あの映画 

August 07 [Sun], 2016, 0:05
3年ぶりの鑑賞
捉え方も感じ方も何もかもきっと違う
こんなに純粋には戻れないし
ただ憧れていた少女のような私ももういない
でもやっぱりこの作品が好きだ

幼いからすれ違って
従順だから傷ついて
ただそばに居ることが
最小限なのに最大限の
原動力だった

忘れたくない脆さと温かさ

また何年かしたら紐を解いてみよう


仲が良い 

July 11 [Mon], 2016, 0:20
仲の良い親子ですね

昔 電車の中で並んで座っておしゃべりをしていた私と母に
そう声をかけた人がいた

私も母も無自覚で普段どおりの気取らない会話をしていたので
なにをもって仲が良いと判断されたのかわからなかった

でも何となくふたりともそれを覚えていて
いまも時々話題になる

きっとそれが親子の当たり前ではなかったのだ

大人になるとわかる
親子だから仲が良くなるわけでは必ずしもないし
分かり合えない相手が親だったり子だったりもする
血のつながりだけで 同じ家で生活を共にしただけで 仲良くなるわけではきっとないのだ


君たち仲が良いね

最近私と息子が夫に言われた
本人たちはやはり無自覚だったが
時折顔をあわせる夫にとってはそれが どこか新鮮で
いつも一緒にいるふたりでなければ出せない雰囲気だったのだろう

言われたその時よりも 後から振り返ってつい笑みを浮かべてしまう

だって毎日ケンカばかりだ
特に言葉が通じるようになってからは
端から見たらこんなことでこんな小さい子どもに腹を立てて声を上げて
ばかみたい
大人げない
こんなに自分は口が悪かっただろうか
こんなに心が狭かっただろうか
生まれたての赤ちゃんを抱いた時
こんな親に自分がなるとは思わなかっただろう
もっと優しくていつも笑っているママが良い
いつも仲良く遊んであげたい
失敗もいたずらも上手に赦してあげたい

でもいつもいつも そんな願いとは真逆だ
子どもの前でうまく笑えない日もある
理解できない子ども相手に本音をぶつけて後悔する日もある
ほんの少し手を止めれば 立ち止まればきっともっと素敵な笑顔が見られるのに
それができない日ばかり

母親になってから色々なことを諦めて
色々なことを学んで 乗り越えて
たくさん笑って たくさん泣いて
そうやって生きてきたことに
少しばかりの自負はあっても
今の私にはこれしかないという観点から見ると
物足りないというか 頼りないというか
何だかうまくやれていないような気がして
ふーっと深いため息をつく

それでも日々は過ぎ
それでも母親に向かってくる子どもの姿があり
でもやっぱりそれは当たり前なんかではなく
日々のつながりや積み重ねの中で繰り返される奇跡の羅列で
いつまでも続くようで いつの間にか形が変わってゆくものだ

今苦しくて投げ出したいものが
実は愛おしくて手放せないものになったり
今大切にできていないものが
本当はものすごくかけがえのないものになったり
どんな場所で生きていてもそうだろうけれど
子どもとの時間は 特にそんなものに思える

だからこそ
私には何よりの褒め言葉に思えた

いちばん近くで私と息子を見ている人に
仲が良いと言われたこと
きっと至らないことだらけで やるせないことばかりで
いつかは○○ちゃん家の子になりたいとか言われてしまうのではないかと思うくらい
うまくいかない日があったりする

こんなママでごめんね
もっと温かくあなたを包みたかった
もっと優しい言葉をあなたにかけたかった
こんな風にしか愛を伝えられなくてごめんね
そうやってひとり落ち込む日さえ何度となくあった

でも今のところ
本当に今のところだけれど
それでも仲が良い親子だと見てくれる人がいる
内情をたくさん知っていても
前向きに見守ってくれる人が

ポンコツのお母さんでも
今日も ママ と駆け寄って
頭を撫でてくれる子どもがいる

与えるばかりだと思っていた愛が
跳ね返ってくることに戸惑いながらも
失敗ばかりの日々に狼狽えながらも

あなたのそばにいられることを幸せに思います
Happy Birthday



新ステージ第4ラウンド 

April 19 [Tue], 2016, 18:33
そろそろ新ステージの『新』はいらないかもしれませんが
遅ればせながら、新年度もよろしくお願いいたします!

教師を退いて3年が経ちました。それでも未だに訪ねてきてくれる卒業生や知らせをくれる教え子がいます。
6年勤めた職場にも大切な仲間がたくさんいます。
とてもとても幸福でありがたいことです。

一方で、子育てを通じて得た仲間もいつのまにかたくさん増えました。最近では子ども同士で一緒に遊んだりお喋りをしたりする場面が多く見られるようになり、成長を嬉しく感じます。
まだまだ甘えん坊の子どもも、だんだんと泣かずに意思を言葉で伝えたり、大人の教えを理解したり、自分なりの決まりごとで動くことができたり…拙い中にも進歩が垣間見えます。

2歳、3歳は子育ての第一関門と言われますが、我が子は赤ちゃん期に大変な部分のポイントを稼いでいたため、今の方が子育てを家族で楽しめているように思います。(嵐の前の静けさなのかもしれませんが。笑)

そして夏には新しい家族を迎える予定でいます。
家族の広がりを楽しみに、また0からのスタートを切れるように頑張ります!!

身重ながら身軽なうちに(伝わりますか。笑)、皆さんに会いたいと思っています。
お誘いが行きましたら、快く受けていただければ幸いです。

それではまた近いうちに!




limit & promise 

March 06 [Sun], 2016, 12:04
時に考える
自分の持てる力で 一体どのくらいのことができるのか

どのくらいの人生を支えられるか
どのくらいの話に耳を貸せるか
どのくらいの手を握りしめられるか

私という小さな存在が少し動いたところで
果たしてどのくらい世の中のことが動くだろう
そこにいたのが私でなくても
社会は変わらず営みを続けている

私が何もしなかったとしても
きっと誰かがその分かそれ以上の働きをする

その程度なのだろうに
自分の使命だなんて思って
骨を折る真似をしようなんて
本当は滑稽なのかもしれない

自分の限界を考える
他者との約束を思い出す

それを秤や物差しや色々な道具で試して比べて
私の行動に指令を出す


きっと何も変わらないと
投げ出すことができれば
今とは違う場所にいる
今とは違う私がいる

もしかしたらもっと人気者だったかもしれないし
もっと人生成功していたかもしれない
もっと色々な景色を見て多様な価値観を持てていたかもしれない

その逆に
今持っているものの半分も持っていなかったかもしれない
呼び止めてくれる人がいなかったかもしれない
携帯を置き去りに何日も出かけても困らなかったかもしれない


そう思うと一気に浮かばなくなる
私以外の今の私
これ以外の人生を選んだ私
後悔がないなんて嘘だし
未練も憧れもしっかりとある

けれど自分の定めてきた限界と
守り育ててきた約束に
首を傾げることもない


大丈夫 心に刻んで忘れない約束を
胸を張って果たしに行こう

きっとそこに微笑んでくれる人がいる
受け入れて手を取ってくれる人がいる

大切な約束
あといくつあるだろう

そうこうしているうちに
新しい約束が増えていく

それってすごく幸せなことで
それが減っていく人生はまだ
考えないでおこう

生きるために必要な
限界 と 約束

どうか私の大切なかの人にも
それを絶やさずにいてほしい

発展 

January 27 [Wed], 2016, 0:33
築いてきたものが
振り出しに戻り
完成したように見えたものが
発展途上に戻る

そこに働く力が自分ひとりのものでなく
多くの手で作り出されたものと知りながら
まるで自分だけ取り残されたかのように絶望する

そもそも成り立たせていたのが
自負や経歴や地位であったとして
少しの努力と投資と犠牲があれば
上向きにすることが容易で
恐らくそういう強固なものに
安心感を抱いていた

自ら手放さなければきっと
この立ち位置を変えずに済むから
それなりに求められて
それなりに応えていられるから

それがすべて真っ新になり
ゼロの地点に立たされたとき
それまですがっていたものも
身につけたとひとりよがっていたものも
いかにささやかであったかと気づく

ひとどころに停まれたなら
きっとこの地を固められるのに


発展途上ですごく曖昧な場所にいると
そんなことすら望んでしまう

でもこの場所がもしも
完成に近づくのなら
絶望は希望に変わる
手放したいくつかのピースを
取り戻す勇気も持てる

切符なのか鍵なのかわからないが
そのカードのようなものを
手に入れたような気がする
ようやくここで


そして居場所がどこにあろうと
私が私で居られること
呼び名が変わろうが
生き方までは変わらない
魂まではどこにも行かないのだから

支えてくれる
見守ってくれる
差し伸べてくれる
多くの愛に 感謝



2016年
遅ればせながら
今年もよろしくお願いします

命の理由 

December 07 [Mon], 2015, 1:48
母になって理解したつもりだった
想いを知って何度も泣いた

けれど本当は半分も分かっていなくて
どんな思いで悲しみを乗り越えて
どんな覚悟で突き進んできたのか

過ぎらない筈はない
私で掻き消される筈もない

それでも沢山の痛みとともに
私に寄り添うことを決めたのだ

こんなにも強くて勇ましい選択を
他に私はきっと知らない

虚勢を張ったところで
私には同じ決断を下すことなんてきっとできない

いくつになっても
どんなに経験を積んでも

たったひとつの勇気に
たったひとつの奇跡に
一生頭を上げることはできない

ずっとずっと敵わない
それで良い

せめて授けてもらったこの身を
大切に営むことが
私に課されている最幸の重責

どうか遠くではなく
近くから見ていてください
できるだけ永く

誰も何も失わずに
生きるなんてできないのだろうか

あんなに笑顔のあの人でも
あんなに輝くかの人でも
どうしても拭い去れない涙を抱えて生きている

命は尊い
何があっても 守る

太陽が沈む 

October 30 [Fri], 2015, 17:28
たぶんほんの一時

この瞬間を過ごすのに必要な相手 というのなら

過去に出会った貴方でも
これから出会う貴方でも

いま共に生きていなくても
きっと今より楽しく過ごすこともできるでしょう

あの人のあの笑い方が好き だとか
この話はあの人ととしかできない とか
あの人ともう一度あの場所に行きたい とか

潜在的にも 顕在的にも たぶんそういうのが沢山ある


動かなくても 届かなくても
想うだけでも 思い起こすだけでも

時折それがふわっと浮かぶことはいつまでもある


けれどそれをグラフのようにして
全部総合して決めるわけじゃない

どんな時も居心地が良いからという理由で
居場所を選ぶわけじゃない


不思議なもので これはやっぱり
理屈じゃない きっと


今日という日の太陽が沈むのを
見守る場所というのは




月も見えない夜 

October 15 [Thu], 2015, 0:19
何も持っていなかった頃には戻れない分
何かを手に入れるために犠牲にするものが少なくなった

それは単に切り捨てた選択肢が増えたのかと思っていた
けれど実は真逆に近い状態であった

分岐ごとに課された課題に追われ
努力したり情報を集めたり自分を磨いたり
そういうことから一歩引いたところにいる自分が
少し取り残されているような気がして悲しかった

本当はもっと輝ける場所があるのでは
本当はもっと待っていてくれる人がいるのでは
考えてしまえばそんな気にもなってしまった

端から見たら取り残されているのかもしれない
足踏みをしているだけに見えるかもしれない
停滞して立ち止まって燻っているようにすら見えて
勿体無いとかブランク(空白)とかそんな言葉が自分に向けられる

社会への復帰とは何か
いま生きている社会に自分は参加していないとでも言うのか
新しい生命を社会に送り出しひとりで歩んでいくまでの長い長い道程に寄り添う大人たちが
本当に取り残されているのか

一人前にお金を稼ぐことが利で
自分の時間とお金を誰かに費やすことは損なのか

疑問に思う言葉ばかり耳に入る
大嫌いな言葉が増えていく

だから気づかないうちに自分も暗示にかかり
いつの日か少し可哀想に映る いや少なくともそのように扱われている錯覚にすら陥る

そうさせているのは社会かヒトか
理解が共有化できないという事態にあるだけなのか
答えはどれでも当てはまる時もあればどれも当てはまらない時もある
見る角度によって違うものだから

そんな怒りにも似た疑いと
諦めにも似た身の振りのおかげで
随分と回り道をしたのかもしれない

しかし実は長い夜の闇に紛れてしまえば
個である自分がいま新しい場所を歩いていることに気づく
歩き慣れた道も 置かれた境遇や抱えている状況によって変わる

私が切り捨てたと思っていたものは
大抵は再び拾うことができるもの
完全に処分したものではなく

私が空白と思っているものに
実は実体が存在し

荷を背負い 身を削ろうとも
確実に前よりも身軽に前を見て進む自分に
もっと早く気づけばよかった

いやいやきっと
この段階まで来たから見つめ直せだだけなのかもしれない

そして私に色んな言葉を向けた人達に
密かに負け犬と笑っている人達に
張り合えるだけの力はつけて来たと

あの日々を知るこの道が教えてくれた
道標をもらってまた走っていけます

魔法にかかれるという特技 

September 26 [Sat], 2015, 19:09
例えば誰かの違う一面を見つけた時
いつになく真剣な顔を見つけた時
自分にはない素晴らしさを感じた時

空に羽ばたくものを見た時
清々しい笑顔を見た時
胸を打つような言葉を聞いた時

純粋な涙を受け止めた時
瞬きを忘れてしまうほどに素敵な時間に立ち会った時
時間を忘れてたったひとつのものを追う時


どんな些細な瞬間でも良いのだけれど
その時はきっと 魔法にかかっている時

私がかかったいくつかの魔法は
今もいまも続いている

生きる場所や時の流れが変わっても

そしていまでは子どもと共に
また新しい魔法にかかっている

そうやって増えていくものだとは思わなかった

魔法にかかっても
いつか醒めてしまうと思っていたから

醒めない夢があって
醒めない魔法があって

それを信じることもまた
ある種の魔法にかかっている証拠

そしてピーターパンみたいに
幼さを残したこの
魔法にかかれる というところが
生き方をメルヘンにしていたとしても
嫌いではない特技である

そういうところが多分にある家族に育まれて
そういうところが多分にある家族を築いているところ

浮世離れしない程度に
楽しもうか いまを

たとえば恋など 

July 16 [Thu], 2015, 1:38
たとえば恋などしてみたとして
その恋がどれだけ一過性で
どれだけ刹那的で
どれだけ愚かだったとしても

10年、20年経ってからも
あの時 相手を求めた理由が説明のつくものなら
いや 上手く説明がつかなくとも

たぶんそれは恋なのだ


恋に恋するなんてことがあったとしても
恋をできない相手とは決してしないのだから
やっぱりそれは恋なのだ

たとえほんの数日で途絶えたとしても
長く続いたのちにきれいな終わり方をしなくとも

相手に必ず何かを残して去っていく
そんな恋をした頃が眩しくもあるけれど

たぶんもう恋をしないと思うと今は
寂しい というよりも ほっとする
もうあんなドキドキやハラハラやズキズキを経験しなくて済むかしら
相手の言葉を待って待って待って 夜も眠れないこともないかしら

自分なりにきちんと恋をして
精一杯あの時を生きて
だからたぶん寂しくもないし
未練もない

そしてたぶん
恋どころではない部類の人の仲間に
もう入れてもらっているから
もともと薄っすらな魅力の魅の字も
きっと消えている

敗北だと語る人があったとしても
私は違うと胸を張る

大丈夫 ちゃんと恋をしたんだもの
その結果 いまここにいるんだもの

ああ不思議
そんなこんなで人生の3分の1
人生をかけた恋に費やして
その比率が下がることはなく
むしろ上がり続けることを知っている
恐ろしや ありがたや

明日は記念日

Happy 8th Anniversary!! June, 2013
2016年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
★みんなのコメント★
アイコン画像chihiroad*
» 9周年と雨の季節 (2014年06月14日)
アイコン画像まきこ
» 9周年と雨の季節 (2014年06月10日)
アイコン画像chihiroad*
» 100ヵ月 (2013年12月02日)
アイコン画像まきこ
» 100ヵ月 (2013年11月26日)
アイコン画像ちひろーど
» 家族 (2013年10月07日)
☆カテゴリアーカイブ☆
Yapme!一覧