ベイカーだけど江本

February 07 [Sun], 2016, 14:08
インプラント埋入手術では局所麻酔を使います。麻酔のために入院することはまずありません。麻酔が効きにくいケースや、血液系や循環器系の持病があるケースでは入院設備のあるところで、一晩様子を見ながら手術を行うこともあります。また、インプラントを支えるだけの強度を持った骨がないケースでは、第一に骨を形成しなければなりません。腸骨など自分の骨を削り出し、移植する場合、手術が二回以上になる場合や、入院する場合もあります。これらのどこかに当てはまる方は治療計画は、歯科医と十分に話し合って、慎重に決めていきましょう。
希望すれば誰でも、インプラント治療を受けられるとは言えず検査の結果を見て、これ以上の治療はできないといわれることもあるでしょう。でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「インプラントと義歯を入れるだけのあごの余裕がない」といったことであればもう少し粘ってみてください。歯科医が最新の技術を駆使できるだけの設備があればかなり困難なケースでも治療可能になっています。よく調べて、最先端の治療が受けられる歯科医院を探すことを勧めます。
欠損した歯が少ない場合、治療としてはインプラントとブリッジが考えられます。そもそもインプラント治療とは何かというと、あごの骨に開けた穴に人工歯根を埋入し、歯根が固定されるのを待って義歯をかぶせます。ブリッジ治療では、橋桁状の義歯をつけるために、両側の歯を一回り細く削り、その上から義歯のついたブリッジをかぶせるのです。口を開けたところを見ればどちらかというとインプラントが優るというべきでしょう。先に書いたように、ブリッジ治療では、問題のない歯を削らなければならないという辛い面があります。
インプラント治療では人工物を骨に埋入しますが、金属アレルギーが問題になることはほとんどありません。人工歯根は外科に使われるボルトやねじと同じ素材が使われています。チタンの他、セラミック、金といったアレルギーの原因となることはほとんどない素材を使っているためです。インプラント治療に保険が適用されることはまずありません。全額自費と考えてください。もし金属アレルギーの不安があれば手術の前に、歯科医に相談するのが一番良いでしょう。
インプラント治療を始める前にチェックすることとして、インプラントの土台となるあごの骨に問題がないか調べてください。既往症に歯周病、顎関節症があるとすれば、治療開始前にあごの骨の状態を完璧にするために、その病気を完治させるのは必須です。また、美容整形であごの骨に手を加えた方も事故を引き起こす可能性が増します。今は、このような病歴があるからといって治療の可能性はゼロにはならないのでまずは歯科医に全て話しておきましょう。
せっかく完了したインプラント治療も終われば後の手入れは必要ないと思うのは甘いです。デンタルケアを欠かさないことが重要です。毎日、しっかりブラッシングすることでプラークコントロールに注意を払い、さらに自覚症状の有無にかかわらず、歯科医の定期検診を受けることが、インプラント維持のために必要です。インプラントは虫歯にならないとはいえ、ケアが十分でないと歯茎に異常が起こり、歯周病などにかかることはよくあります。
インプラント手術の未経験者にとってかなりの痛さを想像してしまうでしょう。インプラント埋入手術を受けても、痛さを心配する必要はありません。麻酔が効いたことを確認した上で手術するのが普通だからです。麻酔が切れた後で、腫れてきたり痛みを感じることもあります。頓服の痛み止めが処方されるため激しい痛みが長く続くことはあまりありません。
インプラント治療も医療行為ですが、保険適用になることはまずありません。全額自己負担が普通ですが、しかし、医療費控除の対象ではあります。確定申告することではじめて、医療費控除の対象になり治療費を収入から引くことができます。確定申告で医療費控除を受けたい場合、治療のたびにもらっている領収書が医療費の支払い証明になるのでなくしたら再発行はできないと考え、暦年で申告することになるので、保管しておいてください。
手術が成功し、義歯が使えるようになってインプラント治療が終了しても歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならずその都度、費用がかかります。普通は、三ヶ月に一回のペースで定期検診に通うのが一般的です。この定期検診に必要なお金は基本的に保険が適用されるのでたいていは三千円程度に収まります。従って、年間1、2万円くらいの維持費を見込んでおいてください。
手術によって、人工物であるインプラントを体内に埋め込むので手術が無事終わっても、患者さんのほとんどは違和感を感じるのが普通です。腫れが引いた頃には慣れてきますので、腫れが気になっても、舌などで触るのは止めてひたすら辛抱が大事です。もし、十日以上経っても全くなじんでこない場合や、痛みが激しかったり、腫れや出血が治まらなかったりする場合は、原因を突き止め、治療しなくてはなりません。我慢しなくて良いので、歯科医の診療を受けましょう。
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