。引っ張たのは禅だ。
そして「なれなれしくすんな。こいつは俺の彼女だから。
勝手に触るんじゃねーよ。お前の汚い手で玲奈が汚れるだろ。」
そう力強く言った。初めて見た禅だった。私の事であんなに怒ったのは。
桔梗は「別に俺がどーしようが君には関係ないだろ?彼氏クン?」
そう言って禅を挑発した。禅が動く。「やめて禅!お願い!やめて!」
私が叫ぶと禅は桔梗の隣の机を蹴った。机は倒れ、中の教科書が落ちる。
「き、きゃーー」女子の悲鳴が響き渡る。怖かった。
私なんか価値がないのにそんな私のせいで喧嘩をするなんて
信じられなかった。ごめんなさい。ごめんなさい。私はそう思っていたのに
喧嘩を止められなかった。そんな自分にも腹が立った。
でも決めたんだ。今私が喧嘩を止めに入れば私も一緒に喧嘩をするだろう。
だから私は喧嘩は本当にヤバい時にしかしないって。そうあの太陽に誓ったから。
だからしない。止めない。最低な私だけど好きでいてくれるかな?禅
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ローズ
読者になる
2011年05月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/chocolateice94/index1_0.rdf